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「王女マメーリア」

ロアルド・ダール「王女マメーリア」ハヤカワ・ミステリ文庫

名手ロアルド・ダールの短編集。
「あなたに似た人」が有名ですね。
童話も多く~「チョコレート工場の秘密」の原作者でもあります。

これは9編収録。ハズレ無し!です。
読みやすく、興をそそり、スマートで、笑えて、ちょっとだけ毒がある。
「ヒッチハイカー」は、作家が乗せた男が絡んできて、それに答えつつ困惑します。
まさか、犯罪者では?
と妙なことになりそうになるが…笑える結末。

「アンブレラ・マン」は雨の日、傘を巡って。
急な雨の降った日、母娘に上等な絹の傘を差しだした品のいい老人は?妙な男性の行動を目撃する二人でした。

「ボティボル氏」は、アスパラガスそっくりで、性格も内気なボティボル氏。
音楽が好きな変人が、ある楽しみを見つけます。
それは…秘密のコンサート?
器量はあまり良くないが音楽好きな女性との出会いが、楽しい。

表題作は、大人の童話といった趣き。
17歳の誕生日、王女マメーリアは、鏡に映った顔に愕然とします。
不器量な少女が、一晩で美女に変身していたのです。そして…?

生まれつき不器量な人間に対する共感や、頭を使って工夫する人への人間愛が感じられますね。
本人はなかなかいい顔をしているし、女優と結婚しているんだけど、すごく細長いアスパラガスみたいな頭なので、あだ名は付けられたでしょうね。
イギリス育ちだけど両親はノルウェイというから、そのせいかな?

前に読んだものですが~もっと前の作品なので、アップするタイミングをはかってました。
翻訳物と日本の作品をほぼ交互にしたいんですが。この頃、読んだ翻訳物が少ないのと、重めが続くので~入れてみましたよ。
あ、ミステリ文庫から出ていですが、オチはあるけど~特に推理小説というわけではないです。

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