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2011年2月

白いコートとチェックのコート

Vfsh0083ファー付きの白いコート、続きです。
雪が降りそうな頃に撮影したけど、もう暖かくなって来ちゃいましたね。
「ええ~?コート着てオシャレ作戦?い、行かなくっちゃぁ~」
有紗さんがあわてて、コートを着込んでいます。
これがまた、すっごく可愛いコートなんですよね。

Vfsh0084白いコートは、まきちゃんこと、たまきに着て貰っています。
「わ、まきちゃんですね?初めまして!」
「こんにちは~有紗さん」

Vfsh0087「可愛いコートですね~あったかそう」
「もっこもこでしょ~」

可愛いデザインなんですが~
ちょっと、首が埋まってる感じ?
プーリップって、頭が大きい分、首もちょっと長いのかな?
誰に似合うかな…
髪は短い方?でも小顔過ぎても、バランスが…

Vfsh0092というわけで、ティモテさんに登場して貰いました!
ジェニーの中ではちょっとだけ長身で、髪は元々はアップしてあったので首筋が開いているのです。

Vfsh0089ミルクティーパーティーさんのドレスを借用して、ちょっと嬉しそう?
オフホワイトの色が合いますよね♪
コートも羽織ってみましょう。


Vfsh0115似合うかな?
前を閉じてみます。

Vfsh0094白いコートの上のパーツを着てみましょうか。
ケープでいいのかな?

Vfsh0096コートを着てみると…
こんな感じ?
スキー場のパーティーに来たお嬢様みたいshine

「名探偵のコーヒーのいれ方」

クレオ・コイル「名探偵のコーヒーのいれ方」ランダムハウス講談社文庫

コーヒー党ではないんですけど、このヒロインの入れるコーヒーなら~美味しそう!

クレア・コージーは離婚して10年。
ニュージャージーで子育てしていましたが、娘ジョイも巣立って、ニューヨークの料理学校へ入りました。
オーナーで元姑のマダムのたっての依頼で、元いた店のマネージャーとして戻ることにしたクレア。
「ビレッジブレンド」はニューヨークでは老舗で、美味しいコーヒーを飲ませる伝統ある店なのに、最近のマネージャーがとんでもない男で、上手くいかなくなっていたのです。

ところが、クレアは到着そうそうに、店員アナベルが階段から転落しているのを発見。
頼りになると思って抜擢したばかりの~有能な若い女性だったのですが。
しかも、階上には元夫が…?
元夫のマテオは、世界各地を飛び回る有能なコーヒーのバイヤーで、今でもセクシーですが、浮気者だったんですね。
愛娘ジョイの成長に気づかず、子供の頃に好きだった物を買ってくる有様。ジョイの恋人の出現に慌てるマテオがおかしい。

ちょっと素敵な刑事も、登場。
アナベルは、もともとダンサーの学校に通っていて、コーヒー店の仕事はバイトとして始めたもの。
有名なダンス公演の良い役も決まった所だったという。
運動神経のいいアナベルが転んで落ちたとは信じられないクレアは、調査を開始します。
あるいは、ライバルの争いか?と…

軽快なコージー・ミステリです。
表紙イラストの猫は可愛いけど~そこまで子供っぽい印象の話ではないですよ。
ウォルドルフ・ホテルに住む、高齢ながらおしゃれなオーナーのマダムも迫力で、印象的。

白いコートとアンブレラ

Vfsh0565白いコートと日傘のセットを~いぜん手に入れました。
プーリップ用の品です。
プーリップ(というお人形があるんです)は持ってないけど~
確か、サイズは合うはず。
Vfsh0566コートとか冬物がお人形用には少なくて、ずーっと探し求めてました。
いつの間にか?けっこう、揃ったんですけど~
日傘は珍しいでしょ?
こういうのは絶対に自分じゃ作れないから、思わず。

Vfsh0567誰か、モデルに…
まきちゃんが手近にいたので、ポーズとって貰いましょう。
Vfsh0568嬉しそう~?

傘は開ききるのが難しいですね。

Vfsh0078コートを着ると、どんな感じになるかな?

Vfsh0081裏地付きで、ポケットまでついています。
裾広がりの可愛いシルエットですよ。

「赤めだか」

立川談春「赤めだか」扶桑社

立川談志の弟子・談春が、17で弟子入りを望んだいきさつから、修業時代のあれこれを面白おかしくつづった体験記。

談志に惚れ込んで弟子入りを願い出て、親の反対を押し切り、新聞配達をしながら入門。しかし、眠くて適当にやっていたので苦情が多く、部数を減らしてしまったとか。
談志の個性は、強烈!
なんとも想像じゃ書けないよね~これは。

妻子は新宿のマンションに住み、談志と弟子が広い一戸建てに。
生活の面倒は見ないと宣言されて、食べるものを工面するのにも悩む弟子たち。
落語協会を辞めてしまった後なので、寄席に出るということが出来ず、大の大人がほとんど全員家にいて、どの部屋を開けても弟子が掃除をしているという。
礼儀も何もなっちゃいないのを面倒見切れないよと、4人まとめて魚河岸に1年修行に出されてしまうのでした。

最初は談秋、談春と並び立つ弟子がいたそうですが、これが脱サラしてきた大人なのにパニックに陥りやすい不器用な男で、はやばやと辞めてしまうことに。
庭の金魚が大きくならないので、弟子達は「赤めだかだ」とばかにして笑っていたのですが、これに「餌をやれ」と言われた談秋は、真面目にお麩を一本ほぐして入れてしまう有様だったそうで。
別れの時に「あなたならやれる、いい落語家になれる」と言われた切なさ。

談春は、風邪を引いているのを師匠に移してはいけないと、談志に稽古をつけてやると言われたときに断ってしまった。それで呆れられ、語りぐさにされて、一時は口もきいて貰えなくなってしまうんですね。
失敗ばかりでおいおいっな青春期だけど、ダメなりの理屈や、ちょっと破滅型になりかけの感じもまた落語にありそうな。

落語家になるには弟子入りするしか方法がなく、前座から二ツ目、そして真打ちになるんだそうです。
二ツ目になるには、落語協会には明確な規定がないのを、談志は問題としました。
談志は根多を50覚えること、鳴り物を一通り出来るようになること、歌舞音曲が出来るようになること、という条件を決めたんですね。その出来映えは談志の判断次第ではありますが。
50というのは普通は数年で覚えるのも難しいらしいですが、志の輔が2年で覚えたため、越えられるハードルをみなされることに。
談春は、徹夜で覚えて当日は遅刻、50書き出した紙も忘れ、必死でその場で書いたものの、最後に書いた寿限無をやれと言われてパニックに。

米朝にも落語を教わったことがあるとは。
いい話だなあ…
真打ち昇進の時に連続で会をやったというのは記憶にあります。
このとき、小さんをゲストに招いたんだねえ。
落語協会を批判した談志を立場上破門せざるを得なかった小さん師匠。おたがいに認めながら和解にまでになかなか至らなかった胸中が偲ばれます。
落語の将来への思いも。

京風カレーうどんのセット

110118_160440お好み食堂の冬限定メニューです。
京風カレーうどんのセット。

110118_160502長ネギと鶏肉が入っています。
味は~美味しいですよ。
とくに関西風という感じもしなかったけれど。
110118_160514エビ天が付いています。
添え物は京都っぽい?

110118_160508海老に塩をふりかけたら~京風な感じがしました。

「ザ・ホスト」

ステファニー・メイヤー「ザ・ホスト」ソフトバンククリエイティブ

「トワイライト」でヒットを飛ばしたステファニー・メイヤーの新作。
よりSF的に構成がハードな雰囲気になっていますが、読みやすい語り口。
特殊な設定での葛藤や恋心を描くのが上手いですね~!

近未来の世界。
宇宙からの侵略者ソウルが人間の身体に入り込み、見た目はそのまま人間として暮らしています。
ソウルは銀色のリボンのような小さな発光する体で、人間の首の後ろを手術して脳に絡めるように入れて、結合するのです。
宇宙を旅するように、いろいろな惑星の生き物に寄生して生き延びる種族。
協調性が高く知性的なため、皮肉にも世界はぐっと平和になり、貧困もなくなっているのでした。

ソウルに入り込まれないまま生きている人間も、抵抗者として、ごく少数だけれど存在していました。
その中の一人メラニーが捕らえられ、ワンダラーの名を持つソウルが入れられます。
ワンダラーは、9つもの世界を遍歴したという~ソウルでも珍しい経歴を持っていました。普通は心地良い所を見つければ、そこに慣れてとどまるのです。

メラニーは弟を守りながら数年間、各地を点々として生き延びてきた女性で、若いが強烈な個性を持っています。移植直前には自殺を図っていたせいか、なかなかワンダラーを受け入れない。
大人に移植するのは危険だという話になり、メラニーの身体を廃棄してやり直す可能性も出てきます。
メラニーの鮮烈な記憶をわがことのように感じるワンダラーは、残してきた弟と恋人の元へと行きたくなり…

苛酷な砂漠の旅を経て、ようやく抵抗者の集落にたどり着きます。
しかし、侵略者ソウルに乗っ取られた銀色の目をしたメラニーの身体は歓迎されず、敵意と不信を向けられ、命も危うくなります。
メラニーの恋人だったジャレドに「それ」と呼ばれて苦しむワンダラー。ジャレドを求めて奥深くで泣き叫ぶメラニーの心。
コロニーを築いたリーダーのジェブは、ワンダラーに興味を持ち、話を聞きたがります。

ワンダラーは、メラニーの弟ジェイミーを心から愛するようになります。
ワンダと呼ばれるようになり、しだいにコロニーの住人も警戒を解いていくのでした。
ジャレドは、ワンダの中に、メラニーの意識がまだ生きていることに気づきます。
仲間の中でも不信感の強いカイルはワンダを殺そうと襲いかかりますが、カイルの弟イアンは、ワンダを愛し初めていました。

ワンダは愛する弟と恋人のために、メラニーのボディを返そうとします。
ということは、ワンダ自身は死をも覚悟するということなのですが…?
弱りつつあるメラニーは、ワンダの方がコロニーの役に立つと考えます。
どちらにしても切り離し手術は非常に危険なので、何か他にいい方法がないかと模索する人々ですが…
切なく、盛り上がります。
満足の読み応え。

あやのさん、momokoとお着替え

Vfsh0510ジェニーフレンドのあやのさん、うちのmomokoさんとご対面です。

「こんにちは~春海です」
「わあ、春海さん?あやのです」
Vfsh0514「新しいジェニーさんなんですってね。
身長は同じぐらいよねぇ。
雰囲気違うけど」
春海ちゃんが着ているのはリカちゃんの洋服。
なぜか似合うんですよね~これが!
ブーツはmomoko用ですよ。

「うちの夏姫もひきあわせましょう」

Vfsh0516「あやのさん、初めまして」
「わあ、夏姫さん?よろしく~」
「すっごい可愛い洋服ねー!」
「夏姫ちゃん、ワンピ着せて貰ったら?」
「えぇ?あたしっですかぁ」
Vfsh0519「じゃあ、とっかえっこしましょうか」

「あら~イメチェン!」
あやのさん、細く見えますね。
何となく不思議だ…

Vfsh0520「アイドル服、ゴージャス☆」
「そ、そう?なんか罰ゲームっぽく見えません?」
「似合ってるわよ~」

「ダブル・ジョーカー」

柳広司「ダブル・ジョーカー」角川書店(角川グループパブリッシング)

「ジョーカー・ゲーム」の続編、短編集。
日本のスパイ養成学校、D機関をめぐっての連作になっています。

「ダブル・ジョーカー」は、通称・風機関というライバル組織が出来る話。
D機関では、軍人とばれないように民間から起用、何かあってもスパイとわかっては後に影響するために、死なないのが原則。
軍人にとっては、死なないようにするなんて、けしからん事なのですね。
軍人だけで同じような組織が作られ、リーダーの風戸の名前から風機関という名前になります。
組織は二つも入らないというわけで、食うか食われるかの戦いに…
元英国大使の白幡の家を見張るため、近くの旅館で計画を練る風戸ひきいる精鋭でしたが…?

「蠅の王」は、野戦病院の軍医・脇坂の視点から。
大陸へ慰問に来ている「わらわし隊」の漫才にひっかかるものを感じます。
脇坂は司令官の信頼を得ていますが、じつは…

「仏印作戦」は、フランス領インドシナ連邦での話。
暗号化した電文を日本に送信する仕事をしている高林。
美しいベトナム人のダンサーを愛人にしていましたが?
陸軍と海軍の対立も、ここに影を落としています。

「柩」は、ベルリンでの話。
列車事故で死んだ日本人美術商・真木を、スパイだったと睨む~ヴォルフ大佐。
しかし情報は発見されません。スパイだとしたら、引き継ぎはどうなったのか?
かって直面した魔術師の面影‥

「ブラックバード」は、アメリカの話。
バードウォッチングが趣味の男性が、スパイと疑われます。
じつは二重の経歴を持ち、アメリカ人女性を妻に持っているのですが?

舞台を変え、虚々実々の駆け引きが展開します。
誰が正義というのでもないけれど、D機関の結城中佐だけはやたらとカッコイイのは間違いないです。
引き締まった文体で、面白い!

四大陸フィギュアスケート女子結果

女子の結果です。
みきちゃん、優勝~!
真央ちゃんもトリプルアクセル成功で、ノーミス。復活しましたね!

1位、安藤美姫 日本  201.34
指先まで神経の行き届いた精密な演技、正確なジャンプを後半に重ねて、余裕のある音楽表現、おみごとでした。
今シーズン、フリーは全くぶれませんね。

2位、浅田真央   日本  196.30
冒頭のトリプルアクセル成功!
嬉しそうな笑顔で伸びやかな演技。細かい振り付けも成功したようで、演技構成点でも予想より稼いでたんですね。

3位、 長洲未来  米国  189.46
スピンが前よりも綺麗になったみたい。
アメリカ代表として世界選手権には出られない悔しさを、「未来を出せば良かったのにと思って貰えるように」と強気な発言をしていましたが~みごとに代表選手二人の上を行きました!

4位、 レイチェル・フラット 米国  180.31
陽気で柔らかで、良さは十分出ていたと思います。

5位、 アリッサ・シズニー  米国  168.81
ジャンプがちょっと不調でした~スピンは世界一美しい。

6位、 シンシア・ファヌーフ   カナダ 163.14
ちょっと不調な点がありましたが、見ごたえのある選手です。

7位、 鈴木明子   日本   162.59
ジャンプミスはあれれ、残念でした。手の動きの速さや音楽に乗る踊りは素晴らしいのにね。

8位、 カク・ミンジョン  韓国  147.15
成長が感じられました。

9位、 アメリー・ラコステ  カナダ  137.48
ちょっと苦戦していたかな。

10位、 チェルシー・リー  オーストラリア  127.90

11位、 ミリアン・サムソン  カナダ  121.20
怪我もあったらしいです。

12位、 ユン・イェジ   韓国   111.86

13位、 耿冰娃   中国   104.58

14位、 朱秋穎   中国   102.38

15位、 レジェンヌ・マレ  南アフリカ   101.90

16位、 キム・チェファ   韓国   101.79

17位、 ビクトリア・ムニス   プエルトリコ  99.40

18位、 王展玲   台湾   96.15

19位、 ミミ・タナソン・チンダスク   タイ  91.54

20位、 ジェイミー・ノブス   オーストラリア  89.93

21位、 江ミンミン   台湾  86.60

22位、 メリシアン・ベンゾン   フィリピン  84.17

23位、 メラニー・スワン   タイ  82.08

24位、 劉兆芝   台湾   78.28

こんなに放映してくれたわけではないので、全然知らない選手も…
またどこかの試合で見られるかも知れないので、あげておきます。

四大陸フィギュアスケート

まずは男子が決まりました。
高橋くん、優勝で良かったです!
羽生君が2位ですよ~。

男子結果

1位 高橋大輔 (日本) 244.00
昨年末まで不安定さがありましたが、完璧のSPを見せてくれました。
陽気なSPとはかわって、鬱屈したムードのあるフリーで大人の演技。

2位 羽生結弦 (日本) 228.01
お兄さん達が転倒した4回転を一人だけ成功!
身体の柔らかさを生かした軽やかな演技で綺麗でした。

3位 ジェレミー・アボット (米国) 225.71
真面目な服装が似合う新境地のプログラム、表現力が上がってますね。

4位 小塚高彦 (日本) 223.52
SPは頭が真っ白だったのかな?安定していた昨年とは別人のようでした。
フリーだけなら2位につけて、いい所も見せました。

5位 アダム・リッポン (米国) 210.01
金髪の巻き毛が可愛かったリッポン。髪を濃く染めて、大人っぽくしてきました。SPのロミオのイメージ?
昨年この大会優勝してたんですね。

6位 関金林 (中国) 201.98

7位 アーミン・マーバヌーザデー (米国) 200.67

8位 呉家亮(中国) 199.78

9位 宋楠(中国) 195.13

10位 ショーン・ソーヤー(カナダ) 192.94

11位 ケビン・レイノルズ(カナダ) 191.55
4回転が得意で期待されましたが、何と絶不調。昨年の3位。

12位 ミーシャ・ゲー(ウズベキスタン) 182.06

13位 アブザル・ラクムハリエフ(カザフスタン) 180.75

14位 ジョーイ・ラッセル(カナダ) 171.18

15位 キム・ミンソク(韓国) 168.59

16位 マーク・ウェブスター(オーストラリア) 143.54

注目の女子SPは~
みきちゃん1位で発進。真央ちゃんが2位。

女子SP
1位、安藤美姫  66.56
GPF2週間前に変更したプログラム、さすがにGPFでは無理でしたが。
全日本では通して綺麗になっていて、今回は更に磨きがかかっていました。
白と銀と薄ピンクの優美な衣裳で、嫋々と。
実は体調が良くなかったというのにはびっくり。

2位、浅田真央  63.41
トリプルアクセルが両足着地になりましたが、他はまずまず安心して見ていられます。
新しい衣裳、綺麗です。
薄いメークに締まった身体で真面目な表情、練習を積んできた様子がありあり。

3位、レイチェル・フラット  米国 62.23
明るい黄色の衣裳で、彼女らしく。
身体が柔らかいですね~。

4位、長洲未来  米国 59.78
メリハリ付けて、滑り込んできた成果を見せてくれました。

5位、アリッサ・シズニー  米国 58.94
スピンやスケートそのものが優美なシズニー。

6位、鈴木明子    57.64
素敵なプログラムで表現力豊か~ややミスがあったのは残念。

7位、 シンシア・ファヌーフ  カナダ 55.65
個性的な衣裳が長身に映えます。悔しそうでした。

8位、 カク・ミンジョン    韓国 50.47
9位、 アメリー・ラコステ  カナダ 50.06
シャープな動き。今回はイマイチの結果。

10位、 チェルシー・リー  オーストラリア 48.72
11位、 ミリアン・サムソン カナダ 46.33
12位、 ユン・イェジ     韓国 39.37
13位、 耿冰娃     中国 39.20
14位、 王展玲    台湾

12月末にやった全日本フィギュアの結果をアップしていたので、遅くなりました。
全日本のことは女子は12月29日、男子は1月5日付です。たぶん後で加筆します…
同じ「フィギュアスケート」カテゴリということで、下の欄から検索できると思います。

あやのさんのご対面

Vfsh0490昨年11月に仲間入りしたあやのさん。
先輩格のジェニーフレンドとご対面です。
Vfsh0492「初めまして~あやのです」
「ティモテです、よろしくね~」
このティモテのデフォは、カントリー調のワンピでした。
ブーツはこれだったと思う…
髪留めは共布でしたが、ちょっと見つからなくて。
Vfsh0493「ずいぶん雰囲気違いますね~時代かな」
「ティモテさんのお洋服、可愛い~」
Vfsh0496「こんにちは~」
まきちゃんの登場です。
「まきちゃんのデフォのお洋服って、それだった?」
「ううん、ティモテさんのカントリー調に近いのにしてみたの。リカちゃんのだけど」
たまきのデフォは制服でしたけど~ちょっと、見つからなくてcoldsweats01

「まあ、リカちゃんのお洋服、着られるんですか」
初めて知ったあやのさん。
うちでは、よくあることなんですけどね~。
Vfsh0499「こんなスタイルもいかが?」
「わあ、イメチェン!」
赤いチェックはリカちゃんのセットの上だけ。
下は食玩のぷちモードから。
Vfsh0501「まきも着替えてきた~」
「わ、今度はピンクのワンピで、あやのさんに合わせたのね」
「あら、嬉しい~」
「えへ、これも、リカちゃんのだけどね」

「欲望通りにすむ女」

ドミニク・シルヴァン「欲望通りにすむ女」小学館文庫

ちょっと珍しいフランスのミステリ。
女性二人がたまたまコンビを組むことになります。
作者が日本通で、今も日本で暮らしているというのも~最近のフランスの日本人気を物語る?

ローラ・ジョストは、1年前に早期退職した元警視。
海外に一人息子と孫娘がいますが、今はのんびり一人暮らしをしています。
堅物で地味な外見なので、太った中年女と侮られることもあるのですが、かなりの女傑。ジャンヌ・モローのタイプと評する人も。
近所で殺人が起こり、かっての部下バルテルミー警部補がいそいそと注進に来ます。
パリ右岸に位置する下町の10区。
ローラが辞めてしまった後の上司が無能なつかえない男で、部下達はやる気も起きずに困っていたのでした。

欲望(デジール)という名前の通りに住んでいる、金髪の娘ヴァネッサが殺されたのです。
孤児受け入れセンターで奉仕的な仕事をしているという地味な暮らしだったのですが。
交互に、銀行強盗を行う怪しげな側の人間の視点でのシーンも盛り込まれ、スリリングな展開に。

アパルトマンにヴァネッサと同居していた他の娘、カディジャとクローエの二人が勤めているレストラン<ベル>のオーナー、マクシムが疑われます。
気の強いカディジャは、年上のマクシムと交際中なのですが。
じつは、カディジャの弟ファリッドは、かなりいかれた若者。

アメリカから来ているマッサージ師のイングリッド・ディーゼルが、ローラに調査を依頼します。
こちらは、短い金髪に筋肉質の長身で、ロシア系。
日本でシアツを学んだときに入れ墨を入れているという~ぶっ飛びよう。
いかにも現代的でクールに見えるが実は純情~マクシムに片思いなのです。
ローラとは対照的な~ポップな部屋や服装が楽しい。

マクシムのレストランをひいきにしているローラも、イングリッドを従えて動き出します。
ローラが退職したのは、信頼していた若い部下の思わぬ死から。
一人では仕事をする気になれなかったのです…
イングリッドとは気が合わないように見えましたが、だんだん名コンビになってゆく。
しだいに復活するローラに、バルテルミーは大喜び。

カルト的な女性漫画家リンコが10年前に殺された事件も、何か関わりが…?
「オタクが社会を拒絶するとしても、社会の方はオタクを忘れずに彼らがほしがる物を売り込み、消費させるのが日本の事情だ」と~マクシムが言っています。
移民の多いフランスの状況も盛り込まれ、鮮やかな筋運び。
勢いが感じられました。

ローラと名乗っているが本名はマリー・テレーズで、ローラというよりマリー・テレーズのタイプ、とあるのが日本人にはニュアンスがわからないですね。
ローラの方が女っぽいとか、現代的とか? …マリー・テレーズが大人しいというのはないと思うけどcoldsweats01

「エデン」

近藤史恵「エデン」新潮社

2008年の「サクリファイス」の続編。
ヨーロッパに渡って、フランスのプロチームに加わっている自転車ロードレースの選手・白石誓(ちかう)。
最初はスペインのチームにいましたが、やや格上のパート・ピカルディにはいることが出来たのです。
トップ選手のミッコ・コルホネンとも相性が良く、サポートの力になることが出来ていました。

日本人は一人だけ、というかほとんど東洋人でも一人だけという世界。
チームに入って半年、上手くいっているようでしたが、突然スポンサーが降り、今シーズンが終わればチーム解散が決定してしまうことに。
トップ選手ならば移籍先にも苦労はないのですが、誓ぐらいのレベルでは、どうなるか全くわからない。
チームとして悔いを残さないようにしたい気持ちと、個人として何か実績を見せなければ生き残れないという思いが交錯します。

折しも、ツール・ド・フランスが行われます。
フランスで行われる大きな試合ツール・ド・フランス。
フランス人にトップ選手がいないために、若手のニコラ・ラフォンが期待されていました。
駆け引きには熟練がいるため、若い選手が上に行くことは考えにくいのですが。
気さくなニコラに声を掛けられて、親しくなる誓。
無邪気に見える有望株は、実は孤独でもあるかも知れないのでした。

団体で、長い日数かけて戦う自転車ロードレースのルールは独特ですね。
区間で一度だけでもトップに立てば~それなりに目立つという効果があるのですが、先頭に立っていると風が当たって消耗が激しくなります。
トップを守ったり、チーム全体の結果を考慮しながら、駆け引きもいろいろ。
ほとんどは試合の様子が語られていきますが、後半には事件も。

「サクリファイス」を読んでない人は、そちらをお先に読むことをオススメします。詳しい事情には全く触れられていないので。
基本は、さわやかで~好きな仕事に就いているスポーツ選手。
サクリファイスほどの緊迫感はないかも。
忘れられない過去のある誓の選ぶ道は…?
「サクリファイス」の気分を残しながら、先へ進んでいく誓の背中に声援を送りたくなります。

冬はここもお気に入り

Vfsh0116うちの猫・みゅんです。

Vfsh0114おや?

Vfsh0119どこにいるのかな~?

あれっ…
Vfsh0111こんなところにいたのー!

Vfsh0112「だぁってぇ」とでも言いたげ?
「ここがいちばん、あったかいんだもん」
そりゃ、そうだ~。
Vfsh0108ヒーターが作りつけになっているくぼみです。
上が熱くなる構造じゃないから、いいですね。
最初は上が熱いかも知れないと思ってか、乗りませんでしたが~
いつしか上がるようになりました。

「ラブリー・ボーン」

アリス・シーボルト「ラブリー・ボーン」ヴィレッジ・ブックス

アメリカのベストセラーです。
映画化され、日本公開もありましたね。

1973年、14歳で殺された少女スージーが主人公。
両親と一戸建てに住み、天才的な妹リンジーとまだ幼い弟バックリーがいる、ごく普通の少女でした。
彼女の視点から、近道をしてトウモロコシ畑を突っ切ったときに、近所の男ハーヴェイに声を掛けられる様子が描かれていきます。
不安に思いつつも、親とも知り合いだしと、失礼に当たるかと逃げそびれて…

探し続ける人々、残された家族の悲嘆、長いつきあいになる刑事との人間関係。
スージーが好きだった少年レイ・シンの様子、追悼してくれるご近所の人たち、さらには犯人の過去までも見つめていきます。
遺体が発見されないまま、わずかな証拠からやがて殺されたと宣告され、とうとう葬式も行うことに。

本能的な勘で、犯人を疑う父親。
だが証拠がないのにむきになるあまり、かえって上手くいかず、どこかおかしいとまで思われてしまいます。
事件の前から、実は少しずつ内面から崩壊しかけていた母親が、ショックで家庭を離れてしまうのもリアル。
リンジーは、あの殺された少女の妹だったというだけで有名になり、遠巻きにされがちになってしまうのでした。

母とは気が合わなかった~派手で個性の強いリンおばあちゃまが、登場。家族を守って活躍します。
スージーと同じ学年で、どこか群れから離れていた友達ルースがときおり霊視してしまう女性になっていくというのも、不自然になりすぎずに上手く書けています。
ルースとレイが、スージーを悼もうという気持ちから、命日の頃に一緒に時を過ごそうとしたときに…?

著者自身がレイプの経験があったというのは衝撃ですが。
しかし、児童誘拐の数は…アメリカはすごいですからね。
モチーフ的には、ミステリ読みのほうが慣れてるかな…
それぞれの個人の望む空間が重なり合っているような天国というか、天国へ行く前の段階のような状況は、ファンタジーとも言えます。
大きな苦しみも葛藤もあるけれど、じっくり描かれた成長も和解もあり、因果応報的な流れも納得。

今年のチョコレート

Vfsh0109鏡開きも節分もせず、恵方巻きも食べなかったんですけど~
チョコレートは常時食べてるし~
などと思ったんですけど~~
やっぱり、バレンタインだけは!と…

Vfsh0113あちこち試食してみた上で、
やはりこの時期にしかでない物を~
この味と存在感で~
ブリュイエールにしてみました。
新作の入ったセットです。
Vfsh0114チョコレート好きとわかったのか?さらに試食をおごってくれたため~
誘いに乗って自分用にも小さな一箱をゲット。
トリュフだけが4個入ったセット~
まだ開けてないので、カタログでcoldsweats01

「美女いくさ」

諸田玲子「美女いくさ」中公文庫

浅井三姉妹の末娘が主人公。
名前はごうで、書き方は督(ごう)または小督ですが、結婚してからはお江与。
母に似た美貌で、しっかりした気性という設定。

秀吉の命で、11歳で嫁ぎます。
伊勢湾東岸の水軍を束ねる佐治一成との政略結婚でしたが、幼なじみでi従兄にも当たる相手とは~仲がよいのです。
大河ドラマの原作では、最初の結婚は幼いうちで実質がなく、すぐ連れ戻されたとなってましたが、こちらは、最初の結婚は相思相愛で18まで続いたのが、家康と秀吉の駆け引きの中で引き裂かれたという話になっています。
母のお市にやや似た人生になりそうだったという感じでしょうか。
もともと異説があるのか…?
子供がいないため、いつ離別したかは不明なのかも。
二度目の結婚は秀吉の甥で養子の秀勝とですが、あまりたたずに朝鮮出兵となり、死別。

秀吉のことを最初は茶々ほど忌み嫌っていないのですが、夫の一成と引き裂かれてしまったために恨むことになります。
京都にいる元夫の元へ、密かに抜け出して会いに行って、妊娠してしまい、まもなく結婚させられた秀勝の子供と取り繕う羽目に。
(これはフィクションでしょう)
秀秋の若い頃も出てくるのですが、彼に好感を抱くのは、後に起きることを思うと…
秀吉が老いて残虐になったために、北の政所が愛想尽きた様子も描かれます。

三度目に、年下の秀忠と結婚するときには、今度こそ骨を埋めたいと強く覚悟していたという。
家康にも、よくぞ申したと言われる覚悟を認められる嫁。
三度目の結婚で年上でも~当時の感覚では、これほどの名門の血を引く督は、秀忠に箔をつけてくれる花嫁だっただろうと。

その後は子宝に恵まれた人生だけど、戦国時代末期の政略結婚のために、幼いうちから次々に子を手放さなければならないというのは哀しいですね。
春日局とは気が合わず確執がありますが、いつまでも家光が懐かないのに反省して気持ちを切り替えるのでした。
最後は、有名な家に嫁いだ娘達の近況をちらっと見せるという趣向。
これがなかなか面白い。

オリオン座のソナタさんの細部

Vfsh0172_3オリオン座のソナタさん、細部のご紹介です。
まずは…
ボアのショールっていうんでしょうか。
暖かそうです。
発売時期もあるけれど、ネーミングも冬のイメージですよね。
あ、もう立春だけど。
Vfsh0171_2膝丈のスカート。
光沢があり、お洒落なデザインです。

Vfsh0174_2髪型のアップ。
三つ編みを巻き付けてあります。

Vfsh0176_2ブラウスの後ろ姿。
ハイネックで、清楚ですね。

Vfsh0183_2前立てには、フリル。
袖口が広がったブラウス、素敵ですshine

「ナポレオンを創った女たち」

安藤正勝「ナポレオンを創った女たち」集英社新書

ナポレオンの母や姉妹、二人の妻などの大きな影響について書かれた本です。
コルシカ島は、ナポレオンが生まれる前の年にフランス領になったのだそうです。運命ですねえ。
政治家としても有能だったナポレオンは、ナポレオン法典で「人は皆平等」という革新的な体系を築き上げました。

ただし、ナポレオン法典には女性差別的な要素があり、それが日本にまで影響を及ぼしたという指摘。
現代から見れば、「皆平等だが女性は除く」というぐらい。
そうはいっても、「人は皆平等」と宣言したことは、後にじわじわと効いてきたそう。

女性の権利を制限する法制は、19世紀という市民社会の要請が大きかったけれど、彼自身の教育や体験の影響も感じられるのですね。
母親レティツィアがしっかり者で権威があったためか、家庭内に限っては女性の自由を以前よりも認めていたそう。
それは~日本では、明治になっても受け入れがたいほど、進歩的だったそうです。

軍人だから、女性を劣った性とまで言い切ったのもあるかな?
しかし、若い頃にはロマンチックな文学青年のような一面もあり、熱愛した妻のジョセフィーヌに浮気されたのが大ショックだったことも原因だったのではと。
ジョセフィーヌは革命前に結婚して社交界の女性になったので、その頃の常識としては、貴族は家名と財産を全体で守れれば良かったので、個人の貞節は問題ではなかったと。
ナポレオンを一人前にしたのはジョセフィーヌで、社交界の事情に通じ、旧貴族とも革命家層とも付き合うことが出来る人だったそうです。
皇后としても人当たりが良く、国民に愛されて貢献したと同情的。

ナポレオンはフランスの体制を固め、王族に肩を並べようとハプスブルグ家から妃を迎えたのが裏目に出たのかも。
お姫様育ちの若いマリー・ルイーズはわがままで、皇后としてはあまり人望を集めることが出来なかったよう。
革命家からスタートしたナポレオンのイメージを国内的には損なうものだったし、ヨーロッパ列強の王家は元革命家など同格と認めてはいなかったので、失脚のチャンスを虎視眈々と待っていた…
確かにそうかも~。

ナポレオンの妹やジョセフィーヌの連れ子が各国王室に嫁いだりして、後の世まで変えていったのは、なんだか不思議ですね。
とても面白く読みました。

オリオン座のソナタさんの箱出し

Vfsh0162新入りmomokoさんのご紹介です。
といっても、我が家へ到着したのは何ヶ月か前なんですが。
さ~て…
ピンクの可愛い箱に入っています。
Vfsh0165開いていくと、こんな風…
きっちりまとめた髪に、膝丈スカートで、
クラシックな印象ですね。
Vfsh0167足下はこんな風に留められています。
暖かそうで冬めいたスタイルが、この時期には嬉しいですね。
Vfsh0170寒くなったら出そうと~楽しみに待っていたんですよ。
着物も似合いそうな髪型で、見過ごせませんでした~。
発売は1年近く前のラインなので、程よくお値段もリーズナブルになってきてます。
典型的なタイプですごい美人だと定価で売り切れちゃいますが。
特徴のあるタイプは好みが割れるので、半年後ぐらいから下がってきて~
(ホントに残り少なくなると値上がりするんです)
って記事を書いたのもちょっと前なので~
そろそろ、品薄かな?

「ルイザと水晶占い師」

アンナ・マクリーン「ルイザと水晶占い師」創元推理文庫

「若草物語」の作者ルイザ・メイ・オルコットが探偵役の歴史ミステリ。
3作目。

1855年、ボストンに移り、知人の家に下宿しているルイザ。
既に匿名で作家となり、執筆中です。
まだ収入は少なく、裁縫は苦手なのに、ワイシャツの仕立てを請け負って、何とか冬を越そうとしています。
一人で滞在している所へ妹が突然、到着します。
内気な妹リジーが家出同然にはるばるやってきたのは、自分を主役に大変なパーティーが家で計画されていると知って、そこから逃れるためでした。

ルイザの親友のシルヴィア・シャタックは富豪の令嬢ですが、熱しやすく冷めやすいのが玉に瑕。
今回は~降霊会に夢中?
パーシー夫人の降霊会にしぶしぶ連れて行かれたルイザは、個性的な客達と知り合います。
何やら怪しげな噂がついて回っていたパーシー夫人。
二度目に行ったときに、殺人事件に遭遇!?

貧しい暮らしの中、クリスマスプレゼントに頭を悩ませている時期のお話です。
とくに大好きな妹リジーには何をあげたらいいか?
手先が器用なリジーは縫い物もしてくれて、ルイザは大助かりなのでした。
一方、シルヴィアの意外なロマンスも…
「若草物語」のベスのモデルだった妹がたくさん登場して、楽しめます。
このシリーズはここまでしか発表されていないそうで、それが残念ですねえ。

お楽しみスイーツ

Vfsh0046これは何でしょう?
デパートに季節限定で出ていたので~

Vfsh0048自分のために注文したお菓子です。
同じ物を友達に送る口実にも…
ほら、ぎっしり!
食べ応えがありそうでしょう~

Vfsh0050真ん中の丸いのを外して、写した所。
焼き菓子、どんなのかな~と楽しみでした。
Vfsh0052まずは、このあたりから~
いけました!delicious

Vfsh0106真ん中の丸いケーキを切ったのがこちら。
上の方はしっとりチョコレートケーキ。
このしっとり具合はココアだけじゃなくて、チョコレートを溶かし込んでるのかしらね。
京王線沿線のル・ププランというお店の物です。

「面影小町伝」

米村圭伍「面影小町伝」新潮文庫

「風流冷飯伝」に始まる三部作のラスト。
これと間違えて1月と2月に同じ作品「退屈姫君伝」を二度ご紹介してしまいました。冷や汗~~crying

熊野の九ノいち笠森お仙が、今回は活躍。
前作では、14歳だったお仙。
母の病気で故郷の熊野へ帰り、徐福の妙薬で色黒を治し、すっかり綺麗になって江戸に戻ります。
お仙の父は忍者というかお庭番なわけで~情報集めのために、富くじをやっているにぎやかな境内で店を開き、お仙はそこで働いています。
かって、めだか姫がお茶くみをして大評判になったこともある茶店でした。

折しも素人の美人を絵に描いて評判を呼び、一儲けしようという企みが。
隠密だから目立ちたくないのに、ばっちり肖像を描かれて大迷惑のお仙。
他の小町娘がどれぐらい美人なのかと浅草の銀杏娘お藤を見に行くと、そこには田沼の息子・意知が、美女を権力づくで我がものにせんとやって来ていました。
じつは、このお藤は武家の出で、亡くなった家老の娘だという。

紀州秦栖藩に東証大権現から賜った家宝の名刀を巡って、奥女中の薄墨が命がけの逃走の途中、峠で生み落とされた双子という因縁。
忍者物のせいか?ファンタジーというか~妖術?がかっている部分も。
絵師の鈴木春信が出てくるあたり、楽しめます。
絵暦で売れ、多色刷りの時代に。美人画で名をなそうともくろむのでしたが‥
鈴木という良くある姓の由来も面白い。

田沼意次の時代は、平賀源内の時代でもあるのです。
賄賂が横行していたけれど、一面、開放的だったのですね。
因縁めいた人間関係が重く、これまでよりはシリアスで、けっこうどろどろ。里美という大名も出てきたりして、八犬伝のよう?
二人の娘はけなげで、さわやかです。

「愛おしい骨」

キャロル・オコンネル「愛おしい骨」創元推理文庫

マロリーのシリーズではない新作。
読み応えあります。
「クリスマスに少女は還る」に続く系統でしょうか。
文章はスタイリッシュで、登場人物が非常に個性的な所はマロリーのシリーズにも通じます。

ある日、森に行った兄弟…15歳の弟ジョシュは帰らず、17歳の兄オーレンだけが帰ってきました。
町中総出で探したけれど、ジョシュは見つからないまま…
オーレンは遠くの学校へ行かされ、そのまま軍に入って帰りませんでした。元判事の父に追放されたと感じていたのです。

20年後、故郷に戻った兄オーレン。
家政婦のハンナに呼び戻されたためでした。
オーレンは相変わらずスター性のあるハンサムで、人生を誤ったと思うハンナ。
母亡き後に兄弟を育ててくれた家政婦ハンナは、小柄で素性のわからぬ謎めいた女性。彼女が傑物なのです~。
オーレンを呼び戻した本当の理由は、ジョシュのものらしい骨が、少しずつ玄関先に届けられるという奇怪なことが起きていたためでした。
家は20年前のまま、弟の部屋は服や靴の位置さえ変わらず、犬は剥製にされているほど。

大金持ちの娘イザベルと街ですれ違ったオーレンは蹴りを入れられます。今は鳥類学者になっているイザベル。
11、2歳の頃、恋心がお互いにあるのは周りにも一目瞭然だったのですが、実際には口をきいたこともないままでした。
意地っ張りな幼い恋。
イザベルは昔、嘘のアリバイを証言しようとしていたことを知るオーレン。
年上の女性イヴリンの証言で、オーレンのアリバイは成立していたのですが。

何か隠している保安官。
図書館に住みこんで動かない巨大な女性は、町の怪物と恐れられています。かって夫を殺していたのです…
というように、何とも個性豊かな町の人々は枚挙にいとまがありません。

自己顕示欲の旺盛な弁護士アディソンはイザベルの義父。何か起こるたびに弁護に駆けつけるのですが、派手なやり方で嫌われています。
その妻がイザベルの母セアラで、すごい美女でしたが~今は重度のアルコール中毒。
お城のような豪邸に住みながら、虜囚の姫君のよう。
年に一度だけ、セアラの誕生日記念に舞踏会が催されるのが、町の大きな行事になっていました。

町で一人だけ招待されたことのない嫌われ者のゴシップライターのモンティ。彼は、美少年だった弟のストーカーだった?
写真で小遣い稼ぎをしていた弟は、15で既に才能を開花させていました。街のあちこちに貼られている弟が撮った写真。
そして、今も行われている降霊会…

町の人々の秘密が次第に明らかになっていきます。
父が調査を依頼した元警官のスワンをオーレンは訪ねます。
捜査官としての経験を積んだオーレン・ホッブズは、自らも疑いを掛けられながら、今度こそ真相にたどり着けるか…?
快感のこもったリズミカルな文体で、重い内容を描き分ける手練れっぷり。
きらきらと目くらましにあったような豪華なクライマックス。
複雑な味わいが残りました。

このミステリーがすごい!で海外の1位になっています。

レースのドレスを着替えて

Vfsh0299ご対面した二人。
ジェイドールのコーニングスレインさんのうちでの名前は、シャルロッテに決まりました。
Vfsh0300有紗さんと仲良くなれそうです。
「そのドレス、どうなってるの?」
素敵なドレスに興味津々~
「あ、これ?上は脱げるのよ~」
Vfsh0301脱いで見せてくれたシャルロッテさん。
ジェイドールの衣裳、なかなか綺麗です。
「下のドレスは後ろあきなの」
Vfsh0303「じゃあ、私も」
おおっと…
オフホワイトにピンクに黒~色調が綺麗ですsun
ミルクティーさんが着ているキャミは、珠里さんのを借りてます。
つまり、バービー用だから、ゆるめです。
Vfsh0308「このワンピ、着てみる?」
「わあ、嬉しい、いいの~」
シャルロッテさんに似合いそうな服というのもこれぐらい?かと…
短いドレスになったせいか?
何となく、元気そうに見えるような~
Vfsh0309
繊細なお人形に似合うワンピですね。
このドレスが大好きで~~heart04

こたつのテンプレートがこの記事にあまりにも合わないので、変えてみたら…
ぶはっ、ごほごほ…派手ですね~。
でも気分転換になるから、ちょっとの間これにしておきます。
「小さなアトリエ」の方もわりと似た感じ(ピンクでキラキラ)だったから、あちらは少し落ち着いたテンプレートに変えてみましたよcoldsweats01

「小さいおうち」

中島京子「小さいおうち」文藝春秋

直木賞受賞作。
戦前のある家庭で働いていた女中さんの回想という形式の小説。

良家には女中がいた時代。
嫁入り前の行儀見習いという意味もあって、行儀や家事を仕込まれて、お嫁に行ったものだったんですね。
昭和5年、尋常小学校を卒業して、東北から帝都東京に出た娘・布宮タキ。
上の4人も奉公に出ていたので当然と思っていました。

帝都東京は美しい都会で、目をみはり、わくわく。
山の手のサラリーマン家庭では女中は払底していたので、決して待遇も悪くなかったのです。
運良く、若奥様の時子と仲良くなれました。
時子は髪をこてで丁寧に形付け、洋装も似合う軽やかな美女。
姉妹のように仲良くなり、奥様が平井常務と再婚するときにも一緒に行ったのです。

赤い三角屋根が目立つ、美しい洋館。
年の離れた美しい妻のために建てられたのでしょう。
主人の地位や財産からすれば、そんなに大きくはない、おうち。
自分のための小さな部屋に、一生住みたいと思うほど嬉しかったタキ。
恭一ぼっちゃんが小児麻痺にかかったために、タキの結婚話も消えて、尽くす暮らしになります。
奥様への献身。恭一ぼっちゃんへの優しい気持ちと家事への熱意、家への思いに引きこまれます。

若い社員の板倉と、奥様の淡い恋が、危険な領域にさしかかっていくのもじわじわと描かれます。
時代が暗くなるのに伴う変化や、少しずつ見えてくる歪み、別な視点から見る違いも含めて、読まされます。
一人称で語っている場合、主観的な書き方だから~正確な証言とばかりも言えない面があるわけですね。

戦中戦後の苦難も乗り切るタキのたくましさ。
親を亡くした甥たちを育て、茨城で甥の一家の近くに住み、老後は孤独がちですがまずは悠々自適の暮らし。
甥孫の健史に手記を覗かれて、戦争が始まった時代がそんなに呑気だったはずはないと言われるのですが…
すぐ出征する家族でもいない限り、案外そんなものだったのではという気もしますね。
長く実態が報道されなかったこともあるしねえ。

タキが家事に絶対的な自信を持っているため、甥嫁には煙たいというのに苦笑。
最終章では、あの板倉がカルト的な漫画家イタクラ・ショージとなっていたという。
「小さなおうち」とは、板倉が時子とタキの暮らす家を思って描いたものでした。
大伯母のことが気になって、イタクラの記念館を訪れる健史。
戦争の影と個人の思い、大きな時代の流れをも感じさせる印象に。
よくぞここまで書き上げたものです。

「千年の祈り」

イーユン・リー「千年の祈り」新潮社

中国系の女性作家が、英語で書いた小説。
処女短編集とは思えないほど、絶賛されたことはあるだけの出来です。

「あまりもの」は林(リン)ばあさんの哀切な人生。
縫製工場が事実上倒産して、形の上でだけは名誉退職ということに。
市場のおばさんの紹介で、一人暮らしの病気の老人の後妻になります。
息子の誰かが毎週様子を見に来て、お金をおいていくのでした。
2ヶ月で亡くなり、遺産は入りませんが、仕方ないと思う林ばあさん。
学校の寄宿舎の仕事を紹介してくれただけ、有り難いのです。
寄宿舎に置かれたまま家には帰れないでいる男の子・康(カン)と親しくなります。それが一番、恋に近い物だった‥

「黄昏」は蘇(スウ)夫妻の話。
脳性麻痺の娘をひっそりと育てています。息子は家に寄りつかないのでした。
家に人を招くことも出来ないで暮らしていましたが、ある日‥?

「不滅」は、宮廷で出世した宦官を出した町の物語。
ファンタジックです。

「死を正しく語るには」は、作者自身の子供時代を描いた作品のように思われますね。
夏と冬の一週間、厖(パン)夫妻の家の滞在するのは、教師をしている厳格な母から逃れられる時期でした。
ふだんは北京郊外の研究所の中で暮らしている少女。子守だったパン夫人の元を訪れるのが楽しみだったのです。
パン夫人の夫は労働者階級の敵である地主の息子だったという理由で職を失い、家計は夫人がまかなっています。
間借りした宋家は、家賃も払わないまま居座り、勝手に増築までしている有様。
パン氏が後に強盗に刺されて死んだとアメリカで聞き、若い頃の宋家の4人兄弟が笑いながら話す所を思い浮かべる主人公。
その前に亡くなっている夫人が知らなくて良かったと思うのです。だが一緒に話をして、服をたたんだり出来たらとも思うのでした。

表題作は、アメリカに住む娘の元を訪れた父親。
なかなか気持ちが通じ合わない。
親子が出会うには、何年の祈りが必要だったのか‥

作者は1972年北京生まれ。
文革も経験しつつ、直接は波をかぶらない。というのは親が核開発に関わっていたため、研究所の中で育ったのですね。
北京大学卒業後の96年、アメリカに渡ったという経歴。
2004年「不滅」で各賞受賞。
カリフォルニアで夫と息子二人と暮らしているそう。
中国語では抑圧されていた部分があって、英語の方が感情を吐露しやすいとは。
多様な経験と、希有な想像力。

レースのドレスの二人

Vfsh0291昨年11月、うちでは初登場したジェイドールさん。
コーニングスレインさんです。
並んで似合いそうなのは…
momokoのミルクティーパーティーさんならどうでしょう?
Vfsh0293「こんにちは~」
「わあっ、こんにちは!」
嬉しそうです。
Vfsh0294「はじめまして~有紗です。ジェイドールさんなんですよね?」
おや、名前を付けなければ…
オランダだから…

「シャルロッテといいます」
「シャルロッテさん! 素敵なドレスですねえ」
「ありがとうございます」
Vfsh0296「体型、違うのかしら。
腕の長さは?…あら、一緒?」
意外にボディサイズはほとんど同じかも。
頭の形や雰囲気が違うので、違うように見えてたんですね。
Vfsh0297「あのぅ~脚は?」
「こうだけど~」
意外に気さくなシャルロッテさんです。

あら、靴も似てますねcherry

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