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「騙す骨」

アーロン・エルキンズ「騙す骨」

スケルトン探偵こと人類学教授のギデオン・オリヴァーのシリーズ。
今回の舞台は、メキシコ。

愛妻ジュリーが従姉妹に留守中の代役を頼まれ、ギデオンも休暇をかねてついて行くことに。
従姉妹アニーはアメリカ人ですが、支配人をしているエンカンターダ農場は欧米人向けの観光農場で、家族経営。
今のオーナーは、アニーの伯父トニー・ギャラガーで、わがままだが豪放な男でした。

アニーの父カールは乗用馬係主任をしていて、ちょっとゲーリー・クーパーのような枯れたハンサム。
ただ、カールの妻つまりアニーの母(トニーの妹にあたる)は、だいぶ前に家出したきりになっています。
ジュリーは学生時代に、その農場でバイトをしたこともあるのでした。

行ってみると、料理人は愛想はないけれど、大変な料理上手。
ジュリーの仕事はけっこう忙しく、ギデオンは半日も観光すると後は何もすることがなくなります。
と思ったら~平和なはずの村で不審な骨が二体も見つかっていて、警察は困り果てていたので、ギデオンは大喜びで検分に当たります。
数年前に命を落としたらしい身元不明の少女の白骨死体と、半年ほど前に村を通ったのがわかっている中年男のミイラ化した遺体。
その正体は…?

メキシコ人らしい?やる気のない警察署長がおかしい。
鑑定の間違いに気づくギデオン。
珍しい特徴のある骨に、ギデオンの推理が冴えます。

遺跡の観光や、いつもながらの美味しい郷土料理。
旧知の警官が警察高官マルモレーホ大佐となっていたという驚きの再会なども含め、わかりやすく、快調。
ジュリーとギデオン夫婦は、相変わらず仲が良くて年を取ったような感じがしないけれど、年月は過ぎているらしく、メキシコの状態は2009年発表当時のようです。

1982年のデビュー作から数えて28年目。
「暗い森」「断崖の骨」「古い骨」「氷の眠り」「遺骨」「死者の心臓」「楽園の骨」「洞窟の骨」「骨の島」「水底の骨」「骨の城」「密林の骨」「原始の骨」そしてこの作品の順。

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