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「心星ひとつ」

高田郁「心星ひとつ みをつくし料理帖」角川春樹事務所 時代小説文庫

小さな料理屋「つる屋」を任されている女料理人・澪に、思いがけないチャンスが…!
澪の選んだ道は…

「青葉闇」しくじり生麩
当時の江戸では滅多にない生麩。
澪は、記憶を頼りにつくろうとして大失敗してしまいます。
贔屓客の坂村堂の主が、なじみの旅籠の主人を連れて来ました。
旅籠の主人は、店に出ていた芳をすっかり気に入った様子。
芳は、今は澪と暮らしていて母親同然。もとは天満一兆庵のご寮さんで、未亡人。中年とはいえ確かに品のある美人ですが…

坂村堂は、じつは大変な名門の料理屋の出とわかります。「一柳」といえば、料理番付の行司として名前が出る別格の店。
澪は生麩作りのヒントを貰いますが、それにも難しい問題がありました…
一柳を訪れた澪は、主人に厳しい言葉を投げかけられることに。

「天つ瑞風」賄い三方よし
吉原の翁屋の楼主・伝右衛門から、思いがけない話が。
吉原に店を出さないか、天満一兆庵を再建したらどうだというのです。
つる屋の主人に恩を感じている澪は、ためらいます。
さらに、登龍楼からも、店の一つを居抜きで買わないかという話が来ます。

「時ならぬ花」お手軽割籠(わりご)
武家の奥方の早帆と知り合った澪。
料理の腕が全く上がらないのが悩みなので、教えてくれと頼みに来ました。
つくる必要などない身分のはずだけれど、本人が悩んでいるので相談に乗る澪。

割籠というのは、お弁当のこと。
近くで火事が出た後、火を使う時間が朝の一刻(2時間)だけに制限されて、料理にはとても不自由なことに。
朝はともかく夜は冷め切ってしまうので、寒さが迫る時期に客足が遠のいてしまいます。
冷めても美味しいお弁当を出して、人気が出るのは楽しい。

「心星(しんぼし)ひとつ」あたり苧環
茶碗蒸しの底に、うどんを入れておく趣向。
澪の憧れの人の正体がわかりますが…
身分違いですが、思いがけない申し出に恐懼することに。
はたして、恋の行方は…?

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