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「完全犯罪に猫は何匹必要か」

東川篤哉「完全犯罪に猫は何匹必要か」光文社文庫

タイトルに興味を惹かれたけど、ふざけ過ぎかなとも思ってすぐには手が出ませんでした。
まあ、ある意味では相当ふざけていますけど~楽しかったので良しとしましょう。

事件の舞台は、烏賊川が流れる烏賊川市(いかがわし)。
招き猫をシンボルにしている寿司チェーンの社長・豪徳寺豊蔵が、飼い猫を探してくれと依頼してきます。
家賃を滞納している売れない探偵・鵜飼杜夫がいちおう探偵役。いちおうっていうか探偵そのものなんだけど、そう感じられないというか?
ビルのオーナーで、なかなか綺麗で気の強い朱美も、存在感あります。

行方不明の太った三毛猫・ミケ子を探して、似たような猫を集めて連れて行く鵜飼ら。
あちこちで餌を貰っている呑気な猫たちは、急にさらわれてビックリでしょう。(エピローグでちゃんと元に戻して貰えるので大丈夫)

豪徳寺豊蔵は、招き猫の蒐集家とわかってきます。
屋敷には年の離れた美しい後妻、先妻の息子、後妻との間の子たち、そして遠縁の居候も。
ところが、豪徳寺が殺され、現場には巨大な招き猫が外門から移動して置かれていた‥?
通りを歩いていて招き猫を見た目撃者はけっこういるのですが、証言は食い違う。
じつは10年前にも同じ庭のビニールハウスで殺人が。迷宮入りしたままでした。

葬儀でも一悶着あったりと、ユーモラスな展開。
警部が「ダイイング・メッセージにはこだわりすぎない方がいい、クイーンの昔から、間違える元だ」とか、ミステリ好きにはよくわかるくすぐりが各所に。
タイトルの意味もそれなりに納得。

ちょっとまとまりがない印象もありましたが~
軽い読み物もまた、必要なのよね~。

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