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「メッセージ そして、愛が残る」

ギヨーム・ミュッソ「メッセージ そして愛が残る」

映画化されて、日本でも公開されましたね。
7冊の作品がほとんど映画化予定されているというベストセラー作家の、事実上の~デビュー作です。
読んだのは3冊目になりましたが、書かれたのはこれが一番早い。
一貫して生と死を扱っています。

この話が一番、導入はゆったりしているかも。
仕事はやり手だけれど、妻マロリーに去られてしまった主人公の弁護士・ネイサン・デル=アミーコ。
幼い少女マロリーの住む豪邸の~家政婦の息子だった彼。
池で溺れた彼女を助けて一度死にかけ、トンネルの向こうの白い光を見たことがありました。

二人は次第に強く惹かれあい、マロリーは親に反対されても恋を貫きました。
あれほど愛し合った夫婦だったのに、どこで歯車が狂ったのか。
ネイサンは義父ジェフリーに味あわされた屈辱を跳ね返すために成功を求め、敏腕弁護士として認められますが、家族と暮らす時間がほとんど無くなっていきます。
マロリーは、ボランティアに熱中することに。
ネイサンにはそれが、金に困ったことのない人間の余裕に思えるのでした。純粋なマロリーは、関心を示さないネイサンに苛立つようになり、二人の心は離れていきます。

ある日ネイサンは、迫り来る死の前に、後悔しないような行動を取れと勧める「使者」に出会い‥?
反発を覚えながらも、人間的な魅力に引きこまれて、話を聞くようになります。
まず、娘のボニーとの時間を取り戻そうと決意するネイサンですが‥
一枚ずつ秘密の扉を開けるように、人の心が見えてきます。

終末医療に携わる医師ギャレット・グッドリッチが「使者」でもあるのです。
魅力的な謎の人物をマルコヴィッチがやりたがったというのは、理解できますね。

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