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「交換殺人には向かない夜」

東川篤哉「交換殺人には向かない夜」光文社文庫

「謎解きはディナーの後で」の作家のユーモアミステリ。
烏賊川市シリーズで長篇が5冊出ているうちの4冊目だそうです。

烏賊川市(いかがわし)の小さな探偵事務所をやっている鵜飼杜夫のところに、依頼人が登場。
裕福で品の良い女性・善通寺咲子が、夫の浮気調査の依頼に来ます。

高名な画家の息子で、自分も画家である夫・春彦。
夫婦は新婚1年で、盆蔵山の中腹の豪華な屋敷に住んでいます。
烏賊川市に隣接する閑静な山村は、別荘地にもなっていました。
住み込みの運転手と家政婦という触れ込みで、泊まり込みで夫を見張って欲しいという…
妻の留守に、若い女と一緒に過ごすかどうか?
ビルのオーナー朱美まで、成り行きで家政婦役に駆り出されます。

折しも、雪が激しくなりそうな日。
夫の春彦の元へは不審な電話があり、春彦は夜中に家を抜け出します。

雪の夜、警察には品の良い女性が刺殺されたという通報が!
はたして…?

一方、探偵事務所の助手・戸村流平は、前の事件で知り合ったお金持ちのお嬢様・十条寺さくらから思わぬ誘いを受けて、白熊郡猪鹿村へ出かけます。
そこで出会ったのは、水樹彩子(みずきさいこ)という、さくらの年上の友人。
さっそうとした美女だが男っぽく、女優というだけあってややエキセントリック。
彩子の山荘近くの権藤家の別荘では、父息子の口論が殴り合いにまでなり、3人はやむなく止めに入ります。
近くの温泉に入りに行くと、そこには権藤家の父親が。
夜遅く、3人でビデオを見ていると、外で怪しい物音がして…?

あっちでもこっちでもどたばたしているうちに、出来事がどう絡み合っていくか?
面白おかしく描きながら、似たようなシーンが繰り返され、ん?ちょっと怪しいぞ~??と楽しく読めました。
前に「完全犯罪に猫は何匹必要か」を読んでますが、シリーズ3作目。
今作のほうが、まとまっている印象です。

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コメント

謎解きまでは、ただのドタバタ劇かあと思っていたのですが、こういうトリックだったとはねえ……
だまされたわ!(笑) ちょっと設定に無理めのところもあったけど、けっこう楽しく驚かせてくれました。

marieさん、
読まれてましたか~!
どたばたしてますよねえ。
なんか、このへんが怪しいぞ~このへんも?!という匂いはするんですが。
どう繋がるのか読み切れなくて、結構引っ張り回されました。
楽しいですよねhappy02

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