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「サイン会はいかが」

大崎梢「サイン会はいかが」創元推理文庫

本屋の店員が謎を解く、成風堂シリーズ3冊目。
1冊目と同じ~5作入った短編集で、読みやすいです。
日常の謎系ですが、殺人事件がらみも。

しっかり者の正社員・杏子と、謎解きが得意なバイト学生の多恵の名コンビ。
本への愛情と、みっちり働く様子に好感が持てます。
駅隣のビルの6階にある成風堂は、それほど大きな書店ではないのですが、立地の良さから何とか不況の影響はまぬがれている状態。
ここで、さまざまな謎が展開します。

「取り寄せトラップ」は、同じ本を注文した4人が4人とも、本が入荷したと電話すると、覚えがないという謎。
いたずらにしても、誰が何のために?
自分のせいかも、という心当たりがあるという女性が現れ…事態は意外な方向へ。

「君と語る永遠」は、見学に来て妙な質問をした小学生の男の子が、行方不明に。
不審な行動の理由は?同じ頃に起きた事件の犯人は?

「サイン会はいかが?」は、成風堂としては画期的な企画をめぐる事件。
有名作家のサイン会を開けることになりましたが、そこにはあるファンの正体を突き止めて欲しいという条件がついていたのです。
イケメンの有名作家とは、誰がモデルかな~と想像してみたり。
ファンの正体はヒントを出されており、推理を楽しめます。
多恵の活躍、くわえて人間関係の難しさを感じさせ、作家が我が身を顧みる深い味わいになっています。

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