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2011年7月

「夢の破片」

モーラ・ジョス「夢の破片」ハヤカワ・ポケット・ミステリ

いつしか寄り集まって暮らすことになった4人の疑似家族。
イギリスの田園地帯コッツウォルドにある美しい古い邸宅で…
実の親子よりも仲は良いのですが、実は彼らはひょんなことから一緒になっただけ…

ジーンは、留守番を仕事にしてきた女性。
64になって、事務所に定年退職を言い渡されます。
そこで、何かが壊れてしまったのか?
初めて自分の物のように感じた美しい屋敷で、運命のように感じて取った行動は…

中年男マイケルは教会へ乗り込み、古い石膏の聖像を見せて欲しいと頼み込みます。
副牧師で研究していると名乗りますが、実は盗んだ品でわずかに稼いでいるギリギリの暮らし。
俳優にはなれなかったけれど、いくらかその才能はあったのです。
自分自身でいるときよりも、おどおどしないで、設定の人物になりきることが出来るのでした。

妊娠している若い娘ステフ。
恋人に邪険にされながらつきあっていましたが、祖母の家でも邪魔にされ、行き場をなくしていました。
偶然出会ったマイクルが紳士的に見えて、車に乗り込むのですが…?

彼らが関わる、一見普通の人々もかなり濃い。
とんでもないエゴイストだったり、妙な格好をしていたり、こだわりがあったりと…変な所も多くて、傑作。

ステフが後に、近所に住むサリーの赤ちゃんチャーリーの面倒を見るようになり、ベビーシッターとして才能を発揮。
流れによっては、それで十分に社会でやって行けたのだろうに。

サリーのほうは事務弁護士でキャリアウーマンなのですが、勝手にネパールへ行った夫とは別れるつもりの一人暮らし。
家では片づけられない状態で、すべてをとってある部屋に住んでいるのでした。
それぞれの室内の描写がなんともリアル。

寄る辺のない、だめだめな人間が追いつめられていくのは哀しい。
心の優しさはあるのにね。
夢想的なはかない幸福の美しさと、リアルでみみっちいような人間臭さ、それに加えてどう転ぶかわからない緊迫感が魅力ある作品です。
綿密な描写で、みごと英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞(2位ということ)を受賞しています。

「往復書簡」

湊かなえ「往復書簡」幻冬舎

3話収録。

「十年後の卒業文集」
同窓生の中からカップルが生まれ、めでたく結婚することに。
披露宴の写真を送りがてら、一人だけ来なかったかってのメンバーについて、手紙が飛び交います。
高校の放送部で一番人気のあった部長の浩一が新郎ですが、相手は高校の時付き合っていた千秋ではなく、副部長だった静香なのです。
いつの間に、こうなったの?
あの時みんなで好きな人を打ち明け合った、本当の気持ちは…?
最初から本気だった?
みんなで願掛けをしようという話があったときの気持ちは…
大学時代に何があったのか。そして、千秋が怪我をして、今は行方が知れなくなったというのは…

誰が誰に送った手紙なのか、というのも一捻りしてあって、飽きずに読めます。
お互いがどう思っていたか、自分はどう思いこんでいたかというあたりのずれは、ちょっと意地悪で、いかにも。
後味はこれまでに比べると、ずっとマシ。

「二十年後の宿題」は、まずは教師が、かっての生徒に。
20年前に川で起きた事故に関わった子供達が、現在幸せにしているかどうか、見てきてくれと頼みます。
あのとき、本当は何があったのか。
そして、教師が頼んだ理由とは?
幸福を祈る思いへ、向かっているのですね。

最後の一編「十五年後の補習」
はこれまでより一歩進んで、前向きな覚悟が感じられます。
15年来付き合っている二人。
万里子は、中学2年の時に起きた事件当時の記憶をなくしていました。
純一は、素直で真っ直ぐな彼女を守っているつもりでいましたが、いざというときの彼女の勇気にはかなわないという~気持ちも、抱いていたのです。

突然、彼が国際ボランティア隊に参加してアフリカへ2年間赴任することになり、半年間の準備期間中も何も聞かされていなかったことにショックを受ける彼女。
手紙のやりとりが、始まります。

過去の事件は深刻なのですが‥
誤解を解きつつ、しっかり向かい合っていく二人のやりとりなので。
こんなに後味良くて、良いの?ってぐらい。
新境地のようですね。

シティ・イン・ザ・シーの美女

110725_001836この夏の新入りさん~誰でしょう?
シティさんです!
あ、発売は1年前ですけどね。

110725_002013うちに来たのは半年前ぐらい…かな?
やっと箱出ししました~☆

110725_002402コンセプトは~
「深海にあるというまぼろしの都市。
旬のマリンスタイルにスポーティなフレーバーをプラス。
いち早く夏を感じさせるスタイリッシュなmomokoドールです。」
とのこと。
スポーティだけど、お洒落なお洋服。
海辺を散歩するイメージ?
いや、深海の都市って…
110725_002416クールな色調がそんな雰囲気☆
洗練された印象ですね。

110725_002915おお、美人ですね~!
どんなポーズがいいかしら…
さりげない肌見せが、そこはかとなく色っぽい?

110725_003829座りポーズも~
脚、長っ…!

メークがけっこう色っぽい?
シティっていう感じもあるかも。
どんな名前にしようかな…?

「テッサリアの医師」

アン・ズルーディ「テッサリアの医師」小学館文庫

ギリシャを舞台のミステリ。
さびれた小さな町モルフィを、身なりの良い太った男ヘルメス・ディアクトロスが訪れます。
折しも、結婚式に花婿が現れずに花嫁を嘆かせる事件が起きた日の夜。
不器量な二人姉妹ヌーラとクリサの妹のほうが、中年になってやっと相手が見つかった所だったのですが。

羊飼いの少年アドニスは、母に言われて教会へ灯明を上げるために、スクーターでやって来たましたが、目の前に靴が飛んできたので驚きます。
うずくまっていたのは、花婿になるはずだったフランス人の医師シャブロル。何者かに目をやられて、動けなかったのです。
寒村の描写がリアル。
景色は美しく、料理は美味しそうなのとひどいのと、すごいばらつきがある。
やる気なさげな人々の中に、働き者も混ざっているんですね。
ヘルメスが泊まる事になった街中の店は、色々な意味でものすごい。
立ち寄った修理工場は散らかっていましたが、疲れた様子のそこの妻は料理上手で、休ませてくれた室内も清潔でした。

若い町長アンゲロスはいぜんの権力者達に疎まれ、罠にかかりそうになっていました。
ヘルメスは、一計を案じる。
ヘルメスの正体は謎のまま。アテネから視察に来たというのですが、警察ではないという…?
ちょっとずつ手助けして膠着した事態に風を入れ、風のように去っていく。
珍しい風物が出てくるので、それを楽しめます。

著者は1959年英国生まれ。毎年、ギリシャで半年は暮らしているそうです。3作目。

コーニングスレインさんとポーズ

110625_212853「こんにちは~」
「わあっ…?」
「イメチェンー!」

110625_220946意外な人の登場?
ジェイドールのコーニングスレインさん、参戦です。
うちでの名前はシャルロッテさん。
「きゃあ~どうしましょ」
どんなポーズが得意かな?

110625_221112腕はどのくらい曲がるのかな…
同じジェイドールでも、コーニングスレインさんは新しいので、ボディが違うんですよ。
「髪に手は届く?顔には?」
「ここまでかしら~」
110625_222018_2頭には大抵届きますよね。
「あ、私~顎につくわ」
シャルロッテさん、肘の曲がり方がすごい☆
「ああん、ここまでしか曲がらない~」
「お手上げー!」
110625_222040なんと我が家にある人形の中で一人だけ、頬杖がつけます!

ほ~らね♪

「さんだらぼっち」

宇江佐真理「さんだらぼっち―髪結い伊三次捕物余話」文春文庫

人気の「髪結い伊三次捕物余話」4作目。
流れるような文体で、時代色たっぷりなのに、わかりやすい。

前作でお文の家が火事になって焼け出され、やっと夫婦になった伊三次とお文。
深川芸者の文吉として鳴らしたお文に長屋暮らしは無理がありましたが、お文のほうも、すぐ引っ越したいとは言わなかったのです。
長屋のおかみさん連中は皆よってたかって、炊事の面倒まで見てくれました。
ところが、思いがけない事件の余波で、お文は長屋を飛び出すことに…
これっきりになってしまう仲ではないけれど、ここは自分の居場所でなかったと、道に立ち尽くすお文の心情が哀しい。

伊三次が手伝いをしている奉行所の同心・不破が「お文に無理をさせたんじゃないか」というのは、優しいですね。
伊三次もくわしく事情を知って反省し、ようやく家を構えることにします。

「鬼の通る道」は不破の一人息子、龍之介が論語を習いに私塾に通うようになる話。
当時、素読吟味は侍の大事な教養で、試験もあり、不破の妻いなみが受けさせたがったのです。
伊三次がいなみのことをいつも褒めるので少し悋気したこともあるお文でしたが、いなみと知り合うようになって、深く納得しています。
しかし、どちらかというと剣術の方が得意な龍之介は、熱を出してしまう…?

「さんだらぼっち」とは、米俵の両端に当てる藁の蓋のこと。
桟俵法師がなまったものだそうで。
大切なお米を入れる物だから、使い終わった後にも、拝む物を乗せるのに使ったりするんですね。
木戸番の夫婦が、疱瘡が流行ったときに、このさんだらぼっちを家の棚に載せて拝んでいたのが外から丸見えで、夫婦に懐いて通う子供達がこの店のことをさんだらぼっちと言うようになり、挨拶するにも使ったのでした。
木戸番では木戸の開け閉てや夜回りの他に、日用品も置いて売っていて、お文も馴染みになります。

お文の女中だったおこなは、お文の家が焼けて居場所をなくし、水茶屋へ勤めに出ています。
正吉がおこなに気があって通ってくるので、正吉の親や番頭が心配して釘を刺しに来るのでした。
正吉もいささかぼんやりした若者なので、世間を知るようにと岡っ引きの増蔵親方の所に見習いに来ているのですが。
少し大きな米搗き屋の一人息子なのです。
おこなは、もともと水商売でそこの主人と結婚したこともある女だから、かたぎの店の女主人に迎えられることは、まずあり得ない…

前に湯屋に嫁いだもう一人の女中おみつは、妊娠。幸せになっていると思われたのですが。
お文とは、行き違いが起きてしまい…
所帯を持ったものの、波乱の続く時期になっていたんですね。
事件よりも、お文の心の葛藤が印象的でした。

「矜恃」

ディック・フランシス&フェリックス・フランシス「矜恃」早川書房

ディック・フランシス最後の作品。
最近は息子のフェリックスと共著になっていて、フェリックスだけでも?けっこう十分続きそう。
今回の主人公は、アフガニスタンで負傷して帰国したという設定。
英国陸軍近衛歩兵グレナディア連隊大尉って、ウィリアムの結婚式で聞きましたね。大尉ってハリー王子と同じ?あ、近衛騎兵だったかな。
これが、フェリックスの息子がアフガニスタンにいた軍人だというのだから…描写にリアルさがあるわけです。
フランシスの意志が強い主人公で、そのうえ軍人て~
悪党は、すぐさま改心して逃げた方が良いんじゃ?

語りはソフトですが、中身はなかなかにハード。
母親が有名な調教師という設定は、新鮮。
二度離婚している猛女。
息子のトマス・フォーサイスはあまりかまわれずに育ちました。十代の頃は義父とも反りが合わず、17歳でケンカして家を出てすぐ軍隊に入ったのです。
以来15年。
戦場で足を吹き飛ばされて、入院。軍隊で衣食住をまかなっていたため、病院を出ても帰る場所がない。
久しぶりに帰った家で、幼なじみイザベラに再会したり、懐かしいような不思議な感覚を覚えたり。

競馬界ではファースト・レディとあだ名される有名な母親ジョセフィン・カウリ。
だが最近は有望な馬が不審な負け方をし、魔力を失ったと新聞に書かれていました。
母と義父の口論を立ち聞いて、経済的にも困っていると知るトマス。
節税対策の勧めに乗せられて脱税し、しかもファンドに投資して丸損。事情を知る何者かに脅迫を受けていたのです…
意を決して、軍隊式に行動方針を固めるトマス。
しかし調査を始めた途端に、トマスは誘拐され…?

多彩な登場人物は、フランシスらしいレベルに達しています。
こういうモチーフは、あの作品のあのあたりに似ているかも…とか思いつつ。
悪くない意味で、フェリックスの作風には、軽さと若さがありますね。
初期のスタイリッシュな雰囲気は、ディック・フランシスの亡き奥さんがブラッシュアップしていたものなのだと思うけれど。
傑作とまでは言わないけど~申し分ないスリルで、ひとときをわくわく楽しめました。

桃のデザート

110705_155354今年もこの季節がやってきましたよ~!

タカノの桃のデザートです。


110705_155502見た目も綺麗で、涼しげ☆
このカラフルさが好き♪

110705_155550左手前の、
お餅みたいのにくるまれていて、美味しかったですよ~!

110705_155615中央の球形のをカットするとこう~
上はフワフワ、
下はタルト台みたいなやつで、食べ応えあります。
しかも、桃味!
110705_155531紅茶はこちら~

……去年はタカノで
何人も中国人観光客に出会ったけど、
今年は全然いなかったですねぇ…

「仔羊の巣」

坂木司「仔羊の巣」創元推理文庫

ひきこもり探偵のシリーズ2作目。
語り手の坂木司は、ごく平凡な男、27歳。
外資系の保険会社に勤めた理由は、休みが多く、時間が自由になるため。
親友の鳥井真一がほぼ、ひきこもりなので、平日に連れ出したり、何かあったら駆けつけられるようにしておきたかったのです。

特異な性格をもった才能ある鳥井にひかれて友達になり、子供のような純粋さと偏りを持ったままの彼を守り続けています。
とはいえ、鳥井が謎解きの才能を発揮したために、人間関係の輪はずいぶん広がっているのですが…

「野生のチェシャキャット」は、鳥井を大事に思いつつ、彼の存在を同僚に話した方がいいのかなどと考え始めるところ。
保険会社で同期の豪快な吉成と、女性でいかにも頭がいい佐久間。
しだいに仲良くなり始めた坂木は、佐久間の様子がおかしいのではと吉成に相談を持ちかけられます。
初めて外で一緒に会い、何か悩みがあるのではと聞いてみると…それぞれの推理と佐久間の説明、鳥井の解説が皆違うのが面白い。

かっての同級生の滝本に「お前は鳥井のたった一つの窓口であることに満足してるのか?それとも誰にも懐かない動物のオンリーワンでいることを杖にしてすがっているのか?」と聞かれてしまうのですが。
自作では、自立へ向かっていきそう…?

「銀河鉄道を待ちながら」は、地下鉄の駅で立っている不審な中学生のことで、相談されます。
たまたま木村栄三郎の元で、木工を教わることになり、そこで一緒になった土屋という男性が…

「カキの中のサンタクロース」
なぜか通りがかりの知らない女性に、痛い思いをさせられる坂木。
鳥井が解いた謎は…?
矢崎という女子高生が登場。

前作で知り合った少年・檜山利明の家庭の謎も。
3編収録。
解説も非常に面白かったです。
有栖川有栖の解説によると、鳥井は人には敬意を持って接しなければいけないということがわかっていない、と。確かにそうですね。人を怖がっている割に、面と向かうと言い方が乱暴。(反抗期の子供レベルってこともあるし、育てた祖母がきつかったせいもあると思うが)
鳥井のことを好きになって応援するようになっていないのが特徴だそうで。
へ~え…
でもホームズが好きな女性なら、嫌いではないんじゃないかな。
自分が付き合うには気むずかしいとしても、読む分には坂木への純粋さを見るのでは。

お詫びと訂正:題名を「仔羊たちの巣」と書いちゃってました!すいません~書影が出なくて気づきました。羊と言えば複数って…(汗)

ジェイドールとポーズ

さて、ジェイドールさんのソフィアさん。
比較すると、どうでしょう~?
せっかくなので、momokoさんと、体型比較から。

110625_205821腕は似てる?
ちょっと短いかな…(ジェイドールでも古いタイプなので、新しい方が腕は長いです)

110625_212501リカちゃんのハウスウェアを着てみましたよ。

脚は…
足首が違いますね。
どんなポーズが出来るかな~?

110625_213637
まきちゃんも体型がわかる服で参加です。
「きゃあ、色っぽい~」
110625_213338「まきちゃんこそ~ナイスバディじゃない」
まきちゃんにはギリギリで入っている服…
…考えてみると、最近のバービーのベーシックスよりもグラマー?!
110625_213121関節が動くので、ポーズは色々出来ます。
「お得意のポーズは?」
「こんなの、どうかしら~」
「わあっ、すご! まきには無理~」
ジェニーフレンドのまきちゃんは、見学です。
球体関節じゃないので、肘のあたりが少し柔らかくはなっていますが~力づくで曲げる感じだから、あんまり無理は出来ません。
身長は近いんですけどね~。
関節が見えない分、綺麗な脚ではありますね。

「運命の騎士」

ローズマリ・サトクリフ「運命の騎士」岩波少年文庫

サトクリフ初期の代表作の一つ。

中世イギリス、第一次十字軍の時代。
孤児のランダルは、アランデルの城の片隅で、犬飼いにかろうじて養って貰っています。
犬と同じような扱いを受けていました。
犬飼いが寝込んだときに、犬がいうことをきくのはランダルだけだったのですが。
亡くなった母はサクソン人、父はブリトン人でした。

城主ヒュー・ゴークの帰還を屋根の上から覗いていたのを見つかり、鞭打ちにされそうな所を、居合わせた楽人エルルアンの機転で助けられます。
エルルアンの計らいで、初めて連れて行かれた土地ディーンに、なぜか帰ってきたような気がしたランダル。
ディーンの荘園の領主である騎士エベラードに渡され、孫の従者になるよう、一緒に育つのです。

騎士の孫ベービスはランダルより一つ年上なだけで、他に友達もいない。
最初は警戒し合いますが、すぐに心通うかけがえのない存在になっていくのでした。
立場は違っても…

ベービスは母を早く亡くして、母代わりの女性アンクレットに育てられました。
アンクレットは浅黒く賢い女性で、ブリトン人よりも古い民の伝統を守り、村の人にとっては貴重な薬剤師のような存在。
キリスト教が広まるに従って、異端の魔女という疑いをもたれるようにもなります。

ノルマン人の征服王朝の時代なんですね。
領主エベラードもノルマン人ですが、30年来すっかり土地に馴染み、村人にも「同じイギリス人」と思われていました。
先の王がウィリアム征服王。
王には3人の息子があり、次男がお気に入りだったので、イングランドを次男ウィリアム(赤顔王)に、大陸の領地ノルマンディを長男に、そして三男ヘンリーにはわずかな金額しか与えなかった。
3人は機会あるごとに張り合い、王位を争うことになります。

ランダルやディーンの村人達も、何かと巻き込まれることに。
ランダルがお城でひそかに見聞きしたことも、事件に繋がっていくのでした。
ディーンの領地を守るために、単身、危険な相手に立ち向かったランダル。
それはまた、敵を作ってしまうことにもなったのですが。

命がけでかばい合う人々。
時代背景の中での少年の成長を描いて、胸が痛くなるような感動があります。
いつも傍にいる大きな犬たち。
あざやかな季節の移り変わり。
ハシバミの黄金色の若芽を先駆けに春に目覚める森。
男の子は騎士の小姓になり、従者になって勤め上げ、寝ずの祈りをして、騎士として叙任されるのを待つ。
状況をありあり伝えてくる着実な描写に、シンプルな荘重さがあります。

児童文学の名作ではありますが~十分、大人にも読める内容。
むしろ歴史的な部分など、小学生にはやや難しいかも。
この内容で漢字が少ないのがちょっと辛いけど。
のめり込んで読み上げました。
ずっといぜんに読んでいますが、新鮮でした!

ジェイドールとmomokoと

有紗さんと、110625_190905まきちゃんがいる所へ~
ジェイドールが登場☆
ギリシアのモデル嬢
ヴァシリシスソフィアスさんのご対面です。
「ソフィアです~初めまして」
元がややこしいネーミングなので、うちでの名前はシンプルに。
110625_191641「ソフィアさん?うわー」
「こんにちは~今日はよろしくね」
「お邪魔します」

110625_191714
神秘的な目ですね。

体型はmomokoさんと近いのかしら…

110625_192327
身長は同じぐらい?
肩幅がmomokoさんより、ちょっと狭い。
肩の位置が違いますね。
110625_192043
momokoさんのこのセットだと~
靴と靴下が似てます~☆

あ、コーニングスレインさんとご対面したのも、
ミルクティーパーティーさんだったんですよ。
ジェイドールと相性がいいのかしら~?

「塩の街」

有川浩「塩の街」角川文庫

有川さんのデビュー作。
もとは電撃文庫だったんですね~。

宇宙から、巨大な白い隕石が各地に飛来。
と同時に、なぜか人々が塩の柱になっていくという塩害が広がります。
東京だけで600万とも言われる被害で、関東圏の人口は三分の一に。
隕石の少ない地方へと、人々は疎開していったのでした。
テレビでは、そのニュースばかり。テレビ局もスポンサーが消滅した所から、なくなっていきます。
原因不明の奇病で、治療方法もなく、荒廃する街…

高崎方面から歩いて、海までたどりつこうとしていた青年・遼一。
車がうち捨てられた道路。ガソリンスタンドも閑古鳥。
ひと気のない街を歩くしかなくて徒歩で移動するというのが、今の時期に読むと、震災後のようで、途方もない想像には思えないのが何とも…

女子高生・真奈が遼一に声を掛けてきて、アパートの部屋で休ませてくれます。
真奈は、自分も拾われた身だと言うのですが。
部屋の主・秋庭は気むずかしげな男性で、口は悪いけれど、壊れ掛けた車を調達、海まで連れて行ってくれるというのです。
遼一が大事に背負ってきた重いリュックに入っていたのは‥

あの日から、真奈の両親は帰らなかった。
食べ物は配給所で手に入りましたが、女の子一人で住んでいるとばれて、襲われそうになり、逃げまどうことに。
たまたま秋庭の所に転がり込んで~三ヶ月。
元自衛隊員の彼のところへ、塩害を止めるための爆破計画が持ち込まれます。
元と言っても、秋庭は結晶への各地同時攻撃を申し出て却下され、自衛隊に辞表を叩きつけたのですが、受理はされていなかったのです。
真奈と共に立川駐屯地に出向くと、じつは秋庭二尉は航空戦競会三連覇という凄腕のパイロットで、有名人。
秋庭と旧知の入江は立川に乗り込んで、司令官を詐称して牛耳っていたのです。入江はひねくれ者だが天才肌。
入江の発案に、真奈を楯にとって半ば脅迫されて動く秋庭。

危機的状況の中の迷いと勇気。
こんな状況でなければ、なかったかも知れない恋。
世界を救うのは、たった一つの愛?

スケール感ある構成と、わくわく感を伝える文章。
一瞬、とっぷりと甘い蜜に浸るような恋の盛り上がりも。
面白かったです。

「ブリージング・レッスン」

アン・タイラー「ブリージング・レッスン」文春文庫

ユーモラスに暖かく人生を描くアン・タイラー。
いぜんに何作か読んでますけど、最近じゃないので…ご紹介するのは初めてですね。
これはピューリッツァー受賞作!というお墨付きの作品。

妻マギーの幼な友達セリーナの夫が亡くなり、葬儀に出かけるモラン夫婦。
出かける朝にやっと、車の修理が出来る予定というタイミング。
妻マギーが受け取り、店を出た途端に、トラックにがつんとぶつかってしまいます。
聞いていたラジオの人生相談に出た声が息子ジェシーの別れた嫁フィオナで、再婚すると言っていたのです。
ところが、それは聞き違い?
呆れる夫アイラですが…

結婚して、28年目。
若い頃は神秘的に見えた夫アイラは表情が少なく、真面目だけれど頑固で、人に対してやや壁がありました。
父が急な病気で引退したため大学進学を諦めた失望を抱え込みながら、父親のやっていた額縁の店を継いでいるのです。
妻マギーは明るくお喋りで、親切だがちょっと粗忽で、善意が裏目に出ることも多い。
老人ホームでバイトをしたことがきっかけで、そのまま補助員として就職したのを上昇志向の強い母親には惜しまれ、理解されないでいました。

セリーナの夫の葬儀では、セリーナが結婚披露宴の時と同じ歌を友人達に歌って欲しいと言いだし、皆は困惑します。
アイラは頑として歌わないのですが、マギーは歌詞も思い出せないまま歌い始める‥

愛する子供達は巣立っていき、たった一人の孫にはなかなか会うことも出来ない。
息子ができちゃった婚で~早すぎる結婚をしたいきさつが何とも。
マギーは孫に会いに行き、何とか息子達によりを戻させようと思い立つのですが。

ちょっとしたことなんだけど~マギーの行く所、おかしな出来事が連発。
夫婦は互いに反りの合わない部分に苛立ちつつ、結婚は揺るがない。
結婚してある程度たった人間なら、共感する所も多いのでは。
世代間の行き違いや、男女の平行線…
どうすることも出来ない哀しみと苦み。

夫の息子に対する態度など、ずいぶんだなあと思う点もあります。
日常をコメディにしてしまう妻もなんだけど。
たまに悲劇にしてしまう夫というのも、どうなんでしょう。
ネイティブアメリカンの血を引く一家で、働けない家族を抱えているという重さが、アメリカの悲劇といえるのかも知れません。
人間ってやつは全くしょうもないが…
笑えて、しみじみとした読後感。

アルタ前の浴衣

110628_162740今年の浴衣の着こなし☆

こちらは新宿東口、アルタ前の展示です。

110628_162726これこれ!こういうの~
いかにも今風というか~
華やかでしょ。

110628_162836
展示は毎年あるようですが~
けっこう期間は短いの。

110628_162750これなんか、どうでしょう?

涼しげ~♪

110628_162805
かわいいかも☆



110628_162758どういう娘が着るんだか…

セクシー&ユーモラス?
パーティ向きかな。
くねっとしたマネキンのポーズも何やら楽しげ。

お人形の浴衣の参考に…
なるかどうか??

「月と蟹」

道尾秀介「月と蟹」文藝春秋

直木賞受賞作です。
海沿いの町に住む、孤独な子供達のちょっとしたゲームが‥?

父を亡くしてから、祖父の住む家に越してきた利根慎一。
母の純江と3人で暮らしています。
祖父の昭三は漁師だったが、10年前にしらす漁をしているときの衝突事故で、片足をなくしていました。
2年前、小学3年生の時に転校してきた慎一に、小学校のクラスメートはあたたかくはありませんでした。
10年前に祖父と同じ事故で母を失った葉山鳴海が、同じクラスにいたのです。
その鳴海は、彼女のほうから時たま声を掛けてくれるのですが。
鳴海は明らかに金持ちの家の子だけれど、それをひけらかすでもなく、妙に隠すのでもない様子に好感が持てました。
鳴海とのつきあいをからかう嫌がらせの手紙が、慎一の机には時々入っていたり。

関西から転校してきた春也だけが、慎一の友達でした。
春也はたまに身体に痣をこしらえたり、ひどくお腹を空かせていたりする子。
放課後は一緒に海辺に遊びに行って、ペットボトルを仕掛けて小魚やヤドカリを捕るのが楽しみでした。
祖父に話を聞いて十王岩という海に突き出した岩場を見に行き、岩に仏像が彫られている不気味な場所で、妙な音を聞いた二人。
ヤドカリをヤドカミ様と見立てて、願い事をするようになります。
試しに願い事をしてみたら、効いたように思われたのです。
楽しそうな二人に鳴海も参加するようになりますが、春也のほうと親しくなっていくようなのが気になる慎一。

パートで勤めに出ている母の帰りが時々遅くなり、鳴海の父と会っていることに気づいていきます。
鳴海が家に遊びに来たのも、その様子を探るせいらしい。
やがて‥

しっかり構成され、きっちり描かれていて、まとまっています。
初めて読むのに、ある意味、予定調和的な納得感。

抜け毛だけなら

110629_152733これは何でしょう?

110629_153021
もわもわ~

綿埃?

110629_152820_2「違うも~ん!」

110629_152650
撫でただけで、
こんなに浮いてくるんです!


110629_152838「もっと撫でて~」ってね。
気持ちよさそうです。

生えているときには、つやつやで~
110629_152938綺麗な模様なのに…
グレーになっちゃうのが残念!?

この頃はまだ元気だったのよね…
抜け毛の心配だけならいいけれど~
じつは一週間ほど前に、尿にキラキラを発見!
噂に聞く結晶が出来ていたのです。
猫に一番多い病気…
うちの猫は警戒心が強く、力も強いので、
病院へ連れて行くのは至難の業。
身体が重くなってからは一度も行けていません。

ネットで調べて療法食をやっていますが~
あまり食べてくれないの…weep
明日は病院へ連れて行くのにトライ!の予定~
でも失敗するかも…
父は腰痛が激しくて全く協力できないし、
他の人を呼んだらその時点で逃げちゃうし…
育て方を間違ったかしら…sweat01

[追記]なんとか、病院へ連れて行くことが出来ました~!
大変だったけど…
広い所へ逃げられたら捕まえられないので、部屋のドアをそーっと締めて回って、キャリーケースを縦に立てて、マタタビを二袋入れて。
マタタビが好きだけど、酔っぱらうみたいにはならないんです。
ただ警戒しないで側に来た所を掴むために。
一度逃げられちゃいましたけど~狭い所に逃げたので、バスタオルを上からすっぽり掛けて、何とか。
ここ数日元気がなくて、とくに昨日食欲がなくて、ちょっとグッタリしていたから、出来たようなもの。
何しろ、いつもだったら目にも留まらぬ速さでぐるんぐるん回転して振り切られちゃうの。お前はどこの野生動物だっていう…
タクシーの中では、「殺される~」っていうような鳴き方だし。
でも待合室で私とだけいるときには鳴きやみました。
去勢手術した頃よりは、少しだけ大人になったのかな。
診察室でも、なかなかキャリーから引っ張り出せなかったけど、暴れはしなかったし。

結石は大抵の猫に出来るけど、それだけなら何もしない人もいるそう。
男の子の場合は詰まったら大変なので、それは気をつけて下さいと。
年齢的なもので腎臓が弱ってきているのと、この暑さで一時的に脱水気味なのではと。
背中から水と薬を入れる補液という治療。人間の点滴みたいな物ですね。
太い注射器でたっぷり入れるんだけど、意外に、痛くはないらしい。
これで元気が出るようなら、すぐには連れてこなくても大丈夫と。
ただピッタリの療法食を決めるには、本当はもっと検査が必要だそうです。
うちの猫ぐらいの症状だと、どの療法食を食べても、問題が起きるほどではないそうですが。
はあぁ…
午後には母の病院へ見舞いに行ったので、さすがに~くたびれましたわcoldsweats01

「ショパンの手稿譜」

ジェフリー・ディーヴァーほか「ショパンの手稿譜」ヴィレッジブックス

リレー小説。
ディーヴァーが最初と最後を引き受けているので、何の齟齬もなくまとまっています。
デヴィッド・ヒューソン、ジェイムズ、グレイディ、S.J.ローザン、エリカ・スピンドラー、ジョン・ラムジー・ミラー、デイヴィッド・コーベット、ジョン・ギルストラップ、ジョセフ・フィンダー、ジム・フジーリ、ピーター・スピーゲルマン、ラルフ・ペズーロ、リザ・スコットライン、P.J.パリッシュ、リー・チャイルドという面々。

ナチスが隠した遺産が今頃、発見され、それは未発表の手書きの楽譜…?!
ハリー・ミドルトンは、かっては陸軍の情報将校で、コソボにいました。
退役後もチームを組んで戦争犯罪人を追跡していたのですが、ある事件の後、解散。
50代の今は、音楽史の教授の仕事に専念していました。
ポーランドの空港で警察に足止めされ、ワルシャワで会ったばかりのピアノ調律師が殺されたと知ります。
そのとき鑑定を依頼されて渡された楽譜は、贋作としか思えない物だったが、なぜ狙われたのか。

(ここからは別な作家)
調律師の姪フェリシアは、若きバイオリニスト。
路上で演奏して資金を稼いでいるときに、妙に体格のいいホームレスが近づいてきます。
命を狙われたところを、助けられ?
(また別な作家)
ハリーの娘チャーリーも、命を狙われる…?!
ハリーは必死で暗号のメールを送ったのですが…
(また別な作家というかローザン)
ハリーのかっての仲間の一人、レオノーラは、アフリカのナミビアでエイズにかかった子供に薬を配る仕事をしていました。
突然、見知らぬ男に襲われ、ハリーの居場所を聞かれます。
美しく強いレオノーラは‥

危機に継ぐ危機のサスペンス。
つぎつぎに、楽しんで書いている雰囲気が伝わってきます。
設定をつなぐだけでも十分スリリングな話になるけど、途中で意外な展開を加えたり、楽しいんでしょうね~。
日本ではあまり知られていない作家もいて、読んでみようかな…っていう気分に。
訳者も違うのが面白いですね。
どちらもそうそうたるメンバー。

あじさい蕎麦

110614_155350お蕎麦屋さんの夏限定メニューです☆

その名も「あじさい」


110614_155327大根蕎麦が紫陽花に見立ててあるのかな?
さっぱりと、いただけます。

110614_155335天ぷらは~
海老の他は、夏野菜ですね。
茄子の天ぷらって好き~!
子供の頃は他の茄子料理はあまり好きじゃなかったな…
パプリカって変わってる?

110614_155342ひとくちデザートが嬉しい♪
柚子の寒天も~
季節感、ありますねhappy01

「今朝の春」

高田郁「今朝の春―みをつくし料理帖」ハルキ文庫

大好きなシリーズ!
つる家の料理人・澪が主人公。
お江戸を舞台に、上方から出てきた娘が小さなお店を盛り立てて大活躍します。(かみがたが髪型に変換されたまま出してありました…失礼~crying
これが4作目。
もう5作目も出ていますね~楽しみ☆

「花嫁御寮」
伊勢屋の美緒に、大奥奉公の話が持ち上がります。
包丁さばきの試験があるということで、澪は指南役を任されますが。てんやわんやの騒動に。
料理は、ははきぎ飯。腎の臓の病に効くというほうき草の実をなんとか料理に生かせないかと知恵を絞った物。
澪の憧れの人・小松原の母親が登場、思いがけなく澪の人柄を認めはするのですが、身分が違いすぎる悲しさ。

「友待つ雪」
戯作者の清右衛門が、吉原のあさひ太夫を題材に戯作を書くことになったという。つる家の座敷で話している様子を漏れ聞いて、心配する澪。
澪の幼なじみだった野江が、あさひ太夫となっていった過去が次第に明らかに…
料理は「里のしらゆき」

「寒紅」
おりょうの旦那、伊佐三に浮気の疑惑が?
仕事で遠方に出かけているのですが…
たまたま澪も、伊佐三が女性にまとわりつかれている所を目撃してしまいます。さて?
料理は「ひょっとこ温寿司」

「今朝の春」
登龍楼との料理の競い合いを行うことになったつる家。
澪が生み出した料理は…?
寒鰆の昆布締め!
お、美味しそう~~happy01

「リヴァトン館」

ケイト・モートン「リヴァトン館」武田ランダムハウスジャパン

ゴシックロマンス的な要素のあるミステリというか~ドラマチックなストーリー。
面白かったですよ~!

98歳になった女性グレイスは、老人ホームで暮らしていました。
過去にあった事件の映画化について、意見を求められます。
グレイスは10代で貴族の館のメイドとなり、お嬢様の侍女となって、現場にいたのでした…
母一人子一人の貧しい育ちだったのですが、意外にも後に勉強する機会を得て~学者にまでなったらしいグレイス。
最愛の息子マーカスが今は行方知れずになっていて、彼に残すためにテープを吹き込みます。
あの悲劇の真相を…

第一次大戦の頃、アシュベリー卿の館。
田舎で仲良く暮らす卿の孫ハートフォード兄妹たちデイヴィッド、ハンナ、エメリン。
メイドになったばかりのグレイスは同じ年頃の彼らに憧れて、ひそやかなゲームを見守っていました。
若い人たちがだんだん出征していき…戦争の犠牲者が多く出たことを偲ばせます。
厳格な執事や腕自慢の女性コックや先輩メイドの指導を受けながら成長するグレイス。
従僕のアルフレッドとほのかに好意を通わせますが、彼は出征し、帰ってきたときには、別人のようになっていました。

戦後、ハートフォード家では当主となったフレデリックが、工場の経営に苦しみます。
感受性の強い長女のハンナは、アメリカ人の銀行家の息子に嫁ぐことに。
グレイスは、ハンナの希望で侍女となって、婚家に同行します。下っ端のメイドよりはだいぶ出世したということでもありました。

ハンナの所へ、兄の戦友ロビー・ハンターが、最期のときに頼まれた品を手渡しに来て、何気ないつきあいが始まります。
ロビーは詩人でもありましたが、シェルショック(戦争後遺症)に悩んでいました。
ハンナの妹のエメリンはロンドンに出て、次第に奔放な娘に。
何かと口実をつけて会いに来るロビーと、ハンナはとうとう恋に落ちるのです。
そして、1924年。
ハンナの夫が選挙の地盤を継ぐためにリヴァトン館を再興しようとし、盛大なパーティを催しますが‥?

いったいどうなったのか?ぐいぐい読まされます。
メイドの目を通しての世界というのも面白いですね。
身近に接していて親身な気持ちなのだが、越えがたい違いもある。
老境になって振り返る意味や、映画化という状況も、捻りが加わっています。
痛切な物語ですが、着実な筆致で読ませ、救いもあります。

著者はオーストラリアの新人作家でこれが2006年のデビュー作。
ベストセラーになり、アマゾンのベストブック・オブ2008にも選ばれたそう。

ミルクティーさんとたまき

110624_124012ピンクのお洋服のミルクティーパーティーさん、
うちのたまきちゃんとご対面です。

「こんにちは~有紗です」
「わあっ、まきです。今日はよろしく~」

110624_124346こうしてみると、キュートとロマンチックで好対照。

どっちのお洋服も、着てみれば~
どのmokokoさんにも似合うと思いますけどね。

110624_122925
「素敵なお洋服ね~
スカートはどうなってるの?」
「ありがとう~
ウエストはリボンで結ぶの。
それと、パールのボタンも付いてるのよ」

110624_123355「後ろは?
あ~後ろもパールなのね」


110624_124643こうしてみると、みごとに~タヌキ型とキツネ型?
ええっと、ペルシャ猫タイプとシャム猫タイプといったほうがいいかしら。
いやペルシャというよりスコティッシュフォールドかな…
…わかりにくい?

店先の浴衣たち

110625_150926呉服屋さんの店頭が面白かったので~
撮ってきました。
今年の着こなしですね☆

こういうのは定番?
涼しげで、フェミニン。

110625_150956
これなら、ぐっと大人っぽい!

こういうのなら…

110625_151020
こんな可愛らしいのも☆

…若いうちに着ておくべきねー!


110625_161337こちらは本格派。
絞りなので、他と全然違います。

絞りの着物をこの値段で着られると思えば…?

110625_161348 こういう濃い色、流行ってますね。
半分はこんな感じ~
黒か紺か、紫地。
または柄に紫が多めに入ってるとか。

110625_161355これは小物づかいが可愛いですね!

お人形にやりたいわぁ~heart04

「写楽 閉じた国の幻」

島田荘司「写楽 閉じた国の幻」新潮社

面白かった~!
失意の研究家が、写楽の正体を追っていく話です。

塾教師の佐藤貞三は、元々は北斎の研究家。
しだいに仕事も家庭も上手くいかなくなっていくという状況の中、ある日、悲劇に…

一緒に連れて出かけた幼い息子が勝手に走り出てしまい、事故にあったのです。六本木の茂木タワーの回転ドアで。
妻と義父は激怒、佐藤は言われるままに家を出ることに。

絶望の日々、ふと手に入った一枚の古い絵。江戸時代の肉筆画はデフォルメがきつく、まるで写楽を思わせるような筆致。
まさか、これは…?
それをきっかけに、写楽の正体をめぐって、思いがけない探求の旅が始まりました。

回転ドア事故の調査委員会に一人だけ呼ばれた佐藤は、東大工学部の教授だという美しい女性、片桐に出会います。
佐藤の妻と義父がビルやドアの会社を訴えたため、訴訟に使うためではないのでと調査委員会では除外されたのでした。
佐藤はまだその後に自殺しかける状態でしたが、様子を見ていた片桐教授に救われ、ほのかな交流が始まります。

ところが突然、佐藤がいぜん出した本の批判が雑誌に載ります。
訴訟のためにイメージダウンを狙った相手方から、インチキ学者のような悪評を立てられ、危機に陥れられそうになるとは。
それを跳ね返すためにも新説の本を出そうと、出版社に応援されることに。

江戸時代の描写も挟まり、躍動するように筆力がのって、いきがいい。
写楽は魅力がありますからねえ!
春信、歌麿、北斎と絵柄は区別がつくけれど、年代や性格の違いなど、よくは知らないので、とても面白く読みました。

写楽はわずか10ヶ月ほどの間に、140点もの多作。
版元の蔦屋重三郎が、いきなり上等の刷りで、新人の作品を出したのはなぜか?
異版が多く、売れて増刷されたのは確かだという。
どうして誰も写楽の正体について言及していないのか。
歌麿が、悲憤に満ちた言葉を書き残していた意味は?
さらに、オランダの資料まで調べていくと‥…?
とんでもない展開なのに~いくつか見落とされがちな点に整合性を通した推理で、説得力があります。

子供の事故死は創作といえどもむごいけど、回転ドアの不備がいかにして起こったかを具体的に描き、告発的な意味があるようです。
そして、日本で起こりがちなことに警鐘を鳴らしている点では…
真面目に研究し工夫するうちに、経済や見栄えが優先されて、大事なことをどこかで見落としてしまうという。
原発の事故も思い起こさせますね。

ピンクなミルクティーさん

110624_121246こんな服も買ってありました。
momokoさん用の服です。
誰に着せようかな…

110624_122459ミルクティーパーティーさんに着て貰いましょう。
家での名前は有紗さんです。

110624_122802ちょっと、おすまし☆

室内着みたいなイメージだったけど、
靴もあるし~
よそいきなんですね☆

110624_123440有紗さん、
たっぷりな髪がゴージャス♪

110624_123541可愛らしい服だけど~
のびのびしたポーズも似合うみたい?

2011年前半に紹介した小説以外の本

2011年にご紹介した小説以外の本
1月
「お好みの本、入荷しました」  桜庭一樹
1冊

2月
「ナポレオンを創った女たち」  安達正勝
「赤めだか」  立川談春
2冊

3月
「古書店めぐりは夫婦で」  ローレンス・ゴールドストーン、ナンシー・ゴールドストーン
1冊

4月
「ディロン―運命の犬」  井上こみち
「原稿零枚日記」  小川洋子
「結局、女はキレイが勝ち」  勝間和代
3冊

5月
「100年前の女の子」  船曳由美
「ナポレオンの妹」  フローラ・フレイザー
2冊

6月
「ひとりの午後に」  上野千鶴子
「図説イギリスの王室」  石井美樹子
2冊

11冊?少な~い!
読んだけど、まとめられなかったってのもあるかも?
去年だか一昨年だかは意図的に多めに読んでいたような気も…
今年はどういう方針だったかしら?
思い出せない…bearing

アップしたのは気に入った本ばかりだから~
どれがベストかって決めるのは苦しい…
「ナポレオンを創った女たち」面白かったです。
ちょっと、あの頃がマイブームで。
イギリス王室物も楽しかった。

「100年前の女の子」もよかったですね。
うちの親の子供の頃をもう少し遡る感じ。おしんに近いのかな。
「おひさま」よりも貧しい出だしです。

2011年前半に紹介した国内小説

2011年前半にご紹介した国内小説
1月
「巡査の休日」  佐々木譲
「退屈姫君伝」  米村圭伍
「横道世之介」  吉田修一
「紫紺のつばめ―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「夜行観覧車」  湊かなえ
「青空の卵」  坂木司
6冊

2月
「小さいおうち」  中島京子
「面影小町伝」  米村圭伍
「美女いくさ」  諸田玲子
「エデン」  近藤史恵
「ダブル・ジョーカー」  柳広司
「赤めだか」  立川談春
6冊

3月
「われはフランソワ」  山之口洋
「背表紙は歌う」  大崎梢
「僕僕先生」  仁木英之
「穢土荘厳」  杉本苑子
「蒼林堂古書店へようこそ」  乾くるみ
「シアター!」  有川浩
「乱紋」  永井路子
「茗荷谷の猫」  木内昇
「ふたりの距離の概算」  米澤穂信
9冊

4月
「しゃべれどもしゃべれども」  佐藤多佳子
「陽気なギャングの日常と襲撃」  伊坂幸太郎
「さらば深川」  宇江佐真理
「マドンナ・ヴェルデ」  海堂尊
「葛野盛衰記」  森谷明子
「光媒の花」  道尾秀介
「オー!ファーザー」  伊坂幸太郎
7冊

5月
「イニシエーション・ラブ」  乾くるみ
「新選組 幕末の青嵐」  木内昇
「幸福な食卓」  瀬尾まいこ
「アリアドネの弾丸」  海堂尊
「女子芸人」  神田茜
「若様組まいる」  畠中恵
「東京バンドワゴン」  小路幸也
「神さまのカルテ」  夏川草介
「ストーリー・セラー」  有川浩
9冊

6月
「謎解きはディナーの後で」  東川篤哉
「草の上の朝食」  保坂和志
「薄妃の恋」  仁木英之
「花宵道中」  宮木あや子
「Nのために」  湊かなえ
「三人姉妹」  大島真寿美
「隻眼の少女」  麻耶雄高
「木暮荘物語」  三浦しをん
「和菓子のアン」  坂木司
9冊。

46冊?
けっこう多いような気が。あ、海外のと同じ数…原則、交互にアップしていたから、当然かしら。
読みやすい物を探し求めてましたね。
いやあ、あるんだ~これが、さすがに。
けっこう名前は知っていてもまだ読んだことない作家さんがいくらでも。
海外物は相当意識しないと、あんまり他で推薦されてないから、足りなくなるけど。

宇江佐真理さん、昨年読み始めて、今年前半はずっと深川芸者さんのいるしっとりした江戸が傍にあったような。
米村圭伍も初めて3冊。べらんめえ朝の江戸のお姫様話。あ、ご紹介したのは2冊ですが。
色っぽい「花宵道中」もよかったわ。

歴史物ではごひいき森谷明子さんの「葛野盛衰記」も読み応えありました。
最後の方は平家が出てくるので、来年の大河に影響与えたりしないかな?

前々から読もうと思っていた「穢土荘厳」もやっと。
長屋王や光明皇后、大仏のことを知りたいなら、これで。
書き込みの細かさ厚さがただものじゃない!

有川浩さん、絶好調じゃないですかー!
「シアター!」に「ストーリー・セラー」どっちもいい。
ご紹介してないけど「塩の街」「三匹のおっさん」「県庁おもてなし課」も読んだから、今年前半で一番多く読んだ作家ですね。

坂木司も初めて読んで、気に入りました。
「青空の卵」に始まるひきこもり探偵シリーズと、シリーズ外の「和菓子のアン」
ご紹介はまだですが、加納朋子や光原百合など、日常の謎系に傾斜している今日この頃。

「赤めだか」は自伝なので別枠だけど、「しゃべれどもしゃべれども」と「女子芸人」は近い世界の話でした。
どれも面白かったなあ。

「横道世之介」いい話でした!
「小さいおうち」納得の直木賞。
しをんちゃん「木暮荘物語」もいい感じ。
伊坂幸太郎「オー!ファーザー」もすっごく楽しかった!
「陽気なギャングの日常と襲撃」も、伊坂作品でもかなり楽しい方ですよね。
「ふたりの距離の概算」も古典部メンバーの相思相愛ぶりがほのかで微笑ましい。

木内昇「茗荷谷の猫」も「新選組 幕末の青嵐」もよかったです。
直木賞受賞作はまだ読んでないけど。
好きな作家さんが増えた~嬉しい!

あ、「謎解きはディナーの後で」
うんうん、本屋大賞は納得ですよ。
個人的趣味としてはどうだろ…ユーモアミステリもすごく好きですが~~

ベスト本は~~~難しい…
森谷さんの歴史物の「葛野盛衰記」か…
迫力で「穢土荘厳」もねえ。
最近のということに限れば…
「横道世之介」も好みだけど。「しゃべれどもしゃべれども」もいいなあ…
有川さんの年って感じだから~「シアター!」かな。

2011年前半に紹介した海外小説

2011年前半に紹介した海外小説
1月
「修道女フィデルマの洞察」  ピーター・トレメイン
「友だち、恋人、チョコレート」  アレグザンダー・マコール・スミス
「大聖堂―果てしなき世界」  ケン・フォレット
「クリスマスに死体がふたつ」  ジェイニー・ボライソー
「メッセージ そして、愛が残る」  ギヨーム・ミュッソ
「アンナとロッテ」  テッサ・デ・ロー
「サイズ12はでぶじゃない」  メグ・キャボット
「No.1レディーズ探偵社、本日開業―ミス・ラモツエの事件簿」  アレグザンダー・マコール・スミス
8冊

2月
「千年の祈り」  イーユン・リー
「愛おしい骨」  キャロル・オコンネル
「ルイザと水晶占い師」  アンナ・マクリーン
「ラブリー・ボーン」  アリス・シーボルト
「欲望通りにすむ女」  ドミニク・シルヴァン
「ザ・ホスト」  ステファニー・メイヤー
「名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1」  クレオ・コイル
7冊

3月
「パイは小さな秘密を運ぶ」  アラン・ブラッドリー
「バジリスクの魔法の歌」  パトリシア・A・マキリップ
「弁護士はふらりと推理する」  マルチェロ・フォイス
「ムーアに住む姉妹」  ジェイニー・ボライソー
「英雄たちの朝」  ジョー・ウォルトン
5冊

4月
「令嬢レジーナの決断」  ジョアンナ・リンジー
「サムライの娘」  ドミニク・シルヴァン
「ロスト・シンボル」  ダン・ブラウン
「陸軍士官学校の死」  ルイス・ベイヤード
「人形遣いと絞首台」  アラン・ブラッドリー
「ラスト・チャイルド」  ジョン・ハート
「ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー」  ダン・ローズ
「暗殺のハムレット」  ジョー・ウォルトン
8冊

5月
「バジャーズ・エンドの奇妙な死体」  ケイト・キングズバリー
「消えた少年たち」  オースン・スコット・カード
「王女マメーリア」  ロアルド・ダール
「警視の覚悟」  デボラ・クロンビー
「音もなく少女は」  ボストン・ラテン
「透明人間の告白」  H.F.セイント
「子供の眼」  リチャード・ノース・パタースン
「ある日系人の肖像」  ニーナ・ルヴォルワル
「ダ・ヴィンチ・コード」  ダン・ブラウン
9冊

6月
「バッキンガムの光芒」  ジョー・ウォルトン
「マクダフ医師のまちがった葬式」  ケイト・キングズバリー
「卵をめぐる祖父の戦争」  デイヴィッド・ベニオフ
「バブルズはご機嫌ななめ」  S.ストロマイヤー
「夏至の森」  パトリシア・A・マキリップ
「午前零時のフーガ」  レジナルド・ヒル
「金の羽根の指輪」  ジャニータ・シェリダン
「三人姉妹」  トニー・パーソンズ
「ストラヴァガンザ」  メアリ・ホフマン
9冊

46冊かな…?
多めかな…
毎晩寝る前に何か読んでましたね。
ミステリが多いですね~。
もともと好きではあるけれど、ぱっと引きこんでくれるのでないと、集中しにくい傾向あったかも。

文学というタイプは少ない…
「アンナとロッテ」と「千年の祈り」ぐらい?
どちらも、とても良かったです。
オランダとドイツに引き裂かれた双子の姉妹の運命…
中国の文革を経験して、アメリカに渡った娘の人生…

ベスト本はむ、難しい…
「大聖堂」の続編が出たのは嬉しかった!
マキリップが次々翻訳発行されるのも!

「陸軍士官学校の死」はエドガー・アラン・ポオが出てくるのが嬉しかったです。
話し方や手紙など、雰囲気が出ていて。

ケイト・キングズバリーは、エドワード朝の古きよき時代のミステリで楽しい。ジェイニー・ボライソーは去年の秋から~はまりました。
アレグザンダー・マコール・スミスも楽しんでましたね。
11才の少女が主人公のアラン・ブラッドリーも楽しみ。
メグ・キャボットのシリーズも読み始めました。

キャロル・オコンネル「愛おしい骨」このミス1位の快挙でした。
日本ではもう一つ人気が出なかったのに。
何かに似てるような…オコンネルの過去の作品のいいとこ取りみたいなのはもちろんだけど。
「ラスト・チャイルド」と田舎町での隠された事件や兄弟愛といった題材、完成度の高さ、緊迫感に~同時代的な共通項を感じますね。

ジョー・ウォルトンの三部作も昨年の話題でした。
そうそう、昨年出た話題作を前半に読んでることが多いので、情報早くないですねえ…
好きなタイプのは着実に読み上げていきますので、趣味の合う人が気づいてくれてると嬉しいんだけど。

「ある日系人の肖像」も濃かったなあ…
「卵をめぐる祖父の戦争」はもっとすごい!

ごひいきデボラ・クロンビーとレジナルド・ヒルの新作があったのも嬉しい。
修道女フィデルマもね~。
水準、落ちてない!

いぜんの作品だけど「透明人間の告白」は本の雑誌のベストにあったので読んだもの。さすがオールタイムベストに出るだけのことはあります。
「消えた少年たち」もそう~生活感ある描写と予想外の出来事で、厚みのある力作!
これはベスト本に入れても良いかな~でも最近の発行じゃないから、ベスト1にするのはどうか??

「ティモレオン」も…
アマゾンか本の雑誌か、両方かも?どっかで推薦を読んだんです。
すごくいいんだけど~強烈。

個人的趣味によるベストは…「大聖堂 果てしなき世界」
ミステリでは「愛おしい骨」
ファンタジーでは「夏至の森」
マキリップからということで。重量級の作品ではないんですけど。
このどれか一つっていうのは…絞れないぃ~~(汗)

2011年前半に紹介した本

2011年にご紹介した本
1月
「修道女フィデルマの洞察」  ピーター・トレメイン
「巡査の休日」  佐々木譲
「友だち、恋人、チョコレート」  アレグザンダー・マコール・スミス
「退屈姫君伝」  米村圭伍
「大聖堂―果てしなき世界」  ケン・フォレット
「横道世之介」  吉田修一
「クリスマスに死体がふたつ」  ジェイニー・ボライソー
「メッセージ そして、愛が残る」  ギヨーム・ミュッソ
「お好みの本、入荷しました」  桜庭一樹
「紫紺のつばめ―髪結い伊三次捕物余話」  宇江佐真理
「アンナとロッテ」  テッサ・デ・ロー
「夜行観覧車」  湊かなえ
「サイズ12はでぶじゃない」  メグ・キャボット
「青空の卵」  坂木司
「No.1レディーズ探偵社、本日開業―ミス・ラモツエの事件簿」  アレグザンダー・マコール・スミス
15冊

2月
「千年の祈り」  イーユン・リー
「小さいおうち」  中島京子
「愛おしい骨」  キャロル・オコンネル
「面影小町伝」  米村圭伍
「ルイザと水晶占い師」  アンナ・マクリーン
「ナポレオンを創った女たち」  安達正勝
「美女いくさ」  諸田玲子
「ラブリー・ボーン」  アリス・シーボルト
「エデン」  近藤史恵
「欲望通りにすむ女」  ドミニク・シルヴァン
「ダブル・ジョーカー」  柳広司
「ザ・ホスト」  ステファニー・メイヤー
「赤めだか」  立川談春
「名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1」  クレオ・コイル
14冊

3月
「われはフランソワ」  山之口洋
「パイは小さな秘密を運ぶ」  アラン・ブラッドリー
「背表紙は歌う」  大崎梢
「バジリスクの魔法の歌」  パトリシア・A・マキリップ
「僕僕先生」  仁木英之
「弁護士はふらりと推理する」  マルチェロ・フォイス
「穢土荘厳」  杉本苑子
「ムーアに住む姉妹」  ジェイニー・ボライソー
「蒼林堂古書店へようこそ」  乾くるみ
「シアター!」  有川浩
「英雄たちの朝」  ジョー・ウォルトン
「乱紋」  永井路子
「茗荷谷の猫」  木内昇
「古書店めぐりは夫婦で」  ローレンス・ゴールドストーン、ナンシー・ゴールドストーン
「ふたりの距離の概算」  米澤穂信
15冊

4月
「令嬢レジーナの決断」  ジョアンナ・リンジー
「しゃべれどもしゃべれども」  佐藤多佳子
「サムライの娘」  ドミニク・シルヴァン
「陽気なギャングの日常と襲撃」  伊坂幸太郎
「ロスト・シンボル」  ダン・ブラウン
「さらば深川」  宇江佐真理
「陸軍士官学校の死」  ルイス・ベイヤード
「マドンナ・ヴェルデ」  海堂尊
「人形遣いと絞首台」  アラン・ブラッドリー
「原稿零枚日記」  小川洋子
「ディロン―運命の犬」  井上こみち
「ラスト・チャイルド」  ジョン・ハート
「葛野盛衰記」  森谷明子
「ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー」  ダン・ローズ
「光媒の花」  道尾秀介
「暗殺のハムレット」  ジョー・ウォルトン
「オー!ファーザー」  伊坂幸太郎
「結局、女はキレイが勝ち」  勝間和代
18冊

5月
「バジャーズエンドの奇妙な死体」  ケイト・キングズバリー
「100年前の女の子」  船曳由美
「消えた少年たち」  オースン・スコット・カード
「イニシエーション・ラブ」  乾くるみ
「王女マメーリア」  ロアルド・ダール
「新選組 幕末の青嵐」  木内昇
「警視の覚悟」  デボラ・クロンビー
「幸福な食卓」  瀬尾まいこ
「音もなく少女は」  ボストン・ラテン
「アリアドネの弾丸」  海堂尊
「透明人間の告白」  H.F.セイント
「女子芸人」  神田茜
「ナポレオンの妹」  フローラ・フレイザー
「若様組まいる」  畠中恵
「子供の眼」  リチャード・ノース・パタースン
「東京バンドワゴン」  小路幸也
「ある日系人の肖像」  ニーナ・ルヴォルワル
「神さまのカルテ」  夏川草介
「ダ・ヴィンチ・コード」  ダン・ブラウン
「ストーリー・セラー」  有川浩
20冊

6月
「バッキンガムの光芒」  ジョー・ウォルトン
「謎解きはディナーの後で」  東川篤哉
「マクダフ医師のまちがった葬式」  ケイト・キングズバリー
「ひとりの午後に」  上野千鶴子
「卵をめぐる祖父の戦争」  デイヴィッド・ベニオフ
「草の上の朝食」  保坂和志
「バブルズはご機嫌ななめ」  S.ストロマイヤー
「薄妃の恋」  仁木英之
「夏至の森」  パトリシア・A・マキリップ
「花宵道中」  宮木あや子
「午前零時のフーガ」  レジナルド・ヒル
「Nのために」  湊かなえ
「金の羽根の指輪」  ジャニータ・シェリダン
「三人姉妹」  大島真寿美
「三人姉妹」  トニー・パーソンズ
「隻眼の少女」  麻耶雄高
「ストラヴァガンザ」  メアリ・ホフマン
「木暮荘物語」  三浦しをん
「図説イギリスの王室」  石井美樹子
「和菓子のアン」  坂木司
20冊

え~と、102冊?‥たぶん。
いろいろ忙しい中、けっこう読みましたね。

少しの時間を別世界に集中するのが貴重な気分転換になってました。
地震の本なども読んだのですが~まとめ上げることが出来ませんでした。
何かね…
どちらかといえば、問題提起よりは、読みに来て下さる方にひととき、ほっとリラックスして貰いたいと思っていますので。
コージー系の本が、もっと読みたい所です。
軽めの内容でも、ちょっとブラックユーモアで題名に死体とかあるのが、3月後半には出せませんでした。
そのへんで、読んだ順番とは違っています。

窓辺でのったり

110620_120152おや?
耳のシルエットが…
シャッター音を聞きつけて、反ってますよ。

110620_120201のったり長々~
のびたお腹は、
夏の寝姿ですね。


110620_120231お昼寝のお邪魔しちゃったかしら?

110620_120241
この子、足元が白い、いわゆるソックスはいてるタイプなんですが~
後ろのソックスずり落ちてるorはき忘れてる…?
110620_120223
「そんなにボクと遊びたいの~」
この後、出窓から飛び降り、


110620_120428「ここで撫でてね」
と、爪とぎの上に乗って待ってます。

「それから、ご飯だよね」
と誘導されました~!

「いちばんここに似合う人」

ミランダ・ジュライ「いちばんここに似合う人」新潮クレスト・ブックス

高水準の短編集。
翻訳物が好きな人には☆五つのお勧め。
孤独な人の思い描く妄想、ふとした関わりで起きる奇妙な出来事。
滑稽だが豊かな、はかないようで生命力に溢れ、ちょっと不思議さもある世界です。

「水泳チーム」は、水など一滴もない乾いた土地で、老人達に泳ぎを教える話。
家を出たものの金のない娘が、鄙びた村に格安で住んでいた頃。
家が数軒と、ガソリンスタンドと店が一軒しかない村。
3人の老人は「死ぬまでに一度泳いでみたかった」と熱心に練習し、洗面器に顔を付けて身体を動かします。
しかも、部屋の中で前に進むのです!?

「妹」は、既に初老の男が、妹を紹介してやろうかと言われて、次第にその気になるという。
何度も男友達とは飲みに行って会い続け、その妹とやらは来るはすが来ない。会えそうでなかなか会えないまま、いるのかどうかもわからなのに、恋いこがれるのですが…?

「何も必要としない何か」
同級生で同性だが男の子みたいなピップ。彼女のことをずっと片思いしているのが、主人公の女の子。
一緒に家を出て、ワンルームで楽しく暮らし始めますが、すぐ仕事に困ることに。
広告を出して厳選し、一夜を二人で出かけますが、まったく割に合わないと悟るのでした。
木材店で働きだしたピップは、やがて部屋を出て行きます。
大人しかったほうも、猛然と働き出しますが…?

著者は、1974年、バーモント州生まれ、カリフォルニア育ち。
両親は共に作家で、出版社を営む。
高校を中退してパフォーマンス・アーティストとして活躍。97年から映画制作。2005年、カンヌ映画祭で新人監督賞を獲得。
2001年頃から小説も発表し始め、初の作品集である本書でフランク・オコナー国際短編賞を受賞という経歴です。

ご近所の花たち

110612_1559496月に撮った写真です☆
ピンクやブルーの紫陽花が綺麗。
今年は5月中に梅雨入りしたので、東京は雨が多かったです。
紫陽花には良かったんじゃないかしら。

110612_160041これはカシワバアジサイ?
面白い形ですねえ!

110612_160614毎日のように小雨で…
薔薇には、ちょっとかわいそうだったかも。
夕方は雨風が強くなって、なかなかシャッターチャンスがなかったわ~。
110612_160806パンジーもこんな色目もすっきりして良いですね。
自分ではつい黄色や紫を買いますけど。
110612_160857ベゴニヤも白に惹かれました。
このとき、暑い日だったのね。
110612_161118可愛いお花。
…これは名前なんだっけ…
忘れてしまった~coldsweats01

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