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「エコー・パーク」

マイクル・コナリー「エコー・パーク」講談社文庫

現代最高のハードボイルドと評されるボッシュ・シリーズ。
もう何作目かな?
筋金入りの刑事ボッシュに、意外な連絡が来るところから始まります。

ボッシュが、13年も気に掛けていたマリー・ゲストという女性の失踪事件。
機会があるごとに調べ直し、容疑者と睨んだ金持ちのドラ息子には出来る限りの圧力をかけ、嘆き悲しむマリー・ゲストの両親とも連絡を取っていましたが…

死体を車に乗せているところを現行犯逮捕された男レイナード・ウェイツが、死刑を免れる代わりに、いくつもの犯行を自供する司法取引に応じます。
そして、あのマリー・ゲストの事件も自分の犯行だと。
野心丸出しの検察官らの言動。
犯行のタイプに違いがあり、にわかには信じられないボッシュですが…?

エコー・パークでの現場検証で、死体を埋めたという野外に関係者一同が揃って出向いたとき、犯人ウェイツが逃走。
ボッシュの頼りになる相棒の女性キズミンも、銃撃されて入院。
大事件に発展してしまいました。

エコー・パークというのは広大な公園で、死体を隠せそうという‥日本人が思い浮かべる基準よりでかいんでしょうね。
ボッシュは18ヶ月ぶりに、ケンカ別れしたEBIの女性レイチェル・ウォリングと連絡を取り、独自の捜査で真相を突き止めていきます。
スリル満点で、痛快な終わり方。
とはいえ、危険を顧みないボッシュは暴走気味で、そりゃ女にはモテるのに次々に引かれるわけだわ?だし、上手くいかなかった部分の苦みもあるけれど。
毎回高水準ですが~出来がいい方で、嬉しいなあ。

2006年発表の本書。
その後も毎年、新作があちらでは順調に出ているそうです。
後書きに出版不況のことが…そ、そうでしょうねえ。

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