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「ミッドナイト・ララバイ」

サラ・パレツキー「ミッドナイト・ララバイ」ハヤカワ・ミステリ文庫

新作を読む前に、その一つ前のを慌てて読みました。
ヴィクの姪ペトラが登場。
大学の夏休み中に、バイトをするためシカゴに来ていたのです。
疎遠だった叔父は遅く結婚し、実は4人もの娘がいたんだそうで。
娘達には厳格で、ヴィクには近づくなといっていたらしい。

ペトラは長身でつんつんした金髪、明るく生気に溢れているが、お喋りで軽率。いまどきの若者にヴィクがイライラさせられるのがおかしい。
同じアパートに住む世話焼きのコントレーラス老人は、ペトラをすっかり気に入ります。
ペトラは、上院議員選挙の活動の手伝いをしているというのですが、その仕事の様子が、どうもおかしい…?

40年前の吹雪の夜、忽然と姿を消した黒人青年ラモント。
偶然のきっかけで、ヴィクは青年の叔母クローディアから調査の依頼を受けることになります。
死ぬ前にどうしても甥に会いたいというのです。
ラモントの友達の店を訪ねたヴィクは、怒りと嘲笑を向けられました。
ラモントの逮捕には、ヴィクの父が関わっていたとわかってきます。
40年前に、何が起きていたのか?
子供の頃の記憶をたどるヴィクは、父が苦しげな様子をしていた時期があったことを思い出します。
やがて…

父が遺した手紙の真意は?
父が不正をしていたとはとうてい信じられないまま、果敢に真相を探り出していきます。
血縁の絆、娘を心配していた父の気持ちなど、しみじみと伝わってきます。

ペトラは不審な行動のあげく、行方不明に!
叔父に非難されつつ、胸を痛めて、奔走するヴィク。
大車輪の活躍となります。
2009年発表。
シカゴといえば、オバマ大統領が弁護士として活動していた拠点でもあり、やはり最近のものらしく現代性も感じさせる話でした。

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