フォト

おすすめ本

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

「彫刻家の娘」

トーベ・ヤンソン「彫刻家の娘」講談社

ムーミンの作者トーベ・ヤンソンが、子供時代のことを書いた自伝的作品。
父は著名な彫刻家、母も挿絵画家。
芸術的な環境だったんですねえ。

母方の祖父は牧師で、王様に説教したとか。
エデンの園のような祖父の庭で、従姉妹とイスラエルの民ごっこをしたり。

夏は、8分で一回りできる小さな島で、漁師小屋を借りて一家3人で暮らしていたという。
(そういえば、晩年もそこに住んでいたんじゃなかったかしら)
想像力豊かで、やんちゃで、好奇心溢れる女の子。
豊かな自然の中で、魔法に満ちた暮らしが何とも言えず、素敵です。
地元の少年と釣りに行ったり。
氷山の一つを自分の物と決めて、ついてくると感じたり。
泊まりに来たおばさんの、ちょっと変な物作りを見物したり。
火事が起きると、皆を起こして見に行く~父。

やたらにペットを飼う父の、猿や鴉に呼びかける甘ったるい声に怒りを感じたりする女の子。
猿のポポリーノはいたずらだけど父の親友なので仕方ないが、父のことを何とも思っていない羊にはうんざりとか。
カナリアが増えすぎたので、誰にでもあげると広告を出したところ、前に死んだり、いなくなったりしたカナリアの話をして泣くのを一人一人聞かされる羽目になったとか。

クリスマスの準備の思い出は素晴らしく、父と天井まで届く樅の木を選び、母はジンジャークッキーを作り、部屋中にキャンドルを灯す。
母は聖ルチアに扮して夜中に白い服を着て現れる、というのが彼の地の風習なんだそうです。
サンタだけじゃなくて、そういうのも素敵ですねえ。

1958年に父が亡くなり、その後10年たって発表した作品。
それまでは書けなかったのでしょう。
母は、スウェーデンで初めてガールスカウトを組織した女性だとか。
1970年に母が亡くなった後は、ムーミン谷のシリーズはやめたんですね。
創作の源が、何よりも家族にあったことをうかがわせます。

まだ降りないよ

Vfsh0179これは何?
うちの猫の後ろ足と横っ腹です~fuji
ゆったりのったり~
Vfsh0178この字は新聞紙…
そうなんです。
Vfsh0181膝の上に朝刊を広げると、
喜々として乗ってくる子なんですよ。
お気に入りの~くつろぎのひととき。
Vfsh0182べったり~へばりつくようにしています。
いじったり、写真撮ったりしたので、うるさがって…
「まだ、降りないよ~!」
ていう意思表示sweat01happy01

「1Q84」book1

村上春樹「1Q84 book1」

私がご紹介するまでもないほど有名な~昨年のベストセラー。
book3も今年出て、売れ続けていますよね。
発売当日に買うタイプじゃないけど~楽しみにしていました。

男性と女性の主人公二人の視点から、交互に語られていきます。
1984年に起きた出来事から、世界が変わっていく…ある意味、ファンタジー。
最初は全く接点のない男女の世界が、実は…

天吾は、予備校の数学の講師をしながら、小説家を目指しています。
応募作品の下読みのバイトなどもしていて、ある日、編集者から、17歳の少女の書いた作品に手を入れて、賞をとることを打診されます。
詐欺まがいのことに疑問を抱きつつも、その作品に深く魅せられて、純粋に仕上げたいと思う天吾。

その小説の作者のふかえりこと深田絵里子は、じつは文字が十分に読めない少女。
録音したテープを起こした内容だったのです。
しかも、相当に複雑な生い立ちを背負っていた…今の後見人はかって父の友人で、実父の消息は何年も不明のまま。
閉鎖的な宗教集団から、幼い身でひとり脱出して養父の元に来たというのです。

一方、スポーツインストラクターをしている青豆という名の女性。
高速道路の渋滞にあって、途中で非常階段を下りていく。その時、何かが変わった…?
子供の頃には、輸血を否定する小規模な宗教集団に属する両親の元で質素に育ち、成長してからは縁を切っていました。
虐待された女性を救うセーフハウスを援助している富豪の女性と知り合ったことから、たちの悪い虐待をした男性をひそかに手に掛ける仕事を請け負っているのです。

交互に描かれる二人の世界が、いつしか…
月が二つある世界。この世界は変化している?
文章はわかりやすく、鮮烈なイメージ。
不可思議で大胆な~村上春樹ワールド!

新装開店の蕎麦セット

100615_155318いつものお蕎麦屋さんの新装開店メニューです。
確かに~座席が良くなっていました!
100615_155332なんかお蕎麦が食べたかったんですよね…
季節のせいもあるけど~
この間、しらゆきさんに、茶そばを食べるポーズさせてから?
100615_155408
ここの特別メニューは野菜が多いのが嬉しいの。
100615_155402今回は更に、オマケが選べる!
ウーロン茶とか、エビ天1本プラスとか…
もちろん海老にしました~happy02
美味しかったですdelicious

「翡翠の家」

ジャニータ・シェリダン「翡翠の家」創元推理文庫

気楽に読めるコージー・ミステリのシリーズ一作目です。
ヒロインは、27歳のジャニス。
ホノルルの女子学生寮で事務を担当していましたが、書いた小説を本にして貰えることになり、ニューヨークに出て来ます。

住む家もないので広告を出したところ、リリー・ウーという中国系の娘からルームシェアしようという連絡が。
彼女は何と、勤めていた女子学生寮にいた学生でした。
この出会いに親しみも感じて、きれいになったリリーに好感を抱くのですが…?

かっての事業家の邸宅が、今はアパートとしてシェアされていました。
二人用の豪華な寝室に住みたがっていたリリーと一緒に、ジャニスも移り住むことに。
そこに集まって住んでいるのは~芸術家達でした。
ハンガリーから亡命してきた画家、子供向けの絵本作家の女性、ラジオドラマの声優兼売れない歌手など。
着くそうそう、リリーが何者かに殴られ、何か秘密があると気づくジャニス。
そのうえ、新しい管理人が地下で死体となって発見されます。
その男は一体…?

ニューヨークではきれいに変身しようと計画していたジャニス。
屋敷に半ば軟禁状態となりつつも、気を取り直して、事件捜査のただ中に美容院へ行ったり、おしゃれな女同士のお喋りも楽しい。
戦後間もない時期の作品とは思えない~感度の良さ。
当時の雰囲気を出そうとした最近の物かと思いました。
最近の作品なら~もう少しは描写が細かいかも?ってぐらい。
当時としては、仕事して自立しようという女性は、かな~り生きが良くて頑張ってる感じだったんでしょうね?!

「警官の紋章」

佐々木譲「警官の紋章」ハルキ文庫

札幌大通署の佐伯警部補らが出てくる北海道警察物3作目。文庫化されました。
最初の事件から、2年。
洞爺湖サミットのため、北海道警察が厳戒態勢を敷いて緊張している時期の話です。
各地から、1万5千人の警官が警備に動員されていました。

1作目で濡れ衣を着せられそうになった津久井卓(すぐる)は、2作目の事件でやや名誉挽回。
警察学校の営繕係だったのが、今では教官になっているのです。
サミットの警備団結成式に1500人が集まる式典も近づいた頃、津久井は銃を扱える遊軍として、警備に駆り出されることに。

小島百合は、ストーカーから女性を守る仕事をしていて、婦女暴行殺人の手配犯を一人で捕まえるお手柄をあげました。
そのことを評価されて女性大臣の警備に加えられ、張り切ります。大臣にはテロ予告があり、狙われている可能性があるのです。

一方、若い警官・日比野伸也が勤務中に制服で銃も持ったまま、失踪します。
この捜査に、津久井が回されます。
日比野は、2年前に北海道警察を揺るがせた悪夢の一週間の時期に、命を落とした警官の息子でした。
他の大事件に紛れてそれほど重要視されなかったのですが、事故と処理されたその死には…?

相変わらず閑職にある佐伯宏一は、かって自分が追った盗難車輸出事件を再調査していましたが…
それぞれの関わり方が、しだいにリンクしていくのが面白い。
大がかりな不正に次第に近づいていく面々が、結団式当日に一堂に会します。緊密な仕上がりで、面白かったです!

佐伯のただ一人の部下で、みそっかすのような若い新宮刑事の役回りも楽しい。
佐伯が、前途ある部下を下手に巻き込むまいと隠密行動をとるのが不満で、こっそり付きまとったり~ポイントでちらっと出てくるのが面白かったですよ。

登場人物が多く、一作目の事件との関わりも大きいので~「笑う警官」「警察庁から来た男」と順番に読んでいった方が楽しめると思います。

「白夜に惑う夏」

アン・クリーヴス「白夜に惑う夏」創元推理文庫

英国最北端のシェトランド諸島を舞台にしたミステリ。
「大鴉の鳴く冬」に続く2作目。シェトランド四重奏として~4作でまとまるそうです。

地元の名士で成功した女性画家ベラの開いたパーティ。
ベラの甥で有名なミュージシャンのロディも花を添える催しでしたが、画廊のある豪華な邸宅に集まった人数は、意外に少なめ。
これが最初の展示だった新進画家のフランは、内心がっかり。
絵を見て泣き出した男性がいて、フランと一緒に出席していた地元警官のペレスが話を聞くと、記憶がないようなことを口走ります。
翌日、無人の建物でピエロの仮面をかぶった死体で発見され…

実は開催前に、パーティは取りやめになったという偽の散らしが配られていたことも、わかります。
夜も暗くならない白夜。そんな時期にはおかしな事も起こるという~荒涼とした地域。
地元の人々の暮らしがわかりやすく描かれ、いい感じです。
同じ小学校に通った幼なじみがほとんどそのまま暮らしている村。何も秘密はないようでいて、少しずつ秘密があった‥

地元警官のジミー・ペレスの視点で、主に描かれます。
スペイン人が漂着した子孫で、黒髪で肌の色も濃いという。北欧に近いこのあたりでは異色の存在。
前作のヒロイン、フラン・ハンターとしだいに仲が深まっていくのも微笑ましい。

前作でも登場したテイラー主任警部も登場。大きな事件があると、スコットランド本土のインヴァネス警察から出向するわけです。
おだやかで人の話をじっくり聞くペレスとは対照的にプライドが高く、本当は理詰めで力づくで押すタイプ。
ペレスのやり方が合う場合と認めつつも~なかなか思うように動けなくて内心イライラしているのが、おかしい。

これが2作目なら上手すぎるけど、実はベテラン。
前作でCWA最優秀長篇賞を受賞しています。

「武士道セブンティーン」

誉田哲也「武士道セブンティーン」文藝春秋

高校の女子剣道部の話。
映画化された「武士道シックスティーン」に続く2作目。(そちらは未読)
二人の女子の視点で交互に描かれ、章のタイトルも全然違うのが笑えます。

磯村香織は、東松学園高校の剣道部で、今や女子の主力。
父は警官、兄も剣道部で、五輪書を愛読する勇ましさ。一人称の語りが、少年漫画の主人公みたいに男っぽい。
ケンカも強く、イジメに遭っていた男子を腕力で助けるほど。

同期の西荻早苗とは剣道部仲間で、タイプが違うライバルだったのです。
ふだんは大して強くないのに、妙に香織には強いのでした。
日舞を長くやっていて、要領のいい姉がいる、まったく違う育ち。
早苗が親の転勤で転校するときに、香織は見送りに来ましたが、早苗はとっさに剣道はやめるかもと嘘をついてしまう。

じつは早苗は、福岡でも有名なスポーツ校・福岡南へ入学。
学校がライバルになるために、香織には言いにくかったらしい。そんなことを意識するもんなの?と思ったけど、学校対抗の試合が良くあるから、所属する剣道部に対して忠義を尽くすという感覚が(とくに香織には)あるのね。
しかし、何かと流儀が違う剣道部に戸惑う早苗でした。
親しげに声を掛けてくれた黒岩伶那が、じつは香織とは中学時代の試合でお互いに意識しあう~宿敵とも言える存在だったと知ることに。

福岡で行われた試合で再会した二人。
早苗の様子を不審に思った香織は…早苗の寂しさを他の人に指摘される~男子並みに鈍感な香織なんでした。

ただのスポーツではない、武士道とは?
高校生の出くわすちょっとした出来事と、剣道の特訓や試合が進んでいく様子が織り込まれ、心地良く読めます。
笑わせつつ、離れていても続く友情の確認へ。

イタリアンのレディースセット

100525_155126_2イタリアンのセットです。
まずは有機野菜の前菜。
カボチャは軽く揚げた感じ?

100525_160209_2有機春菊のペペロンチーノ。
春菊がちょっと少なかったけど~美味しかったです。

100525_160736鶏のミートボール。
触感は軽く、味はこってり。

100525_160747小さなパンも添えられていました。

100525_162331フレッシュチーズケーキとマチェドニアの盛り合わせ。
こうゆうの、マチェドニアっていうのね?

イタリアンて美味しい~happy01

着物の展示会

Vfsh0400ちょっと前のことですが~
お着物の展示会に行ったときの写真です。
←これはものすごく複雑な工程の物だそうで、非売品。
大きな展示会は、昔の物の復刻などがあって、面白いんですよ。
お勉強になります~。
Vfsh0368←こちらは切手で有名な「見返り美人」の復刻版。
予想以上に本物が素敵で、あと少し赤みが抑えてあったら自分が着たい!ほど(…お値段は聞きませんでしたが)
Vfsh0358これは謙信公が着ていたという陣羽織を復刻している途中の物。
国の依頼で制作中だそうで、作れる人が一人しかおらず、何ヶ月もかかってまだ20㎝ぐらいとか。
Vfsh0394_2光る物を埋め込んである新作。
パーティに行く人なんか着ると素敵でしょうね。

Vfsh0396華やかな更紗柄。
こういうのも好きですねえ~着るにはちょっと派手かも…?
Vfsh0376こちらは巻いて貰った物。
凝った布地です…なんだっけ…
Vfsh0381紫系は好きなんですが、どうしても少し色目が違うんですよね…

Vfsh0360こういうタイプのも着せて貰いました。
巻いて貰っている間は、腰痛も全く出ませんでした!
帰らなければならない時間になって、何一つ買わずに、慌てて帰宅。
駅のホームに傘を忘れちゃいました…rain

注:写真は、クリックしていただくと、大きくなります!
すごく大きくはないですけど~coldsweats01

「ゼルプの裁き」

ベルンハルト・シュリンク「ゼルプの裁き」小学館

「朗読者」で世界的ヒットを飛ばしたシュリンクのミステリ。
共著ですが、ドイツのミステリとしても画期的な作品だったようです。
ミステリは結構人気があるのに、ドイツ人にはミステリは書けないという感覚があったのだとか…??

主人公ゼルプは、若い頃にはナチス党員で、検事となりましたがまもなく敗戦、公職追放に。
多くの同僚が後に復職したのですが、ゼルプは戦後に初めて知った事実から、復職を潔しとしない人でした。

今では68歳になり、妻を亡くして独り身。
たまにリウマチが出て苦労したりもしつつ、かなり元気で女性とも付き合い、ドライブや美食と生きることを楽しんでいました。
ライン加工という大会社の社長のコルテンから、ある調査を依頼されます。
ゼルプとは幼なじみで、妻になったクラーラの兄でもあったコルテン。カリスマ性のある人物なのです。
妻の死後は疎遠になっていましたが…

テンポ良く展開し、秘書のさっそうとした知的な美女や、セクシーな中年女性も登場。
捜査線上に浮かんだ若い男が、不審な交通事故で死亡。
何かあると疑った思ったゼルプは、いきさつを調査し…
自らの過去とも関わる秘密に、分け入っていくことに。

見慣れない人名、地名、組織名が多いので、まるで別世界の話のようですが、ミステリとしても骨格はしっかりしています。
重厚な芯があり、読み応えがあるエンタテインメント。

「宵山万華鏡」

森見登美彦「宵山万華鏡」集英社

森見さんの京都夢幻夜話といった趣のファンタジー。
京都の祇園祭りの前夜祭のことを、宵山というのです。
にぎやかで楽しく、少しだけもの悲しい。
表紙のイラストと装丁も~すごくいいですね!

幼い姉妹が通っているバレエ教室の帰りに、こっそり寄り道するシーンから始まる連作短編となっています。
赤い金魚やおだんごヘアの女の子のイメージが、どこかに誘われたまま戻らない~いかにも子供が不安になったときの気分が出ている、ちょっと怖いイメージへ繋がっていきます。

一方では大学生が、おばかな友達を騙そうと念入りに偽祇園祭を企画していたりして。
おふざけが進行すると同時に、いつしか本物の怪異も混じる…?
はたまた、行方不明になった子と年に一度だけ会うことが出来るという…

祇園祭は、私も一度だけ行ったことがあります。
たまたま友達が、その時期に出張で滞在していたので、誘われて。
京都って好きなんですよ。
祇園祭、あんなに大変な物とは予想できませんでしたが、いや百聞は一見にしかず。いい体験でした。
確か16万人の人出だったんです。
縦横に巡らされた通りすべてに人が溢れ、大通りは満員電車状態で、戸外なのに酸欠になりそうなぐらい。
少し空いている道は、古びた建物が並んで、京都らしい雰囲気に満ちていましたっけ。
確かに~何でも起こりそうな熱気と不思議さがありましたよ。
当日はまた~猛暑でした!

猫、ほどける

Vfsh0277出窓で猫がくつろいでいます。
日なたぼっこというより、窓を少し開けたので、風に当たっている感じ…?
「あ、お姉ちゃん」
Vfsh0278次の瞬間、ほどけました。

Vfsh0284だら~んと、伸びきってます。

無言の催促?
Vfsh0293「ここで撫でてね」

Vfsh0286気持ちよさそう~
夏ですね。

イベリコ豚のかつ

100518_155556いつものトンカツ屋さん。
美味しい物はいろいろありますね。

100518_155659最初に出てくるキャベツ。
お代わりも出来ます。

100518_155625今回のメインはイベリコ豚です。
お安くなっていたので…
ヒレかつですね。
これが…お、美味しい~~happy01

100518_162315デザートの柚アイス。
これも美味しかったですdelicious

黒糖チョコレート

Vfsh0329先日の沖縄展で。
おみやげに買ったチョコレートです。
ロイズなんですよ~…石垣島ロイズっていうんだったかな…??
パッケージが沖縄らしいので、まずこれに。
黒糖とはどんな味??
Vfsh0330
中は、一つずつ包んであります。
美味しかったですよ~。

Vfsh0333こちらは生チョコ。
ロイズらしいでしょ。
地元産の洋酒が入っているのがまた合うの。
Vfsh0332

単の着物で抹茶パフェ

Vfsh0442しらゆきさんのお着替え中です。
抹茶色の単の着物。
帯を替えてみました~。
すっきりと涼しげに~すっくと立って。決まった!?
Vfsh0444…あら?おはしょりが出てないわ~。

「おはしょり」というのは、帯の下数㎝の部分のこと。
丈の長い着物を腰ひもでくくって端折り、身長に合わせるんですね。
ひっぱれば、出てきますって~coldsweats01
Vfsh0445帯は~長めの半幅帯で、文庫結びの変形って感じかな。
素朴な柄がいかにも、ふだん着でしょ。
Vfsh0446半幅帯ならば、帯揚げも帯締めもなくていいんですけど、ここは飾りで。
帯揚げは、着物に入っている色のオレンジ系にしてみました。
帯締めは青と水色で初夏らしく。
Vfsh0537おめかししたので、ちょっとお食事にでも~
この着物なら、気どらずにお蕎麦なんかいいですよね。
リーメントの「京都に恋してる」のセットを出しました。
おや、茶そばだったのね~。
抹茶パフェも可愛い♪
Vfsh0539
お箸で持ち上げてるみたいにパーツが出来てるんですが~
これがけっこう難しいのよsweat01

「犬の力」

ドン・ウィンズロウ「犬の力」角川グループパブリッシング

ドン・ウィンズロウは、デビュー作「ストリート・キッズ」が大好きで、4作か5作は読みました。
これは評判が高いのですが、暴力描写が多いらしいので後回しにしていました。
これまでとはややイメージが違うよう?入魂の長編力作です。

アート・ケリーは元CIA。
メキシコでの麻薬密売ルートを撲滅しようと、DEA捜査官となります。
若い日に後見人のような存在「叔父貴(テイオ)」として面倒を見てくれた名士ミゲル・バレーラが、実は組織の大立て者で、大ボス検挙の手がかりをくれたのは自分がトップにのし上がるため。
アートは利用されたと知ります。

アートだけではなく、組織側の若い者がいかに取り込まれていくかも描かれます。
バレーラの甥のアダンとラウル兄弟。
摘発されにくいように上流階級に食い込む方策をとるとは…
羽振りのいいラウルの遊び仲間となり、良家の子息だった大学生ファビアンは、やがて冷酷な殺人者となっていくのです。
アイルランド移民で、足を洗おうとして果たせないショーン・カラン。
互いにバトルを繰り広げつつ、人生行路を切り開いていきます。

カランと若い頃に出会ったことのある高級娼婦のノーラ。
カトリックの枢機卿フアン・パラーダと知り合い、民衆の中に立ち混じって働く彼に共感して、奉仕活動に通うようになります。時折「白い館」での仕事も続けながら。
映画「ゴッドファーザー」を思わせる家族の絆や裏切り、組織の興亡。
この作者らしいテンポ良くリズミカルな文章で、目に浮かぶように、読ませます。

DEA南西国境特務室の室長となったアートは、部下を殺されたことから更に執念を燃やして組織撲滅へ動きます。
いよいよ事態は国際的にも紛糾、どっちに正義があるのかわからない泥沼の闘争へ。
1970年代から2004年にいたる~中南米の麻薬抗争を大筋でたどっているそうです。
若い頃から描かれてきた人物が一堂に会したり、運命が交錯する所が面白い。

最後の方の銃撃戦や、手に手を取っての逃避行、虚々実々の駆け引き、橋の上での身柄引き渡しと最後まで盛り上げます。
いや~すごい迫力でした。

新緑の歳さん

Vfsh0508先日撮った写真です。
ふしぎな雲~
Vfsh0520新緑に囲まれた歳さんです。

Vfsh0509サツキがまぶしい陽射しを浴びています。
一時ほどたくさんはないんですけど~まだ綺麗です。
Vfsh0511
紫陽花は少し遅いようでした。
Vfsh0518_2今日あたりはもっと咲いているはずですが。
Vfsh0519これはウツギだったかな。
小さな白い花が好き。

窓からベランダへ

Vfsh0190うちの猫・みゅんが訴えています。
にゃあにゃあと鳴きながら先導して、ここまで連れてきました。
「ここ、ここ、ここ開けてよぉ~」

Vfsh0192ちょっとだけ開けてやったら~
一生懸命、外の空気を嗅いでいます。

Vfsh0195あ、少し開いた!?
もうちょっと…

Vfsh0315やったぁ!

異常はないかにゃ?
Vfsh0323_2お目々が鋭く、キラリッと~
動いているので、すぐ近くに来たときにシャッターがおりました。
Vfsh0325やっぱり、お外の風はいいにゃあ~happy01
ここは2階のベランダ。

密集地域なので、いちおう室内飼いなんですが、たまに外へも出てしまいます。
2階からは、外へは降りられないので~
ベランダには時々出してあげることにしました。
楽しみにしているようですsun

抹茶色の単の美冬さん

Vfsh0427うちの美冬さんこと、しらゆきさんのお着替え中。
前の記事の最後で着替え始めた~抹茶色の単(ひとえ)の着物です。

Vfsh0431古布を再現したというシリーズで、オカダヤで購入した端布。
お人形の着物にはサイズがギリギリだったので、細身なんです。
それでも何となく胸元が浮くようなので、綿を入れて補正してみました。
半襟の下に、お化粧用のコットンを入れただけですが~
半襟もオーソドックスな白に変えて、すっきりと。

Vfsh0432「美冬さん、お手伝いします~」
「あ~ら、一実ちゃん!お願いね」
助っ人に一実ちゃん、登場です。
Vfsh0434「この帯、しぶくてカッコイイ~ですね」
「一実ちゃんのも、決まってるじゃない」
性格違いそうだけど~仲良しな二人。
Vfsh0436楽しそうな、しらゆき=美冬さん。
けっこうお茶目キャラ?
一実ちゃんは、白地に紅色の花柄の単。
浴衣兼用というか~ほとんど浴衣…です。
単の着物と浴衣って、仕立ては人間用でもほとんど同じで、布が違うだけ。
お人形用だと、仕立ては全く同じだし~半襟をつければ、着物なのよ~coldsweats01

一実ちゃんのは、あとでまた~たぶん…
この二人の帯、実は、同じ布の違う部分で作った双子帯なんですよwink

「人間失格」

太宰治「人間失格」角川文庫

ずっと前に読みましたが、今回再読。
私が買ったのは生田斗真くんの表紙と帯のヤツですが~リンクに見あたらないですね。
告白的な内容は、かなり、いかれてるけど~まわりに違和感を感じてしまう作家の鋭敏な感性がびしばしほとばしるよう。
なかなか濃厚で面白かったです。

同じ人物の3葉の写真と手記という形をとり、自分からは距離を置いた構成が面白い。
何を考えているかわからない世間の人が恐ろしく、一瞬の気まずさにも耐えられずに道化になる、といったところはわかるような気も。

いぜん10代の頃に読んで、次々に女と関係しながら実は自分は大して好きでもなかったような印象を受けて~太宰を嫌いになった作品のような気がするんだけど…
「走れメロス」とのギャップが大きすぎたかな。

それと、作者本人が何度も心中を図っているというのが、ついて行けなかった。
今もその点は理解できるわけではないけれど…最初のは若気の至り?
というよりタナトス(死)の誘惑かも知れませんね。
それで相手だけ死なせてしまったので、ずっと引きずったのかな…あれは何だったのだろうと突き詰めたい気持ちが、繰り返しになったのかも。

受け身な性格なのが、人によっては天使みたいとも言われたと。
そうですよね…
自虐的にサイテーぶりを告白している内容ではあっても、悪意がある人間じゃないのだから。バーを経営する女性からしたら、暴力的でもない、世間知らずで押しの弱い男なんて、…天使かも?

実体験はありあり反映しているけれど、27歳で入院するまでの話で、もちろん事実そのままではありません。
それに、作家本人はその後に結婚もし、職業作家として多くの作品を発表し、もっと努力する力や、才能への自負もやる気もあったことでしょう。

ベージュの着物の美冬さん

Vfsh0412「こんにちはぁ」
登場したのは、うちの美冬さんです。
しらゆき、というネーミングのmomokoさん。
Vfsh0414「あら~着てみたのね!似合うわ」
「うぅん、着付けが難しくって!襟が開いちゃうのよぉ」
しらゆきさんも、元々、お着物を着ていたんですが、細身で襟も小さいジャストサイズでしたからね。
桜と花笠の着物の色違い。
ベージュ地に白と朱赤、クリーム色、えんじの取り合わせが古典的な雰囲気の着物です。
小花模様の半襟を入れて、小菊の帯、赤とグリーンの帯締めと、可愛いめの着こなし。
ちょっと半襟が大きすぎる…
ていうか~1月に着せたまま、写真も撮れずにほっといたら崩れちゃった。
半襟から直せば、もう少しマシにはなると思うけど…
Vfsh0415ちょっと、並んで座ってみましょう。
わ、こんなに体格が違う?
美冬さんは、momokoさんでは大人っぽい方なのに、おかっぱのせいか~子供みたい?
Vfsh0419立つと、どうでしょう。
身長が…
うちのスカーレットさんは、バービーの中でも背が高い方だからかな~~?
Vfsh0422個性に合うのを探して、もう少し小さめのを着てみましょうか。
これなら、細身のはず…
6月にふさわしい単(ひとえ)だし。
…帯なしの段階だと、やっぱり?子供みたい?bleah

「冬の薔薇」

パトリシア・A.マキリップ「冬の薔薇」創元推理文庫

マキリップのファンタジーです。
あちらでは有名な話が元になっているそうで、民話的で読みやすい一冊。

村はずれの農場で、父と暮らす姉妹がいました。
結婚間近な姉ローレルは、栗色の髪で桃色の頬のしっかりした娘。
妹ロイズはいつも髪を下ろし、裸足で森へ行く~元祖森ガール?
ハーブや茸や生姜のはえている場所にくわしく、野薔薇の枝が垂れ下がって隠れている泉があるのも知っていました。

ある日、花を摘みに行って泉水のほとりにいたロイズは、美しい青年が光の中からふいに出現するのを見ます。
白馬に乗って翌日、村に現れた青年は、リン屋敷のコンラッドだと名乗るのですが、そこは絶えたはず…?
祖父が息子に殺されて、息子も同じ目に遭うというような呪いをかけたという噂でしたが、どういう呪いだったのか?はいろいろ説があり、食い違っていました。

朽ち果てていた屋敷の再建が始まります。
どこか浮世離れしたコルベットに惹かれたロイズは、呪いの真相を突き止めようと聞いて回るうちに、さまざまな不思議な現象に出会います。
この描写の美しさが~さすがマキリップ!
何度か、姉妹の住む家にも夕食に訪れたコルベット。
いつしか姉のローレルもまた、コルベットに恋してしまうのです。

コルベットが不意に姿を消し、ローレルはコルベットを待って窓辺で外を見るだけとなり、生きる気力を失ってしまいます。
ロイズは、亡き母も同じような様子だったと初めて知らされ‥

「妖精の騎士タム・リン」という有名なバラッドを元にしているそうです。
物語風で情景が美しく、読みやすいロマンチック・ファンタジー。
森の四季や咲く花の描写がありありと描かれ、作者自身がそういった土地に数年前から住んでいるというのに納得。

黒ブラウスのまきちゃん

Vfsh0461ちょっと、お久しぶりのまきちゃんです。
白い襟とフリルのついた黒いブラウスは、アゾンのもの。
実は1月からこの格好のまま…
合うスカートがなかなかなくて、とりあえず赤チェックのスカートにしてみました。
ジェニーの本を見て、最初に作った物です。

Vfsh0463テーブルの上のスイーツは、リーメントの「愛しのうっとりスイーツ」から。
「季節のデザート 秋」を引き当てました。あ、季節はずれだけど~coldsweats01

Vfsh0464黒いスカートの方が良いかしら~?
自作のペチコートです。
簡単な作りなので、実物お見せするにはちょっと…なんですけど~写真用には重宝してます。
Vfsh0466ウエストが細いですね~。
このブラウスに、同じ時に買ったダッフルコートを着せようとしたら、無理だったんです~。袖が少しふくらんでいるものね。
Vfsh0468レースが襟とカフスと前立てについてます。
丁寧な仕上がり~
6分の1サイズなんだけど、ジェニーサイズってわけではないみたい…
袖が長いから、momokoさんのほうがピッタリかな?

ソファでまったり

Vfsh0166リビングのソファで。
気持ちよく寝ているようです。
冬の間は、定番の寝場所でしたけど~
暖かくなってからは、あまりいなかったんです。
気温がかなり乱高下するので、ここがちょうど良い日もあるみたい。
Vfsh0169「んにゃ?」
足のアップ~

Vfsh0170しっぽを、ぱたぱたっとねcat
縞々の色がやや薄いシッポの内側が見えてます。
Vfsh0171「なあにぃ?」
不審そうな目…
シッポの内側って、プライバシーの侵害かしら?

Vfsh0168「すごく可愛いから、撮ってるんだよ!ハンサムだね~」
「あ、そうぉ?」
ちょっとおすまし~
まんざらでもない様子heart04

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック