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「宵山万華鏡」

森見登美彦「宵山万華鏡」集英社

森見さんの京都夢幻夜話といった趣のファンタジー。
京都の祇園祭りの前夜祭のことを、宵山というのです。
にぎやかで楽しく、少しだけもの悲しい。
表紙のイラストと装丁も~すごくいいですね!

幼い姉妹が通っているバレエ教室の帰りに、こっそり寄り道するシーンから始まる連作短編となっています。
赤い金魚やおだんごヘアの女の子のイメージが、どこかに誘われたまま戻らない~いかにも子供が不安になったときの気分が出ている、ちょっと怖いイメージへ繋がっていきます。

一方では大学生が、おばかな友達を騙そうと念入りに偽祇園祭を企画していたりして。
おふざけが進行すると同時に、いつしか本物の怪異も混じる…?
はたまた、行方不明になった子と年に一度だけ会うことが出来るという…

祇園祭は、私も一度だけ行ったことがあります。
たまたま友達が、その時期に出張で滞在していたので、誘われて。
京都って好きなんですよ。
祇園祭、あんなに大変な物とは予想できませんでしたが、いや百聞は一見にしかず。いい体験でした。
確か16万人の人出だったんです。
縦横に巡らされた通りすべてに人が溢れ、大通りは満員電車状態で、戸外なのに酸欠になりそうなぐらい。
少し空いている道は、古びた建物が並んで、京都らしい雰囲気に満ちていましたっけ。
確かに~何でも起こりそうな熱気と不思議さがありましたよ。
当日はまた~猛暑でした!

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コメント

とても本物の祇園祭に行く勇気はありません~(笑)うわさだけであきらめました。

どこからが現実でどこからが怪異なのか混然としていて、夢かと思えば現実、現実と思えば怪異…というあたりがうまいですね。宵祭りのあの雰囲気、分かる分かる~!

京都、いつも暑いらしいですよ。ベタベタ日本海側の湿気の多い暑さに慣れた身でもキツイそうです。

>marieさん、
>どこからが現実でどこからが怪異なのか混然としていて、夢かと思えば現実、現実と思えば怪異…というあたりがうまいですね。宵祭りのあの雰囲気、分かる分かる~!

そうそう!
お祭りって妙な雰囲気ありますよね~。
まして祇園祭の宵山ともなれば‥

祇園祭、あんなに人出が多いと知っていたら行かなかったかも…
でも行ってみたのは得した!と思ってますhappy02
旅行体験が少ないし、地元に大きなお祭りもないので‥
地元の人は宵宵宵山ぐらいに行くそうです。
そういうときに覗いてみてもいいかも~?

京都は祇園祭以外は、5月とか10月とか、気候のいいときばかりでしたね‥そういえば。
夏にずっといるのはしんどそう~coldsweats01

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