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2012年5月

「メロディ・フェア」

宮下奈都「メロディ・フェア」ポプラ社

大学を出て故郷に帰り、化粧品会社の美容部員になった主人公・小宮山由乃(よしの)。
母と妹は、どちらもあまり化粧には関心がありません。
特に理系で3歳下の妹・珠美には、考えが甘いとか、見た目だけとか、批判されてしまいます。

華やかにデパート勤めのつもりでいたら、大きな会社は皆落ちて、あまりぱっとしない会社に入り、しかも配属先は小さなショッピングモールの一角。
凄腕と聞かされていた先輩の馬場は、子供がいるために定時で帰るパート。
商品知識はしっかりしているけれど、態度はあっさりしていて、どこがそんなに凄いのか最初はわからないのでした。

ピンクのカウンターの持ち場は暇で、ちょっと離れた赤いカウンターの売り場はにぎわっている様子が見えるのです。
暇な職場は却って辛いと知ります。
厚化粧で毎日、通り過ぎるだけの謎の客もいたり。
お喋りに来て、何も買わない浜崎さんというおばちゃんも、います。
愛想だけは良い由乃は、買いそうにもない客との相手もいとわない。

よその売り場の人から、前にこの売り場にいた社員が美人だったと聞かされます。
急にやめたので自分が配属になったらしいが、そのわけとは?
自分指名の顧客はつかない日が続いて、由乃も焦り出しますが…

幼なじみとの再会。
本社の社員とのやりとり。
辞めた人の登場。
ちょっと面白モチーフを交えつつ、どこにでもありそうな新入社員の成長を描いて、親しみやすい。
重すぎず、さわやかなお仕事小説です。

著者は1967年、福井県生まれ。
この作品は、2011年1月発行。

「夏の夜のわるい夢」

ジェイニー・ボライソー「夏の夜の悪い夢」創元推理文庫

コーンウォールに住む女流画家ローズのシリーズ。
若々しくて気取らない、誰もが打ち明け話をしたくなるような親切で偏見のない人柄。
卒業してすぐにコーンウォールに魅せられて住み着き、写真やイラストの仕事をしていました。
20年幸せな結婚生活を送りましたが、夫が亡くなり、落ちついてから改めて本格的に画家デビューしていくことに。

デニムのスカートでスケッチをして歩き、日焼けしているローズ。
あまりオシャレな方ではないので、重い腰を上げて長い赤毛をカットに美容院へ行きます。
裏庭の剪定を頼むために、推薦された男に電話したり。
親友のローラと飲みに行ったり、慈善バザーに顔を出したりという日常。

地元で事件が起きると、ローズは関係者のすべてをどこかで知っていたりするため、何かと相談を持ち込まれます。
今回は、レイプ事件。絵画教室で教えている才能ある女性ジョイスの娘サムが、何か知っている?
悩んでいる様子に、話を聞いてみようかと思わず言うローズ。

一度は別れた恋人のジャック・ピアース警部とよりを戻したのですが、互いに距離のとり方に気をつかっている段階。
長年愛した夫と比較しそうになって、それが嫌だと思ったり。
もう若くはないけれど、ぜんぜん年寄りでもない~揺れる年代。
男らしい性格のジャックは、危険に巻き込まれがちなローズが心配で口うるさくなりがちで、ローズも意地を張り、すぐにケンカになってしまうのですが。
ローズの母の急病という事態もあり、夏の夜に思いがけない出来事が…

コーンウォールの風物が、魅力的。
長く住み着いている人間たちと、観光地としての側面が絡み合い、大人の視点で展開します。
美味しそうなお料理も。
ロマンスがあり、女性らしい日常的な描写も多いので、コージー系に分類されると思いますが、ほのぼのというよりは普通にリアル。

原著は2002年発表。
次作で最終巻らしいです。
残念~!
新シリーズでも良いけど、読みたいです。

「開かせていただき光栄です」

皆川博子「開かせていただき光栄です」早川書房

皆川博子が82歳で、18世紀イギリスを舞台に描いた小説。
新境地というのが凄いですね。
外科医の地位が低く見られ、解剖など忌み嫌われていた頃。
医学の発展のために、解剖に取り組んだ外科医とその弟子たちが、巻き込まれた事件。

外科医のダニエル・バートンは警吏に解剖教室に踏み込まれ、弟子達が急いで遺体を暖炉の内側に隠します。
そういう場合に隠せるように、改造してあったのでした。
遺体は墓あばきから買い取ったものですが、家族から訴えがあったのです。
その場はごまかしますが、後で見覚えのない死体が見つかり…しかも、殺されたのはありあり。

余分な死体は、一体誰が?
ダニエルの内弟子で頭の切れるリーダー格のエドと、デッサンに才能があるナイジェルら5人の弟子たちは、この事態を切り抜けられるのか?
暖炉の構造の秘密を知る仲間に容疑が掛かることを恐れて、嘘を重ねていきます。

18世紀当時は、まだ警察組織がしっかりしていなかった時代。
警察のようなものに強い権力を持たせることが、危ぶまれていたのです。
もともと治安判事は名誉職のようなもの。判事邸で尋問を行っていました。
先代の治安判事ヘンリー・フィールディングが初めて組織を改革し、直属の保安要員を雇うことにしたのです。
判事邸のあるボウ街の名を取って、彼らはボウ・ストリート・ランナーズと呼ばれていました。

その跡を継いだ異母弟のジョン・フィールディングは、盲目。
声を聞いただけで犯人を見抜くという評判が立つほどの敏腕で、実際に声や触っている手の震えで、嘘に気づくことも、ままありました。
利発な姪アンを目の代わりに、力持ちのアボットも助手に連れ歩きながら、事件の捜査に当たります。

ネイサン・カレンという17歳の少年が田舎からロンドンに出てきて、大いに戸惑いながら、何とか生きていこうとする様子が挿入されます。
猥雑で、汚物が道路に溢れ、掏摸が横行するロンドン。
ネイサンは父が譲り受けた古本の中から古書を発見したので、本屋にそれを見せ、また自分が描いた詩を持ち込んで、詩人としてやっていきたいという夢を抱いていました。
ハリントンが主催する新聞に、風刺詩を書く仕事にありつくネイサン。
本屋で出会った令嬢エレインに、ネイサンはフランス語の「マノン・レスコー」「モール・フランダース」を翻訳して聞かせることになります。

当時、盗みは大きな罪とされて、金額にかかわらず死刑が当たり前。
減刑されて、新大陸送りになる場合も。
そういう話は「マノン・レスコー」「モール・フランダース」にも出ていましたっけ。
産業が起こり、株式投資が始まって、大きく揺れ動く時代。
世界初のバブルの崩壊も起きた頃です。
それらがどう、絡み合ってくるのか…?

時代色豊かで、スリリング。
ディケンズ的な要素もあります。
当時の裁判の特殊性なども絡んで、二転三転する推理も面白く、最後まで興味が尽きませんでした。

豆猫とシティさん

120112_233305まだ振り袖を着ているシティさんです。

120113_171148ブルー系の小紋なので、5月でもオッケー☆

120113_171227じつは、この写真をまだアップしていなかったので…

抱いているのは、猫ちゃんです。
前にプレゼントして貰ったもので、ご紹介がまだでした。
豆本作家さんの作品。
後で改めてご紹介もしますね。

120113_171258あ、こういう風にも抱っこ出来る?

120113_171352可愛い写真になりました♪

「まぼろしの白馬」

エリザベス・グージ「まぼろしの白馬」岩波少年文庫

児童文学の名作。
内容を忘れたので、再読しました。
大人にも読める描写を含んだ~ファンタジックな内容です。

マリアは父親を亡くして、遠縁の従兄にひきとられることに。
母を早く亡くし、赤ちゃんの頃から、家庭教師のヘリオトロープ先生に育てられてきました。
ずっと一緒だった先生も同行するので、そんなに寂しくはないのです。
ヘリオトロープ先生は厳しいけれど、マリアを素晴らしい女性に育てようと決意しており、マリアは信頼しきっています。
ロンドンで知り合った男の子ロビンと会えなくなったことは、気になっていましたが。

岩の中に入っていくような構造の、わくわくするような面白い荘園に、塔の中にある可愛い部屋。
荘園領主ベンジャミン・メリウェザー卿は中年で、従兄というよりは伯父みたいですが、見るからに温かい人柄。
マリアが朝起きると、綺麗な乗馬服が出されていたり。誰が世話してくれているのか、すぐにはわからない~不思議な生活が始まります。

まだらの小馬ペリウィンクルに乗って見て回った、自然が美しい外の光景と、海辺で見えた一瞬の幻。
マリアが連れてきた犬のウィギンズ。
館を自由に歩き回る猫のザカライア。
マリアが罠から助けたウサギのシリーナ。と、しだいに仲間も増えていきます。

門番の女性ラブデイは、マリアが夢見てきた母親のよう。
咲き乱れる花や、美味しい食べ物。
料理は、台所を仕切っている小柄な老人マーマデュークが作っているとわかります。

フサフサのたてがみのある黄色い大きな犬・ロルフは、不思議な存在。
ロルフと一緒なら、マリアはどこに行っても良いけれど、海にだけは近づいてはいけないと言われます。
海で魚を捕るのは、森に住む「黒い男達」が独占しているのです。
彼らは、メリウェザー家の先祖ロルフと仲違いしたノワール卿の子孫らしい。
村の牧師と、再会したロビンから話を聞き、メリウェザー家の先祖が引き起こした争いが今も尾を引いていることを知ったマリアは…?
13歳の少女が勇気を奮い起こします。

1946年に、およそ100年前の1842年の話として書かれたので、古風な所はあります。
それもまた魅力。人の心に普遍的に訴えかけるものに満ちていますね。
過去の争いも悲しみも洗い流され、皆が上手くいく心地良い展開。
心が洗われるようなものを読みたい気分だったので、満足しました。
挿絵は、ディケンズ風の衣装。
巻き毛とふくらんだスカートとボンネットが可愛い。

5月の花

120430_0100245月の花は明るく~
白と黄色でまとめてみました。
外がカラフルな花で溢れているので、シンプルに。

120430_010243白いカラーを中心に、白いカーネーションをかすみ草で。
(白いカーネーションは、母の日を意識してますけど)

ぽんぽんと横並びに、リズミカルに☆
黄色いガーベラがポイントです。

120430_010117器は横長で、渋い茶色に、
上の方に緑が入ってます。

120430_010144なかなかピントが合いません~。

カラーのアップ。

120430_010549_2玄関から入ってくると、こういう角度に見えます。

カラーは茎が柔らかくて、中が空洞なので、高くするのは失敗でした。
次の日に倒れちゃったので、だいぶ低くしましたよ。
今はカラーもかすみ草も色が落ちたので外して~
シンプルでちょっとユーモラスな形になっています。

「東京島」

桐野夏生「東京島」新潮文庫

映画化もされて、有名ですね。意外に薄い文庫でした。

無人島に流れ着いた人々が30数人。
その中に、女性はたった一人だけ…
幸い、タロイモなどの天然の食べ物は、豊富な島でした。
清子はサバイバルに身を投じて変身、若い男達には望まれ争われる対象となります。

まず隆と清子の夫婦が、那覇から出たクルーザーで難破したのです。
三ヶ月後に漂着したのは、バイト先のタコ部屋のような苛酷な生活から逃げてきたという若者達23人でした。
清子は隆の転落死の後に、二度目の結婚をします。
夫が生きているうちから清子を求めた気の荒い若者カスカベが、隆を突き落としたのか、あるいは自殺だったのか…?

それから、中国系の男達11人が漂着。
船の中でもめ事があって降ろされ、捨てられたのでした。
船が来たことに驚喜した日本人は、振り向きもされず、去っていった船に落胆します。
彼らをホンコンと名付け、別々に暮らすのでした。
彼らは日本人よりもずっとたくましく、目つきの悪いリーダーのヤンはいかにも強そう。
木を伐りだして、かなりしっかりした家を建て、船まで作り上げるのです。

日本人達は数人ごとに、ブクロ、ジュク、シブヤなどと名付けた地区に小屋を建てて、住んでいました。
食中毒で死んだ者、いきなり海に入っていった者、森で暮らす者。
廃棄物らしいドラム缶が転がっているためトーカイムラと名付けた浜辺に住んでいるワタナベという男もいました。

救出を待ちわびながらも、人々は退屈しのぎに熱を入れ始めます。
清子夫婦は、ある程度は船から物を持ち出せたのでナイフなども持っており、レンタルしてはお礼に食べ物を受け取ったりしていました。
清子に全く相手にされないワタナベは、屈折した憎しみを募らせていきます。

遭難して5年後、46歳の清子は、くじ引きで決められた4人目の夫ユタカと暮らし始めます。
記憶喪失で27、8歳の夫は優しく、よく見るとハンサムで、意外に幸せな生活に。
しかしホンコン達が作り上げた船で脱出するのに誘われた清子は、とっさに応じます。
だが、しばらく航海した後に船は、一回りして島に戻ってしまう。

拉致されたのだと言いつくろうのですが、夫を捨てて脱出したという疑いは完全には晴れず、白い目で見られるようになりました。
夫は清子に逃げられたショックからか?記憶喪失から回復していました。
わずか2週間の間に、別人のようなリーダーとなっていたのです。
清子は妊娠に気づき、島と同化する女神のような感覚を覚え始めます。

どう転ぶかわからない展開で、視点を変えていき、飽きさせません。
しかし登場人物がかなり感じが悪くて、笑っちゃうほど。
ヒロインも太って図々しく、映画の女優さんとはだいぶ違いますね。
過去に置いてきた便利な日本での生活が途中で挿入されると強烈な違和感がありますが、これがまた、まともとも言い難いものだったり。
猥雑で皮肉だけど、異様なたくましさもあります。

桐野さんはデビュー作から知っていますが、ブログでのご紹介は初。
初期のミステリは感じが良かったんですが、地味めだったのが、ぐっとダークに化けましたね。

著者は1951年生まれ。
97年「OUT」で日本推理作家協会賞。
99年「柔らかな頬」で直木賞。
2004年「新潮」に短編「東京島」を発表。
2008年単行本刊行。谷崎潤一郎賞を受賞。

チュニックと黒チュール

120428_234159水色と白のストライプのチュニックブラウスを着て貰っています。
momokoの一実ちゃんことナチュラルデイズさんです。
ミニワンピ風に着ると、ちょっとドッキリ?

黒いチュールスカートを足したらどうでしょう。

120428_234353ちょっと夏仕様の背景で。
スカートなので、ちょっとおすまし☆
丸い靴で、ガーリーに。

120428_235121ブーツに替えてみましょう。
茶色のハーフブーツで、活動的に。

120428_235321印象、変わったでしょうか。

120428_235543くつろいだ雰囲気にも♪

「ハゲタカは舞い降りた」

ドナ・アンドリューズ「ハゲタカは舞い降りた」ハヤカワ・ミステリ文庫

シリーズ4作目。
2004年に出ていたと気づかなくて。
どたばたに磨きがかかって、完全にコメディとして読めます。

メグ・ラングスローは鍛冶職人という珍しい仕事をしているのですが、手に怪我をしてしまいました。
ハンサムな恋人マイクルとは、遠距離恋愛中。
弟の職場に不審なことがあるというので、受付と交換台のバイトに駆り出されたのですが、これがまた…

弟ロブは気はいいけど、かなり風変わりで、たまたま「地獄から来た弁護士」というゲームで一山当て勢いで<ミュータント・ウィザーズ>というソフト会社を設立。
部下達のほとんどに天才と思われていますが、実はパソコンのことはわからず、ゲームのことすらよくは知らないのでした。

姉さんらしく~メグは、ついつい面倒を見てしまうことに。
若い社員をまとめるには「全員揃うまでピザとビールは頼まないわよ」と叫ぶメグ。
まったく野菜を食べない社員たちのために、トッピングにはブロッコリとピーマンを入れたのに、彼らは指でつまんで捨てている有様。アメリカ人てcoldsweats01

会社のあるビルは、精神科医の診察室も入っていて、6人のセラピストが勤務しているため、電話も待合室も錯綜していました。
カーフィリーの町では、オフィスも住宅も物件が不足しているのですね。
そんな中を回ってくる自動メールカート。
これが、目に見えない塗料の上をたどって室内と廊下をぐるぐる移動していく物。
メールカートに死体の真似をした乗っていた社員のテッドが、本当に殺されてしまう!
テッドはいたずら好きでやっかいな性格のため、人に好かれてはいなかったけれど、殺すほどの動機とは?

社内に入り込もうとする怪しい人物たちの行状も、おかしい。
次のゲームの内容を少しでも知りたいと潜り込もうとするファン。
建物の中にやたらといる動物たちが虐待されていると勘違いした動物愛護運動家の獣医師など。
受付にハゲタカがいるのを、窓から解放しようとするのですが…

メグは明るいしっかり者だけど、少々ドジな所も。
有能な社員ジャックには言い寄られますが…?
弟を守るために奮闘します。

「ちょちょら」

畠中恵「ちょちょら」新潮社

時代小説。
妖怪は出てきません。江戸時代のお仕事もの?

軽い題名の割に~深刻な状況から始まります。
江戸留守居役という特殊な立場の仕事をしてきた一家。
聞番、御城使などとも呼ばれ、中程度の藩士がなるそうです。
藩の外交面を引き受ける役で、接待に金を使うために、贅沢をしているという白い目で見られることもあるとか。
けれどそれは、もっと巨額の金が動く行方を見定めるために必要な出資だったのでした。
江戸城でさっそく道に迷う主人公は人が良く、のほほんとした雰囲気も時々漂うけど。

文政6年。
播磨の国、多々良木藩で、間野家の優秀な長男・千太郎が自決。
遺書もなく、理由はわかりませんでした。
その前に、同役の入江貞勝は突然一家を上げて藩を出てしまっていたのです。入江の娘の千穂は千太郎の許嫁だったのに。
頼りない次男・新之介に、重要な仕事が回ってきます。

慣れない仕事を一人で抱え、藩に無理難題を押しつけられないよう、江戸城内できちんと挨拶をしては人脈を作り、情報を集めて、根回しをしていかなければならない。
多々良木藩では予算が足りず、根回しが不足していたこともわかってきました。
幕府では大きな普請がある度に、お手伝い普請といって、幾つかの藩に少しずつ分担させるのです。
数百両を惜しんで数千両という、小さな藩には無理がある大きな負担を押しつけられたのでした。
そのあたりに、兄の死の理由も…?

情報を集めるために、知恵を絞る新之介。
「甘露の集」という甘いもの好きの会があることを知り、料理上手は妹が手作りした菓子を差し入れることに。
折しも、次の普請が決まりそうだという噂が…

藩主の浅山日向守隆正はまだ35歳。藩主になって3年足らず。
優しい人のようですが、まだ江戸城に慣れてはいません。
藩主を案内するのも、留守居役の仕事の一つ。

料亭に呼び出された新之介は、幼なじみの千穂と思いがけなく再会。
千穂に事情を聞きたいと思って探していたら、千穂のほうも事情を知りたがっていたのです。
急に藩を出た後に千穂の父は亡くなり、母と二人で長屋暮らしとなり、やむなく働きに出て万八楼の仲居となっていました。
そこで大金持ちの札差に見初められ、妾に望まれたのですが、なぜ人生が根底から覆ったのかわからないままでは、決心がつかないと。

「ちょちょら」とは、調子が良いこと。
主人公のことではなく、留守居役組合の仲間の一人・久居藩の岩崎を見て思う言葉。
岩崎は、役者のように見場が良いところが、亡き兄を思わせる男。
口は悪いが有能で、新之介を鍛えるつもりか、何かと引き回してくれるのです。
大規模な普請をしなくて済むように、前例を調べて、藩全体で協力すればいいと思いつく新之介。
大規模な動きが、起き始める…
人のいい新米の大活躍となります。

青葉の特製中華そば

120302_212109_2味自慢の中華そばです。
スープの味がメチャ良いんですよ~。
120302_212122_2スープは一種類のみ。
ラーメン(というか中華そばという表記だったかな)とつけ麺の2種類。
120302_212144麺は平たくて、やや硬めかな。

120302_212152卵をつけるのが特製。
卵なしのシンプルなのだと650円と安いけど~
どうしても卵が欲しいのでいつもこれ~
特製中華そば、850円です。
120302_212212特筆すべきはこの焼き豚!
厚めで、すっごく柔らかいの~。
これも特製だと量が多いです。
中野にあるお店は、行列が出来るそう。
八王子にあるこちらは、駅から離れているせいか、行列までは見ませんが~
こちらが行くのがいつもピークの時間帯じゃないからかも?

「騙す骨」

アーロン・エルキンズ「騙す骨」

スケルトン探偵こと人類学教授のギデオン・オリヴァーのシリーズ。
今回の舞台は、メキシコ。

愛妻ジュリーが従姉妹に留守中の代役を頼まれ、ギデオンも休暇をかねてついて行くことに。
従姉妹アニーはアメリカ人ですが、支配人をしているエンカンターダ農場は欧米人向けの観光農場で、家族経営。
今のオーナーは、アニーの伯父トニー・ギャラガーで、わがままだが豪放な男でした。

アニーの父カールは乗用馬係主任をしていて、ちょっとゲーリー・クーパーのような枯れたハンサム。
ただ、カールの妻つまりアニーの母(トニーの妹にあたる)は、だいぶ前に家出したきりになっています。
ジュリーは学生時代に、その農場でバイトをしたこともあるのでした。

行ってみると、料理人は愛想はないけれど、大変な料理上手。
ジュリーの仕事はけっこう忙しく、ギデオンは半日も観光すると後は何もすることがなくなります。
と思ったら~平和なはずの村で不審な骨が二体も見つかっていて、警察は困り果てていたので、ギデオンは大喜びで検分に当たります。
数年前に命を落としたらしい身元不明の少女の白骨死体と、半年ほど前に村を通ったのがわかっている中年男のミイラ化した遺体。
その正体は…?

メキシコ人らしい?やる気のない警察署長がおかしい。
鑑定の間違いに気づくギデオン。
珍しい特徴のある骨に、ギデオンの推理が冴えます。

遺跡の観光や、いつもながらの美味しい郷土料理。
旧知の警官が警察高官マルモレーホ大佐となっていたという驚きの再会なども含め、わかりやすく、快調。
ジュリーとギデオン夫婦は、相変わらず仲が良くて年を取ったような感じがしないけれど、年月は過ぎているらしく、メキシコの状態は2009年発表当時のようです。

1982年のデビュー作から数えて28年目。
「暗い森」「断崖の骨」「古い骨」「氷の眠り」「遺骨」「死者の心臓」「楽園の骨」「洞窟の骨」「骨の島」「水底の骨」「骨の城」「密林の骨」「原始の骨」そしてこの作品の順。

ストライプなナチュラルさん

120428_191000後ろ姿は誰でしょう?
ホテルでの朝食?みたいな~
一実ちゃんことナチュラルデイズさんに、
チュニックブラウスを着て貰ってます。

120428_191102水色と白のストライプがさわやかです。
なんだか、彼氏のシャツを着てるっぽい?
ボーイッシュな一実ちゃん、意外に色っぽいかも。

120428_191435このチュニックブラウス、
白い部分にピンタックがあって、お洒落です。
ちゃんと下には短パンをはいてるのよ~。
シティさんのものです。

120428_191754これって、ミニワンピとしても着られる丈…
ですよね?

120428_192053さあて、サンドイッチを食べましょう~♪

「オーダーメイド殺人クラブ」

辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」集英社

思春期の危険なゲームの行方は?

中二の四月、小林アンは、友達の芹香と倖に無視されるようになりました。
こういうのは突然始まり、また不意に終わるもの。
いぜんには、芹香と二人で、倖を無視したこともあります。
そうは思いつつも、息苦しく、なんとも間が悪い。
部活も同じバスケ部なのです。
気弱な倖からは、こっそり電話が入ってきたりもします。

芹香は気が強い女の子で、同じクラスで野球部の津島とつきあい始めたばかり。
彼氏や担任を巡っても、いざこざが続きます。
アンが一時つきあっていた河瀬はまだ気がある?
副担任でデブの佐方は、アンを気に入っているらしく、その発言がこじれることに。
音楽の先生で男子には人気のあるサクちゃんこと櫻田美代に、女子は反発し…?
中学なら、いかにもありそうな出来事。

母親が「赤毛のアン」の大ファンなために、アンという名を付けられたアン。ダサイと思っても、どうしようもありません。
母は美人なのに「他にプロポーズしてくれる人がいなかったから」という頼りない理由で結婚したという。
そんな母の選ぶ服が、趣味に合わなくなってきていました。
アンは暗いものに惹かれる少女で、猟奇殺人事件の新聞記事を切り抜いたり、本屋の奥にある人形の写真集「臨床少女」を何度も見に行ったりしていました。
周りに理解者がいない分だけ余計に、密かに傾斜して行きつつあるのです。

ある日、去年のコンクールで入選した絵が、掛けられているのに見とれる。
タイトルは「魔界の晩餐」
描いたのは美術部の徳川勝利。クラスで「昆虫系」とあだ名していたオタク系男子の一人。単に地味なのではなく変わっている子達でした。
徳川先生の息子で、ショーグンJr.というあだ名もある、ひょろっとした男子。

その徳川が、河原で血のにじんでいる袋を持っている所を見かけ、少年Aのような危険な匂いを感じるアン。
アンを「リア充(リアル充実)」「彼氏いるヤツはみんなビッチ」とばかにしながらも、澁澤達彦の本をアンに持ってくる徳川。
「私を殺してくれない?」と持ちかけたら、「いいの?」と…

どんなふうに殺されたいか、相談するようになります。
すぐ忘れ去られるような事件ではないものにしようと。
「これは、悲劇の記憶である」とノートに書いて…

思春期の動揺や憤懣が、痛々しいほど鮮烈。
しかし、この書き方でこのままって事はないよね~ではどうなるの?とハラハラさせられました。
まあ…ネタばれしたら面白くないし…ミステリでもホラーでもないってことで。
2009年~小説すばる連載。
2011年5月単行本発行。

お出迎え?

120326_195304帰宅したら、リビングにぬいぐるみのるるちゃんが転がっていました。
みゅんが連れてきたのです~。
留守にすると、よく一緒にお留守番しています。
玄関にるるちゃんを置いて、自分は奥にいることも。
みゅんは、テーブルの下。
暗いけど、見えますか?

120326_195844すぐ出てこないのには、理由が~
ぱっと奥へ走って行ってしまいました。

ちょっと警戒しています。
120326_195912目が三角っぽい。
「だってっ、音がするんだもん…」
兄夫婦が玄関先にいるので、その音を聞いているのです。
120326_195929だいじょうぶよ~と声をかけると、
ちょっと目が丸くなりました。

120326_195948「あ」
行ったかな?と車の音に耳を澄ましています。
安心したみたい。

本気で怖がってはいないんですよ。
本気だったら、気配を消して2階へ上がって奥へ隠れちゃいますからね。
兄がいる所へわざわざ出てきて、シャーッといってから引き揚げることもあるんです。
ライバル視してるのかな?

「007 白紙委任状」

ジェフリー・ディーヴァー「007 白紙委任状」

現代で活躍するジェームズ・ボンドを描いた物。
イアン・フレミング財団からの依頼に応えた作品です。

政府組織「海外開発グループ(ODG)」の表向きは、コンサルタント。
実は秘密機関で、MI6も行わない破壊工作などの実行部隊でした。
軍隊経験の後にこの仕事にスカウトされ、まだ30代前半、長身で見事に均整の取れた外見のジェームズ・ボンド。
2000年代に携帯はもちろんのこと、さまざまな機器を駆使して活動します。

上役など幾つかお馴染みの役名は、そのまま使われています。
調査に当たってくれる有能な美女フィリーは、ボンドの理想の女性。婚約を破棄したという噂に…?
車についての蘊蓄や、グルメを楽しむシーンも満載。
テンポ良く、ディーヴァーが喜々として書いているのが伝わります。

国内では世論が厳しくなって法律が出来ていて、活動が制限されているため、白紙委任状というより灰色委任状というのが実態というのが面白い。
敵が国内に逃げ込んだ途端、やりにくくなるという。
組織は複雑になり、やたらと頭文字で表現されます。
MI5も6も既に古い時代の組織扱いで、このボンドは違う所に所属しているのです。

イギリス政府通信本部が傍受したメール。
「20日金曜夜…死傷者は数千に上る見込み」
大量殺人の計画が浮かび上がり、謎の男アイリッシュマンを追って、セルビアに侵入。
グリーンウェイ・インターナショナルという廃棄物処理の会社を経営するセヴェラン・ハイトという人物が浮かび上がります。
ロンドンへ、そしてドバイへ。雲を掴むような断片から次第に犯人グループに迫っていくボンド。

上司にも隠しての単独行動が多いのは、性格?
急遽、海外に飛ぶために個人的なコネも活用。
同業者からスパイされたり、無防備に見える行動だったりも、二転三転していき…
これまでには犯罪歴のない業者の異様な方向性とは。

南アフリカ共和国では、美貌の警部ベッカ・ジョルダーンも登場。
白人男性に対する警戒心が強くてボンドに反発、また警察の性質上、事件が起こらないうちに踏み込むことは出来ないなど、色々な対立もあるのです。
日本の小型車を用意したと巡査長に言われ、期待しないで行くとそれはジョークで、ファミリー向けの車ではなく、メタリック・ブルーのスバル・インプレッサだったとか。

今の時代にスパイって…?
というのも、2000年代らしい設定になっています。
ボンドの私生活や生い立ちなども色々書き込まれています。
美女も次々に登場して、色っぽさを振りまき、さてこの中の誰かと…?
期待させますが、ボンドもあれこれ気をつかうあたりも今風?
2011年発表で、その年の内に翻訳刊行。

「舟を編む」

三浦しをん「舟を編む」光文社

辞書の編纂をめぐる人間ドラマ。
別館にある編集室で、わずかな人数で、何年もかかって。
熱意を込めて仕事をする良さが描かれます。
その人の能力がどんな風に生かされるか。
メインはこれと見込んで引き抜かれる編集者。その名も馬締(まじめ)くん…
営業部では浮いていて、お荷物だった彼が…

玄武書房に勤める荒木は、辞書編集部員一筋でやってきましたが、定年を迎えることに。
30年以上共に辞書作りをしてきた松本先生と「大渡海」という辞書を作ろうとしていたので、後任を探すと請け合います。
後輩の西岡は調子のいい男で、それなりに役には立つけれど言語感覚はあまり無いからでした。

辞書作りは、気長で細かい作業。
執筆者に依頼するだけでなく、偏向を抑え、他の辞書と比較検討もし、紙数やレイアウトに合わせての訂正もしなければなりません。
何年も丁寧な仕事を続け、そのうちに時代が変わっていくのにも対応していくのです。
荒木は、営業部で27歳の馬締光也を推薦されて、出会います。
整理したがる性格や言語への興味と執着など、才能を見いだす下りも面白い。

「辞書は、言葉の海を渡る船だ」
もっともふさわしい言葉で、性格に、誰かに届けるために。
「海を渡るにふさわしい舟を編む」
荒木と松本に託された馬締は?

お気楽な西岡と馬締の迷コンビ。
移動する西岡の内心の思いに、ぐっと来たり。
馬締の下宿先のタケおばあさんとの気楽な暮らしや、その孫娘で女板前の香具矢との恋。これが不器用でほのぼの。
さらに年月が過ぎて、新しい編集者・岸辺みどりの登場。
製紙会社の宮本と、辞書にピッタリの薄くてめくりやすい紙を研究し続けることに。

向いていないようでも、何かしら、役立つ道はある。
脇役もそれぞれに異なる存在感があり、意外な恋愛模様も。
どことなくおかしみがあり、とぼけた雰囲気が漂います。
所々ぷっと吹き出してしまう細部の書き込みに注意。
思い出しても、にまにま。
元気が出ますよ~さすが、しをんちゃん☆
今年の本屋大賞をみごと、受賞しました!
直木賞受賞作家が本屋大賞もというのは初めてだとか。

リセとリカちゃんのご対面

120506_000816「こんにちは~」
リカちゃんが3人揃っている所。
そこへ、ピュアニーモのリセちゃんの登場です。
「わあっ?」
「新しいお姉さんだー」
「リセです。よろしくね」
「名前、リカと似てるのね~」
120506_001142_2「身長も近いみたい。比べてみる?」
「さゆが受けて立つわ!」
並んでみましょう。

120506_001345_4今度は横向きです。
頭部は~他のお人形よりも似ているかも?
リセは25センチなので、21センチのリカちゃんと4センチ違い~
リカちゃんは11歳ですが…
リセの身長をを6倍すると…150センチ?
小柄な中学生って感じかな。
120506_001513「身体は柔らかい~?」
「前屈は…どっちも苦手ね。くくく」

120506_001802「じゃあ、これは?」
「あ、反るのは~得意よっ」
「えいっ」
「ひゃあ、すごーい」
120506_002247「やったぁ!」
「さゆちゃん、すごーい」
「リセさんも、カックイ~」
「あはは、ちょっと無理しちゃった~」
仲良くなれたかな?

「特捜部Q ―檻の中の女―」

ユッシ・エーズラ・オールスン「特捜部Q ―檻の中の女―」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

デンマークのミステリ。
北欧の巨匠、初登場!
警察で新たに作られた特捜部Qという閑職に追いやられた刑事でしたが…?
テンポ良く展開し、明晰さが感じられます。

カール・マークは、コペンハーゲン警察の警部補。
有能だけれど、元々おそらく協調性は少ない性格。
怪我での休養から復帰して以来、さらに怒りっぽくなって周りに迷惑がられていました。
死体発見現場に乗り込んだときに部下2人と共に銃撃を受けて、一人は死亡、一人は重症でいまだ入院中。
信頼できる部下を失ったのです。
カールの妻は家を出て行き、愛人をとっかえひっかえしつつ暮らしているらしい。
義理の息子だけがそんな母の家にはいられないとカールの所に戻ってきましたが、大音量で音楽をかけ、小遣いをせびるだけ。
カールは強気な妻に未練があるようで、意外に義理の息子にも怒れない。部屋を貸しているモーデンが、料理上手なのが救いとなっています。

そんなとき、迷宮入りの事件を再捜査する特捜部を作るという政治的な要請が持ち上がりました。
特捜部を名目に、殺人捜査課の予算を取ろうという上役の画策で、カール・マークにあてがわれた部屋は、地下にある殺伐とした部屋。
最初はやる気がなかったのが、成り行きでしだいに熱意を取り戻していきます。

ただ一人の部下アサドは、雑用係に雇われた民間人で、しかもシリア人のイスラム教徒。
これが整理も配線も得意で、書類も読めるという人材でしたが、デンマーク語の冗談は通じないという。
どんどん雑用を片づけてしまう彼に、次の仕事を待たれるのが面白い。

一方、美貌の政治家が、5年前に行方不明になっていました。
民主党副党首にまでなっていたミレーデ・ルンゴー。
船から落ちたときに弟と一緒で、最初は突き落とされたとして捜査されましたが、弟ウフェは幼い頃の事故で障害を負っているものの、穏やかな性格。
自殺か事故ということで片付いていますが、死体は発見されていない。
本人の性格は、誰もが自殺するようなタイプではないという…
捜査の不備に気づいたカールは、次第に真相に迫っていきます。

監禁されている女性の絶望的な状況が挿入されていて、怖い。
密室の壁の向こうにいる誘拐犯に、理由を思い出せと罵られるのですが。
助けは、間に合うのか…?
有能な刑事に期待、大!

2007年の作品。
デンマークでは、実際に、大規模な組織改革が行われた年だそう。
作者は1950年、コペンハーゲン生まれ。父親は精神科医。97年から作家活動。
特捜部Qの第三作で、北欧5ヵ国最高峰の「ガラスの鍵賞」を受賞しているとか。
近年の北欧のミステリは凄いですね。

フェーブとリカちゃん

120505_235015「わあっ」
大喜びのリカちゃん達の前に現れたのは~

ケーキがたくさん!

120505_235436「きゃーすごぉい」

「どれにしよう?」
「え~と、ミラはこれにしようかな」
お目々がキラキラしちゃいますね♪

120505_235609「じゃあ、さゆはまず、これ!」
「わ、いいの、選んだね」

120506_000026「とっていいの?
希恵はこれかなあ…」

おとなしい希恵ちゃんも、本気モードです。

120505_235213実はこれ~
お友達にもらったフェーブのセットなんです。
小さな陶器で~
新年6日の祝日にフランスでは、ガレット・デ・ロワというパイの中に一つ入れ、当たった人がその年の王様あるいは女王様になり、1年間ハッピーという。
形は色々あるみたいですが、これはみんなお菓子。
良く出来ているでしょう~!
120506_000436「綺麗だね~」
「ちょっと、さゆちゃん、抱えすぎ~!」
「あはは、まいった~」
(写真はクリックしていただくと、大きくなります)

しかし…新年て、季節はずれになってしまって~申し訳ないcoldsweats01

「ふしぎなキリスト教」

橋爪大三郎「ふしぎなキリスト教」講談社現代新書

面白いです。
こんな風に整理できるとは。
売れている新書のリストから、興味を持てそうな物を選びました。

近代に、西洋の文明や価値観が世界に広まっていきました。
民主主義も、市場経済も、科学技術も、すべての根底に実はキリスト教的な発想があり、これが日本人にはどこか理解しがたい面があるのではと。
それはなぜか?を説き明かしていく内容です。
対談形式で、素朴な疑問から入っているので、とっつきやすい。
あちらでは誰もが知っている聖書の内容に、少し詳しくなれます。
わざと居酒屋談義調にしている所もあるようだけど。

一神教と、儒教や仏教との違いとは。
一神教では、神は絶対的な存在で、人間とは別次元。
不幸や災いは神の試しで、好きなように出来るんですね。
すべてを作った存在だから、自然は神の物。
科学はそれを人間が理解しようとするものなんだそうです。
奇跡は、自然の法則を作り出した神だから、その法則を越えることも出来るということ。ほほ~。

キリスト教もユダヤ教もイスラム教も、じつは同じ神を信仰している。
ただ、ユダヤ教は律法を中心に発展しました。
イスラム教は、キリストをムハンマドよりも格の低い預言者の一人として扱っています。

キリスト教は、ユダヤ教の一部として始まり、現在も旧約聖書を内包しているという。
イエスはキリスト教を始めようとしたわけではなかっただろう。実在のイエス・キリストはマトリョーシカの一番内側の人形のような物では、と。

パウロはギリシャ語で手紙を書き、それが聖書の元になっているのですね。
東方のギリシャ正教は、そのままギリシャ語の聖書を使いました。
ローマ帝国がキリスト教を国教としたため、カトリックはラテン語の聖書を使うようになりました。
民衆はラテン語は読めないか、そもそも字を読めなかったので、教会がなくてはキリスト教について知ることが出来なかった。
偶像崇拝も禁止していたけれど、字が読めない人々に理解させるには像や絵が必要で、教会内の装飾や宗教芸術が発展していくことに。
偶像崇拝とは、元々は土俗的な小さな神々を崇拝することを意味していたんだそうです。なるほど。

さまざまな手続きが増えて教会が利権を独占していったのを、批判したのがプロテスタント。
聖書を各国語に翻訳して、一人一人が読めるようにしました。個人の信仰を大事にして、教会はシンプルに。

日本人にとって理解しがたいのは、ユダヤ教が発展した環境が日本人とは全く違うから。
ユダヤ人は敵に囲まれた環境で、侵略されて故郷を追われた所から、よりどころとしての宗教を進化させたそうです。

マルクス主義は「宗教は阿片だ」と批判したため、宗教とは正反対のように思われているが、じつは構造がキリスト教とそっくり。
ソ連では、宗教を弾圧した代わりに、すっぽり共産主義が入ったんだとか。
今は中国でキリスト教が広まりつつあるそう。

日本人にとって神さまは先祖、身内、友達のようなもので、だから沢山いて良い。
物にも何かが宿るという感覚があり、これはアニミズムの影響。
物造りに熱中し、賛美するのは日本人が一番なんだとか。
イスラム国では製造業があまり発展しないのは、偶像崇拝を禁じているからではないかというのも面白い指摘でした。

イスラム圏は中世まではキリスト教圏をリードしていました。
クルアーン(コーラン)があまりに詳しく生活の仕方なども定めているため、進歩が行き詰まった?
キリスト教圏では、法律は人間が具体的に変えていくものという感覚で、柔軟性が強かった、など。

テーマが大きく、歴史も長いので、おおざっぱな話になっている面もあります。
ここで力を入れなくてもと思うようなところで、力説していたり。
日本人の宗教観も、一つではないしねえ…
ある角度から見るとこうなる、という限定付きかも。

ピンクなリカちゃん達

120505_233627ちょっとお久しぶりのリカちゃんに、登場して貰いましょう。
5月3日は、リカちゃんの誕生日だったんですね。

うちのリカちゃん1号・ミラちゃんです。

120505_233936リカちゃん2号・さゆちゃんで~す。

120505_234324リカちゃん3号・希恵ちゃんです。


120505_234231「こんにちは~」

「きゃあ、久しぶりぃ」
「会えて良かったー」

120505_234647「ねえねえ、ミラちゃんのお洋服、新しいの?」
「ほんとだ、スカートが綺麗」
「あ、ジェニーさんのだから。ゆるいのよ~」
ジェニーのお洋服なんですけど~
似た雰囲気のピンクのワンピが三つ揃ったので、
着せてみました☆
「でも…あたし達、ずっと前から着てるよね?」
「なんのためだったの」
とかお喋りしているかも~coldsweats01

「チャイナ・レイク」

メグ・ガーディナー「チャイナ・レイク」ハヤカワ・ミステリ文庫

デビュー作。
にしては、厚みのある描写でスリリング。

ヒロインのエヴァン・ディレイニーは、SF作家として売り出し中。
元は弁護士で、今も少しはそういう仕事をしています。
舞台は、カリフォルニア州サンタバーバラ。
一人暮らしでしたが、兄の妻が出て行き、8ヶ月前に兄が太平洋勤務に出てからは、幼い甥ルークの面倒を見ています。

弁護士仲間だったジェシー・ブラックバーンが恋人。
ジェシーはハンサムで長身で、今も水泳で鍛え上げられた身体。
交通事故で2年のリハビリを経て、松葉杖で立つことは出来るが脚の感覚がほとんど無いという状態でした。
車椅子を巧にあやつって移動しつつ、仕事もしています。

兄ブライアンは、海軍中佐で戦闘機パイロット、二人の父親も軍人。
エヴァンもボーイッシュで、兄を誇りに思っていますが、銃は嫌い。
ブライアンは肉体的にあまりに優位なため、車椅子のジェシーを見てうろたえ、ヘマな発言をして、元々皮肉屋のジェシーにやり返されて険悪になる一幕も。

家を出た兄の妻タビサが街に戻ってきて、しかもカルト的な集団レムナント<生き残りし者>に所属していました。
親友の母の葬儀に押しかけて、エイズ死を汚れていると非難するプラカードを掲げる彼らとケンカになるエヴァン。

周辺で見え隠れする~不気味な動き。
何か起こそうとしているらしい彼らの意図は?
なぜか、ルークに執着している様子が見える…
脅しは、どこまで本当なのか?
6歳のルークを守ろうと奔走するエヴァン。

チャイナ・レイク基地に勤務する兄の家で集団の指導者が殺されているのが発見され、兄は容疑者に…
エヴァンとルークはジェシーの家に移り住むのですが、そこにも魔の手が!

体当たりの果敢なヒロインが、孤軍奮闘します。
SF作家だというので、狂気の集団が起こそうとしているテロの意図を警察に説明しても、想像が過ぎるのではと本気にされなかったりするという。
銃なしでその場にある物で応戦。
これほどの危機を乗り切れるのなら、何にだって勝てそう。
読み応えがありました。

作者は1957年生まれ、サンタバーバラ育ち。ロースクールを出ている。
イギリス人と結婚して、夫と子供3人とイギリスに住む。
2002年に、イギリスで本書を発表。
アメリカではイギリス人が書いた物と思われて発行されなかったが、スティーブン・キングに見いだされて刊行。
2009年のMWA最優秀ペーパーバック賞受賞。

とろろ御膳

120214_160142窓から見えるのは、高層ビル街~
8階のお好み食堂の一角です。

壁の飾りが綺麗なので、ここに座りました。
120214_160309レディースデイサービスがあるという~
「とろろ御膳」にしてみました。

いろいろ並んでいるのが、楽しげ♪

120214_160400お刺身も☆
小さいけど、ちゃんと美味しい。

120214_160351_2とろろ、久しぶりで美味しかったです。

120214_164430こちらは店の外~
ロビー?に飾ってあったお花。
造花だけど、華やかですね。

「RDG4世界遺産の少女」

荻原規子「RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女」カドカワ銀のさじシリーズ

シリーズ4作目。
鈴原泉水子は、熊野の神社で育った内気な少女。
姫神が憑依する体質を封印するために、長い髪を三つ編みにしています。
東京の高校に入りますが、そこは能力者を集めた特殊な学園でした。

泉水子のために一緒に入学を命じられた相楽深行(みゆき)。
それを命じた相楽の父も、講師として、学園に赴任しています。
若く見えすぎるので、父息子とばれてはいないのですが。
泉水子の家系を代々守ってきた家柄なのでした。

夏休みを終えて学校へ戻ったとき、泉水子は正門でふと違和感を覚えます。
学園祭に向けて生徒会執行部は大忙しになっていて、すぐに忘れてしまうのですが。
大事な友達の宗田真響(まゆら)には、姫神の事を初めていくらか話します。
夏の合宿で起きたことの不思議さを隠し通せるものではないと。
少しずつ自覚を強める泉水子。
真響もまた、目指していることを明かすのでした。

戦国学園祭がテーマなので、地元の古戦場を執行部のメンバーで訪れることに。
わざわざ夜に出かける肝だめしが、男子と女子の期待する所を全く気づかない泉水子がおかしい。

時代物の衣装の着付けを習う日に、急遽モデルの代役を頼まれる泉水子。
戦国時代の衣装を付けることに懸念を覚える深行。
鏡で見ても自分とは思えない姿で、泉水子は他人事のように思うのですが。
見たことのない綺麗な娘の登場に、学園は大騒ぎになります。

深行の不安が的中して、姫神が降りてきていました。
姫神の要請で、八王子の古戦場に同行する深行。
姫神に話を聞かされて、その正体にいくらか近づくことは出来たのですが。
泉水子は自分の知らない所で自分の身体を使って、深行と姫神がデートした?ことにショックを受けます。
人類の未来に関わる姫神の話を重く受け止めている深行は、それどころではないんですが。
少~しずつ、気持ちが育っていくのが微笑ましいが…まだまだ食い違う二人。
姫神の言動は時間がたつと泉水子にもだんだん思い出せますが、それにはタイムラグがあるのです。

学園祭当日にならないうちに、終わっちゃうとは!
続きが読みたいです~。
しかし、このテンポでどこまで書くのだろう…?
2011年5月発行。

リセのポーズ・2

120409_12233300初ピュアニーモのリセちゃん。
ちょっと基本的なポーズをとって貰いましょう。
まずは、真っ直ぐ立って。
腕を前に出して~
ラジオ体操か?って。
わりと安定はよいですね。
120409_122445まだポーズのつけ方がよくわかってないので~
色々やって貰ってます。
腕は方の所から左右には開きません。
肘は開くので、このあたりまで。

120409_123353膝の関節はかなり柔らかいですね。
この形で足首も倒れます。

120409_123632開脚はぜんぜん出来ないけど~
脚の付け根も膝もグニュルンと回るので~
ニュアンスがつけられます。
というか~
危うく人間離れしたポーズをさせそうになりますねcoldsweats01

指が大きく開いた手なので、着せ替えるときには手首を引っこ抜きます。
これが簡単にはめられるんです。
ボディも換えられるみたいだけど…
いろんな可能性がありそうなんですけど~
まだよくわからないので…まあぼちぼち?
可愛いお洋服も色々ありそうなんですよ~。

「探偵家業は運しだい」

レジナルド・ヒル「探偵家業は運しだい」PHP文芸文庫

解雇されて私立探偵になったジョー・シックススミス。
口うるさい伯母に厳しく育てられて、いまだに独身。
ベリルという恋人はいるのですが、看護師できびきびとして実際的な彼女は、ジョーを手厳しくやりこめ、そうそう思うとおりにはなってくれない。
人のいい探偵が思いがけない依頼を受けて、右往左往するうちに…

ある日、依頼に来たのは、YFG(若き金髪の神)とジョーがとっさに思った青年。
クリスチャン・ポーフィリはお金持ちの御曹司だったのです。30になるやならずで、輝かしい金髪で、品があり、人が良さそう。
ロイヤル・フー・ゴルフ・クラブで起きた事件を捜査して欲しいという。
真っ正直な彼が、試合で不正をしたという疑いで、審議にかけられるという妙なことになっているのでした。
お金持ち階級のお遊びかと思いきや、そこには…?

まったく場違いなゴルフ・クラブでからかわれたりしながら、少しずつ話を聞いて回るジョー。
さらに好条件の仕事が街の実力者から舞い込むのですが、ジョーを遠ざけようという陰謀かも知れない?
顔なじみの警視や、やり手の女性弁護士ブッチャー、親友のタクシー運転手、自動車修理工場の秘書で色っぽいエロイーズといった面々が活躍。

ジョーは、チビでややデブで毛が薄くなりかかっているという黒人のさえない中年男なんですが、なぜか運に恵まれて、ヒントが目の前に現れ、何とかなるという。
人脈は、彼の人柄のたまものでしょうね。

ダルジール警視シリーズとは全く趣を異にしていて、書き込みもゆるく、のんびりしたムード。
全体を読み終わると、どこか共通した物も感じますね。
人物像のポイントや~意外にモテる所とか?

黒チュールのナチュラルさん

120428_181717一実ちゃんことナチュラルデイズさんのお着替えです。
サロペットから雰囲気を変えて~
黒いチュールスカートを履いてみました。
ボーダーの七分袖を上に出して、ナチュラルに。

120428_182002インの方が良いかな?
スカートのボリュームが強調されて、ガーリーになりますね。

120429_000949黒だともう少し~
こんなのもどうかしら。
夏姫ちゃんと同じスタイルにしてみました。
黒のハイネックはミスウィークデイのもの。
ブーツはたぶんミラクルパーティガールかな。
120429_001110シンプルなスタイルで。
すらっとしてますね~。

120429_001639ショートカットなので、
ハイネックが際だちます。
背中が少しだけ見えるのも、
セクシー?

「ツリーハウス」

角田光代「ツリーハウス」文藝春秋

新宿にある中華料理店・翡翠飯店で暮らす一家3代の話。

のどかなある日、藤代家の孫の良嗣は、奥の部屋で療養していた祖父の泰造が息をしていないことに気づきます。
あちこちに散らばっている家族を呼び集め、葬儀を行うことに。
同じ日に、新宿ではバスジャック事件も起きていました。

一家には、昔から家でゴロゴロしている叔父の太二郎がいて、子供の頃はどこもそういうものなのだと思っていました。
良嗣自身、仕事に違和感を覚えて辞めてもう3年。バイトはしているし、すぐに就職するつもりで無職とは思っていないのですが。自分の家族は変わっていると気づき始めます。
兄の基樹と姉の早苗は家を出ていますが、何をしているか良くわからないまま。
通夜の直前に現れた早苗は妊娠していて、後で結婚相手を連れて来て、店を改装しようと言い出します。

祖父亡き後は、店にも出なくなった祖母のヤエ。
祖母はふと子供のような声で「帰りたいよう」とつぶやきます。
良嗣は祖父母が満州で出会ったと知り、一緒に中国旅行をすることを思い立つのです。
孫にはほとんど語らないのですが、少しずつ思い出しているヤエの回想を交えながら進む~旅の話。

祖父の泰造は、開拓団を逃げ出したため、ルーツも断たれている身だったのです。
親切な人々に、助けられてはいたのでしたが。
流されるままというか~逃げるだけのような生き方。
ヤエはただ、新しい所に行ってみたいという気持ちだけで大陸に渡ったのでした。
無惨な大陸引き揚げと、収容所…

ヤエの故郷に戻ってみても、二人の居場所はありませんでした。
東京の焼け跡の誰の物だったかもわからない土地にバラックを建て、夫婦で店を始めたのです。
子供達にそういう話はしないまま、好景気になる世の中を見ながら、とにかく働き続けます。

ヤエは6人の子供に恵まれますが、それぞれ時代の渦に巻き込まれます。
慎之輔は漫画家を目指すがうまくいかず、やがて実家を継ぐことに。
太二郎は頭が良かったのですが、あることがあって…
今日子はサラリーマンと結婚して、普通の家庭を築こうとしますが…
性格が良かった基三郎は、反戦運動に身を投じ…

ある一家の昭和史を描いた力作。
非常に有為転変のあるドラマチックともいえる人生です。
人間に耐えられる限界かも知れない…影響なしでは済まないでしょう。
経験も思いも語ることなく逝った祖父。
子供達に「逃げることだけしか教えられなかった」と語るヤエ。
それでも店を守り通した泰造。
翡翠飯店は、家族が逃げ戻ってくることの出来る場所、よりどころになっていたと思えますけどね。

戦争当時を知る祖父母からは、とんでもなく恵まれていると思う世代の生活。
とはいえ、高度成長期を知る親の世代からすれば、全然頑張っていないかもとも思う。
でもまあ別にそれでいいんじゃないか…というのは実感?

最初の方は、淡々と否定的な感情を書かれることが多い印象でした。
リアルだけど、読むには時々しんどくなります。
そんなもの、なのか?どうか…
大事な所を際だたせるためでもあるのかな。
少しだけど理解が深まったり、家族がまたスタートしていくのですね。
2008~9年連載、2010年10月単行本発行。

「ウィンター・ビート」

サラ・パレツキー「ウィンター・ビート」ハヤカワ・ミステリ文庫

新作。
快調です!
もうじき50歳になろうという女探偵のヴィク。
同じアパートに住む恋人ジェイクとは、上手くいっていますが…

前作で登場した年若い従妹のペトラが、シカゴに居着いて働き始め、ヴィクに心配をかけることに。
父親の金は受け取らないと言い張っているのですが、高給の取れる夜のクラブで働く仕事なので、ヴィクもコントレーラス老人も反対しています。
そのクラブ・ガウジでは、前衛的なショーが人気。
ボディ・アーティストを名乗る女性のイベントが行われ、客寄せになっていました。
ヌードの全身に絵の具を塗りたくった姿で登場し、客にも参加して絵を描かせるのです。
ところが、妙な反応をする客もいて…
店の外で何かが起き、様子を見に行ったヴィクの腕の中で、客の女性が息絶えることに。

怒った様子を見せていた男チャドが逮捕されましたが、アフガン帰還兵とわかります。
ヴィクは、チャドの父親に調査を依頼されます。
亡くなった女性ナディアには、複雑な事情があった様子。
ボディ・アーティストにも謎があり、身元はわからないまま、姿を消してしまいます。
ボディ・アーティストとは、何者なのか?
クラブのオーナー、オリンピアの行動もあやしげなのです。

絶望的な状況のチャドを助けようと、チャドの戦友が現れて、協力するために動くのは感動的。
ヴィクも、ここで頼りになる若者と知り合えたかも?
ペトラとどういう関係になっていくのかなと期待と不安がありましたが、まあ…なるほどな展開。
姪のような若い従妹を心配する大人の女性という立場で動いたヴィクですが~
おおかたの人の予想を超えるパワフルさは、健在!

この本を読んだのは、実は昨年のクリスマス頃。
元気が出ることを発見して、他のと続けて読んだのですが、このシリーズに興味のある方ばかりでもないでしょうから…と、ご紹介はちょっと間を開けていたら、遅くなってしまいました。

作者は1947年アイオワ生まれ。カンザス育ち。
1982年、シリーズ1作目を発表。
2002年CWAのダイヤモンド・ダガー(巨匠賞)。2003年、ゴールド・ダガー(最優秀長編賞)。
2011年、MWAのグランドマスター賞。

サロペットのナチュラルさん

120412_232652_2前にゲットしたmomokoさんのお洋服。
これからの季節らしい雰囲気なので、張り切って着せてみています。
さて、今度は…
一実(ひとみ)ちゃんに、サロペットはどうでしょう。
サロペットの裾を少しまくり上げて。
七分袖のボーダーは、早春のマリーナさんの物。

120412_234116_2髪が短めでボーイッシュなので~
合うと思ったんだけど、
ちょっと地味すぎるかな?
…髪が乱れてますね~
撮ってるときは気づかなかった…

120412_233831変化をつけたくて、狐のヌイグルミを出してきました。
ちょっと大きいかな~。
戸外の雰囲気でと思ったんだけど~なんか、暖かそう…
季節感、違ったかな?

120412_234637「一実ちゃんたら、何やってんのぉ?」
「夏姫ちゃん!
わあ、ガーリーで似合うね、その格好」
「一実ちゃん、もふもふの狐さんと♪いいなあ」
夏姫ちゃん、羨ましかったのかしら?
120412_235230「じゃあ、一緒に」
「一緒、一緒、えへへぇ」
仲良くね☆

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