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「儚い羊たちの祝宴」

米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」新潮文庫

ゴシック・ホラー的な短編連作。
女性が打ち明け話のようにしっとりと語る~ひそやかな事件の顛末は?

「身内に不幸がありまして」
身よりのいない村里夕日は、丹山家の使用人となります。
丹山陰陽の孫娘・吹子の身の回りの世話が仕事。
吹子は恵まれた暮らしですが、素行の悪い兄・宗太は勘当され、隙を見せることの出来ない立場。叔母達にいじめられていました。
ある日…

「北の館の罪人」
六綱家の別館に住むことになった娘・あまり。
先代の妾腹の娘で、母親を亡くして頼るしかなくなったのです。
北の館には既に住人がいて、その世話をするように言われます。

「山荘秘聞」
貿易商の別荘「飛鶏館」を預かる有能な家政婦。
冬は雪で閉ざされる山荘で…?

「玉野五十鈴の誉れ」
小栗家のただ一人の跡継ぎ・純香。
おつきに玉野五十鈴という優秀な少女がつけられます。
純香はある不祥事から、祖母に疎まれるようになってしまいますが…

「儚い羊たちの晩餐」
成金の娘・大寺鞠絵。
厨娘という新しい料理人が来ることになりました。
異常に大量の高級食材を仕入れ、その一部しか使わないのですが…

奇妙な味わいで、ダークに、手際よく、こってりと。
こういうのが読みたい気分なら、堪能できます!

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