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2012年10月

おにぎりでランチ

120918_154342おだむすびのおにぎりです。
お茶は、家から持参しました~
中身は、甘くない紅茶に、甜茶とポカリを少し足したもの。

120918_154452色のきれいな高菜のおにぎり~
中身は柴漬けです。

それと、これは明太子だったかな?
中身の写真を撮っておかないと、
確かじゃなくなりますね~。
120918_154504
おかず3品のセットをチョイス。
光っちゃってるのは、きんぴら。
こういうとき、ひじきはよく食べます。
鉄分、補給に~
手前はカボチャ。
身体に良さそうでしょ。

120918_154519お味噌汁も大抵付けますね。
軽いけど、バランスの良い和食に。
美味しかったで~す☆

「霧のむこうのふしぎな町」

柏葉幸子「霧のむこうのふしぎな町」講談社青い鳥文庫

いろいろな版で出ているロングセラー。
有名なシリーズの1作目です。
子どもの頃に読みたかったな~。

大人でも十分、読めますよ。
大人なら、さらっと気楽に。童心に帰って、わくわくと。
楽しい出会いにちょっとした驚きと冒険、経験値が上がる夏休み~心温まります。

小学6年生のリナは、父親に「長野へ行くなら霧の谷へ行けばいい」と勧められます。
駅についても迎えはなく、交番で聞いても今はもう住んでいる人もいないかも知れない、そこへ行く人は珍しいという。
それでも、行ってみると…

山の上に突然現れた不思議な町。
赤やクリーム色のかわいい洋風の家が並ぶ「めちゃくちゃ通り」は、魔法使いの子孫が暮らしている町でした。
ピコット屋敷にたどり着くと、そこは下宿屋。
ピピティ・ピコットという小さなおばあさんに、「はたらかざる者、食うべからず」ときびしく申し渡されるリナ。

屋敷に下宿している住人達は、発明家で気の良いイッちゃん。
掃除や洗濯をしているというキヌさん。
ビヤ樽のように太った名コックのジョン。
そして、ジェントルマンは、金色の毛と緑色の目をした大きな猫。

次々に町の家を訪ねて、そこの手伝いをして働くのは面白い経験でした。
まずは、本屋のナータさんのところ。
おむかいにはトーマスの店があり、口の悪いオウムのバカメがいます。
せともの屋のシッカさんのところでは、店の掃除をして、壺や皿を磨くことに。
その中には、魔法で姿を変えられていた虎も。
これが大人しい虎で、もとはサーカスにいて、タマという名前なのでした。

おもちゃ屋のマンデーさんのところにも。
ここにはサンデーという男の子もいて、タマと仲良くなるのです。
でも、サンデーはお面をつけたきり、はなそうとしない…?

白地に赤い水玉で、ピエロの頭が柄になっているお気に入りの傘。
といった小物も魅力的。
リナの父も子どもの頃に、来たことがあったのだ…
すっかり仲良くなった人たちと、別れの時が来ます。
楽しい思い出を胸に。

宮崎駿さんが影響を受けたというのもよくわかります。
著者は1953年岩手県生まれ。

かぼちゃのモンブラン

コージーコーナーのケーキです☆
この間から、モンブランが食べたくて。
121027_191230ちょうどハロウィンの時期だし~
かぼちゃのモンブランにしてみました。
121027_191903かぼちゃのペーストの中は、
ちょっと栗が入った生クリーム。
下の大はチョコレートの入ったケーキ。
他に、紫芋とさつまいものモンブランがあってね。
意外に、シンプルな栗のモンブランがありませんでした。
121027_191132それで、栗をつかったケーキも。
実は3個で割引というのをやってたの~。

121027_191539ほうじ茶…
紅茶のケーキみたいな口当たりだけど、
しばらくすると、紛れもないほうじ茶の味がします☆
121027_192314栗とプリンのケーキだったかな?
名前についている割にはプリンの部分が少なくて、
あまり柔らかくないプリン。
ま、柔らかかったら崩れちゃうでしょうけど。
こういうのは、洋菓子の原点みたいな感じで、
好きですね~。

「ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”」

君塚直隆「ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”」中公新書

ヴィクトリア女王の若き日を描いた映画をテレビで見た後に、読んでみました。

19世紀イギリスの繁栄期に64年近くも女王の座にあったヴィクトリア。
「君臨すれども統治せず」という言葉もあったため、政治にはあまり口を出さなかったような印象がありますが、実際はそうでもなく、かなり熱心だったという実像を紹介。
女性であり、若くして即位、9人の子だくさんで家庭的なイメージといったあたりから、実際よりも政治的でないと思われているそう。

王家の跡継ぎがいなくなりそうだった時期の問題から始まり、結婚出産ラッシュ。
しかし早世した子もあって、四男の娘ヴィクトリアしか跡継ぎはいない事態に。
ヴィクトリア自身は伯父にあたる王に気に入られていましたが、母親ケント公妃はドイツ人だったために王に信頼されていなかったいきさつも。

首相や大臣達との対立や交流ぶりが具体的に。
メルバーン首相を師と仰いで信頼しましたが、政権交代がおき、身近な女官も取り替えなければならなくなって、当初はこれを拒否したために揉めることに。
メルバーンは妻子を亡くした後で、父娘のようだったらしい。

ディズレーリやグラッドストン、名前は覚えていたけど、詳しいことはすっかり忘れていたので、また印象が変わりました。
自由主義のグラッドストンとは仲が悪く、ヨーロッパのもめ事に不干渉な態度を無責任と感じたらしい。世間にも不評となって辞めたがまた復帰、長年勤め上げて辞めたときにも冷たい態度だったとか。

女王が拡張政策に熱心だったという一面も。
長女のヴィクトリアがドイツ皇太子(後の皇帝フリードリヒ3世)と結婚したため、ドイツとも縁が深かったのですね。
ビスマルクを嫌っていましたが、対面したときに互いに印象が変わったという。
ロシアのことはかなり警戒していて、ロシアが帝国であるために、一つランクが低い「女王」というだけでなく張り合える「インド女帝」の称号を望んでいたとも。
(1872年に女帝の称号を得る)
子どもや孫が各国の王家と縁を結んだので、ヨーロッパ一のゴッドマザーになってゆく。

1861年、42歳の時に最愛の夫アルバート公が亡くなってしまう。
その後は、生涯喪服で通したため、政治に関心を失ったと思われてもいます。
実際に10年ほどは国民の前に姿を現さなくなったのですが、離宮で静養していても書類は持ってこさせ、政務には関わっていたそう。そして、10年ほどたってからは、やはり国民の前に出なければと思うようになったらしい。
黒い服で通しましたが、子どもの結婚の時には白いベールを付け、在位50年の時には黒いドレスに銀の刺しゅう、60年の時には金の刺しゅうをしたとか。

長男で跡継ぎのバーティには失望していて、30になっても何も実権を与えなかったのは失策だったと批判的に書かれています。
確かにバーティは、大学を中退してしまった遊び人ではあったんですね。
自身が喪に服している時期には、バーティに何かさせた方が良かったかもねえ。

1893年には、ロシアの皇太子ニコライ二世がロンドンを訪問。
バーティの次男ジョージ(後のジョージ5世)の結婚式に出るためでした。ニコライとジョージは母親同士がデンマーク王女で姉妹という従兄弟で、そっくりだったという。
翌1894年には、皇帝になったニコライ2世と、女王の孫娘のアリックスが結婚。
後にロシア革命で倒された一家ですね。皇帝の方が格が上なため、結婚式はロシアで行われました。
結婚相手が公国の出だったりすれば、結婚式はイギリスで、ということになる。
面白かったです。

女王は、1901年1月に81歳で死去。
世紀の葬列を夏目漱石が目撃したとか。ちょうど留学していて、下宿の主人の肩に乗ったんだとか。
自分の整理のために~年号など含めてメモしておきました。
2007年発行。

黒ブラウスのおてんばさん

121027_222206長袖が着せたいなぁ~と探していて…
こんなブラウスを着せてみました。

黒に白のフリルがクラシック☆
アゾンの製品です。

121027_222355モデルは、momokoのおてんばGraduationさん。

うちでの名前は春海ちゃんです。

121027_222602似合うかな?

「早春のマリーナ」さんの
スポーティなボトムスで~
ちょっと甘辛バランスな着こなし。

121027_222729黒は撮影が難しい~…
切り替え、わかるかな?

121027_222657…春海ちゃんが着ると、
ちょっと男装の麗人ぽい?

このブラウスは前に、
ジェニーフレンドのたまきに
着せたことがあります♪

「生きていてもいいかしら日記」

北大路公子「生きていてもいいかしら日記」PHP文芸文庫

アラフォーの独身女性の気どらない生活を面白おかしく。

結婚した妹は隣に住んでいて、子どもの幼稚園のママ友が送り迎えに来るのに良く出会うが、「あのお姉さんは一体」と皆の質問が妹に殺到するとか。
隣に佐藤浩市が越してきたらと妄想したり。
父が山菜を採ってきて料理してくれた日、夕食時には家におらず、夜中に帰って水につけてあった山菜に足を突っ込んだり。
好きな物は昼酒、嫌いな物はキティ。

「胸の立場がない」は、10日ほどの入院生活をしたとき。
手術が終わった後、看護師さんに「いびきかいてませんでしたか」と詰め寄ったという。
すごいいびきをかいているのではという不安があったらしい。
ところが手術着がゆるくて胸が丸見えになっていて、妹がお姉ちゃんそれどころじゃないだろうと思ったとか。

「人生の不思議」は、友人の一人が恋人に別れを告げられていた日。
別の友達には、孫が生まれていた。
自分には何もない…もう少し神様がちょうど良くしては貰えないもんだろうか?という話もテンポ良く。

「人生を変えた偉人伝」は、子どもの頃読んだキュリー夫人の話。
キュリー夫人が困窮していたときに、親戚が肉を食べさせてくれて、元気が出て研究に戻ったというエピソードがあったのだそう。
「どれだけすごいんだ、肉」と思うようになったとか。西洋人は肉を食べているから強いのだと何かにつけて。

キティちゃんが嫌いだと公言したら、なぜかキティグッズを貰うようになり、溜まってしまった。嫌いも好きのうちだとか、そのうち好きになるだろうとか思われて。貰った物は簡単に捨てられずに困ることに。

くだらないことを書き続けることで、どこかで安心してくれる人もいるのではないかと、後書きインタビューに。
著者は北海道生まれ。
大学卒業後、フリーライターに。
サンデー毎日に2006年から連載。

二つ折りでも

120615_213010ほとんど二つ折り状態で
身繕い中。

うちの猫・みゅんです。

120615_213034前屈もらくらくだね~☆

120615_213232後ろ足も、
背中の向こうまで上がるし~

120615_213645足の指の間も
舐められるし~



120615_213332背中だって、
届いちゃう!
ヨガのポーズも、
きっと何だって出来るね?
120615_213632
「そりゃ、そーさ」

…あ、でも、猫背は治らないかも♪

みゅんの状態は、おかげさまで落ちついております。
療法食だけでやっていける子なら、安心なんですが…
それが出来ないので~
療法食だけだと一日にふた口ぐらいしか食べなくて
水もろくに飲まない有様、しかも薬ははき出すし…
お医者さんにも、それじゃ他の病気になると言われました。
安心させるために好きな高齢食をちょっとあげて、
療法食も少しは食べるように持って行っています。
療法食を食べない猫用のサプリもつかってみています。
これが美味しいらしくて、ロイヤルカナンのに小さく切って混ぜると、
食べてくれます。
はらはらですけど、今は何とか…
毛艶も良くなってきました。

「サクソンの司教冠」

ピーター・トレメイン「サクソンの司教冠」創元推理文庫

7世紀アイルランドの修道女フィデルマが活躍するミステリ。

初めてローマを訪れたフィデルマ。
所属する修道院の目録を、ローマ法教皇に認めて貰うため、という使命をになっての訪問です。
フィデルマは20代後半で、弁護士資格も持つ、さわやかな美女。
前作で出会ったエイダルフ修道士の一行と共に、ここまで無事に旅をすることが出来ました。

ところが、ローマの地で、事件が勃発。
カンタベリー司教に決まっていた人物が、殺されたのです。
ローマに奉納するはずの宝物が、盗まれていました。
アイルランド人の修道士が不審な行動をしていて、すぐに逮捕されましたが、事実関係が確かでないと、アイルランドとサクソンの間に戦いが起こりかねない事態に。
フィデルマはエイダルフと共に、捜査に当たることになります。

ローマには、各国からの訪問者が滞在していて、国際色豊かな場となっていました。
次期カンタベリー司教の座を待ち望む野心家の修道院長や、そのまた後を狙う修道士。
ケント王妃の妹で権高な尼僧院院長など。
それぞれの下で働く修道士にも、個性があります。

フィデルマとエイダルフは、互いにほのかな好意と強い信頼を抱いていますが、今回の事件ではちょっと意見が分かれる。
犯人は自明だろうと考えるエイダルフ。
その思いこみにやや苛立ちながら、正確に一歩ずつ進めようとするフィデルマ。
言い争いになると~いたずらっぽい笑顔で空気を変えようとするフィデルマは、ちょっとツンデレ?
フィデルマの方が正しいとわかったときに、エイダルフが怒らずにむしろ嬉しそうなのが印象的です。

エイダルフはサクソンの修道士で、ケルト系のアイルランドとは修道院のやり方にも違う部分があります。
サクソンというのは、当時のイングランドの支配階級といった感じでしょうか。後にノルマンに征服されますが。
どこの教会もローマに発しているので、ローマの権威は認めていますが、各地の風習と融合して独自に展開した部分もあるのですね。

フィデルマの過去の恋愛の話なども出てきます。
若い頃に恋人が出来たが、その別れの苦しみがいまだに完全には治っていない。
その後も何度か短い付き合いはあったという~修道女とも思えない発展ぶり。
優秀さが仇となって、やや恋愛経験の少ない現代のキャリアウーマンと、まったく同じ?!
意外に近いのだと言いたい設定なのでしょうか。

何冊も翻訳されて出ている人気シリーズですが、これ実は長編2作目。
1作目がこの前に発行されました。
長編の1作目、2作目は日本人にはとっつきにくいであろうと後回しにされたようです。
1作目は有名な公会議が舞台で、欧米の人なら元々ある程度知ってはいるんでしょうね。有名といっても日本人にはねえ…

当時の修道士や修道女は、結婚も出来るんですね。
僧院長など高い地位の場合にだけ、独身が奨励されていた。
最初から男女が一緒に暮らして、集団で子どもを育てるシステムになっている修道院さえある。
しかもアイルランドでは意外に女性の地位が高く、資格を取れば同等に働くことが出来る。これはローマ人には驚きの制度のよう。
フィデルマは弁護士資格を持ち、それが裁判官も出来る高位のもの。
しかも実は、王家の血筋という無敵な設定。
利発な少女は、師に可愛がられたのでしょうね~。

でも、出向いた先ではアウェーなので、孤軍奮闘あちこちで偏見にさらされるんですよ~。
そのへんもある意味、現代的?
依頼に応じて、難題に立ち向かい、捜査のために馬車を走らせて危険な土地や洞窟にまで赴き、時には大立ち回り!
偉そうにしている方々にはない能力を駆使して。
ついには、フィデルマの裁定を認めさせるのです。
今回も、助手を務めるローマ人の衛兵隊の小隊長が、次第に感服した様子になるのも面白い。

癖の強い登場人物がそれぞれに欲望に負けたり、馬脚を現したりする中で、フィデルマの清新さが一筋の希望のように感じられ、さわやかな後味を残します。
1995年の作品。
2012年3月翻訳発行。

改行が表示出来なくなってしまいました!
間違って触れたら、戻せなくなって…
ズレを補正出来るとかいうアイコンなんだけど。いらねー!crying
もう一度押したら戻せるようにしておいて欲しかった。
う~ん…??

あ、最後のだけ改行出来てる?

ツールバーで指定を解除してみた!のに…??

「快適生活研究」

金井美恵子「快適生活研究」朝日文庫

手紙や饒舌なお喋りなどで、いきいきと語られる~おかしな人間達。
そんとく問答、よゆう通信、『古都』、隣の娘、地下室のメロディー、快適生活研究という章立て。

母親に頼まれて、純江という女性の様子を見に行かなくてはならないと姉に愚痴る娘。
純江さんとは、母親の桃代が16歳で肋膜炎になったときに、家に手伝いに来たネエヤ。夜学に通うお手伝いさんだったのです。
後に資産家の後妻に入り、目白に夫婦で住んでいましたが未亡人に。

祖母が夫を亡くした後に、生涯の友である二つ年下の純江さんと一緒に住みたいと言いだして、実際にしばらく目白に住みましたが、祖母が入院してしまい、退院後はマンションに引き取ることになったのです。
ゴチャゴチャした話に思われるかも知れないけど、こんなんは序の口。
実人生にあり得そうな~こまごまとした描写の味わいが、何とも面白いの。

「よゆう通信」なるものを知り合い何人かに送りつける建築家のE氏。
自己満足しているタイプで、まわりには割を食う人間がいるのですが。

超オールドミスなどと他の人には表現される手紙魔のアキコさん。
Gという男性と結婚した真理子という女性に手紙を書き続けます。
学校の時の友達で、若い頃にも文通していたという関係はいかにもありそう。
H・Aという女性が暮らしていたマンションを、真理子の紹介で買ったのでした。
荷物がトランクルームに残っているのをどうするかという相談のための手紙で、ついでに延々と日常生活が語られます。

H・Aさんにやっと連絡が付いたかと思ったら切れられたといういきさつ。離婚のためにマンションを手放したので、夫の愛人かの電話かと勘違いしたためでした。
アキコさんはお嬢様育ちで独身でしたが、ここへ来て一変!Kという男性と結婚したのです。
このアキコの手紙が長々と自分のことを喋り続け、あまり悪気はなさそうだが時にはちょっと意地悪。だんだん友達が減りそうだけど、妙に面白くて。
ぎゃあ、もうやめてーってぐらい、笑っちゃうのです。
そして、この登場人物達が、お寿司屋で遭遇したりと交錯します。

後書きも傑作。
「小春日和」「彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄」「文章教室」「道化師の恋」と輪舞のように登場人物がかぶっているそう。
2006年単行本発行。

10月の庭

121005_144052今年は、10月1日に彼岸花が咲きました!

いつも、お彼岸には必ず咲いていたの。
早めに咲いてもお彼岸までは残り、
咲かないなと思っていても当日には咲いているので
感心していました。
121005_144117猛暑が長引いたので、さすがに狂ったようですね~。

これは数本の花が寄り集まった所です。

121005_144338こちらは、サルスベリ。
7月に数本咲いた花を取った後、
久しぶりに切りつめてしまったので~
8月は花がありませんでした。

121005_1443039月には盛り返して~綺麗に花がつきました。
さすが百日紅と書くだけあって花期が長いです。
こんな大きな花房はもうないですけど~
今でも少し、咲いていますよ。

121003_161605こちらは庭の雑草畑~
一週間で倍増しますweep
前は芝生だった所ですが…
春はシバザクラとパンジーが咲いていました。
手前のドクダミの勢いが凄いです。
あとは、カタバミ、アキメヒシバなど…
121003_161635花のあるあたり☆
今はポーチュラカですね。
これ、ハナスベリヒユともいうそうで~
雑草の方のスベリヒユも馴染んでます~。

「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」

ジョアン・フルーク「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」ヴィレッジブックス

シリーズ2作目。
軽く読めるコージーです。

ヒロインは、ハンナ・スウェンセン。
大学で修士論文を書いていましたが、父親が亡くなった後、母や妹の傍にいるために、町に戻ってきました。
ミネソタの小さな町レイク・エデン。
ハンナは得意の腕を生かして<クッキージャー>という手作りクッキーの店を始め、繁盛しています。
母親と二人の妹は、小柄で完璧な美人。
父親似のハンナだけが長身ですぐちりちりになる赤毛、ややオーバー気味の体重。
すぐ下の妹アンドリアとは何かと張り合っていたのですが、一作目でコンプレックスはお互い様だったと気づき、仲良くなった所。

製粉会社主催のデザート作りコンテストが、この町で開催されることに。
夏場は避暑や観光でにぎわう町だが、例年、冬はひとけがないので、歓迎されています。
ハンナはプロとして審査にまわり、デザート作りのデモンストレーションをすることになり、テレビ番組でも放映されます。
一日目の審査で辛口の批評をした男ボイドが、自宅で殺されてしまいました。
またしても、死体の第一発見者となってしまったハンナ。

ボイドは、地元高校のバスケットボールのコーチでした。
ボイドが妻のダニエルに暴力をふるっていたことを知っているハンナ。
このままでは、ダニエルに容疑がかかってしまう…
ウィネトカ郡の新任の保安官助手のマイク・キングストンとは、デートを始めたばかりの関係で、まだ恋人ではないが、捜査には手を出さないように釘を刺されます。
もとからいる保安官助手のビルは、アンドリアの夫。
アンドリアは協力を申し出て、姉に必要とされたいと願っている様子。
クッキー作りの手伝いは下手なアンドリアですが、人あしらいは上手いので捜査には頼りになるのでした。

ハンナは、気の置けない友人のノーマン・ローズにも、証拠写真の現像を頼みます。
ノーマンは歯科医で、双方の母親は二人をくっつけたがっていました。少し年が上で、見た目はマイクほどハンサムではないが、人柄は良い。
さて、ハンナの捜査、そして恋人選びは…?

美味しいお菓子がどんどん登場。
レシピ付き。
思わず、昨日ストロベリー・ショートケーキを一個買ってしまいました。
美味しかったけど、ハンナのレシピだとパウンドケーキでしかもサワークリーム入りだから、ずっと濃厚そうです。

著者はミネソタの小さな町に生まれ、さまざまな職業を経験した後、作家に。
2000年に始まったこのシリーズは人気を呼び、毎年1作は発行されているそうです。

ロリータドレスのオリオンさん

121015_210254momokoのクラシカルロリータドレス☆
着ていたのは‥
「オリオン座のソナタ」さん!
うちでの名前は琴音さんです。

121015_210724どちらかというと大人っぽい方だと思いますが~
クラシカルなのは間違いなし☆

ムーンストーンと違う雰囲気にしたかったのと、
オリオンさんはメークが薄いので、
少女のように見えないこともないかな‥と。

121015_211400
茶色の靴に替えてみました。

こちらはmomokoさんのです。
ストックマーケットの品☆



121015_211705立ち姿も~
やや後ろから。

121015_211540このお洋服の雰囲気、合いますよね♪
髪が編み込みなので~
帽子はかぶれませんけどねcoldsweats01

「陽だまりの彼女」

越谷オサム「陽だまりの彼女」新潮文庫

中学の同級生で仲良しだった子とのあっけない別れ、やがて再会して大人どうしの付き合いへ。
現実的な結婚になっていくのかと思ったら、ちょっと不思議テイスト。

広告代理店に勤める奥田浩介は、お供の新人として仕事の取引先と会うことになります。
そこに現れた若い社員・渡来真緒。
その優秀さはただのお供ではなく、あの真緒と同一人物かと驚き疑います。
中学の時には、真緒は「学年で一番のバカ」と言われていじめられていたのです。
いじめられているのにも気づかないような呑気な子。見かねて助けた所から、浩介も仲間はずれにされるようになりました。
無邪気に懐いてくる真緒に、勉強を教えた日々。
千葉の片田舎の中学生は、人目につかない近くの公園で会い、浩介は「東京の大学に行く」と宣言して終わっていました。
転校するときには、深い考えもなく、別れてしまったのですが。

結婚を申し込みに真緒の親に会うと、迷惑をかけるのではないかと渋られます。
憤慨する真緒と、駆け落ちすることに。
じつは、真緒は記憶喪失で、今の親に引き取られる前のことを何も覚えていなかった…

高校で猛勉強して良い大学に受かり、就職後も頑張ってきた真緒。
それもこれも、いつか再会するため。
変身ぶりの謎は…
ネタばれになるので、これ以上書けませんが~
ほのぼのとした路線で、ちょっと切なく、ほろっとさせます。

著者は1971年(昭和46年)東京生まれ。
土地勘のあるあたりがちらちら出て、ちょっと楽しかった。
2004年、「ボーナス・トラック」でデビュー。

ロリータドレスは誰

121015_204539クラシカルロリータのドレスセット☆
この色も買ってありました。

121015_210530誰に着せようかな…
まずは、細部から。
裾飾りがしっかりしていて、クラシックです。

121015_210615上から見た後ろ姿☆
良く出来てます♪

121015_210515白い靴下も可愛いですね。
黒い靴はどのお人形の物かわからないんだけど‥
大きめなので、靴下の上に履かせるには好適です。
121015_210314
着ているのは誰でしょう?
影がヒントですよ~。
ほら、

「悪童」

カミラ・レックバリ「悪童 エリカ&パトリック事件簿」集英社文庫

シリーズ3作目。
一作目で再会して付き合いだしたエリカとパトリック。
幼なじみで、昔は小柄なパトリックが弟分でしたが、一人前の気だての良い青年に成長していたのです。
一作目では、エリカの方が主な視点でした。

二作目で、すぐに子どもが出来て、エリカのつわりが重く、現実に縛られる二人になっていましたが。
今は娘のマヤが、生後3ヶ月。
美貌で知的で、都会で作家として成功していたエリカですが、1~2時間ごとに泣き叫ぶ赤ちゃんを前に、なすすべもない。
パトリックも帰宅すれば手伝いますが、職場に出て行くのが正直いって息抜きになっています。
唯一手伝いに来てくれるのはパトリックの母で、姑として説教しながらのため、エリカにとっては苦行となってしまうのでした。

パトリックは、ターヌムスヘーデ警察署の刑事。
少女の遺体が発見され、知っている子なのに驚愕します。
無能で見栄っ張りな困った署長メルバリを抱えている警察署で、パトリックは見込みのある部下のマーティンと組みたいと思います。
が、署長に問題の多い部下と組むように命じられてしまう。

サーラは、エリカの貴重なママ友達であるシャロットの上の子でした。
赤毛で活発で、エネルギッシュだが、まだ7歳。
やや問題行動もあったサーラ。
シャロットは夫の仕事の都合で、シャロットの母のリリアンの家に、一家で引っ越してきています。
夫はハンサムな医師ですが、家庭は妻に任せきり。

リリアンは家事は万能ですが、見るからに気むずかしい性格。
再婚した夫が病気で寝たきりでも、優しく看病してはいるのですが。
リリアンは隣家と10年も喧嘩し、裁判沙汰まで繰り広げている有様。
その家の息子は、感情に乏しいアスペルガー症候群でした。自室に閉じこもり、パソコンで仕事をしています。

1923年から始まる女性の人生が、挿入されていきます。
社長の一人娘で甘い父親を好きに動かし、美貌にも自信を持っていたアグネス。
ところが…?
思わぬ妊娠で結婚させられ、怒った父親からは見捨てられます。
夫とは上手くいかないまま不満を募らせ…
この人生が一体、誰と、どう繋がるのかも興味をそそられます。

エリカの妹アンナは、2作目でDVの夫から逃れていましたが、最後に戻ってしまいました。
今回はあまり出てきませんが、これもまた大変なことに。
姉妹の母親は子どもに愛情を注がなかったため、エリカはアンナに過剰なまでの気遣いをし、アンナはそれを重荷に感じて反発していました。
判断力も衰える状態で、姉のことを思いやるのが哀しい。

いくつもの親子関係が描かれ、これとこれは対比になっているのかな…などと思っているうちに、ありとあらゆる関係があるというほどに。
かなりの力業です。
世界で1000万部売れているというベストセラー作家なのも納得!

著者は、この話の舞台のフィエルバッカ生まれ。
この作品執筆当時、二人目の子を産んだ年だったようです。
2005年の作品。
もう4作目も翻訳されました。

焙煎ごま味噌ラーメン

120904_154913ちょっと前の北海道展で食べたものです。
札幌のお店だったかな?

自慢の焙煎ごま味噌ラーメン☆
[追記:あとでチラシ見つけたら、焙煎ごまみそらーめん、という表記]

120904_154932チャーシューはこんな感じ。
いけました☆

120904_155006麺はこうです~。
思い出しても…delicious



120904_155225タマネギと挽肉ともやしが入ってるの。
あとは、葱と切り昆布かな?
タマネギの自然な甘味が独特なコクになっていました。
別に炒めたのか、この汁で煮たのか…
濃厚で、美味しかったですよ~♪

「望月のあと」

森谷明子「望月のあと (覚書源氏物語『若菜』)」東京創元社

源氏物語の作者・紫式部が、侍女の阿手木(あてき)と共に、謎解きに挑みます。

2003年のデビュー作「千年の黙」に続く「白の祝宴」に続くシリーズ3作目。
デビュー作から2作目までは10年も開いているんですが、これは続けて出ました。
その理由は後書きに。

寛弘8年(1011年)5月。
紫式部こと香子が、中宮の彰子に仕えつつ、「若菜」を書こうとしている時期。
少女の頃から香子に仕えている阿手木は、宮廷に出仕している御主の留守を守って、香子の生家の堤邸に暮らしています。
今では人妻ですが、通い婚が普通な時代なので、夫は仕事先から夜になるとやってくる生活。
夫の義清は武士なので、郎党を連れてくるため、治安の悪い時代に、安心で助かっていました。平安の都は、盗賊や付け火が横行していたのです。
彰子の父で左大臣の道長は、そんな世情を憂うこともなく、「この世をばわが世とぞ思う望月の…」と我が身の栄華を誇っていました。

源氏物語は人気を呼び、愛好者の間で年表が作られるほど。
矛盾を指摘されるのでは?と、冷や汗をかくことに。
あまり書かれていない数年の間のことをもっと知りたいという要望も出されます。
物語の中では、これから光源氏が栄華を極め、その後に問題も出てくるあたり。
書きあぐねている部分をじっくり書き上げるために、気楽な部分を作ってみたらと進言する阿手木でした。

折しも、道長の使いを和泉式部に依頼され、東三条院へ赴くことに。
道長が、誰か由緒のある女性をそこに隠している、という噂が立っていました。
実は、いわくがあって宮廷を離れた異母妹の、忘れ形見である瑠璃という姫。
この時代、異母妹の娘となら結婚も可能で、道長も少々胸を弾ませているのですが、性急にそう求めるほど若くはない。
香子はひそかに、彼女のことを調べ、「若菜」の前に「玉鬘」の章を書くことにする…

「若菜」の章だけが、上下二部に別れている理由に思い馳せながら、書かれたのでしょう。
玉鬘のモデルになった女性と近づきになり、幸せな人生を送れるように密かに手助けまでする女達のひそかな連携ぶりに、にっこり。
喝采を送りたくなります。
2011年12月発行。

「ペギー・スー(1)魔法の瞳を持つ少女」

セルジュ・ブリュソロ「ペギー・スー(1)魔法の瞳を持つ少女」角川文庫

14歳の女の子が主人公のファンタジー。

ペギー・スー・フェアウェイは、世界でただ一人、お化けが見えるという。
お化け<見えざる者>というのは、人間をいいようにオモチャにして遊んでいる存在。
突然ハンドルを切り損ねて交通事故を起こしたり、いきなり知らない人を刺し殺したりするのは、みんなお化けのせい。
人間に触れることも出来るし、他の物に変身することも出来るのです。

今日も学校でペギー・スーは、お化けに口を押さえられ、先生に指されてもすぐ立つことも出来ません。
学校の先生にはふざけるなと叱られ、母親が呼び出されて、どうしてこうなのと泣かれます。
子どもの頃から、頭がおかしいと思われて、友達も出来ない。

8年前のある日、宇宙の彼方にいる妖精が現れ、ペギー・スーの使命を教えてくれました。赤毛の女性の姿をした妖精アゼナ。
「あなたの瞳にはお化けを滅ぼす力がある」と。いずれはお化けが見える人間を増やすこと、それまで耐え抜くということ。
魔法の眼鏡をくれて、この眼鏡で見つめれば、お化けに火傷をさせることが出来るのです。
ただ、自分の目も痛むので、そういつも使うわけにはいかない手段。

町を出ることにしたペギー・スー一家。
父は遠い仕事先にいて、母親と姉のジュリアと3人でキャンピングカーで移動して、父のいる方角へ向かいます。
ひなびた町ポイント・ブラフで車が止まってしまい、滞在することになりました。

悪い予感を覚えるペギーですが、しばらくは平和で、初めての友達も出来ます。
ところが、町に青い太陽が昇り、誰も町の外に出られなくなってしまう。
青い太陽の光を浴びると、一時的に頭が凄く良くなることがわかります。
ペギー・スーの友達ソニアも平凡な子だったが、急に天才となり、町で一番頭の良い先生セス・ブランチをチェスで負かすまでになりました。
頭が良くなっている間に発明して金儲けをしようとする人で、町は狂乱状態になってしまいます。

悪影響もわかって、人は家に閉じこもるようになりましたが、騒動の間に、動物たちは野放しでした。
ペギー・スーは、リーダーになった青い犬に頭の中に話しかけられて、動物たちの意志を伝える役をする羽目に。
知恵のついた動物たちは、人間に反省を求め、復讐を始めます。
ペギー・スーがほのかに好きだった同級生の男の子ダッドリーは、雌牛の養子になってしまう。
ファンタジーというよりもSF的な文明批判を感じさせる内容で、ホラー的な展開でもあります。

強力なお化けに対して、絶望的な戦いと孤独が強烈。
それでも生命感のあるヒロイン。
決死の状況を戦い抜くのを読むと、冒険を果たしたような気分になります。
児童書といっても低学年には無理でしょう。
作家は、フランスのスティーヴン・キングと言われている人だそうで、なるほど!
「お化け」は、原題を見ると、フランス語でファントム。オペラ座の怪人と同じ?
2001年の作品。

黒チュールのシティさん

121010_220316momokoのシティ・インザ・シーさん。
うちでの名前は悠里さん。
着せ替えの続きです。
チュールスカートを色違いの黒にしてみました。

…え、今頃このサンダル?
ちょっと試してみただけ♪
121010_221150
黒のほうが落ちつくかな?
季節柄~

121010_221303
ピンクの靴で可愛く。

リカちゃんの靴です。
底が黒いので合わせやすいですね。

121011_145932茶色のブーツで秋仕様☆
シンプルな着こなしです。

121011_145534なんか楽しそう?
どこかに出かけたそうですね♪

「コンビニたそがれ堂」

村山早紀「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫ピュアフル

薄い文庫で、優しい雰囲気。
子どもに読み聞かせしても良いような、わかりやすい文章で、素直に心に染み入るよう。
ちょっと疲れている大人にも。心地良く読めます。
児童文学の作家さんなんですね。

風早(かざはや)の町の、駅前商店街のはずれ。
夕暮れ時に歩くと、古い路地に赤い鳥居があるあたりで、いつもは見かけない不思議なコンビニを見つけることがあるという。
おでんが煮えていて、作りたてのお稲荷さんの甘い匂いもします。
レジの中には、長い銀色の髪に、金色の目をしたお兄さんがいて、にっこりしているのでした。
「何をお探しですか?」
大事な探し物がある人は、ここで見つけられるという…

「コンビニたそがれ堂」
小学5年の雄太は、無口で、子どもながら男らしい。
実は動物好きで涙もろい面もあったのですが、それは隠していました。
猫を助けたときに同級生の美音という女の子と、仲良くなります。
ある時、皆の前で、意地を張って冷たくしてしまい…?

「手をつないで」
ある寒い日、えりかのママは不機嫌でした。
突然機嫌が悪くなるときがあり、何故なのか理由もわからない。
リカちゃんを捨てたといわれ、町中を探し回ります。
そして、見つけたのは…?

「桜の声」
ラジオのアナウンサーをしている桜子。
仕事に行き詰まりを感じていましたが、ある日、不思議な出来事が…?

「あんず」
あんずは、小さな猫。
高校生の男の子に拾われて、家族に可愛がられていました。
一度だけ、人間になりたいと思うようになり…

2006年にポプラ社から刊行。
2008年に文庫化。
2010年に新装版が出ました。
著者は1963年、長崎県生まれ。
「シェーラひめのぼうけん」など、著書多数。

ガーリーなシティさん

121010_214654クールビューティなmomokoさんの登場です。
シティ・イン・ザ・シーさん。

ちょっとガーリーな着こなしにトライ。

121010_215557白いチュールスカートは似合うかな?

Tシャツは実はリカちゃんの物。
すっきりしたボーダーと襟元のレースが似合いそうなので。
121010_215254涼しくなってきたから~
ニーハイソックスを合わせて。

…着せたときには綺麗に膝の上まで上がったんですが~
写真撮ってたら下がって来ちゃった。

121011_151258ちょっと雰囲気を変えて~
黒いスパッツとベストを合わせてみました。
ピンクがアクセントなの~
どちらもリカちゃんのです。

121011_151153靴はmomokoさんので、
ちょっと甘さを抑えて。
重ね着したくなる秋口です☆

「ベベ・ベネット、死体を発見」

ローズマリー・マーティン「ベベ・ベネット、死体を発見」創元推理文庫

三部作の一作目。
新作ですが、時代は1964年。
ビートルズが若者には大人気!ですが、親の世代はまだ男の長髪を嫌がっていた頃。
娘のスカートがミニになっていくのに驚く時代ですね。

エリザベス・ベネットは、通称ベベ。
南部のお嬢様育ちですが、秘書学校を卒業して、憧れのニューヨークへ。
頑固な父親は、娘が都会でばかにされてはいけないと、行く前に何着もスーツなどの服を用意してくれました。
ベベはハンサムな上司に恋していますが、出来るだけそのことは隠しています。
上司ブラッドリー・ウィリアムズは実は大金持ちの御曹司。名うてのプレイボーイで、毎日違う相手とデート、秘書にも手を出しては次々に首にしているという。
見るからにうぶで真面目そうなベベは「キッド」と呼ばれたり、子ども扱いなのです。

ルームメイトのダーリーンは、ゴージャスな赤毛のスチュワーデス。
イギリスからアメリカへ来る飛行機で知り合ったバンドのメンバーの二人と、さっそくダブルデートの約束をしていました。
いつまでも待たせる相手の部屋へ押しかけると、彼は浴槽で死んでいた!
ボーカル担当の彼がいなくては、バンドデビューもおそらくなくなってしまう。

ダーリーンにかかった嫌疑を晴らし、バンドも何とかしてあげたいと思うベベ。
世間知らずのお人好しだが、誰とでも仲良くなれる。
ダーリーンのアドバイスで、身体の線がくっきり出る服を着てみたり。
大人っぽく見られたいと思いつつ、その無邪気さでどんどん突き進むのはなかなか勇ましい。

後の大御所がまだデビュー前だったり、食べ物や店の様子なども、当時の流行が色々出てくるのが面白い。
展開の予想はつくけれど、軽快なタッチに心地良く乗せられ、ちょっとはらはらしつつも気軽に読めて、読後感も良いです。
ベベは、まるでバービー人形のようにキュートな女の子。
表紙のイラストも、ちゃんと中に出てくるドレスを反映しているのが嬉しい。

炭火焼きしまほっけ定食

120709_213217大戸屋の定食です。
炭火焼き・しまほっけのゆうあん焼き。
120709_213229身体に良さそうで、美味しくて~
リーズナブルなお値段が嬉しい☆

120709_213237ご飯は、もちもち五穀ご飯。

120709_213253海老と豆腐のあったか小鉢も。

やさしいお味です。

120709_213246お味噌汁は、お椀に味噌をじゅっと入れるやり方なので、
よく溶けていないことがあるから、要注意。
最初に混ぜておくのが肝心です。

120709_215657お楽しみのデザートを追加。
京都宇治抹茶ムース無添加ミルクアイス、
十勝あずき添え。
これが~すっごく美味しいの!
抹茶ムースのねっちり感も良いですが~
あっさりめのミルクアイスがバランス良くてね。
そのうち、リピートしなくちゃ♪

「絆回廊 新宿鮫Ⅹ」

大沢有昌「絆回廊 新宿鮫Ⅹ」光文社

シリーズ10作目。
確か最初の1冊は読んでいたんですが…
ここまで続いていたのねと読んでみました。
さすがに読みやすく、どんどん展開します。

今回は、恋人の晶がやっているバンドに、麻薬使用の疑いがかかり、晶にも捜査の手が。
警部である鮫島が恋人と知られているのが、悪く作用するかも知れない。
早くも週刊誌記者からの取材依頼もありました。
そういう心配も抱えた中…

出所してきた大男が復讐のために銃を探している、という情報を聞き込みます。
麻薬の売人では古手の露崎を目撃したところ、そういう男がいたと鮫島に協力を申し出たのです。
警官を狙っていると聞いては、放っておけない。
過去の話を聞くため、隠退した暴力団組長を訪ねて、千葉に赴きます。
大男が何者なのかを探るうちに、逆に標的とされる鮫島。
中国に麻薬取引のコネがある暴力団が、何か関わっているらしい。
従来の暴力団とはやり方が違う「金石」という組織の存在も浮かび上がってきます。
組織犯罪対策課からは、触るなと警告されますが…
復讐の相手として狙われていたのは、鮫島を唯一信頼し守ってくれていた上司・桃井課長らしい。
鮫島は、かってない危地に追い込まれ…!?

一匹狼だったという伝説的な男・樫原茂。
刑期が延びて22年にもなったのも、刑務所内でも乱闘があったから。
どうにも破滅型だが、それなりに認める人も慕う人もいました。
新宿の片隅でバーを経営しながら、出所を待ち続けた人間の語りが時々入り、これが印象的です。
逮捕で引き裂かれた妻子とは?
登場人物が一堂に会する緊迫した展開に。
僅かな再会のひととき…

十分読めますが~これまでシリーズを読み続けていない理由もわかりました。
組織犯罪にそれほど興味がないからですね。

2010年からの連載で、2011年6月発行。
著者は1956年名古屋生まれ。79年デビュー。
91年「新宿鮫」で吉川英治文学賞と日本推理作家協会賞を受賞。
94年「無間人形 新宿鮫Ⅳ」で直木賞受賞。

「チョコチップ・クッキーは見ていた」

ジョアン・フルーク「チョコチップ・クッキーは見ていた」ヴィレッジブックス

甘くコージーなお菓子ミステリ・シリーズ第一弾。
感想をアップしていなかったので、再読しました。

ハンナ・スウェンセンは29歳。
<クッキー・ジャー>という手作りクッキーのお店を経営、助手のリサと良い仕事をしています。
小柄で美人揃いの母と妹二人に囲まれていますが、本人は父に似て赤毛で大柄。
大学院で論文を書いていましたが恋愛に破れ、父亡き後に、妹アンドリアの頼みで故郷レイク・エデンへ戻ったのです。

今は、性に合う仕事も軌道に乗り、一人暮らしに満足しています。
猫のモシャは、いい相棒。
オレンジ色の大きな猫で、路上生活に疲れてハンナと暮らすようになったのです。
母親のドロレスが毎日電話をかけてきて、町中の独身男性を引き合わせては何とかハンナの結婚相手にしようともくろむのだけが悩みでした。

10月、レイク・エデンはもう雪の降る日もある~北の町。
ハンナはある朝、店の裏の道路で、射殺された死体を発見します。
牛乳配達の仕事をしているロンでした。
妹アンドリアの夫ビルが保安官助手なので、協力を頼まれ、聞き込みに回ることに。
ハンナは明るく思いやりがある気どらない性格で、育ったこの町の人には信頼されています。
美味しいクッキーを常に持っていて、相手の大好物を配るので、出会う人の口もつい緩む。
しかも、妹のアンドリアはどんな人に頼み事をしても聞いて貰えるという特技の持ち主。

クッキーのレシピも次々に出てくるので、楽しいやら誘惑されるやら。
オシャレにはあまり関心がないハンナだが、たまにドレスアップするシーンも楽しい。
母ドロレスがくっつけようともくろむ歯科医ノーマンが案外いい人とわかってくる一方、ハンサムな新任刑事マイクも途中から登場。

作者はミネソタ生まれ、様々な職業を経験した後に1980年作家デビュー。
2000年からこのシリーズを始め、毎年新作を出す人気シリーズに。2003年翻訳発行。
(2009年9月初登録)

クレーベルさんの細部

ジェイドールのクレーベルさん☆
120913_175859続きです~。

リボンつきのワンピ。
中のロングTとセットです。

120913_180405お顔のアップ☆

前髪が重くて、
手でかき分けようとしたけど、
すぐに戻ってしまいます。

120913_181327帽子をかぶった正面。

なかなか素敵な帽子ですよ☆

バッグもお洒落な色合いです♪



120913_181700後ろ姿~
ワンピのスカートというか~
切り替えた部分が
ゆるく襞を寄せたバルーンみたいになってます。

120913_182024「あれ?」
セットにもう一つありました!
…紺で光沢のある厚手だけど~
下着みたいです。
色が濃いから、色移りするといけないので、
履かせてなかったのかな。
見せパン??

「誰かが足りない」

宮下奈都「誰かが足りない」双葉社

さらっと読めます。
切なくて、ほのかに暖かい。

「ハライ」という名のレストランは、煉瓦作りの古い一軒家。
料理が美味しいと評判で、予約を取るのも大変だという。
席に座って、あたりを見回し、空いている席を見て、誰かが足りないのかと思う…
「ハライ」に予約を入れた人物、それぞれの物語が描かれます。

予約1は、北の町から出てきた青年の話。
大学で4年、勤めて4年。
この町を8年間動かなかった人間は、同級生にも少ない。
両親が待っていることを知りながら、帰らなかった。
一時は内定した会社が卒業前に倒産、今は水口商事というチェーンのコンビニで働いているのです。
学生時代から付き合っていた未果子が、ある日突然、他の男と結婚すると知ります。
この町で就職したのは、未果子のことがあったからだったのに。
未果子が美味しいと言っていた「ハライ」という店のことをふと思い出す。聞き流していたが、一緒に行こうと言うべきだったのではないか…?

予約2は、認知症になっている女性。
「最近何かニュースはありましたか」と家族にもよく聞かれるのをあまり好きではありません。
(認の進行ぐあいを確かめるための質問らしい)
夫が亡くなったことを忘れてしまったり、気がついて悲しんだり。
孫娘のあかりと、ハライに行く約束をするが、そのいきさつも忘れてしまう。
ただ、夫とハライに行こうと楽しみに考えるのでした。

予約3は女ひとりで係長になり、何かと尻ぬぐいばかりさせられるのに残業代がつかなくなっている女性。
隣の家のヨッちゃんの車が駐めてあるのに気づきます。

予約4は、引きこもりの青年とその妹の暮らし。
兄は、カメラを回しながらでないと人と話せない。
3年前に母が病気で亡くなってから、人が信じられなくなっていました。
姉が結婚をためらっているのに気づいて、杖か楯のようにビデオカメラを抱えて人前に出るようになります。
高校生の妹は兄を心配し…

予約5は、ブッフェレストランで料理している男性。
よく来る女性客に、本格的に作ったつもりのオムレツを出すと、これはぐちゃぐちゃの失敗作だと言われてしまう。
彼女が疲れている様子なのが気になり…

予約5は、子どもの頃から、なぜか、失敗の匂いに気がつくという女性・留香。
叔父が失踪し、後悔していましたが…
失敗がいけないんじゃない、そこで絶望しなければいいんだ、というメッセージ。
そして、おいしい物を食べましょう☆

2011年10月発行。

秋の服のジェイドール

120913_1743243人目のジェイドールさん、
箱出ししました。
髪が短めで、顔が可愛らしい子を
探していました。
名前は「クレーベル」さん。
パリの凱旋門とエッフェル塔までの通りの名前です。
ということは、この子はパリジェンヌ?
発売はけっこう前…といっても
2009年1月からのニューボディだそうです。

120913_175407何となく、秋色のお洋服かな、
と思って♪
瞳が透き通っているタイプで、
リアルです。

120913_175529髪はショートだと
思っていましたが~

後ろはミディアムかな。

120913_180750ジェイドールさんは、膝をくっつけて足を開くポーズが出来ます♪

面白いデザインのお洋服でしょう☆

120913_181505帽子とバッグもついています♪

次は細部です~。

「鏡のラビリンス」

ジェイン・アン・クレンツ「鏡のラビリンス」二見文庫

人気ロマンス作家によるロマンチック・サスペンス。

レオノーラ・ハットンは図書館司書。
亡くなったメレディスの持ち物を整理するために、ウィング・コーヴの町を訪れます。
入江に霧が立ちこめる時には幻想的な雰囲気も漂う~大学を中心にした小さな町でした。
そこへ現れたのは、トーマス・ウォーカーと愛犬レンチ。
そして、トーマスの弟のデイク。
デイクは、その地にあるユーバンクス大学のコンピュータ・サイエンスの教授です。

トーマスは冷たい目をした大柄な男性で、一時メレディスとデートしていたが別れたという。
メレディスは、ベサニー・ウォーカー寄付基金から150万ドルを横領し、管理するデイクに疑いが掛かるようにし向けてあったのです。
トーマスはレオノーラが何か知っているか疑い、調査に協力するように強要してきます。
レオノーラはメレディスとは因縁があり、ただの友達というのではない。金髪の美女メレディスが、男を利用する詐欺師であることは知っていました。
やがて、亡くなったメレディスから、手紙が届く…
「これを読んでるってことは、私は死んだってことね」と。

ユーバンクス大学には、創立者ユーバンクスの自邸だったミラーハウスという由緒ある建物があり、骨董品の鏡と貴重な蔵書でいっぱいでした。
その整理のためという名目で、レオノーラは町に滞在することになります。
アレックス・ローズというやけにハンサムな男がローズに接近してきます。ストレス軽減コンサルタントだというのですが…?

トーマスは投資家ですが、古い家を買って自分の手で改装して売り出すことも半ば趣味でやっていました。
カラフルで居心地の良い家に、トーマスの意外な一面を知るレオノーラ。
工具の扱いが巧みで何でも出来る男性が恋人って、羨ましいかも?

デイクは、1年前に死んだ妻ベサニーが自殺とされたことを信じられず、取り憑かれたように調べ続けていました。
トーマスはどうかわからないと思いつつも、調査には協力し、弟を見守ってきたのです。
身なりもかまわなくなっているデイクが家に入れるのは、他にはヨガ教師のキャシーぐらい。

レオノーラとトーマス、デイクとキャシーという二組のカップルの付き合いが、だんだんと深まる~ロマンスの展開も。
レオノーラを遠くから見守る元気な祖母グロリアの存在も面白い。
グロリアはシニア向けのネット新聞をやっていて、その身の上相談に、キャシーがデイクの気を惹くためにはどうしたらいいか?相談を持ちかけたりするんです。

レオノーラも、やがてベサニーの死にも疑いを抱くようになります。
そして、危険が迫る…?!
骨董品の鏡を巡っては、ホラー&ゴシック的な雰囲気も。
かなり書き込まれているので、軽いロマンスだけを期待すると違うかも。
ミステリ読みには、これぐらいあった方がベターで、面白かったです。
2002年の作品。2005年翻訳発行。

新しい寝場所

120824_120314おや?
こんなところに…
小箪笥の上に乗っています。
120824_120323「ん~?」
上に置いてあったタオルなどをどけたら、早速~

「いいじゃない」
籐製なので、涼しかったのかも?
この夏からの新しい寝場所になっていました。
(まだ暑かった頃の写真です)
120824_120333「え~撮るの?」

120824_120349「なになに?」

120824_120402「遊ぶ?
なんだ、違うの~」

こっち向いて、じっとしてて!

120824_120435「え~…」

ちょっと不満そうですが…
撮影に応じてくれましたとさ。

[追記]ああ、この頃は良かった…猫の体調が。
時々調子悪くなるようになったのは、やはり年齢なのかな。
療法食だけだと何日でも口を付けないという頑固さも原因か…はあぁ。

火曜日から尿量が減り、水曜日はゼンゼンでなくて痛そうにしているので夕方、病院へ連れて行きました。
前の入院の時とは違って血の塊ではなかったです。それほど大きな塊でもないらしかったけど、猫の尿道って細いのね。入院はしないで済んだだけ、良かったと思ったけど…
今日はかなり痛そうにしているので、ハラハラ。また連れて行かないといけないみたいです~coldsweats01
[さらに追記]病院に電話して様子を知らせたら、尿道の腫れによる痛みだろうと。薬を飲ませて様子を見ることに。
ちょっと、ほっとしました~confident

「ラブレス」

桜木紫乃「ラブレス」新潮社

昭和を生き抜いた姉妹と、その娘達の人生。

母親の百合江の様子を見に行って欲しいと、従姉妹で作家の理恵に頼まれた清水小夜子。
百合江は位牌を握りしめて倒れていて、すぐに入院することに。

百合江は小夜子の母・里実の姉でしたが、いつしか実の娘とも妹とも疎遠となり、生活保護を受ける身に。
里実は気丈で仕切りたがりで、小夜子とも上手くいっていませんでした。
小夜子は気楽な付き合いをしていた男との間に、45歳にして子を宿し、どうしたものか揺れています。

百合江と里実の子どもの頃からの話が長く、北海道の小さな村で、貧しい杉山一家での生い立ちが語られていきます。
昭和25年。
親戚に預けられていた里実が、家に戻ってきたのは10歳の頃。
夕張の旅館の女将に養女同然で可愛がられていたのに、実家の貧しさにショックを受け、ママちゃんのところを懐かしがる里実。
長女の百合江が薬局に奉公に出ることになり、そうなると弟たち3人の面倒を見る人間が必要だったのでした。

百合江は旅の一座の歌手・一条鶴子の歌を聴いて夢中になり、奉公先を飛び出してしまいます。
一座でテネシー・ワルツなどを歌いながら、里実とは手紙のやりとりを続けるのですが。
百合江は、一座の女形の滝本宗太郎と東京に出ることに。リクエストに応えて歌えば上手いと言われるのですが、歌手としてデビューするには、二人とも何かが足りないのでした。

里実は理容師になり、釧路の店にスカウトされます。
店長の息子の嫁にと見込まれて、結婚しますが、その先は苦難もありました。
百合江はお腹が大きくなって北海道に戻り、何かと里実の世話になりながら、裁縫で母子の暮らしを立てていきます。
やがて勧められた相手と、結婚することに。
ところが、誠実に見えた夫の高樹春一は、じつは借金まみれ。

百合江は借金を返すため、無給で温泉町の仲居として働くことに。
ここで百合江の歌が評判となり、意外に性に合った暮らしになるのでしたが。
何かと気にかけてくれる旅行社の石黒と惹かれ合いますが、微妙な関係から踏み出せません。
ところが、まだまだ波乱が起こります。

清水家の長女・小夜子は、従姉妹の理恵と一緒に双子のように育ちます。
どちらかというと、面倒を見てくれたのは、小夜子には伯母の百合江。
母の里実が、下の娘にばかり愛情を向けているからでした。
その理由を知りたげな様子の小夜子に、百合江からは何も言えません。

しっかり者の里実と、浮き草のように流れていく百合江。
里実は働く分だけ発言権も得るけれど、人に好かれるとは限らない。
悲惨ともいえる運命にも、時には意地を通すこともあり、それなりに折り合いを付けていく柔軟性があるんですね。
百合江が握りしめていた位牌の秘密とは?
弱い性格の人間が追いつめられたとき…
貧しさを背景にした重い内容ですが~数奇な運命にも、こういうこともあるんだろうなという納得感がありました。

著者は北海道釧路市生まれ。
2002年デビュー。
本書は、2012年8月発行。
これまでの作品で一番評価が高いようです。

「タラ・ダンカン」

ソフィー・オドゥアン・マミコニアン「タラ・ダンカン 若き魔術師たち」メディアファクトリー

女の子が主人公のファンタジー。2004年発行の本。
YA版では、2011年に、「タラ・ダンカン1」として発行されています。

タラ・ダンカンは12歳。
両親はなく、大きな屋敷で、祖母に育てられました。
自分に不思議な力があることに気づいていますが、幼なじみのファブリス以外には隠しているタラ。
厳しい祖母イザベラは、タラに愛情を示さない人。祖母なりに愛してくれていることは、わからないではなかったのですが。

実はイザベラは「別世界(オートルモンド)」の住人で、地球で優秀な魔法使いになれる人間を見つけるのを仕事にしていました。
だがタラのことは魔法使いにはしないと、タラの親と血の約束をしていたことがわかってきます。
オートルモンドとは、どこでも魔法が見られる惑星。
世話係の女性デリアは、タラを守るために屋敷に住み込んでいたのでした。
老犬マニトゥーが、実は魔法にかかったタラの曾祖父だということもわかります。

ファブリスの父親である伯爵は、じつは地球と別世界を行き来する門の番人でした。
タラの力を狙って味方に引き入れようと現れた奴らに襲われ、倒れてしまった祖母。
地球には、サングラーヴ族と名乗る危険な一統がいたのです。
サングラーヴとは、かって魔力を持たない人間を奴隷にした人物の名。

タラを守るために、別世界に預けることになります。
別世界から迎えに来たのは、シェム先生。
高等魔術評議会の会長でした。
ランコヴィ王国は、人間とドラゴンの王国。
シェム先生は実はドラゴンなので、時々巨大に変身します。
魔法使いの学校には、行方不明のファブリスが先に来ていました。
タラは初級魔術師として修行を始めます。
ほかにも友達が出来て、楽しい冒険が始まります。

ファミリエという存在が、動物の方から選んで共に行動するのですが、タラの場合は、野生のペガサスのギャランに選ばれます。
大きなファミリエの居場所は学校でも別にあるのですが、巨大なペガサスはタラについてきて、門のところで一悶着。
小さくする魔法でポニーぐらいのサイズにして、解決します。

オモワ帝国の宮廷での催しに参加したタラたちは、誘拐されてしまいます。
気がついたときにはサングラーヴの要塞でした。
サングラーヴ族は元は人間の魔法使いですが、ドラゴンと敵対し、悪魔と手を組んで、何かたくらんでいる様子。
悪魔というのは別な惑星群に住んでいる存在で、惑星群にいる間は太陽をエネルギー源としているが、そこを出たら他の生物を食べて生きていくという。
タラたちは脱出できるのか…?!

作者はパリ在住。
一族で15人目の作家だそう。
ドラゴンや悪魔の設定が変わっていて、それがどう展開していくのか?興味をそそられます。
2003年にこのシリーズを発表し始め、フランスではハリー・ポッターに次ぐ売り上げだそうです。

チュニックとチュールのミルクティーさん

120520_151931うちの有紗さんこと~
momokoのミルクティーパーティーさん☆
チュールスカートを着た写真がまだありました。
何となく、色っぽいでしょ。
華があって~いいモデルさんです☆

120520_153038さて、今回のテーマ?は、このお洋服。

珍しい柄物のチュニックブラウスです。
ジェニーのウェアボックスの姫ギャル系にあったの。

姫ギャル系って…?

120520_153304段々とたっぷりリボンで~確かに、ガーリッシュ。
白と合わせると、大人しやかなお嬢様風のスタイル。
七分袖がわれているのが、ちょっと色っぽい?

120520_152542黒いスカートでは、どうでしょう。
脚、長っ…!
120520_152826スカートだと、デート向きかしら?

デートなんて言葉が思い浮かぶのも珍しいかも。
momokoさん、BFドールがいないものね、そういえば。

ボトムスは今ならぴったりしたパンツでもいいかな~♪

「ナニワ・モンスター」

海堂尊「ナニワ・モンスター」新潮社

浪速市で展開する思いがけない事件。

浪速診療所は、菊間徳衛が昭和40年代に開きました。
今は息子の新一が院長、徳衛は名誉院長として特別外来を受け持ち、常連の話し相手となっています。
浪速市医師会の講演会に、浪速大学の講師・本田苗子(みつこ)を招くことになります。
新型インフルエンザ・キャメルの実態が、テーマ。
免疫がない新型のため、アジア各国で猛威をふるっていて、日本での流行が心配されると。
キャメル・ファインダーという開発されたばかりのインフルエンザ・キャメルの迅速検出キットも配られました。

やがて、本田苗子はテレビに出て、時の人となります。
ついに発症者が出ると、水際で食い止めようという作戦が日本全体で展開されるのでした。
空港で足止めされたり、修学旅行が中止になったりという騒動に。
どこかおかしいと思う人も出るようになるのだが…

浪速診療所で患者が出ますが、海外旅行など行ったこともない普通の子ども。
これは既に、インフルエンザ・ウィルスが日本に入っていることを示しています。
ところが診療所は一時閉鎖の憂き目を見て、患者の家族もこの町に居づらくなるほどの空気に。
しかし、しばらくたっても重傷者や死者は出ず、普通のインフルエンザより弱いぐらいとわかってきます。
一般にこの事実が広まるには、時間がかかるのですが…

一部は、以前に実際にあった騒動を思い起こさせます。
日本人の熱中する性格やきれい好きが高じたような~ちょっと的はずれなような気はしましたっけ。
え、あれは…
どうなったんだっけ…まさか?!?

独自な動きをしようとしていた浪速市を、経済的に孤立させようという包囲網だったというのが、この本の展開。
おなじみ白鳥や、その周りの人間も登場します。
浪速地検に赴任してきた鎌形雅史や、浪速府知事の村雨らの政治的な動きも、どう絡んでくるのか、スリリング。

医療界のスカラムーシュ(大ぼらふき)彦根新吾は、村雨知事を九州のとある小さな町、舎人町に案内します。
小規模だからこそ出来る理想的な運営の一つの形。
町長の真中ゆう子は、保健福祉センターの事務局長でもありました。
彦根はさらに、東北の万台市へ彼らを案内します。
そして、青葉県庁の新村知事のもとへ。

ここですぐに決着がつく規模の話ではないんですが~。
意欲的な知事や、そのブレイン、道州制をめざす理由と、可能にするための作戦とは。
誰やらを思い起こさせるキャラクターの真実は?

斬新で面白い部分と、眉に唾を付けたくなるような部分と。
桜宮サーガ、どこへ行く…
医療エンタテインメントというより~日本活性化の提言??
日本がこのままで良いかという問題意識があるなら~読んで損はないかも。
2011年4月発行。

「竜の騎士」

コルネーリア・フンケ「竜の騎士」WAVE出版

竜と少年と妖精たちの~胸はずむファンタジー。

竜が暮らしている山奥にまで、ついに人間達が開拓にやってきました。
若い銀の竜ルングは、他の竜が隠れ住んでいると言い伝えられる「空の果て」を探しに行こうと考えます。
竜は月の光をエネルギー源とし、月のない夜には飛ぶパワーを失う。
竜の吐く火は、生き物を癒す力を持っていました。

一緒に行くのは、山コボルトのシュヴェーフェルフェル。
猫みたいな顔でふさふさした毛のはえた小妖精の女の子です。機敏で賢く、きのこが大好きな食いしん坊。
竜たちは、山コボルトの歌を聴くのが大好きで、良く一緒にいます。
まずは、港の倉庫に住む船ネズミのギルベルトに、地図を貰いに行きます。
人間の男の子ベンと出会い、ひとりぼっちのベンと助け合うことに。
ベンは、いつしか竜騎士と呼ばれる存在になるのです。

竜を食べる巨大な金色の竜ネッセルブラントの危険な存在。
かって錬金術師に作られたのでした。
長い間、竜の行方が知れなくなり、ずっと探し続けています。
ネッセルブラントの召使いだった小さなホムンクルス(人造小人)の「飛び脚」は、命令に従い、魔法のカラスに乗ってルング達を追っていきます。
エジプトで人間に捕まり、檻から助け出してくれたベンと同行することになるが、実はスパイなのです。
シュヴェーフェルフェルは飛び脚を怪しみ、何かと当たるのですが。
飛び脚は、何も知らないベンにしだいに信頼を寄せるようになり、苦しむように。

岩小人のキースバルトは、飛び脚のかわりに、ネッセルブラントの召使いにさせられています。
飛び脚が裏切ったのではと思いますが…?

次から次へと危険に襲われるが、助けてくれる人も次々に。
エジプトでは、考古学者のバルナバス・ヴィーゼングルント教授に助けられます。
もともと夫婦とも妖精の研究家でもあり、その娘グイネヴィアとベンは同じ年頃。
教授の紹介で、世界的な竜の研究家の女性スバイダ・ガリブを訪ねに行くのです。

パキスタンの村には、竜の騎士がいたという記録があり、伝説がありました。
そして、ヒマラヤの山の奥には…
船ネズミの姪でパイロットのローラも登場し、恐ろしいネッセルブラントの前を飛んで引っかき回します。
ちょっとおかしな旅の仲間との~心温まるひととき。
そして…
さりげなく性格のいいルングやベンを囲んでの楽しくて、さわやかな友情。
敵は出てくるけど毒はそれほどなく、テンポが良くて、読み応えもある作品です。

作者は1958年生まれ。
ハンブルグ大学で教育学を修める。教育者として働きつつ、子どもの本のイラストレーターとして出発。
28歳の時から自分で文章も書くようになり、ドイツを代表する児童文学作家に。
この作品は、1997年発行の長編一作目。
2002年の長編2作目「どろぼうの神さま」で、国際的な評価を得ています。

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