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2011年12月

ゆく年くる年

111212_230701うちの猫・みゅんから、ご挨拶です。
ゆく年を思う…?

111212_230712「こっち向いてよ~」
と呼んだら、
くるっと振り向いてくれました♪

111212_230959くる年…?

111212_231123こちらを見に来て下さった皆さま、本当にありがとうございました。
皆さまのブログを見ることや、コメントをいただくことで、毎日元気を貰っていました。

今年は大変な年でした。
日本全体が…
解決するということが出来ない、大きすぎる問題ですね。
失われた命を思いながら…
痛みを忘れず、心に秘めて。
どんな小さな事でも、一つでもやれば、その分だけ前に進むと。
そう信じて。

うちでも、猫も慌ただしさを不思議に感じていたことでしょう。
ヘルパーさんがどんどん増えたり、急に誰もいなくなったり。
父の世話をしながら、母の見舞いに通う日々。
我が家は、喪中になってしまいました。
そういうわけで、新年のご祝詞をこちらから述べることは、ご遠慮いたします。

111212_231112寒さも厳しくなってきました。
暖かく過ごしましょうね。

年を越しましたら、明けましてありがとうの気持ちで、
また新たに始めさせていただくつもりです。
皆さまには、よいお年をお迎え下さい。

全日本フィギュア結果

全日本フィギュアスケート大会は、80回目なんだそうです。
結果をメモしておきますね。

女子
1位、浅田真央 184点台
2位、鈴木明子 179点台
3位、村上佳菜子 172点台
4位、今井遥    166点台
5位、佐藤未生 163.86
6位、宮原知子(さとこ) 163.85
7位、庄司理彩 156点台
8位、西野友毬(ゆうき) 
9位、鈴木春奈
10位、村元哉中(かな)

グランプリ・ファイナルは急遽帰国して欠場だった真央ちゃん。
落ちついた丁寧な滑りで、優しい微笑みが印象的。
2年ぶり5度目の優勝。

鈴木明子さんは一昨年と同じ2位。昨年は世界選手権を逃したのでしたね。つややかで神経が行き届いた、器の大きさを感じさせる演技。

佳菜子ちゃんは去年と同じ3位。
今年はやや苦しんでいてGPFを逃したけど、全日本のSPは会心の出来で、成長を見せてくれました。FSがヨレヨレ?で、結果3位。

今井遥ちゃんもアメリカに行った甲斐あって上手くなり、しっかり4番手を確保していますね。
佐藤未生はジュニア?背が高く手足が長い大人っぽい印象ですね。新人が目白押しで…
宮原知子は、わずか13歳。ちょっと、タラ・リピンスキーみたい。
庄司理彩は美形で、柔和な表現が上手い。
西野友毬は、のびやかで、パワーを感じさせました。

真央ちゃんの5度もすごい…
(去年はミキちゃんが6年ぶり3度目の優勝だったのね)

男子
1位、高橋大輔 254点台
2位、小塚崇彦 250点台
3位、羽生結弦 241点台
4位、町田樹   213点台
5位、無良崇人 204点台
6位、村上大介
7位、田中刑事
8位、中村健人

高橋君も5度目の優勝ですね。
間に、織田君の時と、小塚君の時が入ってるけど。
昨年は、小塚、織田、高橋という順位だったのね。
一昨年は、高橋、織田、小塚。
SP3位につけた町田君のプログラムも良かった。

羽生君の躍進で、激戦になりましたね~。
羽生君のジャンプはすぱっと決まって切れが良い。
17歳男子とは思えない演技力。被災してホームリンクを失って大変だったでしょうけど、感情表現に生きたのかも。60回もアイスショーに出たという経験が良い結果を生んだのかな。

ペアは今、高橋成美とマーヴィン・トラン組しかいないのかな?
アイスダンスはリード姉弟が、弟の怪我で出られなかったようで。
ブリナ・オイ&水谷太洋が1位でした。

GPファイナル結果

グランプリ・ファイナルのことを何も書いてなかったことに気づきまして…
結果だけメモしておきますね。

女子シングル
1位、カロリーナ・コストナー (イタリア) 187点台
2位、鈴木明子 (日本)  179点台
3位、アリーナ・レオノワ (ロシア)  176点台
4位、アリッサ・シズニー (アメリカ)
5位、エリザベータ・トゥクタミシェワ (ロシア)

男子シングル
1位、パトリック・チャン (カナダ)  260点台
2位、高橋大輔 (日本)  249点台
3位、ハビエル・フェルナンデス (スペイン) 247点台
4位、羽生結弦
5位、ジェレミー・アボット (アメリカ)
6位、ミハル・ブレジナ (チェコ)

カロリーナ・コストナーは何年も活躍している選手で、ヨーロッパ選手権には強いんですが、それ以上の大きな大会のタイトルは獲得できていなかった。
今年はかってなく安定していたので、順当な結果ですね。

鈴木明子さんも音楽性豊かで、人を引きこむ演技。
日本女子の面目を保った形となりました。

レオノワも、若い後輩に追い上げられつつ、見るたびに演技を個性的に仕上げていて、感心しました。
昨シーズンのGPF優勝のシズニーは、ちょっとジャンプが不調ですが、ベテランらしい所を見せました。
14歳の新星トゥクちゃんは、2試合で優勝という快挙で、このまま行くかと思われましたが、そこまで甘くなかった?

男子はチャンが総合力で優勝。
高橋君も良かったです。SPとFSの両方が良いというのがなかなかないのね。

フェルナンデス、今シーズンのプログラムは個性に合っていてとても魅力的。4回転がすごく高くて、胸がすくよう。
羽生君、頑張ってくれました!
清新な演技。

「犯罪小説家」

グレッグ・ハーウィッツ「犯罪小説家」ヴィレッジブックス

ミステリ作家のアンドリュー・ダナーが、殺人罪で告訴されます。
元恋人のフランス女性ジュヌヴィエーヴの家で、遺体の上に倒れている所を発見されたのでしたが…
なんと脳腫瘍のための昏倒で、その前の記憶を失っていました。
心神喪失により無罪となりますが、おおかたには有罪と思われている状態。
ドリュー(アンドリュー)本人はまさかとは思うのですが、自分でも無実を確信できない辛さ。
事情を調べようと決心しますが、何者かの手が身近に迫る…?

ドリューの親友シックは、元大リーガー。
大事な場面でミスしたため、今でもそのチームのファンからは罵られるという。
子だくさんで、母性そのもののような妻を持っていて。放免されたドリューを一家で温かく歓迎してくれるのですが。

頭の切れる担当編集者プレストンや、犯罪についての情報収集をするために知り合った刑事や鑑識官、映画化されたときの主演俳優などの協力も得て、しだいに証拠を集めていきます。
ところが、別な女性殺人事件が起きて、またドリューは逮捕されてしまう。

目撃者の少年フニオールは保護観察中で、ホープハウスという施設にいたことを突き止めます。
フニオールはまだ15歳ほどで親もいないのですが、やんちゃでたくましい。
ホープハウスの臨床心理士キャロラインに、面倒を見れば話をする時間も出来るだろうと言われて、裁判所に送り届けるボランティアとなります。
顔に大きな傷のあるキャロラインは、非常に美しく、しかも強いのですが、気むずかしく傷つきやすい。
フニオールに懐かれ、しだいにキャロラインにも惹かれていくドリュー。

ユニークな友達に囲まれ、スリルもたっぷり。
エンタテイメント性の高い設定にハラハラ、わくわく。
じつは、ヒューマンな内容。
こういう作品がもっとあるなら全部読みたいけど~この作品で大化けしたのかも。

「あかんべえ」

宮部みゆき「あかんべえ」新潮文庫

これ読み落としていた!と気づいて、喜々として読みました。
好みとしても上位に入る作品。
素直な女の子が主人公の時代小説。幽霊も出てきます。

江戸、深川で、太一郎夫婦は「ふね屋」という念願の店を構えました。
太一郎が勤めていた賄い屋・高田屋の主の七兵衛が、「料理屋を出すのが夢だった」と店を出して独立させてくれたのです。
ところが、何故か縁起でもないことばかり。
最初の宴席で、抜き身の刀が暴れるという怪現象が?!

一人娘のおりんは、12歳。
引っ越した早々に高熱を出して生死の境をさまよい、そのためか幽霊が見えるようになります。
幽霊本人も、何故ここにいるのかは、わからないという。
あかんべえをする少女、美男の若侍・玄之介、色っぽい姐さん・おみつ、按摩の爺さん、おどろ髪の浪人風の男。
この組み合わせも、不思議なのですが…?

幽霊たちが成仏できないのは何故か、調べようと差配の孫兵衛の家を訪ねるおりん。
そこで働いている男の子は「ヒネ勝」と呼ばれているぐらい、かわいげがない。
すぐにケンカになってしまい、なかなか差配さんには会えず、事情も教えて貰えないのでしたが。
ヒネ勝には女の子の幽霊だけは見えているらしく、お梅と呼んでいました。
いぜん向いの土地には寺があり、大変な事件があったとわかって来ます。
「ふね屋」にとどまっていた幽霊たちの正体は?

関係者が集まった席で、また恐ろしい異変が?!
危機に際して、人の性根が試される…
厳しいようですが、赦しも希望もはっきりとある暖かさ。
この時点では道を誤っている者も、心を入れ替えれば、いつでも違う方向へ進めるという。

善意の人はややこしいことに気づかなかったり、理性的な人には幽霊のことが理解できないといったあたりも面白い。
思春期にさしかかる少女の成長も含めて。
ファンタジーとミステリと人情味が上手く溶け込んだ感動の時代小説。
平成14年発表。

いろいろなmomokoさん

111220_165342momoko展というか~ペットワークス展?
記事三つ目です。
右奥のパピヨンさん、超素敵でした~!
(アップはぼけぼけに…)
その手前のチェックを着た賢そうなお嬢さん二人組も…
着替えがついていて、すっごく高いセットなんですよね~(羨望のまなざし)

111220_172002こちらの左奥は、オズの魔法使いにちなんだネーミングでしたっけ。
真ん中は、金木犀さんかな?

111220_172041この娘、かわいいー!!

誰だろ…?

111220_165725こちらの3人は、人気投票の対象。
みんなでつくるmomokoですね。
どれとも決めかねたので、投票はしてこなかったんですけどね。

111220_165739_2三人の女神達!
すっごいボケボケ写真…
実はこの中の一人をお迎え…自分へのクリスマスプレゼントってことで♪

111220_172439来年、AKBに扮した48人のmomokoさんの展示があるそうです。
京都なので、行けないけど~
髪型とか、そっくりにするんでしょうね。

momoko展の続き

111220_170008渋谷であった展覧会に行ってきました。
記事二つめです。
パルコ地下の画廊での展示なので、小さい所ですが。
お人形はビッシリ並んでました。

これは等身大?(にしてはものすごく頭小さい!)
~に近い大きさのmomokoさん。

111220_165135たくさん並んでいる所の真ん中へん。
右半分は前の記事(ロゴス・ギャラリーへ)に出してあります。

111220_165147たくさん並んでいる所の左半分。

111220_165253奥に立っているお嬢さん達。

111220_165305その次あたりにいるお嬢さん達。

111220_165321前のほうにいるお嬢さん達。

鮮明な写真でなくて申し訳ないですが…
気分だけでも?とsweat01
まだ続きます…☆

「史上最悪のクリスマスクッキー交換会」

レスリー・メイヤー「史上最悪のクリスマスクッキー交換会」創元推理文庫

ルーシー・ストーンのシリーズ。
快調に発行されていますね。
4人の子持ちの主婦ルーシー。
町の新聞社でパートで働き、記事を書いてもいます。
末っ子のゾーイももう赤ちゃんではなく、色々な言葉を言うようになっています。

親友のスーが、クリスマスクッキーの交換会をやめると言い出します。
自慢のクッキーを持ち寄って分け合い、何種類も楽しもうという企画。アメリカではよくあるみたいですね。
ところが今年は…
親しい人が引っ越したり、病気だったり、離婚係争中だったり、新しく越してきた人は手作りをするタイプなのか不明?という具合に、雲行きが怪しい。
何年も楽しみにしていた習慣なので、やめたくないルーシー。
つい自宅を会場にすることを引き受けてしまいます。
これが‥?!
子供がどこに進学するかという話題すら、危険をはらんでいるのでした。
ランクが違ったりするわけで‥

親友のスーは、託児所の責任者。
そこで働きだした若い美女タッカーも交換会に訪れます。感じは良いものの、美人過ぎて台風の目になりそうな。
交換会の前からのメンバー、リーは歯科医の夫スティーヴと離婚話が出ていて、別居中。
リーは離婚のことしか口にしない有様。
ところが、タッカーはスティーブと噂があった‥

ルーシーの長男トビーは、大学進学を目指す年齢に。
ところが、願書を書くにも熱意がなく、それどころかマリファナを吸っている?!
心配の尽きない母親ルーシー。

ショッピングモールで火事が起きて、ほとんど使えなくなるという大事件も。
ボランティアの消防団が火事場泥棒を働いたということで、問題に。
ティンカーズコーヴの町にはボランティアの消防団しかないので、多少のことは大目に見られていたとか。

長女のエリザベスはオシャレの好みが変わり、ぴったりしたスパンデックスを着ています。
父親が意外にこの好みを理解していたりして、クリスマスプレゼントに。
クリスマス風景を背景に~にぎやかに展開するミステリです。

ロゴス・ギャラリーへ

111220_163849ここは、どこでしょう~?

渋谷のパルコです。
入り口に、何やら綺麗な物が設置されていました。
中には入らなかったんで~何だったのか?
よくわかりませんけど…

111220_165949目的地は、こちら!
momokoの製造元の展覧会です。
momokoさんは、半分ぐらいかな?

111220_170024「うさぎぃ」とか、新感覚のお人形さん達。

111220_170036「おでこちゃんとニッキ」は~
女の子と猫がセットになっているタイプ。
可愛いです☆

momokoもたくさん並んでいましたよ!
すっごく、楽しみにしてたんです。

111220_171940こちらは、新しいタイプのmomokoさん。
ちょっと唇がとんがってるアヒル口のキュートな女の子☆

111220_165053見られて、よかったぁ~♪
よそのブログで注目していたドールにも会えました!

ただ、momokoさんの見せ方としてはちょっと芸がないというか~
特にこの端の台。目線より低い机の高さの、ほとんど平面に、くっつけて並べてあるので、かぶっちゃうのよね~。
他にやりようなかったのかしら…??
いぜんの展覧会が見せ方上手かっただけに、ちょっと謎bearing

「儚い羊たちの祝宴」

米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」新潮文庫

ゴシック・ホラー的な短編連作。
女性が打ち明け話のようにしっとりと語る~ひそやかな事件の顛末は?

「身内に不幸がありまして」
身よりのいない村里夕日は、丹山家の使用人となります。
丹山陰陽の孫娘・吹子の身の回りの世話が仕事。
吹子は恵まれた暮らしですが、素行の悪い兄・宗太は勘当され、隙を見せることの出来ない立場。叔母達にいじめられていました。
ある日…

「北の館の罪人」
六綱家の別館に住むことになった娘・あまり。
先代の妾腹の娘で、母親を亡くして頼るしかなくなったのです。
北の館には既に住人がいて、その世話をするように言われます。

「山荘秘聞」
貿易商の別荘「飛鶏館」を預かる有能な家政婦。
冬は雪で閉ざされる山荘で…?

「玉野五十鈴の誉れ」
小栗家のただ一人の跡継ぎ・純香。
おつきに玉野五十鈴という優秀な少女がつけられます。
純香はある不祥事から、祖母に疎まれるようになってしまいますが…

「儚い羊たちの晩餐」
成金の娘・大寺鞠絵。
厨娘という新しい料理人が来ることになりました。
異常に大量の高級食材を仕入れ、その一部しか使わないのですが…

奇妙な味わいで、ダークに、手際よく、こってりと。
こういうのが読みたい気分なら、堪能できます!

「説教師」

カミラ・レックバリ「説教師 エリカ&パトリック事件簿」集英社文庫

スウェーデンの人気女性作家によるミステリです。
シリーズ2作目の大ヒット作。
前作から1年半後、海辺の田舎町を揺るがす大事件が起きます。

1作目では、初々しいデートを始めたエリカとパトリックの二人。
2作目の本書では、すでに結婚した二人。エリカは妊娠中で、暑さもあって体調が良くないのでした。
そのため、パトリックが主に活躍する話になっていて、警察小説の趣が強くなっています。

パトリックは身重な妻に添うために休暇を取っていましたが、呼び戻されます。
この地の観光の目玉である「国王の洞窟」で若い女性の死体が発見され、しかもその下に、古い白骨死体が2体もあったのです。
パトリックは署長に調査を任され、若くやる気のあるマーティン・モリーンと組んで、調査に。

刑事の中には、退職を待ちこがれるユスタや、さぼり魔で荒っぽく不注意なアーンストといった使えない男らもいて、足を引っ張ります。
一番頼りになる女性アンニカは、休暇中。
さらに行方不明の娘が出て、時間との戦いに焦るパトリック。
20年前の失踪事件を洗い直すため、フルト家の調査に出向きます。

説教師として活躍した祖父エフライムから続く、フルト家の三代にわたる確執がたっぷり書き込まれて、迫力。
エフライムは、幼い次男ユハンネスを病人を治癒する奇跡を起こす能力があるとして連れ歩いていました。しかし、その力はある日、失われた‥
ユハンネスは美男でもてるけれども気まぐれで、まったく当てにならない青年となっていったのです。

まじめな長男のガブリエルは父と弟の間に入れず、豪壮な館と農場は継いだものの、長年コンプレックスを抱いていました。
ガブリエルの息子ヤーコブが、今は、宗教団体の指導者となっています。
ヤーコブの年の離れた妹リンダは17歳で、ユハンネスの息子ユーハンと付き合っていますが、早く町を離れたいのが本音。

フィエルバッカは夏を過ごすのに良い土地柄なので、突然、親しくもない親戚や昔の友達が訪ねてきて居座ったりして。
エリカの妹アンナも、訪問してきます。
暴力をふるう夫とは、離婚したアンナ。なんと名門の出の恋人が出来たのですが、アンナと幼い子供二人に必要な優しさが足りないのではと、不審の目で見るエリカ。
反発するアンナですが‥
この姉妹の関係と命運も、シリーズの読みどころになっていますね。

事件は暗いですが、読み応えがあります。
日常的なシーンや女性の抱える問題も含み、共感しやすい面も。
非常に難しい試練に立たされた人間の、救いを感じさせるシーンが光ります。

まあるくなって

111002_171248うちの猫・みゅんです。

冬ですから~こんもりと、丸くなってます。

111002_171136しっかり、あんよをたくし込んで~
明るい方が良く撮れるかと、
まわりじゅうの電気をつけたら~
白っぽく飛んでしまいました…(汗)

111002_171348おや、向こうに?
も~ぉ、この子ったら!

111002_171216「ん?」
白い子が向こうにいました!

「やだなぁ、いつものことじゃないかぁ」

111002_171116いつものように~
自分で、連れてきているのです♪
今日もぬくぬくと~
窓からの陽射しを浴びていますheart04

「銀二貫」

高田郁「銀二貫」幻冬舎時代小説文庫

みをつくし料理帖で大人気の高田郁さん。
これはシリーズ外で、江戸時代の商人達の心意気を描いた作品です。

安永七年(1777年)のある日、寒天問屋の井川屋の主・和助は仇討ちの現場に出くわします。
父親をかばう幼い男の子を見て、「仇討ちを買う」と申し出て、持ち合わせた銀二貫をいう大金を渡してしまう。
それは天満天神宮が焼け落ちたために、一帯の商売が苦しくなり、天満宮の再建に寄進するため、恩ある大店・美濃志摩屋から受け取った大事なお金だったのですが…

遺された男の子・鶴之輔は侍の子。
商人の世界でやっていけるかどうか、冬の寒天場という厳しい修行の場に出します。その後に、井川屋で丁稚の松吉として雇うことに。
天満宮を大切に思う番頭の善次郎は、このいきさつを不満に思い、心を許さない。
当時、神信心あってこその商売と思われていたそうで。
木で出来た日本家屋は、火事が起きるとひとたまりもありません。災害が怖いだけに、信心も大事だったのでしょうか。

料亭の板長だった知り合いの嘉平が、真帆屋という小さな店を出します。
料理の腕前は確かで繁盛し、寒天を使った「琥珀寒」という新作も人気になっていたのですが…
火事で、その店も焼けてしまいます。
そこのお嬢さん・真帆と、丁稚の松吉は親しくなっていたのですが…
行方を捜し続けて数年、大やけどをした娘に出会います。
おてつという違う名を名乗っていましたが、同じ火事で娘を亡くしたらしい母親と一緒に暮らしているのでした。

当時はまだ、蒸し羊羹しかなかったんですね。
寒天を生かす工夫を続ける松吉が、今の練り羊羹を開発するまで。
製法は秘密にせず、寒天の美味しさを広めようとするという。
登場人物が、なんとも生真面目で純粋。
心が洗われるよう。

銀二貫は、当時はやっていた心中物で、落としたお金と同じなんですね。
銀二貫が何度も出てくる構成になっていますが、縁は異な物というのか金は天下の回り物……(違?)
2009年6月発行。

「上手に人を殺すには」

マーガレット・デュマス「上手に人を殺すには」創元推理文庫

コージー・ミステリのシリーズ2作目。
演劇人を常連にしているせいか、おしゃれなムードの作品です。

まだまだ新婚さんのヒロイン、チャーリー。
自前の劇場を持つ劇団を経営している30代の女性です。
ホテル暮らしを脱して、二人で暮らす素敵な家を買ったはいいけれど、インテリアに迷いすぎて、まだベッド以外は何も家具がないという。
お金持ちでセレブなヒロインが、嫌みなく華やか。
有能なのかそうでないのかよくわからない彼女の家に、いかにして少しずつ家具が揃っていくのか、というのもお楽しみ。
輪をかけて大金持ちの伯父ハリーも、何かとちょっかいを出してきます。

ハンサムな夫ジャック・フェアファックスは、軍の気象予報士だったといっているけれど、実は工作員だったらしい。
ラブラブな二人、互いに相手を守ろうと秘密を作るとケンカになるのですが。
いざというときには、プロの腕で乗り出してくれる彼。

身近で起きた事件を放っておけないチャーリー。
事情を探るため、親友など数人でチームを作り、ずぶの素人が会社に潜入!
IT会社に、何とコンサルタントとして、入り込むのです。
会社勤めなどしたことのない面々が工夫したつもりでずれた格好をして集まり、劇団の衣装係がそれらしい服装を用意することになるのがおかしい。
ハリウッド的な設定を楽しめます。

肉汁そばセット

111123_210746もり蕎麦と肉汁とご飯のセット。

濃いめの温かいお汁に、
冷たい蕎麦を少しつけていただきます。

111123_210756
このお蕎麦が美味しいんですよ~!


111123_210805おつゆはこう~

美味しさが伝わるかしら?


111123_210818セットだと、ご飯とおこうこがつきます。

111123_210835このおこうこがまた、美味しいの。

弥栄(いやさか)は、自然を大事にした素材が自慢のお蕎麦屋さん。

最初に鴨汁セットを頼んだんですが、その時はまだ写真を撮る気力がない頃でした。
じつは通っている整骨院の近くにあるんです。

「海の底」

有川浩「海の底」角川文庫

有川さんの初期作品、自衛隊三部作の一冊。
二人の若くやんちゃな自衛官の登場から始まります。
SFというよりパニック物なので、わかりやすい。
おりしも米軍横須賀基地が春の桜祭りで開放される日。
ザリガニのような甲殻類が巨大化して人間より大きくなったのが横須賀に大量に上陸、襲いかかってくる。
怪獣というほど大きくはないが、すごい数と勢い。
桜祭りはパニックに。常識では対応できない‥

自衛隊の潜水艦は、米軍基地側にあるんだそうで。
潜水艦「きりしお」が停泊中。甲板にいるのは、海上自衛隊の夏木大和三尉と冬原春臣三尉という実習幹部。
ごつい顔で直情的な夏木と、冷静で優しげな冬原は一見対照的。
艦を乗っ取ろうとするテロが可能かどうかという模擬戦を行ったのがばれて、腕立て伏せ中でした。
上官は怒鳴りつけつつも、こういう跳ねっ返りが、危機に臨んでは役に立つと思ってもいたのです。

逃げてきた子供らを、かろうじて潜水艦に入れるだけは出来た二人の自衛官。
甲殻類にぎっしり囲まれて、身動きがとれなくなります。
自衛官としてはこれを外に漏らすことも出来ないという。自分で公表したら懲罰物なんだそうで。
子供が自分の携帯で親にかけるという形で、マスコミにリークします。
未成年者13人が取り残されたということで、騒動に。

子供らの面倒をいかに見るかという問題が、けっこう大きい。
たった一人の女の子・森生望が高三で17歳。けなげに頑張りますが、我慢するのになれている風情なのが、夏木は気になり始めます。
望に絡んでくる男子・遠藤圭介もいて、望よりは年下の中三だが、男子のリーダー的存在。
ご近所のイジメや葛藤が、非常時にも持ち込まれることに。

警察の機動隊が必死で頑張り、すぐには動けない自衛隊をいかに引っ張り出すか。
現地対策本部に、警察庁の三時間・烏丸警視正率いる派遣幕僚団が乗り込んできます。
県警本部の明石警部は、軍事オタクの掲示板をチェック。
明石は本部のリーダーになるほどの地位にはないが、実行力があるので少しずつ口を出しているうちに、おおかたを一番把握しているのは明石と、烏丸に見抜かれることに。

警察はこれほどの破壊力がある生き物に対して、対抗するほどの武器は持っていない。
自衛隊の出番なのに、こういう場面は想定外だったため?!に出動が遅れる。
例外的な災害出動ということにやっとなるのでしたが‥

日本の危機管理に問題があるという指摘は、今では洒落にならないけど‥
いや、危機管理については、みんなで勉強しましょう!
実行する権限のある人は、特にね。
そういう人を動かしましょう。

「死角」

マイクル・コナリー「死角」講談社文庫

ボッシュ・シリーズ13作目。
ニューヨークタイムズマガジン(日曜発行)に連載されたものに加筆修整した作品。
そのせいか、いつも以上にスピーディでテンポがいいですね。

仕事中毒で、目下恋人もいない刑事ボッシュ。
マルホランド・ドライブの東端、展望台で死体が発見されます。
跪いて射殺され、ギャングの処刑めいた状態でしたが、スタンリー・ケントという医師にそういう面はない様子。
残されたポルシェの中には、奇妙な痕跡が…

FBIが乗り出したため、レイチェル・ウォリングと、半年ぶりの再会。
ケント医師は、放射性物質に直接アクセスすることが出来るため、FBIのリストに載っていたのです。
妻のアリシアが襲われて、ケント医師は脅迫されたことがわかってきます。
FBIとの縄張り争いが始まるのでした。

展望台の上にマドンナが住んでいた家があり、ファンが訪ねてきて、事件を見ていたことがわかります。
目撃者の少年を隠すボッシュ。
ボッシュの新しい相棒は、イグナシオという男。
イギーと呼んでくれと言われていますが、刑事という仕事の現場で、イギーは軽すぎるのではと違和感を覚えて、いまだに一度も呼んでいなかったのですが‥?

相変わらずマイペースで強引で仕事中毒だけど、刑事としての勘は確かなボッシュ。
楽しみに読める安定した実力。
これは連載された作品のせいか、キャッチーでわかりやすい感じ。
いいですね~。

ロマンティック・アリスの仕上げ

111201_220139うちの初プーリップのロマンティック・アリスさん☆

あっ、こういうのも付属してました~!
靴を履かせるの、忘れてた…

111201_225350この綺麗なレースは~?

ウエストの後ろに着ける物らしいです。

こんな感じ?

111201_225326他に着けようがない…

でも、すぐ外れちゃうけどっ?coldsweats01

111201_225505斜め後ろから見ると、こんな風。

…ほほ~ぉ。

111201_225616頭が大きい分、
これでバランス良くなるのかな?

[写真はクリックしていただくと、大きくなります]

「瑠璃玉の耳輪」

津原泰水「瑠璃玉の耳輪」河出書房新社

尾崎翠が遺した脚本を、小説に書き直した物。
後半はかなり自由に脚色してあるそう。
レトロな雰囲気が、当時の作家が書いた本物というのがみそ?

江戸川乱歩みたいと思ったら~明智小五郎が登場した時期のすぐ後に、早くも女探偵が登場!ということだったんですね、そもそも。
斬新で、色っぽく、妖しくも怪しく、摩訶不思議。
催眠術で別人格を作ったり、瑠璃玉の秘密がとんでもなかったり…
こんな事よく考える‥?!

熱海の緑洋ホテルに滞在している櫻小路伯爵一家。
息子の公博は30前の遊び人ですが、散歩に出た先で洋館の窓辺に美しい娘を見かけます。
山崎という異様な男に囲われているような…
怪しい光景をのぞき見てしまう公博。
父の伯爵は遣り手で恐れられていますが、息子には甘い。櫻小路伯爵夫人は後妻でとても美しく、少年の日の公博の憧れでした。

ホテルには、岡田明子も滞在。
岡田検事の娘で、すらっとした直線的美人で真面目な性格。東京探偵社の唐沢七郎のもとで勤める女探偵の嚆矢なのです。
公博の見た目と社交的な愛想の良さに、恋してしまうのでしたが‥?

明子は、黒いベールをかぶった女性に、奇妙な依頼をされます。
黄家の三姉妹を探し、来年の四月十五日、丸の内ホテルに揃って連れてきて欲しいというのです。
三人とも、瑠璃玉のはまった白金の耳輪を片耳にしているという。

一方、大阪は新世界署。
老刑事の田邊は、逮捕されたベテランの掏摸・石火のお龍こと龍子にある話を持ちかけます。
もう隠退しようとしていた彼女を逃がすかわり、今町を荒らしている若い女掏摸・耳輪のお瑤をつかまえる手助けをして欲しいというのです。

様々な階層の女性が登場。
それぞれ、いささか残酷な運命に翻弄されながらも、個性を発揮します。
魅惑的な美人が多いのは良いけど、女性キャラが多すぎるほどなのは、もともと女優を出演させるために、あてて書かれているからだそうで。

品のある伯爵夫人、生真面目な女探偵、あだっぽい掏摸、片眼となった女芸人・八重子、南京町の阿片窟に身を落としながらもそこで女王然とふるまう高級娼婦・マリー、異様な男の妻になるべく監禁されている美少女‥
やや女性同性愛的な雰囲気も~当時の作家のモダニズムの影響がある?
今ならどんな女優がやるでしょうね?

ロマンティック・アリスの細部

111201_214449プーリップのロマンティック・アリスちゃん。

まずは、ちょっと横から。

111201_214802では、細部を見ていきましょう~。

襞のたっぷり付いたエプロンには、
ティーカップと王冠と鍵が!

111201_215333髪を上げた後ろ姿です。
エプロンがないので、
青いドレスがよくわかりますね。
凝ってます~☆

111201_215714顔のアップ☆
眉のラインが優しくて綺麗。
お目々がクリクリ。
真っ黒に見えるかも知れないけど~
瞳もアイラインも茶色の濃淡です。

111201_214116おリボンを外した所も☆

この角度もかわゆいわぁ~heart04
既に親ばか状態?sweat01

「ワタリガラスはやかまし屋」

クリスティン・ゴフ「ワタリガラスはやかまし屋」創元推理文庫

コージーの新シリーズ1作目。
夫に浮気されて離婚話になったレイチェル・スタンホープ。
ニューヨークの広告代理店で、クリエイティブ・デザイナーとして忙しい生活を送っていました。
叔母ミリアムの留守を守るため、農場で一夏を過ごすことにします。活動的な叔母は、中東にバードウォッチングの旅行に行くという。
レイチェルはネットで仕事はしながらですが、環境を変えてみるのも良いかと思ったのです。

農場バードヘヴンはロッキーマウンテン国立公園に隣接し、猛禽のリハビリセンターがあり、バードウォッチャーが集う場でもありました。
叔母の留守中に、地元の野鳥愛好会の世話係をするよう頼まれたレイチェル。
レイチェルの幼なじみや昔からの知り合いの人間も会にはいるのですが、レイチェル自身はバードウォッチングのことは何も知らない。
野鳥の話がたくさん出てきて、レイチェルと一緒にお勉強できます。

叔母と何やら言い争っていた男性記者が、翌日死体で発見されます。
叔母の亡き夫に、猛禽類の不正売買の疑いがかかっていると報道されそうになっていたらしい。
まさか、あの叔父が?
バードウォッチャーをするメンバーの中に、犯人が…?

文章は軽快でわかりやすい。
ヒロインも生き生きしてます。
ロマンスまで行かないのが物足りない?

「バイバイ、ブラックバード」

伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」双葉社

奇妙な設定で展開する伊坂ワールド。
気は優しいのだが、特に取り柄のないダメな男・星野一彦が、借金で追いつめられます。
虎の尾を踏んで?「あのバス」に乗せるために送り込まれた巨大な女性・繭美と行動を共にする羽目に。
繭美は、180センチ180キロあると豪語する女性。
バスが来るまで2週間あるというので、五股かけていた女達と別れ話をしていくのです。
「繭美と結婚する」という理由に驚きつつも、それぞれに納得していく女性達。

知り合ったいきさつも、それぞれにユーモラス。
訪ねた一人目の廣瀬あかりとは、他の女性に振られた後に、やけで行った苺狩りで。
彼女の方も、不倫で泥沼にあったのでした。
繭美と3人で大食いの店に行き、一彦は大食いに挑戦するのですが、隣で食べきろうとしている男を手助けしたり。

二人目の霜月りさ子は、子連れの女性。
彼女とは、刑事に車を持って行かれた後に知り合ったのです。
なんと不知火刑事という名前の~ドラマに出てくるようなシーンで。
そんな男はいるわけがないとわめく繭美。
この場合、実在するのでしたが‥

三人目は、如月ユミ。
なぜかロープを抱えて、偽泥棒を演じる勝ち気なお姉ちゃん。
四人目は、神田那美子。
別れた女性の父親がたまたま医者をしているという病院で知り合ったのです。数字に強い地味な女性。
五人目は、有須睦子。
女優なので、あっさり別れるかと思ったら~意外に、別れないと言い張ります。

ユニークな設定や、ちょっとしたお喋りが伊坂さんらしい。
経過もけっこう毒がありますが、いくらかの救いを残して。
ブラックバードとは、不運のこと。
最初は、不運な男とお別れ~といった雰囲気だけど、うまくいけば、不運とさようならできるのかも?
もやもやした物が残るけど~なかなか面白く読ませます。

ロマンティック・アリス

111201_211341初プーリップの登場です。
え、どこに?
‥ドキドキ☆
何かおまけの付く時期だったんです、ちょうどね。
111201_211626こちらです~!
こういう箱入り。

111201_211929外箱を外すと‥

111201_213550どうです?
ロマンティックアリスの水色バージョン。
ボディは六分の一サイズと同じなんですよ。
お洋服はmomokoさんにも着られます。

111201_213844ちょっと横向き加減で。頭と腕のバランスが不思議?
しかし、ついに手を出してしまった‥
111201_214054頭の大きいタイプは初めてなんですよ~。
この顔立ちとお洋服の凝りようにやられまして‥
ふわふわの髪が綺麗~☆

お値段的にもmomokoとあまり変わらないです。
ただ、momokoは激安に下がることがあるけど~それは普通の店ではないかな‥詳しくないので知らないだけかもしれないけど?
この子はためたポイントを使ってゲットしました♪

「ガラクタを捨てれば未来がひらける」

カレン・キングストン「ガラクタを捨てれば未来がひらける」小学館文庫

1996年発行の本。
世界的ベストセラー。
基本は、今流行の何かと似てますね…これが嚆矢なのかしら。
この本は、よりスピリチュアルかも。

著者はイギリス人で、イギリスとバリ島と半々で暮らしているそう。
バリの風水など、世界の聖地や文化を研究し、家や仕事場を浄化する方法を実践。
順序立てて説かれる考え方、価値観が新鮮で、新しい感覚が参考になる面もあると思います。

ガラクタを捨てるコツと、その意味とは。
空間を浄化するスペース・クリアニングというのを家で各部屋について行うと、運が向いてくる。
風水の考え方と合わせて取り入れると、効果倍増とか。
この人に頼むのがもちろん最高なわけですが、自分でもこうすれば出来ると説明してあります。

ただし、順番に取り組まなくてはいけないので、一気に行うと逆効果の場合も。
ガラクタがいっぱいあるうちに、幸運を倍にしようと鏡を置くと、邪魔が増えてしまうとか。
幸運を呼ぶ物をピンポイントで取り入れるのって、やりたくなりますけどね~苦笑。

健康なときにやるべきで、病気の人は治ってからが基本。
ただ、どっちが先かわからないような場合もあり、出来る範囲で少しだけやると、病気が少し快方へ向かうこともあるそうです。
これはそうかな~と思って、私も少しだけ片づけましたよ!

「青天の霹靂」

劇団ひとり「青天の霹靂」幻冬舎

短編連作「陰日向に咲く」が好きでした。
同じ路線の長編。
読みやすいです。

マジックバー「ノブキチ」で働く轟晴夫。
母は早くに夫を見限って家出したと思われ、父が男手一つで育ててくれましたが、大人しい男で不器用だったのです。
晴夫はマジシャンとしての腕はなく、ぱっとしない人生。
同じ店にいた後輩のサワダがテレビで売れっ子になり、近くのバーのママ恭子もすっかり熱を上げている様子。
ママが好きだった晴夫は、サイテーな一幕を演じてしまいます。
さすがに自分を省みて、一念発起しますが?

ホームレスの遺体が父親ではないかと連絡され、行ってみると…
なぜかタイムスリップ!
若い頃の父・正太郎と、マジックで共演することに?
これが~あまりにも何も出来ない上がり性の父なのでした。
晴夫は、悦子という若い女性と組むことになります。
やがて、父と母の意外な馴れ初めを知ることになるのです。

何となく食い足りないような気もしますが~
芸人達の世界の話は雰囲気が出ていて、するする読めます。

たこのピリ辛パスタとスイーツ

111025_155859ここはどこでしょう?
窓辺の光景が~
ちょっと緑の多い所にでも
遠出したみたいに見えますね。

111025_160058実はビルの3階。
庭木に見えるのは街路樹なんですよ~。
アフタヌーンティールームのランチタイムです。

111025_160258パスタのセット。
パンも付いています。

111025_160308たこのピリ辛トマトソースのパスタ。
上に乗っているクリームみたいなのがまた絶妙で~まろやかさをプラス☆
やっぱり、美味しい!

111025_161609 デザートにはハーフサイズのスイーツを付けて。
紅茶のティラミスでした。
満足~!

「ニューヨークの魔法使い」

シャンナ・スウェンドソン「ニューヨークの魔法使い<(株)魔法製作所>」創元推理文庫

シリーズ一作目。
ケイティ・チャンドラーは、26歳のごく普通の女の子。
テキサスからニューヨークへ出てきて、1年。
学歴も経験も役に立たず、ヒステリックな上司の気まぐれを堪え忍ぶ日々。
ニューヨークは、全く変わった所だと思っていました。

というのは、教会の屋根にはガーゴイルが出たり消えたりし、背中に羽根をつけている服飾学校の生徒や、宙に浮いている大道芸人がいても、誰も驚きもしないで通り過ぎるのです。
実は、それはすべて、実在する妖精や魔法。
ケイティは、自分にしか見えていないと気づかないままだったのですが…

ある日、地下鉄で知り合った男性二人。
ロブのほうは、なぜか回りじゅうの女性の注目を集めているけれど、ケイティには全く魅力が感じられない男性。
いきなり転職の申し出を受けますが、本気には出来ません。
ロブと一緒にいたオーウェンのほうが、ケイティはよほど魅力的だと思うのです。
が、長身でハンサムな彼は伏し目がちで、異様にシャイで控え目。
仕事では有能なのですが、それ以外はろくに口もきかず、目が合うと真っ赤になる始末。
それには、ある理由が…

ケイティが思い切って訪ねた会社は、魔法制作会社でした!
魔法が本当にあると気づかされたケイティ。
魔法にかからない体質という~自分の力を生かすことが出来ると知り、新たな冒険に乗り出します。
会社のトップのマーヴィンは、実はあのマーリン!
会社を辞めた男性フェランが、悪意のある魔法を売りさばこうとしていると知って、ケイティはそれを止めるために働くことになります。
これまでの仕事の経験も、意外に役に立つのが面白い。

楽しく読めるファンタジー。
地味なワーキング・ガールの現実から、一気に面白おかしい世界へ。
魔法版「ブリジット・ジョーンズの日記」という紹介もありました。
ブリジットよりも普通なヒロインは、なかなか感じが良いです。

日だまりの寝床

111007_125647猫の寝床も~すっかり冬用にしました☆

といっても、これはちょっと前なので、
この2、3日の寒さじゃなかったですけど~
真昼の強い陽射しを浴びて‥
実際よりも首のあたりが白い部分が多いように見えますね。

111007_125730気持ちよさそうでしょう~。
私の古いピンクのセーターがお気に入り。
下には、宇宙飛行しように開発されたという素材のマットが敷いてあります。

111007_125619あれ?
るるちゃんは、どこかな~?

‥いた、いた!

111007_125723そばに寄せてみました。
「ん?」

111007_125718「あ、るるちゃんっ!」
すぐ、舐め始めました。

仲良きことは、美しきかな‥heart04

「乙女の密告」

赤染晶子「乙女の密告」新潮社

第143回芥川賞受賞作。
妙な熱っぽさと疾走感があります。

京都の外国語大学のドイツ語学科が舞台。
スピーチのゼミの教授バッハマンは、他の授業中にも平気で侵入してくる変わり者。
教授はアンゲリカというお人形を抱えて通勤しているため、人は遠巻きにしているのでした。

バッハマン教授は「ヘト・アハテルハイス」を教えています。
「後ろの家」という意味で、アンネが隠れていた家の裏側のスペースを指します。「隠れ処」とでも訳せばいいのかな。
これは、いわゆる「アンネの日記」の原題なんですね。
というわけで~受講するのは、乙女ばかり。

教授の分類によると、乙女達は「黒ばら組」と「すみれ組」に分けられています。
それは「いちご大福とウィスキーではどちらが好きか」という質問の答えで分けただけなのですが。
「ストップウォッチ」と、選択肢にない答えをしたのが、麗子様。
なぜか留年してまで、スピーチコンテストでは優勝している人なのです。

みか子は全然スピーチが得意ではないのですが、麗子様に憧れて追っかけていました。
みか子はもちろん、すみれ組。
みか子の友達の貴代は、黒ばら組。帰国子女で、外国語を覚えるというより思い出すようにして勉強しているのでした。

スピーチの練習で、みか子はいつも同じところで絶句してしまいます。
突っ立ったまま、ひよこのストップウォッチが空しく鳴って時間切れ。
麗子様は、「あなたにとって大事な部分なのだ」と謎の言葉を吐きます。
麗子様が、教授と乙女にあるまじき関係にあるという噂が広がりますが…?

妙な勢いがあり、素材も面白いです。
中盤もあれこれユーモラス。
…それって何なの…?!という展開なんだけど…
ブクログの書評を見たら、正直よくわからなかったという感想が多かったです。
ま、そうかも…
女子大というより、女子高の~それも架空の(池田理代子の「おにいさまへ‥」です)ソロリティを思い出しちゃうような世界。

アンネを密告したのは誰だったのかという推理も、ちょっと挿入されています。
その辺は、実際にゼミで研究したのかしら?

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