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「県庁おもてなし課」

有川浩「県庁おもてなし課」角川グループパブリッシング

地方を元気に!?
観光地として活性化する参考になりそう。

高知県庁に「おもてなし課」が出来ました。
おもてなし課で一番若い掛水史貴は、入庁3年目の25才。
県出身の有名人に特使となって貰うアイデアで、作家などに名刺を作って配って貰うことになります。
ところが「名刺を配って、どれぐらいの効果があるのか」と、作家の吉門喬介から聞かれて言葉に詰まります。
しかも「話がなかなか進まないので、流れたと思っていた」と…
ビシビシ指摘されて、いちいちごもっともと、必死でついて行くことに。
一般の感覚を持った若い女性をスタッフに入れて、その意見はおろそかにするなと。
ちょうどバイトをしている明神多紀としりあい、うってつけと思うのです。

20年前にパンダ誘致論というとっぴな企画があったが流れた、そのときの書類と企画者を捜せと言われます。
反対にあってつぶれたのですが、後にパンダを誘致して成功した所もあるのでした。
その清遠和正は閑職に追いやられて辞職していましたが、民宿をやり観光コンサルタントになっているという。電話もなかなか通じませんが、掛水と多紀は直接会いに行きます。

清遠の娘の佐和には、水をぶっかけられる羽目に。
しかし、清遠は情熱を失っていなかったのです。エネルギッシュな清遠にしごかれることにまりました。
二組の男女が、しだいに気持ちを確かめ合う~恋愛の行方も楽しめます。

お役所仕事がなぜ段取りが悪いか、というポイントの説明にも納得。
ミスをしないように、悪いことをしないようにという規制がかかっているから。
サービス精神も足りない。
観光客を呼び集めたり、買って貰ったりするには、一般の人の視点が必要。
どことも同じにしては意味がないので、ある物を上手に知らせる。
地元の料理を出すこと。
道路標識やサイトが不親切なのはもってのほか。
地元の人にはあって当たり前の物で、よその人が喜ぶ珍しい宝物と気づいていないことがある、など。
馬路村って高知だったんですね。

高知には海山川浜とすべてがあり、ウィンタースポーツ以外は何でも出来るんだそうです。
ウミガメの産卵も、地元の人には当たり前。
でも毎晩確実という浜は、全国にもそう多くないとか。
高い所は苦手だけど、ハンググライダーがものすごく気持ちよさそうに書かれています。
風でしたから押し上げられるので、落下の危険などないとか。
上手くいけば、何時間も飛んでいられるのだそうですよ~。

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