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「メディエータZERO天使は血を流さない」」

メグ・キャボット「メディエータZERO 天使は血を流さない」理論社

メディエータZEROシリーズのこれが1作目。
ゼロの1ですね。

この間、「メディエータ1 ゴースト好きになっちゃった」を読んだら、明らかに話の途中だったんで。
初期作品が他の出版社から別名義ジェニー・キャロルで出ていたために、後からメディエータ・ゼロ3部作として出し始めたということなんですね。

母親の再婚で、ニューヨークからカリフォルニアに越してきたスザンナ・サイモン16歳。
相手には男の子が3人いて、すぐにはなじめない。
長男のジェイクはハンサムだがいつも眠そう。次男のブラッドはレスリング部で筋肉も脳みそタイプ。末っ子のデイヴィッドは知識が豊富なオタク系。
町の様子も大違い!
空港でニューヨークとは違って誰も怒ってないし、揉めていない!のに驚くのがおかしい。

一番困ったのは、一家が住む邸が古い建物だということ。
スーズ(スザンナの愛称)は子供の頃からずっと、幽霊が見える体質なのです。
メディエータとは、霊能者のこと。
幽霊が見える人はいくらかでもその素質があるのですが、スーズの場合は触ることも話すことも出来るというのが大違い。
ほとんどの幽霊は何か頼み事をしてくるので、それを果たすのが役割なのだと仕方なく納得していました。
夜中にとんでもない所へ出かける羽目になったり。
時には襲いかかってくるので、それに防戦したり。
何か病気があるのか不良なのか?と勘違いされて来たのです。

スーズのために、女の子向けにと義父や母が一生懸命飾った部屋は趣味じゃなかったけど、気持ちを汲んでありがとうと言っておくのでした。
問題は、えらくハンサムな幽霊が住み着いていたこと。
黒髪で長身、白いブラウスを着たスペインの闘牛士のように見える彼ジェシー。
義理の兄弟の末っ子で中学生のデイヴィッドは気配を感じていて、邸の過去を調べてくれるという。

さらに、入った高校では、女の子が一人自殺したばかりで、スーズには彼女ヘザーがはっきり見えました。
ヘザーがふられた相手ブライスに誘われたスーズは、ヘザーの怒りを買うことになり、ヘザーの力が暴走し始めます。
校長はカトリックのドミニク神父で、何とメディエータだったのです。
スーズ一人で行動しないようにと止めるのですが、神父は怪我をして入院してしまい…?!

スーズは、本人のつもりでは、ごく普通の女の子。
経験で鍛えられて、いささか荒っぽいけど。
嫌な女の子を一言で撃退する強さ。
テンポ良く展開します。
原著は、2000年発表。

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