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2011年5月

「ストーリー・セラー」

有川浩「ストーリー・セラー」新潮社

2本の中編のうち、最初のは同じタイトルの企画物アンソロジーのために書いた物。
いつも応援してくれた夫のために、作品を書き続ける作家の妻。
という点では共通。
どちらも、なれそめから感じが良く、仲の良い夫婦が微笑ましい。

重い病気を得るのが、最初は作家である妻のほう。
夫の視点から語られます。
彼女は同じデザイン事務所の同僚で、地味だがよく働く、本を読んでいそうな言葉遣いをする女性でした。

会社のデスクの上にUSBメモリが忘れられていて、何だろうと中身を読んだら、とても面白い小説だったのです。
すっかり夢中になった彼は、戻ってきた彼女の抵抗を押して読み通してしまう。
ところが、彼女の拒否は思いの外、真剣なもので、学生時代にクラブで酷評されて以来、人に読ませたことはなかったという。
このときは怒らせてしまいますが、しだいに心を溶かす彼女に、投稿を薦める彼でした。

やがて人気作家となった妻。
それを評価しない家族など周りの人間には悩まされ、それがストレスになっていったのか。
雑誌で悪意のある特集を組まれ、激怒した他社の編集らと共にそれを書いた人間を突き止めます。妻は笑うことの出来ない状態になり、自分から通院することに。

さらに祖母が認知症で、それを頑固な父親が認めずに放置。行ってみたら~祖母の家はごみ屋敷になっていました。
仕方なく夫婦で乗り込み、祖母を病院へ入れ、家を片づけるのでした。
妻は、頭を使いすぎることで生きていく機能が損なわれるという奇病になっていたのです。
小説を書くことを止められるのですが…
それでは生きている意味もなくなると悩む夫婦。

2本目では、視点と設定が逆。
別なカップルですが、人間像は近いです。
同じ会社の渉外だった彼は、冷静で人との間にバリアがあると評判でした。事務職の妻が、小説を書いていると知ります。
目を赤くして屋上から降りてきた彼が、涙の理由をこの本だと説明する…それがなんと彼女の作品だったのです。
作家専業を勧めた彼は、食事まで作ってくれる理想的な恋人。
つきあい始めて3年、結婚に。

いつも作品の一番のファンだった夫。
夫が病気になり、そういう作品を書こうとしていた妻は、罰が当たったのかと苦しむのです。
どちらも、作家の妻から夫へのラブレターみたいな内容ですね。

後半の展開と後書きに…え?まさか?!
家族の闘病をカミングアウトしたともとれる内容ですが、この後書きがない本もあるらしい。
あまり騒ぎにはなって欲しくないということでしょうか。
もちろん、すべてが事実ということはあり得ず、小説は小説であるけれど…
…が、がんばってね…

「ダ・ヴィンチ・コード」

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」角川文庫

ちょっと前の超話題作。
ダ・ヴィンチ関係の特番もずいぶんありましたよね。
今さらですが~ダン・ブラウンという作家名のカテゴリがないことに気づいて、調べたら、これをアップしていなかったので…
発表されてすぐに読んだわけではなかったので、私がご紹介するまでもないという感じだったんでしょうねcoldsweats01

ダ・ヴィンチの残した暗号は、世界を揺るがす秘密だった?
ルーブル美術館で、奇怪な死体となって発見された館長。
その夜、アメリカから館長に会いに来たラングドン教授は、被害者の孫娘ソフィと事件を追うことに。
ソフィは暗号解読官でもあり、祖父が自分への暗号を残したことにも気づいていたのです。
あることがきっかけで、祖父とは疎遠になっていたソフィでしたが…
危険な暗殺者に追われながら、歴史的な名所旧跡を駆け回る二人。

言わずと知れた世界的ベストセラー。
ダ・ヴィンチが関わっていたことというのは、この本で初めて明らかにされたわけではなく、色々な研究がなされていたようです。
そういった成果も踏まえての~もちろん核心部分は、創作。

とてもわかりやすく、どんどん読めます。
ラングドン教授シリーズは2作目ですが、1作目のほうが書き込みが多く、暗め。
ミステリ読みには、1作目3作目のほうが読み応えあるかも?
2作目のこれは登場人物が少ないので、謎解きというより冒険ものだから。
この作品は特に名所がつぎつぎに出てくるので、観光案内的にも読めます。
映画では、それが楽しい所でした。

薔薇の花束とペンダント

Vfsh0351ちょっと前なんですが~
友達が贈ってくれた花束です。

Vfsh0354お花は、柔らかな生気をくれる気がします。
Vfsh0356可愛いですよね~。
好みの色合い!

110422_144628とりあえず、窓際の壺に生けた所。
この後、半分は、母の所に持って行きましたよ。
110526_175736こちらは、何でしょう~?
親戚がくれたもので、
アクアマリンのペンダントでした。
110526_180025最近、アクセサリどころじゃなかったんですけど…
お守りにします☆
並べるとまるで、恋人からのプレゼントみたいですが…
陣中見舞いだと思います。
介護があまり大変そうだからsweat01

うちの母はいぜんから障害者認定を受けていて、歩行困難でしたが、昨年、寝たきりになって要介護度5に。
在宅介護に奮闘しておりました。
10月に食事がとれなくなり、入院。
少し落ちついて1月に老人病院へ移りました。もう治ることはないといわれています。認知症もありますが意識はあり、簡単なことや家族のことはわかります。
平均寿命には足りませんが、大きな病気がありながら、よく頑張ってきたと思います。
長年、見てきて、命を燃やし尽くしたら、だんだん枯れていくのは仕方がない、と。
少しずつ覚悟はしていたのですが…

1月に兄が、がんとわかって突然の入院。
これは大ショックでした。
幸い、治療は上手くいって、つい先日、退院しました!
父も、それなりに病気を持っているし、高齢なので~
なかなか大変な状況です。
兄が退院前に、父もそろそろ薬が効かなくなったと医者に言われたときには…
いったい全体、どうしろと…
…で、でも、…負けないもん!coldsweats01
私もささやかながら精いっぱい出来ることをして、命を使っていきたいと思っています。

今年は日本全体が大変なので、
わが家だけではないっていう感じですけどね。
このブログは、読んだ本の紹介や美味しい物、綺麗な花、お人形などで、
ひととき、見に来る方にもほっと和んで貰えたらと思ってやっています。
おかげさまで、いい気分転換になっております。
他の方のブログを見たり、コメントをいただくことでも、疲れや不安が癒されます。
いつも、本当にありがとうございます~happy01

「神様のカルテ」

夏川草介「神様のカルテ」小学館

長野県で地域医療に携わる現役の医師が書いた小説。
わかりやすく、心地良く読み進められます。

栗原一止(いちと)は、本庄病院に勤務する5年目の内科医。
400床あるので、地方都市の一般病院としてはかなり大きいほうです。
けれども、募集はしていても医者の来手は少なく、24時間365時間対応を看板に出しているので、それはもう大変なのでした。

一止は消化器内科が専門ですが、救急では何でも診察、泊まり込みで仮眠を取りつつ、一人で40人も担当しています。
夏目漱石を愛読して暗記しているほどなので、言葉遣いが古風で、変人と思われているのでした。
(ペンネームにも現れていますね)
看護師にもつい減らず口をたたくのですが、患者のことばかり考えているから、おのずと人望はあるという。

奥さんのハルさんは可愛らしく、表紙イラストのイメージのまま。
山の写真などを撮るカメラマンで、小柄だが実は力持ち。
一止はものすごい忙しさで、初めての結婚記念日をすっぽかしてしまいますが‥

御嶽荘という旅館だった古い建物に部屋を借り、地方を満喫する生活。
絵描きの「男爵」と、大学院生の「学士殿」というあだ名を付けている友人も、下宿しています。
徹夜明けでも、つい酒盛りをしたりする仲なのです。
信濃大学付属病院の医局に来ないかという誘いを掛けられ、普通なら応じるところ、なぜか悩んでしまう一止。

患者だった老婦人・安曇さんが癌でもう治る見込みがないと、大学病院から戻ってきます。
一人暮らしで、夫は30年も前に亡くなったという。
どうしてあげたらいいのか、その方が気にかかってならない一止。
食事制限もあるのですが、食べたいと言っていたカステラをハルさんに探して貰ったり‥

どこまでが実体験なのでしょうか。
経験者という濃さは、それほど感じない~ある意味、普遍的とも言えるエピソード。
でも、優しさがありますね。
見送る哀しみもあるけど、忍耐強い患者もしっかりしたものだし、精いっぱいのことをしてあげた感動が残ります。

著者は1978年大阪生まれ。信州大学医学部卒。地域医療に従事。
この作品で、第10回小学館文庫小説賞を受賞してデビュー。
2010年本屋大賞2位。

水色のリボンのジェイドール

Vfsh0012ジェイドールの2人目、
ヴァシリシスソフィアスさんです。

Vfsh0018水色のリボンがあるのに、付け忘れていたので、
改めての撮影です。

Vfsh0016せっかくなので、ドレスにアイロン掛けましたよ。
白いバッグもあるんです!

Vfsh0028どうでしょう~?

リボンがあると、微妙にキャラが違うような…?

Vfsh0031
あ、リボンが曲がってる~coldsweats01

「ある日系人の肖像」

ニーナ・ルヴォワル「ある日系人の肖像」扶桑社ミステリー

ロサンゼルスに住む日系女性が、祖父のことを調べていく話。

ジャッキー・イシダは、弁護士として就職が決まっている若い女性。
亡くなった祖父フランク・サカイには子供の頃は可愛がって貰ったのですが、しだいに疎遠になっていました。
祖父のいぜんの遺書に出てくるカーティスという人物のことを調べてくれと、叔母のロイスに頼まれます。
祖父の雑貨屋を相続させたいという意外な内容があったのです。

第二次大戦中に日系人は白い目で見られ、砂漠の収容所に。
フランクは、参戦していました。
4年の間、日本人部隊は捨て石同様にヨーロッパの前戦で従軍。危険な任務で多くの仲間を失い、自らは怪我をして帰国。
悲惨な経験に心は凍り付いていましたが、ある出会いでみずみずしいものが残っていたと気づきます。
しかし…
たった5秒のためらいで、恋を失ってしまう。

フランクは後に、写真で見合いした相手と結婚。
穏やかでまっとうな人柄で、地域に根ざした生活をし、近所の黒人達にも信頼されていた人生でした。

ジャッキーは、カーティスの従弟のジミー・ラニアーという黒人男性に出会います。
ジミーは、大柄で寡黙で取っつきはよくないのですが、子供には大人気。
カーティスは、フランクの店でバイトをしていた少年でした。
が、とうに亡くなっていて、その死に方が、1965年のワッツ暴動の日に、フランクの店でと知って驚愕するジャッキー。
しかも、警官に殺されたという噂があったのです。フランクを知らない人からは、フランクが疑われることもあったらしい。
ジャッキーとジミーは関係者の話を聞いて回り、事件の真相を知ろうとしますが…

フランク自身や様々な登場人物の視点を交錯させ、ロサンゼルスの現代史を構築する内容。
すべての事情を遺された者は知るわけではないのですが‥
もし知っていたら、一部は救われるかも知れないけれど‥一部は余計に切ないでしょう。
迫力のある作品です。

ジャッキー自身は、出世した両親の元で裕福な恵まれた育ち。
回りからは世間知らずに見えます。
とはいえ、良い学校には日系人どころか東洋人も一人だけという生活は、幼い頃には辛かったでしょう。
同性の恋人との関係も次第に変化していくという内容。

著者は、日本人の母とポーランド系アメリカ人の父との間に、日本で生まれる。
5歳で渡米。アジア系は一人という環境だったそう。
1997年デビュー。2作目の本書で話題に。
2作目とは思えないほどの筆力です。

「東京バンドワゴン」

小路幸也「東京バンドワゴン」集英社文庫

東京バンドワゴンとは、明治時代からある古書店の名前だそうで。
下町の大家族が、にぎやかに登場。
感じのいい人ばかりで、気分良く読めます。

語り手は、じつは亡くなっている曾祖母の堀田サチ。
その夫が、当主の勘一。
息子の我南人(がなと)は60歳で、伝説的なロッカー。
藍子は、我南人の長女。おっとりしているが、実は未婚の母。
その娘が、花陽(かよ)で、小学生。

紺は、我南人の長男。
紺の妻・亜美は、藍子とともに、店を手伝っているというか、隣のカフェの切り盛りをしています。
研人はその息子で、花陽とは仲良し。

青は次男ですが、異母弟。
父の妻に、異母兄姉と一緒にわけへだてなく育てられましたが、実母は不明という事情だから~父親とは仲が悪いのでした。
旅行社の添乗員で、たいそうハンサムなので、親切にされて勘違いした若い女性が押しかけてくることも多い。

さらに、ご近所の多彩な面々で、くり広げられます。
勘一の幼なじみで、近くの神社の神主さん。
藍子を好きな近所の外人さん、イギリス人の画家マードックさん。
青の嫁に来たと言って転がり込む若い娘など…

ミステリというほどでもないけど~日常の謎系でもあります。
小学生が毎日、店先の本棚に辞書を一冊置いていき、帰りには持って帰る謎。
飼い猫の首輪に、本のページをちぎったものが結びつけられていた謎。
なかなか意表をついていますよね。

児童書でもヤングアダルトでもないかも知れませんが…
子供でも読める安心感があるのでカテゴリに入れました。
昭和のホームドラマが好きだったようで、そのオマージュ的な雰囲気。
著者は北海道生まれ。
本書は2006年発行。
好評で続編も出ています。

函館の海鮮丼

110405_154426ちょっと前に食べたものなんですけど~
北海道展の海鮮丼です。
右はデパートのチラシ。
左はお店のパンフです。
いくら亭っていうんですね。
110405_154458_2またしても函館~!
北海道のラーメン食べ比べてもいいなあと思ってたんですが…
チャーシュー5枚入りというのしかなかったんで。
お腹に相談して、こちらに。
一番豪華なのは時節柄、遠慮して~
110405_154509やっぱり、イクラは外せない。
蟹は、ぜひ!
ウニ希望!ってねhappy02
新鮮で、
美味しゅうございましたともheart04

「子供の眼」

リチャード・ノース・パタースン「子供の眼」新潮文庫

パタースンは、お気に入り作家の一人です。
てっきりご紹介してあると思っていたら、ブログを始める前に読んだのか~ご紹介してなかったので。
読み応えのあるシリーズの中の1冊。

辣腕弁護士クリストファ・パジェットがなかなか、いいんですよ~。
いい父親って描きにくいのか?珍しいでしょう。
彼もちょっと変則的な設定ではありますが。
人間らしくカッコイイ中年男性。
が、人生最大の危機に…?!

今回は、夫とはまだ別居中だった恋人テリーザ(愛称テリ)が、ついに離婚を決意します。
テリの夫リッチーは働こうとせず、これからも妻の収入をあてにしていたので、断固交戦の構えに。
愛想が良く人を操るのが上手い性格で、幼い娘エリナの親権裁判は、夫に有利に進みそうになります。

クリストファの15歳の息子カーロに汚名を着せ、クリストファを新聞種にしてまで、事態を動かそうとするリッチー。
クリストファには来年、上院議員に立候補を求める話が持ち上がっていたため、スキャンダルには格好の標的でした。
テリを混乱から引き離すために、旅行に誘うクリストファ。
ところが、リッチーが突然、殺されてしまいます。

さて、何が起こったのか?
どのように窮地を抜け出すのか?!
陪審員を決める過程も、丁寧に描写されます。
裁判を描くのは上手い作者のこと、緊迫したやりとりが巧みに描かれていきます。

テリは母を殴る父を見て育ち、母のようにはなるまいと経済的に自立はしたけれど、家族を精神的に虐待する夫に引っかかってしまっていたのでした。
クリストファもまた、愛に満ちた家庭では育っていません。
息子のカーロもクリストファは当初その存在を知らず、幼い頃には祖父母に預けられていて、愛情をかけられていなかった。
カーロにとっては、父と出会ってからの生活こそが、幸福。
そんな彼らにふりかかる試練に、どう立ち向かうか…

二転三転する事実…
真相はどこに?!
法廷劇の面白さと、それにとどまらない展開。
クリストファが逮捕され、弁護に立ったのはキャロライン・マスターズ。
クリストファ自らは証言台に立とうとしなかった理由とは?
何か隠していると、家族にも疑惑が芽生えるのですが…
裁判が終わってもなお続く家族の葛藤。
重い読後感だけど、明るい希望も見えて、たっぷりと読み応えありました。

著者は1947年、バークレー生まれ。
弁護士として活躍しながら、1979年、作家デビュー。
「罪の段階」の大ヒットで専業作家に。
これは、その次の作品。
「本の雑誌」のオールタイムベストで推薦されていました。

「若様組まいる」

畠中恵「若様組まいる」講談社

「アイスクリン強し」が好評で、シリーズ化されるのかな?
「アイスクリン強し」は明治23年が舞台でした。
築地居留地で育った皆川真次郎が西洋菓子店をやっている話でした。

その続編ですが、時期は遡っています。
真次郎の幼なじみの長瀬ら、もとは旗本の跡取りという身分だった若様たちが、警官になるために学校に入った時期の話。
明治になって20年たっていますが、朝敵となった旧幕臣は肩身の狭い時代。

番町の旗本屋敷はそのままあるので、住む所には困らないけれど、もう録はなく、かっての家来が身を寄せているために、それを養わなければならない。
若様達には責任のない大きな体制の変化に、影響を受けているわけですね。
不景気の時代に生まれた今の若い子と、通じるものがないでもない?
父親達は明治政府の官吏にはなったが苦労して、出世も出来ないままだったので、息子達には勧めないのでした。

愛宕町に巡査教習所が出来ると聞いて、リーダー格の長瀬健吾が入学を決意、仲間達も驚きながらも行動を共にします。
合わせて8人。
わずか2ヶ月の訓練期間に、覚えることは大量。
初めての洋服である制服など、すべては与えられるのですが、寮生活で、一緒になるのは、薩摩出身の者や平民、旧幕臣でも慶喜と共に静岡に行った者など。
それぞれに複雑な反感があるのでした。
教師達も~何やら腹に一物ありげ。

幹事の有馬に目を付けられて、何かと罰則をくらって日曜にも外出できなくなる長瀬。
温厚な福田は恋人がいますが向こうの親に許されず、会うことも出来ない。仕事に就けばいくらか希望が出来るかも知れないのですが、外出もままならない状況に。

当時、ピストル強盗が頻発していて、学校でも鉄砲関係の事件が起きます。
規則に縛られ、授業内容に苦労しながら、さらに難題を突きつけられる若様組は・‥?!

反発もあるけど、しだいに協力し合うようになるのが楽しい。
歩く凶器・園山を止められるのは長瀬だけ?
じつは真次郎もそうだというが。
真次郎はちょっとしか出番ありませんが、良い所に出てきます。
無駄に強すぎてやたらに美形という~園山のキャラは、けっこう楽しい。

前作では、男っぽい方というぐらいであまり性格のはっきりしていなかった長瀬の良さが、出てきましたね。
お菓子作りの話が多い前作の方が好みで、一般的にもオススメではあるけれど~男子校ものみたいで、なかなか楽しく読めました。

牡丹の振り袖にふくら雀

Vfsh0276黒地に牡丹の振り袖、
スカーレットさんに着て貰っています。
白地に銀の立て矢も良かったですが~

Vfsh0281この振り袖なら、こんなふくら雀もどうでしょう。
これぐらい色数があったほうが振り袖は豪華になるかも。

Vfsh0284帯揚げは浅葱色の絞りです。
帯締めは、グリーンと金の太いタイプで。

この金襴は厚手なので~ちょっと扱いにくかったんです。
実は何年も前に裁ってあったので、端が5ミリもほつれてました。
この1月にやっと作ったんですよ。
Vfsh0280
あれ、ふくら雀がちょっと、つぶれてるかな…?

これは微調整がききますので~

Vfsh2271真ん中を押し下げれば、丸みが戻ります。
上に丸みがあるほうが、らしくて可愛いんじゃないかなtulip
これぐらいかな?

「ナポレオンの妹」

フローラ・フレイザー「ナポレオンの妹」白水社

ナポレオンと仲の良かった妹ポーリーヌの生涯を描いたもの。
家族が多かったナポレオンは妹だけでも何人もいるので、日本人にはあまり区別がついていないと思いますが。
これを読んだらもう忘れない?

小柄で優美で、ミルクのように白い肌、完璧に均整の取れたスタイル、古典的な整った顔立ち、陽気な性格。
10代半ばで兄の部下であるハンサムな武官達と次々に恋し合い、最初は反対されますが、そのうちの一人ルクレールと首尾良く結婚。
遠い任地のサン=ドマング(今のハイチ)へ、若妻のポーリーヌも赤子を連れて赴任。暴動や黄熱病という危難に遭います。
自信満々でわがままな暮らしぶりですが、大事なときには動じない勇気もあったようです。

夫の死後、イタリアの名門ボルゲーゼ家のカミッロと恋に落ちて、結婚。
すごいハンサムなのですが、実は親の方針で教育がなく、もともと頭も良くないという人物でした。
ポーリーヌが半裸になってモデルをした彫像「ラ・パオリーナ」は、夫が注文したもの。これが表紙になっています。
夫が遠くへ赴任することを望みつつ、治療と社交を行ったり来たり。
実は産後に病を得たのですが、調子の良いときには夜明けまでパーティーで踊り続ける生活。

エルバ島について行ったのは彼女一人だけというのは、胸を打たれます。
兄が快適に暮らせるように家を整え、ピクニックを催したり、明るくふるまっていたそう。

1796年に兄ナポレオンと結婚したジョセフィーヌとは仲が悪かったんだけど、出世頭の兄がまだ若いのに、年上で子連れの色っぽい女性と結婚したら、15歳の女の子は反感持つかもね。
社交を楽しみ、オシャレで浪費好き、お金を手に入れるのは得意、恋人は次々~とちょっとジョセフィーヌに似た所があるのは皮肉?
性格はむしろ、ジョセフィーヌのほうが穏やかだったようで。
気の強さは兄に似ているのかも。
兄のナポレオンのほうが真面目で、風采は上がらなかったけど、人を惹きつけるものはあったんですよね。
美しく人を引きこむ力のあるポーリーヌ。兄は男として、妹は女として、戦う才能に溢れていたのかも。

5月生まれの猫

うちの5月生まれは、私だけじゃありませ~ん。
Vfsh0027
この子もそう…
 

Vfsh0026こんなに~大きくなりました!

021020116月に拾われたので、誕生日ははっきりしませんが。
私が初めて見に行ったのは2001年7月。
前年に先代の猫が交通事故で逝ってしまって…
新しく飼う気にはなれないまま、半年以上たっていました。
似た猫が拾われたと近所の猫仲間の奥様が教えて下さったのです。
これもご縁かな、と出向きました。

写真立ての中にいるのが先代です。
アメショーとのハーフらしい外見と大きさの女の子。
写真立ての後ろに秤があるのに、みゅんは乗っています。

先祖代々、野良猫だったと思われるやんちゃさ。
小さい頃、家に来客がほとんどない時期だったので、人見知りの内弁慶で甘えん坊です。
室内飼いなので、良きパートナー。
食事の支度をする時間やお風呂に入る時間が遅くなると、「まだなの~?」というように呼びに来ます。
私がお風呂に入っていて寝ちゃうと、必ず、すぐ起こしに来ます。

小さい頃の写真、先代の写真には、この時はまだ気づいていないんじゃないかな…?
気づいたときにはビックリしたようで、ずいぶん長いこと見つめていましたっけhappy01

「女子芸人」

神田茜「女子芸人」新潮社

講談師、神田茜の小説2作目。
第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞。

琴音は就職しても続かず、ふと入ってみた話し方教室で教わった漫談家の平(たいら)の凡師匠に感銘を受けます。
頼み込んで弟子入りして、平のコトリという名を貰ったのでした。

はじめのうちは師匠の鞄持ちばかりしていましたが、司会者紹介事務所に所属してから、司会の仕事も増やしていたのです。
勉強にもなると勧めてくれたのは落語家の文徳で、一度は付き合っていましたが、あっさり別れを告げられてしまう。

結婚披露宴の司会をしているときに、新婦が行方不明になります。
そのまま続けてくれという新郎の要望で、一人だけのケーキカットや花束贈呈も続行することに。

二人しか弟子もいない師匠ですが、妹弟子の平のみゆきは華があって甘え上手。
師匠は、可愛くて仕方がない様子。
姉弟子として面倒を見なくてはならなくなったコトリは、ついきつい言い方をしてしまうのですが。
後に、コンビを組んで売り出すことになり‥

太神楽曲芸師の三木家たま吾は、コトリの中学時代の同級生で、じつはキスもした仲。
同じときに見た舞台が遠因となって、大人になってから芸の道を目指していました。
曲芸の師匠が亡くなったとき、葬式の司会を明るくやってくれと頼まれたコトリですが…?

通販番組のエキストラに主婦役で出て、司会をしていた年下の男ナルセとつきあい始めるコトリ。
服を買ってやり、いろいろなことを教えて、素直に成長していく彼を見守ります。
無事に結婚もしましたが、妻としてばかり注目されるようになり、透明人間のように感じてしまう…

泣いたり、うかうかしたり、嫉妬したり、イライラしたり、笑ったり。
不器用だけれど、ありそうな生き方。
実体験にもおそらく似た部分がありそうな、近しい世界の芸人たちを描いて、わかりやすく、哀歓がバランスいい。
面白かったです。

お誕生日のケーキ

110515_180904 じつは日曜日がお誕生日だったので~
ずいぶん久しぶりにケーキを買いました。
いや、出先のティータイムでは食べてますけどね。
それも何となく回数は控えめでした。
110515_180519_2まずはベルサイユという名前の、華やかなケーキ。
食べたことがないので、わりと新作かな?
110515_180757それから~名前、何だったかな…
中身は主にストロベリーのムース。

110515_180819これは、シブーストかな?
…すでに名前覚えてないって…味は覚えてますけど。
美味しかったで~すhappy01

「透明人間の告白」

H.F.セイント「透明人間の告白」新潮文庫

思いがけない爆発に巻き込まれて、なんと透明になってしまった男。
面白おかしく語られます。

証券アナリストのニック・ハロウェイは、取り立てて特徴のない31歳。
遊ぶ友人は多いけれど、親友も恋人もいない~お気楽な暮らしぶりでした。
ある日、投資のための調査と称して、マイクロ・マグネティックス社の実験的な施設へ向かいます。
口説いている最中の美人記者アンを、郊外へ連れ出すのが目的でした。

ところが、核に関わる施設だとして、反対のデモに学生たちが集まっていました。
責任者のインタビューがとりたいアンは、果敢に博士に近づきますが…
博士がデモ隊と揉めるうちに、奇怪な現象が?

警報を訓練と勘違いして、その間一人で休んでいようと決め込んだニックは屋内に取り残され…
意識を取り戻したニックは、自分が虚空に浮かんでいると驚愕!
じつは、爆心地が透明になっていたのでした。
調査に来た面々の物々しい様子に、実験動物にされるのはごめんだとニックは逃走。

出社するわけにも行かず、どうやって生きていくか‥?
最初のうちは、電話だけで仕事。ある程度までは出来るんですよね。
その時着ていた服や持ち物は一緒に透明になっているので、洗濯しつつ着ることに。
食べたものは丸見えになるので、出来るだけ透明なものを食べる工夫をしたり。
ニューヨークには留守宅もけっこうあるので、そこを探して入り込んだり。
だが、追っ手が迫ってくる…

追いつ追われつ、想像力を刺激する展開。
映画化されるのはよくわかる~テンポの良さ。
おかしなシーンも満載です。
工夫に富んだ生活をするニックが、恋愛までしちゃうんですから。
本の雑誌のオールタイムベストで、4位に選ばれていました。

「アリアドネの弾丸」

海堂尊「アリアドネの弾丸」宝島社

お待ちかねの田口・白鳥コンビの医療物。
東城大学付属病院で、エーアイが中心となる事件が起こります。

またしても高階病院長に大役を押しつけられる~人のいい田口公平医師。
不定愁訴外来でのんびりやっていくことしか、望んでいないのですが。
死後画像診断センター(エーアイセンター)のセンター長に任命されたのです。

同僚で友人の島津吾郎が放射線科の専門家なので、島津が実際の長となるようなものと思えばいいか~などと呑気に考えたのでしたが…
副センター長がつぎつぎに任命され、それが田口よりも大物ばかり。

エーアイについて基礎知識を教えてくれた技術者の友野が、急死。
しかも、副センター長の一人が、射殺され…?!
思わぬ事態へと発展します。
エーアイを推進するどころか、病院の評判も、がた落ちになりかねない。
医療の介入を警戒する警察側の陰謀があるということは、読者にはわかっているんだけど…それがどこまで、どうやって?

田口が白鳥の謎解きをただ待っているだけという状態なのが、やや物足りないけど。
ワトソン役にしてもねえ…?
一緒にじりじりと待つ読者の気持ちcoldsweats01

白鳥と彦根、桧山シオンが活躍。
ちらほら他の作品に登場した人物も姿を見せます。
「螺鈿迷宮」の面々も…きな臭い予感が!
あちこちに散らばっていた面々が、日本医学界の危機に関わる事態に集結してくる面白さがあります。

牡丹の振り袖に立て矢帯

Vfsh0248新作の帯の中から、立て矢の帯。
花嫁もする豪華な結び方です。
ここは、スカーレットさんに登場して貰いましょう。

Vfsh0270いかがでしょう~?
黒地に牡丹なら、ちょうど5月…
サイズもぴったり。
さわやかなグリーンの帯締めで。

…あっ、帯揚げを忘れた…?!
ぴったりすぎて、帯揚げのはいる隙がなかった…っ?!

Vfsh2276気を取り直して~

帯揚げは、紫と白の大人っぽい絞りにしてみました。
帯締めは、臙脂と金に替えました。
髪の栗色やリップのおさえめな色調に合うかな?

Vfsh2273_2あ、帯の下線が綺麗に出てない…
もう少し固い芯を入れようかな。

帯も似てますが~
ついでに、別な立て矢に替えてます。

3つ、作ったので…

Vfsh2281後ろの柄が、ちょっと、違うでしょ。

帯はジェニーサイズのままで仕立てたので、ちょっと短め。
マジックテープもスナップも付けていない段階なので、
バービーでも出来るようなものだったりします。
兼用の場合はもう少しゆとりを持って作らないとね。
(バービー専用なら1センチ大きくした方が良いぐらい)
幅(帯の前面の縦の長さ)はデフォルメしてあるので~
人間との比率を考えるとかなり大きめだから、十分なんですけどねcoldsweats01

「音もなく少女は」

ボストン・テラン「音もなく少女は」文春文庫

デビュー作「神は銃弾」が有名なボストン・テラン。
何となくしんどそう(というか暴力的?)で、読んでいませんが。
こちらも、やや作風は違うようですが~このミスなどでも評価が高い作品。
鋭い描写で、完成度高いですが~
辛い話なので、ちょっと一時中断…
他の本を読んで一息入れてから、読了しました。

イブ・レオーネは、生まれつき耳が聞こえない。
母のクラリッサは美しかったのですが、夫ロメインに虐待され、イブのこともクラリッサが悪いとされて、夫婦関係は悪化する一方でした。
ロメインは、麻薬密売の隠れ蓑に、娘を利用する有様。

娘を学校に行かせたいと悩んでいたクラリッサは、手話を使っていた知的な女性フランを見かけ、勇気を出して声を掛けます。
聾唖者の学校を両親が経営していたために、手話が出来るフラン。伯父が遺したキャンディストアを経営する自立した女性でした。
じつはナチスに聾者の恋人を殺され、自らも手術を受けさせられたという凄惨な過去があったのです‥

イブはカメラを貰い、写真家としての才能を次第に開花させていきます。
父が刑務所に入ったために、聾学校ではいじめられますが‥
最低というか危険な男共が複数出てくるために、女と子供の運命は恐ろしい試練にさらされ、絶望と怒りがこちらにもずしっと迫ってきます。
何をされるかと怖がっているとそれが起きてしまうんですが、そこで決して負けはしない女たち。

イブには、チャーリーという優しい恋人も出来ます。
混血のチャーリーは、黒人のドーア夫妻が里親となって育ててくれ、さらに引き取ったミミという女の子を、妹として可愛がっていました。
ところが、ミミの父親ロペスというのがまた・‥
フランに守られたように、ミミを守ろうとするイブ。
みんなを守ろうと父の家に出向く幼いミミの勇気。ロペスには甘い母親が、孫のミミはこんな所に来てはいけないと、返してきます。
近づかないように裁判所命令をとるのですが、それでも‥

痛切な愛と烈しい勇気の物語。
女性が立ち向かう話が好きなら、オススメです。
闘う女達、すごい迫力でしたー!

著者は、サウスブロンクスのイタリア系一家に生まれ育つ。
1999年作家デビュー。本書は第四長篇。

浅緑の振り袖のバービー

Vfsh0624桜と花笠の着物・浅緑の振り袖です。
今年は、春海ちゃんに着せましたが~
最初に着たのは、このエリザベスさん。
2005年の春のことでした。
このブログを始めたのが、2005年の秋だったんですね…

Vfsh0625最初は、金茶のペーズリーの帯。
ずいぶん大人っぽいですね。
直毛なので、着物モデルに重宝していたバービーさんです。
後ろは、お太鼓です。
Vfsh0630帯を替えて。
明るくなりました~。さわやかな色合わせ。
藤色に白のふくら雀で、だいぶ雰囲気変わります。
でも、水色の帯揚げははちょっと違ったかな?…と
Vfsh0639
こちらは、どうでしょう。
サーモンピンクがオレンジ系に見えて、なじむかな。

Vfsh0646明るい黄色の帯揚げで、若々しく。
一緒にいるのは、ジーナさん。
大人になってから初めて買ったバービーです。
牡丹色に菊の振り袖で。
関節がほとんど動かないので、苦心の撮影でした。

「幸福な食卓」

瀬尾まいこ「幸福な食卓」講談社文庫

「お父さんをやめようと思う」という出だしは有名ですよね。
中原家では、朝食は必ず家族揃ってとることが家風なのですが、そこでは爆弾発言も時に出るのでした。
穏やかに仲良く暮らしていた一家。
じつは数年前のある出来事から、じわじわと歪みが生じていました。
そのために、母は家を出ているのです。
家を出てから一人暮らしをしているのが新鮮で快適らしい母。近くに住んでいて、掛け持ちでパートをし、夕食の差し入れにもよく来るという状態でした。

何でも出来る兄の直は明るく元気そうですが、実は、何事にも真剣に対処しないようになっています。
もてるのに、3ヶ月ぐらいでいつもふられてしまう。
ある時、派手な化粧の彼女を連れてきて、妹としては気に入らないんですけど、これが意外と~本気になる様子。

ごく普通に頑張ろうと思っている~妹の佐和子。
神経質な部分もあり、梅雨になると気分が悪くなりがちなのですが…
中学から一緒の大浦君と進学塾で次第に親しくなります。時には行き違いもあるけれど、それも微笑ましい。
そのまま高校でも、いい感じでつきあいが続いていきます。
哀しい出来事や苦みもあり、少女が背負うには辛い運命。
父の抱えていたものも…

当たり前に、家族のことが気になる感覚。
自分にはない良さのある人を好きになる感覚。
繊細でいて、どこか生命力の豊かさへと繋がっていく展開。
泣けるけど、希望も持てます。

若向き限定ではないけれど、若い人に読んで欲しい気がしたので、「児童書YA(ヤングアダルト)」のカテゴリーも入れました。

「警視の覚悟」

デボラ・クロンビー「警視の覚悟」講談社文庫

お~面白かった!
筆が乗ってますねえ。
あれ以上の傑作はなかなか出来ないだろうと思っていたら…
はらはらさせられますが、人の個性の違い、弱さや醜さも覗かせながら、上手いこと着地させていきます。

ロンドンで一緒に暮らす警部補のジェマと、警視のダンカン・キンケイド。
かってはダンカンの部下で名パートナーだったジェマ。今は違う部署ですが、まだ結婚はしないまま同居。
ジェマの連れ子とダンカンの息子と一緒に、クリスマスに初めてダンカンの実家を訪れます。
田舎のクリスマスは雪深いが、教会のある大通りなどは絵のようにとても美しい。

ダンカンに息子がいるとわかってから、初めての訪問。
ダンカンの別れた妻に育てられていた息子のキットは、ダンカンにそっくりの顔立ちです。
良い子なんですが、13歳の思春期で、母をなくし、その前に離婚して去って行った父は実父でないと知るなど、複雑な事情がありました。

ジェマの連れ子トビーは5歳で、無邪気で元気いっぱい。
ジェマは、初めて会うダンカンの両親や妹に受けいられるかどうか?やや不安も抱えていたのですが。
両親は大歓迎してくれます。
ただダンカンの妹のジュリエットは、実は夫と上手くいっていませんでした。
しかも仕事先で、モルタルに埋められていた死体を発見してしまい、クリスマスイブは台無しに…?!
そして、ジュリエットの娘のラリーは、キットと同い年。
美少女だけど反抗期で、何やら秘密もある様子。

田園地帯を走る運河、ボートで暮らす人々、美しい雪景色。
ダンカンの両親の家は、くつろげる雰囲気で快適そう。
犬たちやポニーも出てきて、可愛い。
そしてボート生活をしていた女性との出会い。哀切な人生。
検死医の女性もまた、意外な面を持っていた…
盛りだくさんな内容です。

ダンカンの地元なので、同級生だった警部に非公式に協力して、捜査に参加することになります。
キットは感じやすいのに、またしても試練にあうのが心配になるけど、これだけ周りに思いやってくれる家族がいるのだから~大丈夫!

著者は1993年に、このシリーズの第一作目「警視の休暇」でデビュー。
このときはまだ短い薄い本で、警視は若く、やや作風の印象が違いました。ジェマも出てこなかったんじゃないかしら。
1998年に第五作「警視の死角」がマカヴィティ賞最優秀作品を受賞。
この次の作品で再び、マカヴィティ賞を受賞しているそうです。
マカヴィティ賞はミステリ愛読者の投票によるもので、好感度が高いのはわかる気がします。
アガサ賞だと原則として警察官物は対象外なので、クロンビーがマカヴィティ賞と相性が良いのも納得。

ジェイドール二人目の細部

Vfsh2240ジェイドール二人目、ヴァシリシスソフィアスさんです。
家では簡単な名前にしますけどね…

髪はナチュラルな栗色。
三つ編みが3本入ってます。

Vfsh2242顔のアップ。

澄んだ瞳が妖精のよう?

Vfsh2255スカートの下はたっぷりのペチコート。

すごく可愛いです。

Vfsh2246後ろ姿です。

Vfsh2262上を脱ぐと、スカートはかなり広がります。

Vfsh2265ソックスのレースとリボンも可愛い~♪

「新選組 幕末の青嵐」

木内昇「新選組 幕末の青嵐」集英社文庫

「漂砂のうたう」で直木賞を受賞した作家さんの作品。
3月末に「茗荷谷の猫」をご紹介しています。

新選組への視線と共感が熱い。
江戸での出会いから、京都へ上るいきさつ、新選組としての活動。
つぎつぎに視点を変えて、時代の推移を追っていきます。

江戸では跡を継ぐ立場にない若者達が行き場を求めてあえぎ、どう転ぶかわからない時代の流れに乗ろうとしていました。
近藤勇は愚直で人がよく真面目で、養父を素直に尊敬していたのです。
頭がいいとは言えないけれど、幕府に一途に忠義を尽くす。武士になりたいと公言し、無理と笑われても言い続けていました。

土方歳三は鋭い目をして剣の才もあるのですが、ひねくれ者で何をやっても落ち着かない、居場所のない人間でした。
京都まで行って、水を得た魚のように、見事な采配をふるうようになります。
怖がられる存在として隊をまとめるために、周りとはうち解けない。

沖田は無邪気で何も考えていないようでいて、時には人を見抜くような鋭い視線を向けてくる。
三人は最初から無二の親友といったつきあいだったわけでもないという書き方ですが、どう事情が変わっても信頼を貫き、他から見れば際だった絆がありました。

まったく個性の違う隊士たちが、お互いに向ける視線も面白い。
鬱屈を抱えた破滅的な芹沢鴨。
平凡だと自分では思っているが、冷静で豪胆な永倉。
知的で穏和な人柄だが、どこか弱さがある山南。
兄のように試衛館道場の皆を見守る~穏やかな井上源三郎。
新選組乗っ取りを狙っていた~高慢で端正な伊東甲子太郎。
真面目で誇り高い若者・藤堂平助。
剣が第一で、寡黙で孤独がちな斎藤。

必死な人間もいれば、いい加減に立ち回ろうとする者も。
苛立ち、勇気、疑惑、嫉妬、決断、悲壮、信頼、慚愧、感嘆。
息詰まるような空気を表現して、臨場感があります。
精いっぱい生き抜いたさわやかさも。

北へ向かった土方の一人でも軍を動かせる有能ぶりと、鬼の副長だった肩の荷を下ろしたかのような優しさ。
そんな土方に信頼を伝える斎藤。
小姓の市村に、兄へ遺品を届けるようにと命じて、戦場から離れさせる土方。
思い出しても泣けてくるよう。
2003年に書かれた作品です。

「王女マメーリア」

ロアルド・ダール「王女マメーリア」ハヤカワ・ミステリ文庫

名手ロアルド・ダールの短編集。
「あなたに似た人」が有名ですね。
童話も多く~「チョコレート工場の秘密」の原作者でもあります。

これは9編収録。ハズレ無し!です。
読みやすく、興をそそり、スマートで、笑えて、ちょっとだけ毒がある。
「ヒッチハイカー」は、作家が乗せた男が絡んできて、それに答えつつ困惑します。
まさか、犯罪者では?
と妙なことになりそうになるが…笑える結末。

「アンブレラ・マン」は雨の日、傘を巡って。
急な雨の降った日、母娘に上等な絹の傘を差しだした品のいい老人は?妙な男性の行動を目撃する二人でした。

「ボティボル氏」は、アスパラガスそっくりで、性格も内気なボティボル氏。
音楽が好きな変人が、ある楽しみを見つけます。
それは…秘密のコンサート?
器量はあまり良くないが音楽好きな女性との出会いが、楽しい。

表題作は、大人の童話といった趣き。
17歳の誕生日、王女マメーリアは、鏡に映った顔に愕然とします。
不器量な少女が、一晩で美女に変身していたのです。そして…?

生まれつき不器量な人間に対する共感や、頭を使って工夫する人への人間愛が感じられますね。
本人はなかなかいい顔をしているし、女優と結婚しているんだけど、すごく細長いアスパラガスみたいな頭なので、あだ名は付けられたでしょうね。
イギリス育ちだけど両親はノルウェイというから、そのせいかな?

前に読んだものですが~もっと前の作品なので、アップするタイミングをはかってました。
翻訳物と日本の作品をほぼ交互にしたいんですが。この頃、読んだ翻訳物が少ないのと、重めが続くので~入れてみましたよ。
あ、ミステリ文庫から出ていですが、オチはあるけど~特に推理小説というわけではないです。

白と水色のドレスのジェイドール

Vfsh2225ジェイドール、うちでは二人目の登場です。
ギリシャの通りの名前が付いています。
ヴァシリシスソフィアスさん。

Vfsh2231着物も似合いそうなストレートヘアの子を探していました。

最初に買ったコーニングスレインさんが、ピンクの縦ロールで、普通の服が似合わないため、
彼女にも着られるような服、というのが条件で。

Vfsh2234この包装を解くのが大変なんですけどね。

Vfsh2250やっと出られた~って感じ?

Vfsh2233おお~美人☆

Vfsh2238 記念撮影です♪

「イニシエーション・ラブ」

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」文春文庫

「蒼林堂古書店」がとても感じが良かったので、これが出世作というのを借りてきました。
こちらは、誰でもどこか似た経験をしていそうな恋愛もの。
ちょっとイヂワルなところも~実は、ミステリなんですね。

大学4年生・鈴木夕樹が初めての合コンで知り合った女の子・マユと、順調につきあい始めます。
最初からいいなと思った女の子。
海へ行ったときに彼女のほうから近づいてきて、こっそり電話番号を交換。携帯がない時代なのよね。
デートで会ったときに服装にもっと気を遣うように言われて、素直にアドバイスに従います。
マユは歯科技工士としてもう働いているので、会うのは彼女の都合を優先。
週に一度のデートで、ゆっくりとつきあいが深まっていくのでした。

理系で真面目だがやや奥手な男子が、こういうときにはこうすればいいのか?と迷いながらも、まあごく普通の手順をたどる。
一部、失敗もありますが。
女の子の方は、こういう相手をリードするにはこうしたらいいのね!というのがわかる?かも‥

静岡の大学にいて知り合い、一緒にいるために、一流企業の内定を蹴ってまで静岡本社の会社を受け直す。ところが、研修後の勤務先が東京になってしまうのです。
予想以上のハードな仕事に、戸惑う日々。
遠距離になって、すきま風が吹き始め‥?
会社の同僚でなかなか美人の女性に、誘いを掛けられるし…

学生と社会人は違うよね!
…にしても、なんか…いや、でも…?
ちょっとこの女のコ、どうなのかなあ…
‥こういうときに、こんな事いうかな?なんかおかしいな?と、ちらちらっと思う部分が最後のページで、あれっという衝撃に…
誤植?じゃないか。
ということは…えーと、つまり…あ、そうか!
結末も含めて、案外ありがちな恋愛の形として、参考になります?!

「消えた少年たち」

オースン・スコット・カード「消えた少年たち」早川書房

本の雑誌で推薦されていました。
確かに~常ならぬ力のこもった作品ですね。
引っ越してきた一家に、次々に難題が降りかかります。

父親のステップが転職し、フレッチャー一家はノースカロライナのストゥベンに越してきました。
ステップは、ハッカー・スナックというパズルゲームをヒットさせたことのある才能あるプログラマ。
これまでは、自宅での仕事と、歴史の博士号を取る研究という自由な立場でやって来たのです。
今度の会社ではマニュアルを書くだけが仕事と言い渡され、驚き苛立ちますが、当面は仕方がない。直属の上司はいやみな男でしたが、実はプログラムに関しては無能らしい?

妻のディアンヌは主婦で、心の温かい母親ですが、3人の子供を抱えて、さらに妊娠中、めまぐるしく過ごしています。
二男のロビーは、無邪気だけど、やんちゃな盛り。
まだ赤ちゃんのベッツィは、はいはいをする手がかかる盛り。

8歳の長男のスティーヴィは、大人しくて頭がいい。
学校で友達が出来ないらしく、引っ越したのが気に入らないのではと両親は気にはなっているのでしたが…
スティーヴィが裏庭で友達と遊んでいると言い出したのが、姿の見えない空想の友達なので、胸を痛めることに。

モルモン教徒の一家という特殊性もあり、今度の教会での役割や人間関係も大きな問題に。
ここにも嫌な女性がいて、ディアンヌはへこまされますが、親切な隣人にも恵まれます。そして…?

夫、妻、三人の子供…そして新しく生まれてきた赤ちゃん。
家族それぞれが直面する問題には、ありがちなことだけでなく~日常に潜む悪と狂気が見え隠れします。
家族同士が愛し合っていても起こる~葛藤や誤解もあり。
細かい描写の積み重ねには、作者の実生活を一部反映したリアリティがあります。

人はいかにして問題に立ち向かうべきか?
勇気を持って大きな問題にも取り組み、素晴らしい作品と言ってもいい。
かなり重い内容だけど、充実しています。
こんな風に解決していけるんだね!という部分と。
他にどうすれば良かったんだろうね…という部分と。
8歳のスティーヴィのけなげさには涙。
推理を楽しむ作品ではないですが、事件のモチーフにはミステリ的な要素もあるので、カテゴリーにミステリも入れました。

マロンのクレープ

110329_165214新宿南口の高島屋にあるフォションです。
お洒落なお店にいちど入ってみたいと思っていました。
たまにはケーキが食べたい!と思ったんですが~

110329_163806ケーキはすべて、売り切れ。
マカロンが少し…
ちょっと前なので、何かと品薄だったのかも。

110329_164016クレープはあるというので、オススメのクレープに。
このときはご予算オーバーで、紅茶はなし。
110329_164025味は文句なく、品が良くて~美味しかったです。

「100年前の女の子」

船曳由美「100年前の女の子」講談社

100歳になった母親テイのことを、次女が聞き書きして書いた物。
年を取ってから、しきりに子供の頃のことを話すようになったそう。

養女に出されて、ろくに世話をして貰えなかった哀しい生い立ち。
寺崎家のヤスおばあさんはしっかり者で、何でも素晴らしく良くできました。
それがやや仇となって、恐れをなしたお嫁さんが実家に帰ってしまったのですが。
農家には嫁が大事。新しく若いお嫁さんを貰うに当たって、新妻が育てるのは無理、と養女に出されたのです。
養家の扱いがひどいとわかって家に連れ戻されてからは、義理の妹キイ、ミツ、ミヨたちとも仲良く暮らし、いじめられることもなく、女学校にも行くことが出来ました。
ただし、跡取りは継母イワとの間の長子、と父が再婚する際に決められていたのです。だから、継母の実家から送られた立派なお雛様は、妹のもの。
とうとう実母とは、会うこともなかったそうです。

栃木の高松村。
群馬との県境に近く、カラッ風が吹く。
貧しいけれど~美しさもある暮らし。
関東一広いというのが自慢のみくりや(御厨)田んぼ。伊勢神宮に奉納するお米を作るため、田植えの時には着飾った早乙女たちが並んで植え、他の皆が食事の支度をして大事にしたとか。
皆で協力し合う農作業。行事などの描写にも力強さが感じられて、迫力があります。
馬は賢いととても大事にしていて、戦争で供出するときには村の男達が泣きながら見送ったとか。

家を出る身だからと、足利女学校にやって貰えることになりました。
間に合うのは早朝の電車しかなく、暗いうちから起き出して、もう一人村から行く女の子と一緒に、走って飛び乗るのです。
YMCAに就職し、当時としては自立した生き方になっていくのも魅力的。
妹たちも女学校に入って、東京に出てきてしまったというのは、やや皮肉?

結局、三女ミツが跡を取ったので、著者もその家を田舎として訪ねることが出来、ヤスおばあさんのこともよく知っているという。
昭和16年から高松村に疎開、20年にヤスおばあさんはなくなったそうです。
うちの両親や伯母達のことも思い出すような時代ですね。
こんな時期だから、長いスパンで日本の現代を振り返ってみるのもいいかも。

「バジャーズ・エンドの奇妙な死体」

ケイト・キングズバリー「バジャーズ・エンドの奇妙な死体」創元推理文庫

ペニーフット・ホテルのシリーズ、2作目。
20世紀初めの古き佳き時代。
セシリー・シンクレアは、夫が遺したペニーフット・ホテルを経営する未亡人です。

港に灯台を建設することになり、バジャーズ・エンドの村は工事でにぎわっています。
ホテルに勤めていた若者イアンも、そちらの仕事の方が高収入なので~移っていました。
ホテルのメイドのガーティは、イアンの恋人。
元気なガーティは貧しい育ちで言葉遣いがいまだによくないけれど、メイド頭のミセス・チャッブは、娘のように思って目を掛けているのです。
じつは、ガーティは妊娠したのではないかと心配していました。

工事関係者が相次いで死ぬという事件が起きます。
セシリーの友達マデラインが知り合いで、その日に食事を出していたため、疑われてしまう。
ハーブを育てて、お茶や魔よけや民間薬を作っているマデラインは、魔女のような目で見られることもあったのです。
無実の罪で拘留された友のために、真相を探ろうとするセシリー。

ホテルの支配人バクスターは忠実なしっかり者ですが、古風で頑固でもあり、セシリーを守ろうと再三危険な行動を止めようとするのですが‥
さらにイアンにも疑いがかかり‥?!

セシリーのもう一人の友達フィービは、未亡人で、若い牧師の母親。
おしゃれでアイデア豊富だが見栄っ張りで噂好き。コルセットで固く締め付け大きな帽子をかぶった大げさなスタイルで、コミカルな役どころ。
ホテルの客で画家に見初められ?紹介されますが、ボヘミアンなんかと仰天して拒むことに。

男達はパブで、女達はドリーの喫茶店で集うのですが、ここのティーケーキ、美味しそう!
のどかな小さな村バジャーズ・エンドで起きた~思いがけない事件の真相は?
楽しみなシリーズ、快調です。

ベーグルのサンドセット

110201_155119出先でランチに食べたベーグルのセット。
オープンサンドのセットです。
110201_155128ベーグルは固すぎず、小ぶりなのが食べやすくていいですね。
ツナも付いていました。ツナマヨ?
これを塗ってから他のものを載せました。
110201_155139チーズに生ハム~
野菜だけでなく、タンパク質も色々な種類とれるのがいいです。
特に美味しかったのは生ハム!
110201_155153飲み物はカフェオレ。
美味しくいただきました~delicious

お人形の帯締め

Vfsh0381春海ちゃんによる~帯締めの結び方です~。

後ろを通した帯締めを引っ張って、
左右の長さを同じに揃えます。

左のほう(ここでは黄色いほう)を上に重ねます。

Vfsh0383左端を内側から通して、上に出します。

Vfsh0384
上にある左ので、輪を作ります。
重なるのは真ん中の一点です。

Vfsh0385同じところで、右の(ここでは深緑のほう)を上に折り曲げます。

見えるように、ゆるくしていますが~
本当は、たるまないように真ん中を指で押さえながら、結びます。

Vfsh0386右端を、左で作った輪に通します。


Vfsh0387左右に引っ張れば…

できあがり~☆


Vfsh0388これが、基本の「本結び」です。

帯締めの端は、このように、一度下に通してから、房を上向きにします。
私が習ったのは、両端ともこうしました。
片方だけ下向きにする流派もあるようです。
両端とも下向きにしてしまうと、不祝儀になるので、そこだけは要注意sweat01

この着物を最初に着たのはバービーだけど、どんな写真だったか思い出せなくて~
さかのぼったら、最初の写真はアップしてないことが判明。
このブログを始めたのが2005年秋からで、着物を縫ったのはまだ春のうち。
翌年春になってから、違う着こなしでア記事にしていたのでした。友達には個人的に見せていたと思うけど…
そのうち、前のもご紹介しますね。

アイスダンスもエキシも

けっこうな時間見ていたんだけど~
通して見られたプログラムがほとんどないような。
食事の支度と片づけと、あと、JINへも行ってたんで…

アイスダンスはアメリカのメリル・デービス&チャーリー・ホワイト組が初優勝!ものすごく凝ったプログラムで、ダンスとして綺麗で正確なだけでなく、ほとんどアクロバット?という~どんな身体しているんだって技を繰り出してました。
今シーズンは出た試合すべてに優勝とのこと。
世界選手権は5度目。
エキシでは一転して少年少女のようでした。

オリンピック優勝したライバル、ヴァーチュー&ホワイトは、同じコーチで同じリンクなんですよね。
ゴールドのシンプルな衣装での明るい演技。
大らかなスケーティングには魅力があります。モチベーションがやや違ったのかもね。

3位にシブタニ組。よかったね~。演技は一部しか見ていないけど、滑らかで素敵。
ほぉ~ここ数日の絢爛たる映像に、ため息が出ます。

みきちゃんのエキシ、感動的でした。
アンコールでの力強い動きも良かった~。

女子フリーなど結果から

アイスダンスのSPもけっこう放映してくれて、楽しかったです。
テッサ・ヴァーチューとスコット・モイヤー、久しぶりに見たわ~。
すっごく良かった…
メリル・デイヴィスとチャーリー・ホワイトがそのすぐ後を追っています。
上手いんだけど、どうしても勝てない?
3位のフランス組も~いつの間にかベテランになっていたのね。
シブタニ組も可憐で、心地いい滑り。

女子は、みきちゃん、逆転で堂々の優勝!
指先まで細やかな神経が行き届き、音楽と一体となった演技。
今シーズン、戦い続けて見せてくれた実力、発揮できて、ホントに良かった~☆
フリーではすべての試合でトップだったんだから。
ジャンプはアクセルトウの着地が絶好調ではなかったので、自己最高更新までは行かなかったけどね。
スピンは丁寧に仕上げていましたね~。

2位にキム・ヨナ。
ジャンプが1回転になったのが2ヵ所かな…さすがに、久しぶりだとこういうことも。
後半の伸びやかなスケーティングは気持ちよかった。
母国への愛をイメージしたこの曲だったら衣装はこういう黒じゃないほうが良かったかも?

3位にコストナー。
長い手足を生かしたぐーっと長い滑りが何とも美しかった。
スピードもあり、ミスは1回だけかな?その後に影響しなかったのが良かった。
ヨーロッパでは強いけど、オリンピックなど大試合になると乱調が目立つので、今回は良かったね~とても嬉しそうでした。

4位にレオノワ。
気合いが入った演技で、勢いがありました。
ヘアスタイルから表情から入り込んでましたね。
3回転の連続を決めてスタート。最近は苦しんでいることが多かったから、会心の出来でしょう、終わった後はくしゃくしゃになって泣いてました。

5位にアリッサ・シズニー。
転倒があったので、このへんですか。
なめらかなスケーティング、別格に美しいスピンは健在で、笑顔で終わっていました。

6位に真央ちゃん。
「愛の夢」は真央ちゃんの純粋さが出ていて、感じのいいプログラム。
トリプルアクセルはきれいに着氷したのが良かったです。回転不足だったのかどうかよくわからないけど。
丁寧な演技がけなげで可愛かった~。
今シーズンは何だか痩せちゃって、いたいたしい。
理想を高く持ってのジャンプ修整は正しいことなんだから。
気分転換もして、世界を広げて、大きくなってね。

7位にマカロワ。
18歳のロシア期待の星。ミスが出て、SP3位からは落ちました。
いい所はいっぱいある選手です。

8位に、佳菜子ちゃん。
10位から上げてきました。SPよりも彼女らしい、元気で、曲と上手く合った演技。
ダンサブルで、めりはりがあり、キュートでした。

9位にコルピ。
ジャンプは調子が出なかったけど、美女ならではの衣装に情感のこもった演技。良かったです。

10位にゲデバニシビリ。
金髪に染めて、大人っぽく。
まあ順位はこのへんかな。

11位にドイツのサラ・ヘッケン。
上位の人と比べなければ十分素敵なんだけど。

12位レイチェル・フラット。
13位、シンシア・ファヌフ。
14位、マエ・ベレニス・メイテ。
15位、ヨシ・ヘルゲソン。
16位、アメリー・ラコステ。

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