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「裏切りの峡谷」

メグ・ガーディナー「裏切りの峡谷」集英社文庫

違う出版社から出ていますが「チャイナ・レイク」に続くシリーズ2作目。
児玉清さん絶賛の作家さんです。

ヒロインのエヴァン・ディレイニーは、弁護士資格を持つ新進SF作家。
前作で預かっていた兄の幼い息子は兄の元へ戻ったので、ちょっと寂しいところ。
恋人ジェシーとの結婚準備に忙しいのですが、勝ち気でボーイッシュなエヴァンにとって、ドレス選びなどあまり柄ではありません。
従姉妹のテイラーが夫の赴任で近くに住むことになり、派手で強引な従姉妹のやり口に悩まされることに。

ジェシーは3年前に車でひき逃げされて重傷を負い、車椅子の身。
そのときに親友アイザックを失っていました。
ひき逃げして国外逃亡した犯人フランクリン・ブランドが、何故か舞い戻ってきた!?
仕事で出かけた企業の仮装パーティ会場近くで、二人は彼を目撃します。
ブランドは確かにその企業「マコ/テクノロジー」の元部長でしたが、今頃何故?

親友の兄アダムは、激昂。
ジェシーとアダムは、アイザックと3人で、水泳選手のチームだったのです。
ブランドは逮捕されますが、難なく保釈金を積んで保釈されてしまう。
妙な動きを見せるブランドをエヴァン達は協力して尾行、州外に逃亡しないように見張ることに。
裏社会の人間まで関わっている様子で、エヴァン達は警察には邪魔者扱いされ、FBIも事情調査に押しかけてきます。
何か事情が…?

FBIに付きまとわれるジェシーには、何か秘密があるらしい。
それに絡んで過去の恋愛を知ったエヴァンは嫉妬を抑えきれず、緊張の最中に思いがけない溝が出来てしまう。
あれほど愛し合っている二人だったのに…
さて?

1作目ほど無茶派手ではないけれど、ドラマチックな読み応え。
鮮やかな描きっぷりで、思いがけない展開にも納得がいきます。
スティーヴン・キング激賞だけのことはある?
作者はマッチョな男性が好きみたいなんだけど、最終的にはヒロインの方が強いのね。
俗物な従姉妹の催したブライダルシャワーに困惑したり、のんきな受付嬢がその仕事を手伝うことになるなど、ちょっとした面白みも。

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