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「町でいちばんの美女」

チャールズ・ブコウスキー「町でいちばんの美女」新潮文庫

有名なタイトルで読んだような気がしていたけど、読んでいなかったのに気づいたので、読んでみました。
ブコウスキー初体験! カルト作家なんだそうです…確かにね。

表題作は、とても印象的。
5人姉妹の中でも、一番の美人だった娘。
美貌を生かすように皆に薦められたものでしたが、どこか不安定なまま。娼婦として酒場を出入りする暮らしでした。
作者の分身のような男性とふと出会い、お互いに行きずりではないと意識しつつも、それがどうなるのでもない…ほのかな出会いと、はかない命。

ブコウスキーは、元は郵便局員。
不良な郵便局員から、作家になったのかな…
かなり滅茶苦茶な生活を送っていた時期が長いらしい作家で、はちゃめちゃな話が多いんです。
飲んで賭けをして、やりまくって?ばかばかしいこともしたり、混乱したり、だらだらしたりして、時には薬もという~どいつもこいつもろくでなし!
ただの実体験というか~ホントにこれは傑作なのか??ってぐらい。
けっこう笑えるけど。

あちらのスラングというか四文字言葉には独特なリズム感があるそうで、日本語には相当する言葉が見つからないそうです。
訳者が後書きに、表題作を最初に読んでいなければ、飜訳をやり通せなかっただろうと書いているのが正直でおかしい。
あの変な作家を飜訳している奴がいるぞと言われて、人が集まってきたりしたとか。
変な作家だけど…妙なインパクトと乾いたユーモアがあり、憎めない人物ですね。

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