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おすすめ本

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2011年1月

お父さん犬とご対面

Vfsh0234これは何かな~?

Vfsh0236箱を開けたら、興味を示して、くんくん匂いを嗅いでいます。
Vfsh0237「にゃんじゃ、こりゃあぁ?」
えいっえいっと、ちょっかいを出しているのは…

Vfsh0239いぜん、携帯を変えたときに貰った物。
お父さん犬のストラップです。
ストラップて。
Vfsh0240なかなか視線が合いません。
目がこういうのだと、動物仲間と認知して貰えないようです。
どんな反応があるかな~と楽しみにしていたんですけどsweat01

Vfsh0244_2 ちょっと寂しいお父さん犬。
「るるちゃん、こんにちは」
「はぁ?…あぁ、こんにちはね」みたいな。
るるちゃん、代役でご挨拶~coldsweats01

「No.1レディース探偵社、本日開業」

アレグザンダー・マコール・スミス「No.1レディース探偵社、本日開業ーミス・ラモツエの事件簿<1>

アフリカの国ボツワナの女探偵もの。
作者はスコットランド人ですが、ジンバブエの生まれとか。
マ・ラモツエは、人呼んでサバンナのミス・マープル。
(マというのは女性への尊称)
探偵社を開いた話から、父の人生、主人公の育ちへと戻り、また事件物へと進む短編連作。

プレシャス・ラモツエは愛されて育った一人娘でした。
母を早くなくしましたが、父の従妹に可愛がられます。
恋をした相手ノテと結婚したのですが、これはあまりたちが良くない相手で、じきに去られ、父の元へ戻ることに。
父の死後、残してくれた牛を売って、首都で探偵社を開くのです。
女性に探偵が出来るかという疑問を持たれますが、アガサ・クリスティを知らないのかと問い返すのでした。

機転が利き、押し出しも立派な、アフリカ女性の伝統的体型の34歳。
秘書の女性マ・マクチとも名コンビになっていきます。
行方不明の夫を捜して、意外な顛末を証明したり。
夫の浮気を確認してやったら、かえって依頼人にくってかかられたり。
小型の白いバンを独りで乗り回してどこへでも行き、時には鰐やコブラとも渡り合う。
車の修理工場をやっている男性マテコニとは親友で、ついにプロポーズもされますが…?

ボツワナというのは、アフリカではかなり平和なほうの国らしいですね。
独特なテンポ、住んでいる家や食べ物、知らない土地の雰囲気が伝わってきて、新鮮で面白いです。
呪術の話なども出てきます。一般の人は関わりにはならないようなものではあるのですが。
哀切な少年の話が解決して、ほっとしました。

作者は1948年生まれ。
アフリカ、イギリスの大学で学んだ後、スコットランドで教授に。
一時アフリカに戻り、ボツワナで最初のロー・スクール設立に尽力。ユネスコの議長などを務める傍ら、子供向けの本から学術書まで幅広く活動。
本書は1998年発行。
口コミで火がつき、のちにブッカー賞の審査員特別賞を受賞。

「青空の卵」

坂木司「青空の卵」創元推理文庫

ひきこもり探偵もの。
一作目。

坂木司の親友・鳥井真一はほとんどひきこもり。
坂木は心配して毎日のように鳥井のもとを訪れ、週に一度ぐらいはちょっとだけ連れ出すようにしていました。
鳥井は生まれてすぐに奔放な母に捨てられ、祖母にはそのことを悪く言われて育ったのです。
ごく平凡な坂木は個性的な人物に憧れ、中学で鳥井がいじめにあって孤立したときに近づいて、友達になったといういきさつが。

高校ではいじめられることもなかったのですが、不器用で愛想がない鳥井には、他に友達は出来ませんでした。
頭はいいけれど、どこか子供の部分を残した鳥井は、坂木のことにだけは非常に敏感という。
保険会社の営業員になっている坂木は、時間の自由がきく仕事を鳥井のために選んでいたのです。…って、すごい友情?!
ちょっとした謎を解決しながら、次第に広がっていく人間関係。

「夏の終わりの三重奏」
ある日、スーパーで、崩れかけた缶詰の下敷きになりそうになった女性を助けた坂木。
その女性・香織は若い美人なのですが化粧が濃く、態度に剣がありました。二度目の出会いの後、もう一度接触してくるぞと予言する鳥井。
その頃起きていた事件について、かっての同級生・滝本が交番の巡査となって訪ねてきます。

「秋の足音」では、坂木が知り合った盲目の学生・塚田に、つけてくる人間がいると相談されます。
「冬の贈り物」では、前作で登場した歌舞伎役者の安藤に、ファンから送られてきた不審なプレゼントの謎を解くことに。

「春の子供」は、駅前に立っていた男の子を心配して、親が帰るまで預かる坂木。
言葉少なで、何か障害でもあるのか?親に捨てられたのか?と心配しますが・‥
鳥井の父親は海外赴任のまま、疎遠になっていましたが、ここで一時帰国して登場。

「初夏のひよこ」では、事件で知り合った中川夫妻が開いたお店に、開店祝いに行く二人。

もともと人のいい坂木ですが、鳥井のために気をつけるうちに、さらに親切で真剣な人間になっていくような。
登場人物の人柄が良くて、こういう知り合いなら増えて欲しいよね~。
小さな謎がさりげなく、人間の生き方の大事な部分に触れています。

日本のおしゃれ展

先日、日本のおしゃれ展に行きました。
池田重子さんのアンティーク着物と帯留めのコレクションを披露している物。
もう20年もやってるとは知りませんでした!
行ったのは3回目かと思いますが~
Vfsh0207こちらがパンフの表紙。
ハート型のは帯留めです。
いつも最終日ギリギリでパンフは売り切れだったので、
パンフが買えたのは初めて。
他にもいろいろな本が増えていました。
Vfsh0208こちらはチラシの裏表。
本は著作権に引っかかるかと思いますが~
チラシならいいでしょう?
Vfsh0209裏面のアップ。
アンティーク着物って独特ですよね。
この振り袖が素敵~~!

Vfsh0210こちらは貸衣装の広告。
Vfsh0211こんな豪華なアンティークで結婚式なんて、贅沢ですよねえ。
Vfsh0212昔の職人技のすごいこと。
そして、組み合わせのセンスが絶妙なんですよ~happy02

「サイズ12はでぶじゃない」

メグ・キャボット「サイズ12はでぶじゃない」創元推理文庫

元アイドルだった寮母が主人公のミステリ。
三部作の一作目。

ヘザー・ウェルズは、28歳。
15歳から歌っていて10歳ぐらいの子に人気がありましたが、もっと自分らしい歌を歌いたいと事務所に訴えたら、首になってしまいました。
さらに、母とマネージャーが有り金持って駆け落ちしたという~とんでもない事情も?!

ニューヨーク大学の学生寮で、副寮母の仕事にありついて3ヶ月。
試用期間が終われば、大学の講義を無料で受けることが出来るのです。
サイズ12とは日本で言えば15号ぐらい~アメリカ女性の平均なので、デブじゃない、が持論。
あちこちで、「どっかで会った?」とか「あのアイドルね」と言われながらも、今の仕事に懸命なヘザー。

直属上司のレイチェルは、完璧主義の細身の美女。
学長夫妻はちょっと変人ですが。
寮のカフェテリアで働くマグダという親友も出来ました。
ところが、寮のエレベーターから女子学生が墜落死。
エレベーターの屋根を飛び移るエレベーターサーフィンという危険なゲームが学生の間で流行っていたためとされますが、その子はそんなタイプではないのに。

そんなとき、ヘザーの元恋人ジョーダン・カートライトの婚約騒動も起きます。
ジョーダンはポップスターで、ヘザーの事務所の社長の息子でもありました。
親の反対を押し切って付き合っていましたが、同棲中に他のタレントとの浮気を目撃したヘザーは家を飛び出したのです。
ジョーダンの兄のクーパーが家の最上階に住むようにと提供してくれて、そのまま住んでいます。

クーパーは探偵で、芸能界一家の仕事からは身を引いている変わり者でした。
クーパーが好きなヘザーですが、大家のクーパーの方は弟の元彼女という目でしか見ていない?
付き合う相手を見ていると~痩せたインテリ女性が好みらしいのです。
ヘザーの危険な行動を冷静に止めようとしつつも~見守ってくれるクーパー。ちょっといい関係に?
元気よく語られ、面白かったです。

食べるラー油のおにぎり

101207_154107急いで移動中のランチです。
食べるラー油って、去年からの流行かな?
食べたことがなかったので~
おにぎりの中にあったので、選んでみました。
101207_154123おかずがセットされていて、好きなおにぎりを一個選べるというセット。
これが美味しい~!
白いご飯とめっちゃ引き立てあってました。

101207_154141おかずも程よく~あっさり目の味わい。
よくあるタイプだけど、できたて。
手作り感があって、美味しかったですdelicious

「夜行観覧車」

湊かなえ「夜行観覧車」双葉社

これまでよりは、ほんの少し後味がいい? 
視点が変わり、それぞれの本音から次第に真相がわかってくるのは、お馴染みの形式です。

高級住宅地ひばりヶ丘に住む3つの家族。
主婦の遠藤真弓は、憧れの住宅地に住むことが出来ましたが、一人娘の彩花がおかしくなってしまいました。
真弓が勧めた近くの進学校受験に失敗して、知っている子のいない滑り止めの中学に通う羽目になった彩花は学校になじめなかったのです。
家では爆発して、わめくようになっていました。
なすすべもなく、逃げ腰の父親・啓介。

ある日、向かいの家で、大きな声と物音が。
問題がなかったように見えた高橋家の父親が殺され、品のいい母親が容疑者となります。
しかし、次男・慎司は行方不明。
その夜、実は真弓がコンビニで慎司に出会っていました。
私立K中学のバスケ部の人気者で、ちょっとアイドルの俊介に似ている慎司に、彩花はひそかに憧れを抱いていたのですが…

一家の長男は関西にいて、すぐには事件も知らずにいました。
親が再婚したので母とは血が繋がっていないのですが、分け隔て無く育ててくれたと思っています。
長女の比奈子は、事件の関係者として何となく遠巻きにされてしまい、親友からもメールが来なくなったことに悩みます。
比奈子は、母親に弟ほど期待されていないことを感じていました。

お隣のお節介おばさん・さと子は、常に近所の動向を見張っています。
ただ嫌な脇役かと思うと、そうでもないんですね。これが。
小さなこだわりや胸に秘めた寂しさ、見栄や迷い…
ちょっと意地悪く~細かく書き込まれていて、説得力があります。
そういったものが募って、時には爆発することも。

誰しも、とんでもない部分も持っている!
思いこんでしまうこともあるけど、話し合えば意外にわかることもある。
善意の芽が救いとなり、軌道修正する可能性はあるという展開に。
なかなか読み応えがありました。

「アンナとロッテ」

テッサ・デ・ロー「アンナとロッテ」日本テレビ放送網

あまり知らない国の本を少し読もうかと。
オランダの小説が何かないかなと探して、読んでみました。

ベルギーのスパの温泉保養所で、偶然に再会した双子の姉妹。
幼い頃はケルンに住んでいたのですが両親を亡くして、別々な親戚に引き取られていました。
ロッテは、オランダの裕福な家庭へ。
何不自由ない暮らしで、義理の姉たちとも仲良く暮らします。
父の従兄弟が義理の父となったのですが、かなり癖があって利己主義なため、浮気による夫婦げんかや重い病気の看病など、意外に重い経験もしています。

アンナは、貧しい農夫の祖父の元へ。
働き手として苛酷な労働を強いられることに。
祖父が死に、伯父が結婚した相手マルタが怠け者でたちが悪かったために、さらに農奴のような暮らしになってしまいます。
見かねた神父が民生委員を派遣し、尼僧院で休養して15㎏太って、やっと人並みに。
神父の計らいで家政婦になる学校を出て、働き始めます。
実の父を知っていたという貴族フォン・ガウリッツの館で働くことが出来るようになり、とても頼りにされるのでした。
恋人のマルティンと戦争中に結婚しますが…

アンナとロッテは互いに手紙が来ないのを不審に思い、忘れられたと思うのが辛く、しまいに死んだものと思ってしまう。
ロッテの送った手紙は祖父や叔父が留めていたのです。これもずいぶん酷い話ですね。
若い頃に一度、アンナが生きていると知ってロッテが喜んで連絡をとり、やっと再会します。思いこんでいた年月が重くて、自然な態度が取れなかった二人。

ロッテにはユダヤ人の恋人が出来ますが、ナチスのユダヤ人狩りにあってあっけなく失ってしまいます。
当初は命に関わるとまで知られていなかったので、ユダヤ人はいるかと言われて前に出てしまったのです。
その後、ロッテは何人もユダヤ人を匿うという経験をしたため、ドイツ人嫌いになり、また自分がドイツ人という非難を受けたこともあり、どこか心を閉ざしています。

ロッテは子供にも孫にも恵まれたのですが、アンナと再会したときには戦後45年、夫の死後10年たっていました。
アンナに比べれば圧倒的に恵まれているために罪悪感もあり、複雑なのです。
何度もアンナの話を聞き、時に反発しつつも、次第に理解し始めるのですが…
第二次世界大戦を挟んで、オランダとドイツという国情の違う国で育った波乱の人生。重厚ですが、女性の視点なのでわかりやすいです。

著者は1946年オランダ生まれ。
ドイツ人を嫌う雰囲気の中で育ち、長じてフランスでドイツ人女性の話を聞く。ナチス支配下のドイツの一般人もまた被害者であったと思うようになり、その女性がアンナのモデルに。
ロッテにはいくらか母の面影があるらしい。
93年発表のベストセラー。
15カ国語に翻訳され、2002年映画化。

きものバービーの細部

「あけましておめでとうバービー」さんの細部です。
ガッチリ留められてるんで~
このまま飾っておくべき物かも知れませんが~
Vfsh0195帯がどうなってるのかどうしても知りたいので…
解き放たれました!

Vfsh0199髪は綺麗なアップです。
やっぱり、このカンザシがすごいでしょ。

Vfsh0202襦袢はないけど、袖の内側が綺麗なので許せます。
帯は…
Vfsh0201ふくら雀のつもりかな…立て矢が混ざってる?
気持ちはわかるような…coldsweats01

Vfsh0203帯締めはちゃんと結んでありますよ~。

Vfsh0204帯をめくると、腰ひもが結んである!
これじゃ、お端折が綺麗じゃなくても無理なないか~。

Vfsh0206半襟はどうなってるのかな?
袖無しのシャツみたいになってるらしい。
がんばってますね~ちょっと感動heart04

「紫紺のつばめ」

宇江佐真理「紫紺のつばめー髪結い伊三次捕り物余話」文藝春秋

シリーズ2冊目。
江戸時代に生きていたの?と思うような自然な書きっぷり。

芸者と間夫という仲の~文吉と伊三次。
廻り髪結いの伊三次は、同心の不破の髪を毎朝結いに行き、時おり手伝いもしていました。
伊三次は貯めておいたお金を盗まれて、店を持つ夢が遠のき、所帯を持ちたいと思いながらも、文吉こと、お文にはっきりしたことを言えずにいます。
深川芸者で自前で出ている文吉には、ふたたび旦那の話が。
張り合う芸者より着物がみすぼらしいと比較された文吉は、思わず…
二人の間には、危機が。

一方、伊三次はたまたま昔のご贔屓の所に立ち寄った後で、老人が殺され、思わぬ強盗の疑いを掛けられてしまいます。
不破はかばいきれずに、その詮議を他の人に任せました。
怒った伊三次は、不破から離れますが…?!

不破の妻のいなみに丸髷を結うことを頼まれ、様子がおかしいと気づきます。いなみには、仇と思う相手があるのです。
その人物が上京していると知り、不破の配下は一丸となって事態の収拾に。

娘が何人も行方知れずになり、神隠しかという騒ぎに。
文吉の女中・おみつも…?!
主要なメンバー数人のそれぞれに変化も起きつつ、いきいきと描かれます。
苦い展開も挟みつつ、ほのぼのとした結末に。

「お好みの本、入荷しました」

桜庭一樹「お好みの本、入荷しました 桜庭一樹読書日記」

読み終わったけど…
メモを取らないと!

いつでもどこでも本を読む桜庭一樹。
夢中になって読んでいる様子の海外の本や、編集者が持ってきてくれたお薦めの本、手に入りにくい昔の逸品などがいろいろ出てきます。
「ヒースクリフは殺人犯か?」という本に、香りが重視されないのが英国の伝統で「ドリアン・グレイ」が英国で人気なかった理由とか?
…そうなの?と筆者同様、私も思うしかない。面白い意見ですけど。

マキューアンの「贖罪」を読んで、すごいと打ちのめされたとか。
わかる気がすします~。
しかし、続けて紹介されているマキューアンの他の作品が…そんなに変なのが多いとは知らなかったわ。

「教科書に載った小説」ってのも面白そうだな…

萩尾さんの「残神」を読んで、半日涙が止まらなかったそう。

番組のためのアイルランド旅行で、俳優の案内するツアーに参加したんですね。
「ゴドーを待ちながら」を演じているのが、ほとんどコントで、原作を読んだイメージと違うので驚いたとか。

編集者さんとの飲み会や、下の欄のコメントも面白かったりします。
映画「ブレードランナー」のルトガー・ハウアー最後のセリフを英語でけっこう長々と喋る編集長とか。わはは。
私も大好きな映画です!が、そ、そんなことは~coldsweats01

何度もポスターなどの写真を撮る機会があるのでしたが、なぜかそのたびに、桜庭一樹は顔が違う。しかも、そのつど誰かに似ている…?
編集者に熱弁をふるっていると、毎回のように爆笑されるようになってしまう。話題も相手も違うのに‥なぜ?
友達から送られた写真は、正面を向いたラマ。「あなたに似ている動物を見つけた」と。納得いかない様子ですが…似ているかも?

そして突然の入籍。
予定していなかった披露パーティーは、吉本のビルですることに。
結婚に至るまでのことは何も書いてないので、いつ付き合う暇があったのか?って感じだけど~
引っ越し荷物の片づけの下りが、笑えます。
なかなか居心地の良さそうな夫婦関係ですね。

あけましておめでとうバービー

Vfsh0189着物を着たバービーさんです。
「HappyNewYear」とラベルには書いてあったもの。
背景には謹賀新年と書いてあります。
検索したら、商品名は~「あけましておめでとうバービー」となっていました。
…ややこしい…
Vfsh0190なかなか自分で新作を作るのが進まないので~
売っているのでいいのがないかな?と探していて見つけました。
2007年の物です。
外国人の考える着物って、いまだに妙なのが多いけど、これはかなりリアル?
白い半襟もちゃんと見えてるし。
Vfsh0191
晴れ着にふさわしく、細い伊達襟も見えてます。
ピンクの生地は光沢があり、帯もゴージャス!
…帯揚げがないけどね。
日本人に取材したんじゃないのかしら~?
この簪がちょっとすごい!
メークも日本人らしい感じがします。
Vfsh0192これだけ国際交流もあり、
ネット画像だって簡単に入手できるんだから
あたり前かも知れないけど~coldsweats01

帯がどうなってるのかな…

「メッセージ そして、愛が残る」

ギヨーム・ミュッソ「メッセージ そして愛が残る」

映画化されて、日本でも公開されましたね。
7冊の作品がほとんど映画化予定されているというベストセラー作家の、事実上の~デビュー作です。
読んだのは3冊目になりましたが、書かれたのはこれが一番早い。
一貫して生と死を扱っています。

この話が一番、導入はゆったりしているかも。
仕事はやり手だけれど、妻マロリーに去られてしまった主人公の弁護士・ネイサン・デル=アミーコ。
幼い少女マロリーの住む豪邸の~家政婦の息子だった彼。
池で溺れた彼女を助けて一度死にかけ、トンネルの向こうの白い光を見たことがありました。

二人は次第に強く惹かれあい、マロリーは親に反対されても恋を貫きました。
あれほど愛し合った夫婦だったのに、どこで歯車が狂ったのか。
ネイサンは義父ジェフリーに味あわされた屈辱を跳ね返すために成功を求め、敏腕弁護士として認められますが、家族と暮らす時間がほとんど無くなっていきます。
マロリーは、ボランティアに熱中することに。
ネイサンにはそれが、金に困ったことのない人間の余裕に思えるのでした。純粋なマロリーは、関心を示さないネイサンに苛立つようになり、二人の心は離れていきます。

ある日ネイサンは、迫り来る死の前に、後悔しないような行動を取れと勧める「使者」に出会い‥?
反発を覚えながらも、人間的な魅力に引きこまれて、話を聞くようになります。
まず、娘のボニーとの時間を取り戻そうと決意するネイサンですが‥
一枚ずつ秘密の扉を開けるように、人の心が見えてきます。

終末医療に携わる医師ギャレット・グッドリッチが「使者」でもあるのです。
魅力的な謎の人物をマルコヴィッチがやりたがったというのは、理解できますね。

2010年にご紹介した本

2010年1月に紹介した本
「極北クレイマー」 海堂尊
「ラビリンス」 ケイト・モス
「アイスクリン強し」 畠中恵
「世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方」 苫米地英人
「カラスの親指」 道尾秀介
「田村はまだか」 朝倉かすみ
「たたり」 シャーリィ・ジャクスン
「完全恋愛」 牧薩次
「ビカミング・ジェイン・オースティン」 ジョン・スペンス
「チルドレン」 伊坂幸太郎
「トワイライト2」 ステファニー・メイヤー
「矢上教授の午後」 森谷明子
「ミレニアム2」 スティーグ・ラーソン
「秋期限定栗きんとん事件」 米澤穂信
計14冊

2月
「世界一の美女になるシークレット・レッスン」 イネス・リグロン
「ころこころ」 畠中恵
「修道女フィデルマの叡智」 ピーター・トレメイン
「エンジェル・エンジェル・エンジェル」 梨木香歩
「アルケミスト」 パウロ・コエーリョ
「疑心」今野敏
計6冊

3月
「リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー
「深山に棲む声」 森谷明子
「ルイザと女相続人の謎」 アンナ・マクリーン
「笑う警官」 佐々木譲
「シェイクスピア・シークレット」 ジェニファー・リー・キャレル
「こいしり」 畠中恵
「ずっとお城で暮らしてる」 シャーリィ・ジャクスン
「配達赤ずきん」 大崎梢
「相棒」 五十嵐貴久
「悪魔の調べ」 ケイト・モス
「暴雪圏」 佐々木譲
「蛇、もっとも禍し」 ピーター・トレメイン
「贖罪」 湊かなえ
「ルイザと不穏な休暇」 アンナ・マクリーン
「しがみつかない生き方」 香山リカ
「ミレニアム3」 スティーグ・ラーソン
「食堂かたつむり」 小川糸
「エリザベス-華麗なる孤独」 石井美樹子
計18冊

4月
「空の中」 有川浩
「天使はモップを持って」 近藤史恵
「アン・ブリンの生涯」 キャロリー・エリクソン
「レッドデータガール2」 荻原規子
「トワイライト3」 ステファニー・メイヤー
「花や散るらん」 葉室麟
「夜想曲集」 カズオ・イシグロ
「ポトスライムの舟」 津村記久子
「ジョーカー・ゲーム」 柳広司
「警察庁から来た男」 佐々木譲
「王と最後の魔術師」 エレン・カシュナー
「平台がお待ちかね」 大崎梢
「ホアズブレスの龍追い人」 パトリシア・A.マキリップ
「魔王」 伊坂幸太郎
「ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日」 キンバリー・ウィリス・ホルト
「追想五断章」 米澤穂信
「巡礼者たち」 エリザベス・ギルバート
「花散らしの雨」 高田郁
計18冊

5月
「拮抗」ディック・フランシス
「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子
「蛇の形」ミネット・ウォルターズ
「あなたの苦手な彼女について」 橋本治
「剣の名誉」 エレン・カシュナー
「龍神の雨」 道尾秀介
「ウィークエンド」 ピーター・キャメロン
「学問」 山田詠美
「ラウィーニア」 アーシュラ・K・ル=グウィン
「Another」 綾辻行人
「スペイン フェリペ2世の生涯」 西川和子
「サイン会はいかが」 大崎梢
「ソウル・コレクター」 ジェフリー・ディーヴァー
「図書館戦争」 有川浩
計14冊

6月
「冬の薔薇」 パトリシア・A.マキリップ
「人間失格」 太宰治
「犬の力」 ドン・ウィンズロウ
「宵山万華鏡」 森見登美彦
「ゼルプの裁き」 ベルンハルト・シュリンク
「武士道セブンティ-ン」 誉田哲也
「白夜に惑う夏」 アン・クリーヴス
「警官の紋章」 佐々木譲
「翡翠の家」 ジャニータ・シェリダン
「1Q84 book1」 村上春樹
「彫刻家の娘」 トーベ・ヤンソン
計11冊

合わせて81冊かな…たぶん?

7月
「るり姉」
「食べて祈って恋をして 女が直面するあらゆること研究の書」 エリザベス・ギルバート
「まほろ駅前番外地」 三浦しをん
「きみを想う夜空に」 ニコラス・スパークス
「あるキング」 伊坂幸太郎
「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」 パウロ・コエーリョ
「数えずの井戸」 京極夏彦
「バッド・モンキーズ」 マット・ラフ
「プリンセス・トヨトミ」 万城目学
「ユダヤ警官同盟」 マイケル・シェイボン
「退出ゲーム」 初野晴
「名画で読み解くハプスブルグ家12の物語」 中野京子
「出世花」 高田郁
13冊。

8月
「石が流す血」 フランセス・ファイフィールド
「ファミリーツリー」 小川糸
「真鶴」 川上弘美
「あたしはメトロガール」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
「新参者」 東野圭吾
「パパはマイナス50点」 小山明子
「女王フアナ」 ホセ・ルイス・オライソラ
「片耳うさぎ」 大崎梢
「死は万病を癒す薬」 レジナルド・ヒル
「冥談」 京極夏彦
「警視の孤独」 デボラ・クロンビー
「蝶々」
「川は静かに流れ」 ジョン・ハート
「星間商事株式会社社史編纂室」 三浦しをん
「エルサレムから来た悪魔」 アリアナ・フランクリン
「八朔の雪ーみをつくし料理帖」 高田郁
16冊。

9月
「身の上話」 佐藤正午
「ガンジス河でバタフライ」 たかのてるこ
「町でいちばんの美女」 チャールズ・ブコウスキー
「介護と恋愛」 遙洋子
「神去なあなあ日常」 三浦しをん
「モーターマウスにご用心」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
「怖い絵」 中野京子
「ツ、イ、ラ、ク」 姫野カオルコ
「ノンストップ!」 サイモン・カーニック
「植物図鑑」 有川浩
「死者の館に」 サラ・スチュアート・テイラー
「同期」 今野敏
「500年のトンネル」 スーザン・プライス
「廃墟に乞う」 佐々木譲
「エコー・パーク」 マイクル・コナリー
「ダブル・ファンタジー」 村山由佳
「敗北を抱きしめて」 ジョン・ダワー
「天地明察」 冲方 丁
「隣のアボリジニ」 上橋菜穂子
19冊。

10月
「女ざかり」 丸谷才一
「魔法泥棒」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「武士道シックスティーン」 誉田哲也
「捜査官ケイト過去からの挨拶」 ローリー・キング
「天才たちの値段」 門井慶喜
「君を想いて」 ジル・チャーチル
「家、家にあらず」 松井今朝子
「ガラスのなかの少女」 ジェフリー・フォード
「傍え聞き」 長岡弘樹
「死者の短剣 惑わし」 ロイス・マクマスター・ビジョルド
「想い雲」 高田郁
「勝手に来やがれ」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
「東洲しゃらくさし」 松井今朝子
「珊瑚の涙」 ジャニータ・シェリダン
「モロッコでラマダーン」 たかのてるこ
「ひかりの剣」 海堂尊
「まちがいだらけのハネムーン」 コニス・リトル
「ほかならぬ人へ」 白石一文
「原始の骨」 アーロン・エルキンズ
19冊。

11月
「星と輝き花と咲き」 松井今朝子
「ペニーフット・ホテル受難の日」 ケイト・キングズバリー
「柚子の花咲く」 葉室燐
「時空を超えて」 ギヨーム・ミュッソ
「小暮写真館」 宮部みゆき
「日曜哲学クラブ」 アレグザンダー・マコール・スミス
「SOSの猿」 伊坂幸太郎
「容疑者たちの事情」 ジェイニー・ボライソー
「阪急電車」 有川浩
「プリンセス・ダイアリー1」 メグ・キャボット
「江 姫たちの戦国」 田淵久美子
「イリアスートロイアで戦った英雄たちの物語」 アレッサンドロ・バリッコ
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目学
「エアーズ家の没落」 サラ・ウォーターズ
「天国旅行」 三浦しをん
15冊。

12月
「しっかりものの老女の死」 ジェイニー・ボライソー
「薬指の標本」 小川洋子
「天国からの案内人」 ギヨーム・ミュッソ
「ブギウギ」 板東真砂子
「ダージリンは死を招く」 ローラ・チャイルズ
「球体の蛇」 道尾秀介
「夜の試写会」 S.J.ローザン
「幻の声ー髪結い伊三次捕り物余話」 宇江佐真理
「介護うつ」 清水良子
「ガサガサ・ガール」 ナオミ・ヒラハラ
「勝手にふるえてろ」 綿矢りさ
「夢の蛇」 ヴォンダ・N.マッキンタイア
「ねずみ石」 大崎梢
「妖精の丘に再ふたたび」 ダイアナ・ガバルドン
「アラミスと呼ばれた女」 宇江佐真理
「待ちに待った個展の夜に」 ジェイニー・ボライソー
「終の住処」 磯崎憲一郎
17冊。

後半の合計が91冊…たぶん。
前半の81冊と足すと、172冊。
これは私にしては、けっこう多いですね…
新しく読み始めた作家さんが何人かいますね~。
パウロ・コエーリョ、ギヨーム・ミュッソ、大崎梢、たかのてるこ、宇江佐真理、アンナ・マクリーン、ジェイニー・ボライソー、アレグザンダー・マコール・スミスなど。

ベスト本は、国内なら冲方 丁「天地明察」かな。
じっくり書かれた「小暮写真館」や活気ある「星と輝き花と咲き」もよかったです。
お気に入り畠中さんの「アイスクリン強し」も好み。
高田郁さんも好き~!
三浦しをんも順調、森見も万城目もいい感じでした。
佐々木譲さんも!
大崎さんも楽しみだし、あ、有川浩さんもこの4月からなんだ?!(それまで男性と思ってました)はずれなしですねえ。

海外ではパウロ・コエーリョの「アルケミスト」かな…ユニークで。
ユニークさではエリザベス・ギルバートの「食べて祈って恋をして」も面白かったです。人生経験によっては受け付けない人もいるかと思いますけどね。

歴史物ではアン・ブリン関係がマイブームでした。
ケイト・モスやアリアナ・フランクリンなど、歴史ミステリ系の新作もありましたね。
ピーター・トレメインも順調でした。
あ、「ビカミング・ジェイン・オースティン」もよかったです。映画化された物もDVDで見ましたよ~。

海外ミステリならファイフィールドの「石が流す血」がインパクト強かったです。
ジェフリー・ディーヴァーのヒロインも好きだし、ジャネット・イヴァノビッチも楽しみ。
ごひいきサラ・スチュアート・テイラーもデボラ・クロンビーも、レジナルド・ヒルもマイクル・コナリーも、新作読めてよかった。
サラ・ウォーターズもね。やはり重量級。
ジェフリー・フォードやローリー・キングも好きな作家だなあ。
このミスで1位だったオコンネルの「愛おしい骨」も読みましたが、よかったです~ご紹介はまだなんですがcoldsweats01

ファンタジーはマキリップの本が何冊も出たのが、何と言っても嬉しい!
ビジョルドの「死者の短剣」もなかなか。
ステファニー・メイヤーの「トワイライト」も読み続けました~次の作品「ホスト」も読みましたが面白かったですよ。
自己啓発本は前半に読んでましたね。後半はもう頑張れなくなってたんで…
介護関係の本は皆ガッツリ印象に残りました。濃い経験ですよね。

アンナ・マクリーンのオルコットが探偵というシリーズも始まって、これが楽しかったので、他の歴史ミステリやコージー系も探しました。
ジェイニー・ボライソーは私にとっては新人賞物。新人じゃないですけどね。
ケイト・キングズバリーも楽しみです。

爆睡、そして…

Vfsh0082うちの猫・みゅんが、いつもの窓辺で寝ています。
そーっと近寄ると…ちょっと変な格好?
Vfsh0081キルトを抱きしめるように寝ています。

Vfsh008610分後、ふと見ると…あれ?
プロバンス土産のキルトがいつになく皺になっています。
猫の方は…
Vfsh0091隣の部屋でした!
友達がくれたビデオの箱にスリスリ中。
Vfsh0095新しい物が部屋に置かれると、匂い付けに大忙しなんです。
Vfsh0101さてと、これぐらいでいいかな?
とばかり~
今度はベランダに向かって。
「ここ、開けてね」
と、背中で無言の催促catcoldsweats01

「クリスマスに死体がふたつ」

ジェイニー・ボライソー「クリスマスに死体がふたつ」創元推理文庫

シリーズ3作目。
大人の女性が主人公で、すっかりお気に入りのシリーズです。
こちらをクリスマス頃にアップすれば、ちょうどいいと思っていたのに~
間違えて、4作目のほうを先にご紹介してしまいました。延ばしても季節はずれがひどくなるばかりなので…ご紹介しときますcoldsweats01

コーンウォールで一人暮らしのローズは画家で、40代後半の未亡人。
すらりとして若々しく実は美人ですが、ふだんは気楽な格好で全然オシャレをしない。
人が打ち明け話をしたくなるような人柄なのです。

今回は、クリスマス前からの寒い時期。
2作目でジャック・ピアース警部とは別れましたが、ジャックの方の気持ちは変わっていません。
夫を失った悲しみからやっと立ち直ったローズは、束縛されたくないので、すぐケンカになってしまうジャックとは、友達としてなら付き合いたいという考え。

ローズが絵を描きに人気のない海辺へ出かけたとき、女性の悲鳴を聞いて驚き、警察へ通報します。
レスキュー隊が駆けつけますが何も発見されずに、大恥をかくことに。
空耳?とは思えないのですが‥

芸術家仲間のパーティーで出会ったハンサムな画家のニックと、何度かデートに出かけますが、盛り上がるには至りませんでした。
売れている画家で個性的な美女ステラの個展が開かれます。
招かれてきていたモデルのジェニーが、ニックの元恋人だったと、ローズは初めて耳に挟みます。
豊満で美貌のジェニーですが、ややトラブルメーカーで、実際には不安定な生活。3年同棲したニックと別れてからは、不運だったのです。
このとき同席したマディは陶芸家で、かわいい手作りの品の店を持っています。彼女は、ローズがもっと親しくなれそうな予感のあった女性。
芸術家仲間との交流を楽しみにしていたローズでしたが…?!

ジェニーが行方不明になり、次いで死体が発見されて、ローズも容疑者の一人になってしまいます。
ジャックも落ち着いていられない。
しかも、古い白骨死体までが‥?!
コーンウォールの美しい景色を背景に、個性的な登場人物、意外な展開で、目が離せません。

「横道世之介」

吉田修一「横道世之介」毎日新聞社

田舎から何となく~東京の大学に出てきた世之介、18歳。
時代は、バブルの頃。
新宿アルタ前をウロウロしている所から、始まります。
住む所は、都心からは1時間半のアパート。これが東京?と思うような場所だけど~4万円で探したのだから仕方がない。

大学初日に隣にいた倉持に声をかけられます。
ついで、教室で声を掛けてきた女の子・阿久津唯と、知り合ったばかりの3人でサークル勧誘を見ているうちに、何となくサンバ同好会に入ってしまう。
といっても年中サンバを踊っている会でもないのですが。
部屋を引っ越したいとバイトに精を出し、ホテルのルームサービスで働くことに。
バイトは夜間が多いので、駅に近くエアコンのある部屋に住む加藤の所にしょっちゅう泊まってしまうのでした。

サンバ同好会に一緒に入った二人は男女の仲になり、何と妊娠して結婚という展開に。
倉持の親は大学を辞めて就職するという息子に絶句しているので、金を貸し、引っ越しも手伝う世之介。
「別に使う当てないからいいよ」と。

ねるとんのオーディションに出たり。
友達と入ったカフェで見知らぬ美女に声をかけられ、別れ話をする間ついてきて弟の振りをして欲しいと頼まれたり。
そうこうするうちに世之介は、お金持ちのお嬢様・祥子になぜか気にいられます。
海へ行く約束をして、海水浴のつもりが、何とクルーザーに乗せられる。
夏休みには、郷里までやってきた彼女。
そこで、二人は海辺で思いがけない経験をする‥

世之介というふざけた名前の男~というよりまだ男の子。のほほんとしてだらしないが、よく言えば明るくて欲がない。
普通に育った男子の自然な優しさが微笑ましい。じんわりと浸みてきます。将来を考え始める原点も、ちらほら。
何気ない大学1年生のちょっとした新体験に満ちた暮らしをメインに、のちに周りにいた数人のその後をまじえて。
18の頃を思い出します。その頃の経験というのは、確かに鮮烈かも知れない。
笑えてちょっと切ない、いい話でした。

[追記]2013年、映画化されて、公開になるようです!

おみやげのケーキ

Vfsh0148兄たちが家に来たときのおみやげ。
Vfsh0150チョコレートケーキは、見るからに~しっとり。

それに、大きめのアップルパイ!
Vfsh0149見るからに美味しそう~…

ところが私がお腹をこわしていて、食べ物を受け付けない。
これが食べたいがために必死で治したっていうかcoldsweats01
Vfsh0161こちらはもう少し日持ちするタイプ。

Vfsh0162特にこの生姜のケーキがユニーク。
甘く煮た生姜がガッツリ入ってました。
美味しかったですよ。

実は母が入院している病院の近くのお店だとか。
確かbasel…ってどう読むんだっけ…バーゼル??

振り袖の帯を替えて

Vfsh0164若草色のぼかしの振り袖、続きです。
帯を替えました。
前にふくら雀を作ったのと同じサーモンピンクの金襴で~
古典的な柄です。
Vfsh0166ちょうど大河ドラマでやっていた浅井長政の家紋に似ているのにはビックリ。
帯揚げは前のまま、ふっくらと白っぽい方を見せています。
帯締めは、金の入った太いグリーンで、さわやかに。
帯が花柄に似た可愛い色目で、グリーンと白が入ってるので、まとまりそう。
合いすぎるぐらい?
Vfsh0168帯揚げと帯締めを替えてみました。
帯締めは白っぽいピンクで、フォーマル感あるけど、控えめに。
Vfsh0172帯揚げは、若さを強調した可愛らしい物に。
ピンクの絞りのアンティーク、つまり本物です。
カットして三つ折りにして使っています。
Vfsh0176帯のアップ~
形は紫の帯と同じ、二枚羽文庫です。
今年の初縫い。
大好きな布ですが~
厚いので、扱いやすくはなかったですcoldsweats01

「大聖堂 果てしなき世界」

ケン・フォレット「大聖堂 果てしなき世界」ソフトバンククリエイティブ

「大聖堂」の続編。
200年後、既に大聖堂が建っている街キングズブリッジが舞台です。

騎士のサー・ジェラルドの長男で、のちに建築職人になるマーティン。
その弟で、大柄で強いが粗暴なラルフ。
この二人は、前作の登場人物の子孫に当たります。
そして、裕福な羊毛商人エドマンドの娘で、利発な美少女カリス。
土地を持たない貧民の娘グウェンダ。
この4人の子供らが森で偶然に、騎士が襲われて相手を殺す事件を目撃する所から始まります。

そのときの騎士トマスは、修道院へ。
修道院長を目指す修道士ゴドウィンは、カリスの伯母の息子。穏当にふるまっていますが、実は野心家。
修道院の内部抗争も描かれます。
女子修道院の存在が大きくなっているのも、時代の流れというか、前作とは違う興味をそそります。

グウェンダが恋するハンサムな農夫のウルフリックには、美しい婚約者がいました。
望みのない恋に思えたのですが、思いがけなくウルフリックの親が亡くなって、その土地所有を巡って危機に陥り、婚約も解消に。
当時は、当然のように息子が継げるというものでもなかったという意外な盲点が。
薄幸のグウェンダが捨て身で尽くします~一途で、けなげ。

人が集まっている市の日に、橋が落ちるという大惨事が起き、街は大混乱に。
マーティンは親には期待されない息子でしたが、橋の欠陥を見抜き、才能を発揮していきます。
カリスと想い合いますが、親方の娘に言い寄られて妊娠させたという騒ぎになり、それは濡れ衣だったのですが、ギルドに入れなくなり‥?!
臨場感があり、ドラマチックです。

橋の再建を巡って、修道院とギルドは対立。
建築職人のマーティンらは、ロンドンに半年以上滞在して、民事裁判の結果を待つことに。
橋がなければ人が集まらなくなって大きな市は寂れ、国王へ払う税金も少なくなると訴える羊毛商人のエドマンド。
エドマンドの娘カリスは、父の片腕となっていきます。

1年遅れて橋の建設はやっと始まりますが、修道院長のゴドウィンは執念深い性格で、何かと対立する面々を陥れようとするのです。
カリスはとうとう命の危機に。
魔女裁判にかけられ、魔女でない証明は難しいため、修道女になるしか生きる道が無くなってしまうのです。
失意のマーティンは、フィレンツェへ向かうことに。
カリスは女子修道院で働き、有能さを生かすようになります。

マーティンの弟ラルフは粗暴で、騎士として領主に任ぜられたものの、自業自得で裁判にかけられますが‥
人を殺しても動じないサイテーの人格が、戦場では役に立つという‥?!
悪役はかなり悪役で徹底していますが、それなりに生きていく運命が何とも。

フィレンツェはペストで滅びたようになり、マーティンは帰国します。
ところが、やがてイギリスもペストが流行り始め、キングズブリッジを猛威が襲う。
街にとどまって治療に奮戦するカリスは信頼を集め、余所の人間から聖女とも言われる存在に。
混乱する状態で、マーティンとも半ば同棲しているような生活になるのですが、事態が落ち着くと~女子修道院長としてはそれが出来なくなる皮肉。

危機は次から次へとめいっぱいで、スリル満点。中世の独特な環境が興味深いです。
登場人物は苦労も多いですが、かなり勧善懲悪的というか~収まる所に収まる結末なので、読後感はすっきり!

「退屈姫君伝」

米村圭伍「退屈姫君伝」新潮文庫

三部作の真ん中。
めだかという名前の姫が主人公。
五十万石という豊かな藩の殿様の末娘で、父に甘やかされて育ちましたが、突然婚儀が決まってビックリ。
それも、家老の家よりも石高の少ない二万五千石の小藩に…

お歯黒など似合わないからと父にも夫にも言われて、お姫様スタイルのまま。
夫である殿には可愛がられ、狭い屋敷で呑気に暮らしていました。
夫が参勤交代で国許に帰ってますます暇になった折、怪しい出来事に鼻を突っ込み…?

時は、老中・田沼の時代。
藩どうしの密約を巡って、お姫様の意外な活躍を描きます。
すごい美形だけど、いたずら好きで、もちろん思いっきり世間知らず。
あんみつ姫っぽいけど、もうちょっと大人なお話。
夫の弟の不審な行動を探るうちに、隠し部屋や外へ出る抜け穴を発見。
弟も退屈して、こっそり夜遊びなどしていたのですね。

そうこうするうちに、めだか姫は、屋敷を探索していた真っ黒な顔の少女で実は忍者のお仙と出会います。
仲良くなって、屋敷を抜け出し、お仙の勤めるお茶屋でちょっとだけ働くと、天女がいると客がどんどん集まってくる大騒動に。

藩の取りつぶしを狙う田沼に難題を持ちかけられますが、それまでの人脈を駆使して、巧みにすり抜けるのです。
あっぱれ、ただの綺麗なお馬鹿さんじゃなかったんだね~というお話。
講談調で面白おかしく語られ、退屈はしませんよ。
やや下ネタが多すぎるけど、言葉遣いが珍しいので、こんな言い方をしたのかねえ?と驚いちゃうため、さほど卑猥な感じはしません。
三部作の一冊目、三冊目を後から読みましたが、差し支えなかったです。

若草色のぼかしの振り袖

Vfsh0065_2お正月なので~着物で登場して貰いましょう。
ってもう松の内ギリギリですけど…coldsweats01
momokoの「コスモスの片思い」~秋桜さんがトップバッター。

Vfsh0064お正月らしい飾り付けも何も出来なかったんですけどね。
大人しやかな彼女に若草色の着物で~
何となくウサギっぽいかな?なんてwink
Vfsh0071こちらは年賀状に使った写真です。
襟にちょっとピンクの花が見えるのが可愛いかなと[かわいい]

髪の色も柔らかいので、帯は濃いめの色にしてみました。
帯揚げは、同系の紫の入ったお気に入りの絞りで。
帯締めは、目の色に合わせたブルー系で。
金が入っていない着物だから、控えめな合わせ方です。
Vfsh0076立ち姿、横から~
左袖の前の柄行きは派手に、後ろはこうなってます。
裏地はレモン色。
長襦袢は薄いサーモンピンクです。
Vfsh0078 立った姿が何となく色っぽい?
草履を履かせると立ちにくいので、裾を長めにして隠してたりして[るんるん]

いぜんに色違いの着物をお披露目したことがあります。
そのときの柄の配置が良かったので、ほぼ同じような感じに裁ちました。
とくに前裾や、右肩から袖のあたりとか。地色の空間が見えて、花が垂れ下がるような配置がいいかな?と。
左袖は全然違うんですけど。
その「ピンクのぼかしの着物」は、2009年のお正月3人目として、秋桜さんが着ています。
こっちの色違いにも見覚えある方いらっしゃるかも…2009年11月に、「お着物お仕立て中というか」というタイトルで、裁った所をご紹介したのです。
そして、昨年、唯一仕上がった振り袖となりました~coldsweats01

「友だち、恋人、チョコレート」

アレグザンダー・マコール・スミス「友だち、恋人、チョコレート」創元推理文庫

哲学誌の編集長イザベルの素人探偵シリーズ2作目。
タイトルがオシャレですね。
デリカテッセンを経営する姪のキャットが、友達が結婚するのでイタリアに行く間、代わりに店に入ってくれるかと聞きに来ます。
イザベルの仕事は融通がきくし、キャットの店は前にも手伝ったことがあるので、すぐ承知するのでした。

そこで出会った男性イアンに、意外な話を打ち明けられます。
心臓移植を受けて以来、知らない男の顔が頭に浮かんで、とても苦しい気がするのだという。
内臓に記憶はあるのか?
まさかドナーを殺した犯人の顔では‥?!
放っておけないものを感じたイザベルは…
ドナーを捜し当てて、訪ねると、その身近にいた男性の顔が?!

ジェイミーは心配して関わり過ぎるのを反対しますが、そういうイザベルのことが好きでもあるのです。
キャットの元恋人のジェイミーはバスーン奏者で、今ではイザベルの親友に近い~友達以上恋人未満の存在。
15歳も下なので恋愛対象にはならないと自戒しつつ、ジェイミーに恋人が出来た様子に動揺するイザベルでしたが‥

キャットに接近する男性トマッソの意外な展開も。
キャットには年齢が上すぎると聞いて、自分とあまり違わない彼を見て考え込むイザベル。
トマッソの方もイタリア男らしく慇懃にイザベルに誘いをかけるのですが、実は女性としては見ていないらしい?微妙な駆け引き。
トマッソがスコットランドに来た用件には、ビックリ。

表紙の狐は、エディンバラの街中にも出没するそうで~イザベルの家の庭にも現れるのにミスター・フォックスとあだ名を付け、ちょっと鳥の骨など置いてやっているのです。
目が合うと、敵ではないなと認知して歩み去っていく。

問題は刑事事件まではいかない微妙なところだけど、日常の謎というには大きいかな。
知的できまじめで親切な~ユニークな大人の女性が、やや不器用な行動を取りながら、いろいろなことに真摯に考えを巡らせていく様子を描いた、ゆとりある小説。
チョコレートについての考察も微笑ましい。

お正月の花

Vfsh0153お正月用に生けたお花です。
今年はすっきりあっさりと。
若松と葉牡丹と菊と千両。
一番簡単に決まる~という観点から選んだ組み合わせです。
Vfsh0160少し丈が長めだったので、ちょっと後で低くしました。
長めにしちゃうの、癖なんですよ。

Vfsh0141こちらはリビングのお花。
大きな壺に生けるのはやめて、ロウテーブルのみに。
Vfsh0142白いストックと小菊を使って、丈高くモダンに。
色も、白と赤紫に銀柳という~それでもお正月ですから、千両は多めに。
千両は買った物だけでなく、いつのまにか裏庭に咲いていたのも足しています。

母が入院中で忙しいのと、父の親しい親戚が秋になくなったので、あまり華やかにはしませんでした。
それでも、せっかくのお正月。
無事に迎えられたことを祝いたいと思いましてhappy01

全日本フィギュア男子結果

遅ればせながらメモしておきます。
フィギュアスケート全日本男子の結果です。

1位、小塚崇彦 計251点
SPもFSも1位の文句なしの出来。

2位、織田信成  237
3位3位は意外な苦戦だけど、総合では2位確保。

3位、高橋大輔  236
SP4位の出だしですが、巻き返し。

4位、羽生結弦  220
今シーズンシニアデビューで存在感を示しました。フリーはちょっとスタミナ切れ?

5位、無良崇人  207
6位、町田樹    204
7位、村上大介  198
8位、中村健人  193
9位、中庭健介  191
10位、南里康晴 187
11位、田中刑事 183
12位、木原龍一 178

「巡査の休日」

佐々木譲「巡査の休日」角川春樹事務所

札幌大通署シリーズ。
佐伯刑事が中心のシリーズですが、今回は小島百合巡査のほうがむしろ、メインかな?
いつもの面々がそれぞれの担当の仕事をしつつ、最後に出てくる休日まで頑張ります。

小島百合が逮捕したストーカー蒲田光也。
あの事件で逮捕のわずか数日後、病院で怪我で治療中に逃亡してしまいました。
1年2ヶ月たっても行方が知れないまま。

あのときストーカーされた村瀬香織は、風俗の仕事を辞めて、美容学校に通っています。
彼女の元に謎めいた警告のメールが送られてきて、小島百合は警護に就くことになるのでした。
折しも、よさこいソーラン祭りが木曜日から日曜日まで行われる時期。
香織はメインの踊り手のため、抜けるわけにはいかない。
小島百合は香織に張り付くため、脇で簡単な振り付けで踊ることになってしまいます。

津久井は、もと自衛官だった蒲田の行方を追って、生家や元上官を訪ね歩くことに。
札幌では、バイクによるひったくり事件も頻発していました。
一方、前からの事件を抱えた佐伯は暗礁にぶち当たり、密かな行動を続けるのですが…

前々からの事件の続きでもあり、なかなか警官の仕事は難しいものだと思いますが…
それぞれの働きぶりに好感が持てます。
絡み合う事件がやがて、よさこいソーランの場へと終結していき…?
苦しみもありつつ乗り越えて、まずは満足な読み応え。

お正月のご馳走

Vfsh0137元旦の夜の食事です。
今年は漢方薬局で屠蘇散を貰ったので、お屠蘇のセットも出しました。
お重の昆布巻きは、いつもの鮎屋で買った物。
Vfsh0138うちでは毎年入れるスコッチエッグは、何とか作りました。
手前の小鉢の昆布巻きはお隣さんがくれた物です。
味がしみてて、良くできてました~。
Vfsh0139手前の白いのがかぶら寿司。
送っていただいた物です。
これは待ちきれずに年末からいただいてました。
「名物に上手い物無しってのは嘘だな~これを食べてみろ」と父が言ってました。
お屠蘇の後に、兄たちが持ってきてくれた蟹のお皿を置いて食べました。
あれ、蟹もお雑煮も写真、撮らなかったみたい。既に力尽きてた‥?
大根雑煮、できたての時はまあまあだったけど、夜にはちょっと‥
どうやったら持つのかな‥??
お雑煮だけでなく、お汁粉もいただきました。
これも我が家の伝統で‥兄は年に一度しか食べないらしい?
Vfsh0127えーと、じゃあ食後のお菓子。
いただきものです。
パティスリー・シマのマカロン。
これならお腹一杯でも入るでしょう?
お菓子は他にもたくさんあったんで一部は兄夫婦におみやげにしました。
兄夫婦が持ってきてくれた物も、とてもこの日には食べられなかった~ですcoldsweats01

「修道女フィデルマの洞察」

ピーター・トレメイン「修道女フィデルマの洞察」創元推理文庫

日本で編まれた短編集の第二弾。
さっそうと事件を解決するフィデルマ修道女。
フィデルマが若い頃の初期の事件も含まれ、興味深く読めます。

7世紀という古い時代に、アイルランドでは、女性が案外活躍していた事実を背景に。
それにしても、若い美女で高位の弁護士資格を持つというのは珍しかったことでしょう。
高位の弁護士は王の前で椅子に座り、話しかけることが出来たというのも、法律が重んじられていたということでですね。

「毒殺への誘い」は、族長が客を呼んだ会食の席で。
強欲で嫌われ者の族長が招いた客は、最初の妻をはじめとして、彼に恨みを持つ人間ばかり。謝罪したいというのですが‥?
そこで殺人が!

「まどろみの中の殺人」は、眠っている間に殺人が…
まじめな若い修道士が目覚めたときには、横に女性の死体、服と手には血が付いていました。
当時、犯罪はお金で償われることが多かったという風習も興味深い。
フィデルマの推理は?

「名馬の死」は競馬場で。
ラーハン王の名馬と張り合って損をし続けていたブレッサル大司教。
王の騎手になっているイランが、元は大司教の騎手だったことから執念を燃やしていました。そのイランが殺され‥?
当時のアイルランドで、こんなふうに競馬に人気あったとは。

「奇跡ゆえの死」は、アイルランド南西の孤島で。
訪れていた女子修道院長が崖から転落死。
その地域一帯の大族長の元に滞在していたフィデルマが派遣されます。

5編収録。
謎解きは、だんだんフィデルマの行動に誘導されていくうちにわかってくる感じですが。
歴史ミステリの手堅い味わい。

新年のご挨拶

Vfsh0011いいお天気ですね。

Vfsh0014果報は寝て待て、ってね。

Vfsh0021え?
もう年が明けた?

Vfsh0031
そりゃそりゃ。
では。





Vfsh0032目ぇ開けまして~

おめでとうさんでござんす(きりっとね)

Vfsh0039…チャンスは逃さず!

Vfsh0041しゅたっとね。(…あ、爪ひっかかっちゃったぁ?)

Vfsh0038今年もよろしくお願いしますよにゃ~(ぺこり)

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