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「リガの犬たち」

ヘニング・マンケル「リガの犬たち」創元推理文庫

スウェーデンの警察ものミステリ、シリーズ2作目。
田舎町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公。
妻に去られてしまい、今はそれなりに落ちついては来たのですが、警察の仕事に疲れて、転職を考えているのでしたが…

今回は、ラトヴィアという異国が主な舞台に。
バルト三国の一つで、ソ連解体の時期に大揺れとなって、荒廃していました。
スウェーデンはそう遠くはないのですが、体制が違うため行き来は滅多にない。
救命ボートで流れ着いた死体は二人が抱き合うように乗せられ、高級なスーツを着ていました。
何の印もないボートが、じつはラトヴィアの物だったようなので、合同で捜査することになるのでしたが…

ラトヴィアからたった一人で訪れた警官リエパ中佐は、言葉もなかなか通じない。
ヴァランダーと下手な英語でやりとりすることに。
地味だが優秀なことを、互いにすぐ理解し合うのでした。
ところが…

逆にラトヴィアの首都リガを訪れたヴァランダーは、制約の厳しい街に違和感を覚えます。
決められたホテルに泊まり、待遇は良いけれど、ホテルの往復にも見張りが付いている様子なのです。
リエパ中佐の妻バイバが、こっそりホテルを訪れ、何かを告げようとします。
何が起こっているのか?
ヴァランダーはこれまで何も知らなかったと痛感することに。

美しいバイバは、忘れられない女性に。
スパイ物めいた異色作ですが、ヴァランダーの人生に大きな変化が訪れるので、じつは見逃せない作品でした。
1作目は前に読んだんですが…
最近作のほうを先に読んでるので、順番が滅茶苦茶になってますけど、どれも水準に達する読み応えのあるシリーズです。

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