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2010年5月

「図書館戦争」

有川浩「図書館戦争」メディアワークス

有川浩といえば「図書館戦争」の人、って感じありますよね。
新米女性警官物みたいな印象。
ジャンルとしては近未来SF。ライトノベルだから、恋愛もあり。

検閲が厳しくなった時代。
対抗して図書館法という法律も滑り込みで出来たので、その後30年というもの、唯一表現の自由を守る砦となっていたという設定なのです。
大好きな本を良化特務機関のテロリズム?から守ろうと、厳しい訓練にいどむ熱血娘が主人公です。

笠原郁は、22歳。
図書館に勤務していますが、女子では珍しい防衛員志望。
関東図書基地で軍事訓練を受けている所で、特に堂上篤・図書正にしごかれています。
田舎の両親には女の子らしくと期待されたのですが、兄達の影響もあり、170センチと背も伸びたので陸上部でならしていたというスポーツウーマン。
ある出会いから防衛員にすっかり憧れて~志願したのですが、いまだに防衛員とは親に言えないでいました。

寮で同室の柴崎は、美人で要領が良く、口は悪いけど~郁の強い味方。
そして、いささか強面の堂上は、郁にとっては「何か個人的な恨みでもあるの?」というキビシイ先輩。恨みとはちょっと違うのだが…堂上の複雑な気持ちを思うと笑えます。
堂上の同僚の小牧はまた、にこやかで知的な、堂上とは対照的なタイプという~わかりやすく、楽しい設定。

「空の中」が面白かったので、図書館で借りました。
ストーリーテリングのテンポの良さ、惹かれ合う男女がなかなかくっつかないけど、いずれは…という楽しさは、共通していますね。
寮生活や訓練といった話題から、山場は事件で盛り上がります。
SF度はこのほうが低く、現実と地続きな感じなので、確かにわかりやすい。
キャラクターは「空の中」のほうが深いけど、あれは完結しているので、こちらはシリーズ1冊目だし。
一般には、このほうがオススメかも。

「ソウル・コレクター」

ジェフリー・ディーヴァー「ソウル・コレクター」文藝春秋

2009年10月発行、リンカーン・ライムのシリーズ8作目。
国際的な殺し屋の足跡を追うリンカーンのもとへ、従兄弟が殺人罪で逮捕されたという知らせが。

同い年のアーサーは、子供の頃は親しかったのが、いつしか疎遠になっていた関係。
こまかい物的証拠が妙に揃いすぎていて、匿名の通報があり、他に確かな証拠はないのです。
陥れられたのでは?と疑うライムが動き出します。

類似の事件がないかとすばやい推理を働かせ、データを駆使する犯人と追いつ追われつの展開が面白い。
膨大なデータを集めている会社SSDの存在が、現代的ですね。
窓から撮影されることもおそれて、小さな窓しかないビルの中、厳重な管理下にあるはずだったのですが…?

人が何を買い、何を食べ、何を着て、何を読み、何の資格を取り、何に興味を持ち、どこを通ってどこに出かけているか…
すべての情報が細かく誰かに知られている、そしてそれを知りうる専門家がデータを改ざんする側に回ったら…?という恐怖。
(楽天カードを申し込んだ次の日に読んだんですよ!逆だったら申し込まなかったかも…)
捜査の過程で、情報操作で人生を破壊されて、異常に疑心暗鬼になっている元整形外科医も登場します。
常習犯罪者と一緒に収監されているエリート白人、というアーサーの立場も危険がいっぱい。

前の作品にも出ていた少女パムも高校生になって恋をしているので、どんな相手かとアメリアを心配させます。
ライムの叔父や従兄弟との意外な関係や、学生時代の恋人とのいきさつなど、これまでほとんどわからなかったライムの育ちもかいま見えます。
アメリアとの仲もちょっとだけ進展?とファンには楽しめる展開。

何度も犯人と接近遭遇しかけるアメリアには、もう少し用心したらと言いたくなるけれど、これでないと読むスリルがない?
お約束のどんでん返しに、大立ち回りも、適度に。
あ~面白かった!

「サイン会はいかが」

大崎梢「サイン会はいかが」創元推理文庫

本屋の店員が謎を解く、成風堂シリーズ3冊目。
1冊目と同じ~5作入った短編集で、読みやすいです。
日常の謎系ですが、殺人事件がらみも。

しっかり者の正社員・杏子と、謎解きが得意なバイト学生の多恵の名コンビ。
本への愛情と、みっちり働く様子に好感が持てます。
駅隣のビルの6階にある成風堂は、それほど大きな書店ではないのですが、立地の良さから何とか不況の影響はまぬがれている状態。
ここで、さまざまな謎が展開します。

「取り寄せトラップ」は、同じ本を注文した4人が4人とも、本が入荷したと電話すると、覚えがないという謎。
いたずらにしても、誰が何のために?
自分のせいかも、という心当たりがあるという女性が現れ…事態は意外な方向へ。

「君と語る永遠」は、見学に来て妙な質問をした小学生の男の子が、行方不明に。
不審な行動の理由は?同じ頃に起きた事件の犯人は?

「サイン会はいかが?」は、成風堂としては画期的な企画をめぐる事件。
有名作家のサイン会を開けることになりましたが、そこにはあるファンの正体を突き止めて欲しいという条件がついていたのです。
イケメンの有名作家とは、誰がモデルかな~と想像してみたり。
ファンの正体はヒントを出されており、推理を楽しめます。
多恵の活躍、くわえて人間関係の難しさを感じさせ、作家が我が身を顧みる深い味わいになっています。

ブルー系の小紋のスカーレットさん

Vfsh0404いぜん作った初夏向きの着物です。
ブルー系の小紋の振り袖。
前は珠里さんに着て貰ったのを、今度はスカーレットさんに。
初夏の雰囲気で、籐椅子にしました。
籐のカゴはキャンディが入っていた物。
Vfsh0406袖の向きを少し変えて‥
優しいトーンなので、帯は藤色に。
ゆったりとお嬢様風にまとめてみました。
Vfsh0409目のブルーとリップの色が、着物全体のトーンにピッタリ。
そこで、帯揚げは着物の中にある色から、どちらの色でもないグリーンを持ってきました。
Vfsh0410帯締めは、髪のボリュームを意識して、太めに。

Vfsh0411帯の後ろはこんな感じです。

髪型はデフォのままです。
このスカーレットさんは、スカーレット・オハラのようなドレスを着て貰うつもりでお迎えした人。
なぜか着物の以合う女性に?

ソーキそば

100514_162706沖縄物産展で~初めて食べました。
イートインのテーブルの写真まで撮っちゃいました。
調味料も、異文化だわ~!
100514_162828麺そのものは……美味しいのかどうかよくわからないような感じ?
うどんのように柔らかくはないし、スパゲティのこしはないし…
100514_162920蕎麦粉じゃないんですよね。
出しは適度な塩味で美味しくて、それに上手く合ってるの。
100514_162852そして、ソーキが美味しい~!
甘辛く煮た豚のスペアリブをソーキっていうのね。
なるほど~この組み合わせがいいのねと納得happy02
100514_162912 ソーキが何だかわからなかったので、炊き込みご飯も付いたセットにしてみたのです。
小さな豚肉が入っていて、ちょっと脂っこい。
これも美味しかったですよ~delicious

「スペイン フェリペ二世の生涯」

西川和子「スペイン フェリペ二世の生涯 慎重王とヨーロッパ王家の王女達」彩流社

エリザベス女王、アン・ブーリンに続いて…あのあたりの時代に興味があって。
ややこしい歴史がわかりやすく読めました。
ですます調で、歴史物にしては漢字がかなり少なく抑えてあります。

エリザベス女王の姉メアリ・テューダーと結婚していた時期のあるフェリペ王。
外見はネーデルランド人の血が強く出ていて、けっこう容姿がよかったんですね。
ただ中身は根っからスペイン人。英語は出来ず、礼儀正しいけど、社交下手でした。

最初の妻マリア・マヌエラは、フェリペの母が出たポルトガルの王女で、つまり従妹。嫡子を産み落として亡くなり、早すぎた結婚のようにも思えます。
2番目の妻メアリは、ぐっと年上。父の従妹にあたる、これも親戚どうし。

父のカールは、有名な神聖ローマ帝国皇帝。
この頃のハプスブルグ家の強大さというのは、すごいですね。
フランス以外の西ヨーロッパ全部を支配、それで一国にずっとはいられない生涯でした。
ただし、神聖ローマ帝国の称号は、カールの弟フェルディナンドの方へ継がれていきます。

海というと毎回、アンドレア・ドーリアの名前が出てきて、青池保子さんのコミックを思い出します。
スペインの栄光の頂点と凋落を経験するフェリペ。
レパントの海戦では連合軍でオスマントルコに勝利しますが、アルマダの海戦ではイングランドに負けます。
異母弟のフアンはレパントで英雄となるのですが、後に反乱の起きているネーデルランドに派遣され、見捨てられたように戦死。難しい情勢とはいえ、フェリペは若く人気のある庶子に嫉妬していたとも言われています。

しかし、4人の王女様と結婚していたとは。ヘンリー8世に次ぐ回数?!…こちらは不幸な結婚というわけではなく、死別によるもの。
子供が生まれても成人する保証はない時代、しっかりした跡継ぎを待望していた点は、ヘンリー8世と同じですね。
3人目のイサベル・デ・ヴァロアは、フランス王女で、娘二人を生みました。

4人目の妃アナ・デ・アウストリアは姪に当たり、嫡子のカルロスと同年代。
最初はカルロスと縁談があったとか。
このカルロスが病気がちで奇行もあり、議会が正式な跡継ぎとして認めない。ネーデルランド逃亡を夢見て幽閉されたいきさつが「ドン・カルロ」のモデルに。
そうそう、フェリペの猜疑心が強いイメージはここから来ているのかな。史実は、カルロスの方にもかなり問題があったよう。

しかし、フェリペは71歳とは長生きだったんですね~。
日本は外国の王家と縁組みするということがなかったので、事情が違いますね…
戦国時代の大名の政略結婚に近い状態かな。
この時代、フランスは女性が王位を継げない法律があったらしいが、他の国にはなく、総督や摂政として活躍した例がいくつもあるのは、面白いです。

雨の日のお迎え

Vfsh0151雨の日の玄関先です。
うちの猫・みゅんは…
Vfsh0153どこにいるんでしょう?
チェックの布は~
Vfsh0148そう、傘の下なんです!
私が帰ってきたとき、濡れた傘をちょっと広げておくんですね。
そうすると、すぐに傘の下に入ります。
Vfsh0150チェックしたいのか?
上が丸く覆われていると、落ち着くのか??
なんだか、好きみたいです~heart04

「Another」

綾辻行人「Another」角川書店(角川グループパブリッシング)

学園物ホラーというか、そういうものが読みたい気分なら、満足できると思います。
父が海外赴任中、祖父母の家から中学へ通うことになった榊原恒一。
ところが肺気胸で入院してしまい、転校早々欠席に。
やっと登校したクラスでは、何か様子がおかしいのです。

病院でも一度出会った少女・見崎鳴(ミサキ・メイ)と同じクラスになりましたが、一人だけ古ぼけた机に座る彼女には、誰も話しかけないのでした。
鳴には、謎めいた独特な雰囲気がありました。
人形作家の母が作品を展示している店の上に住む少女。瓜二つな人形が、その家にはあるのです…

その中学の三年三組には、呪いというか、「ある年」には生徒やその家族に複数の死者が出るという言い伝えがあった…
26年前に、亡くなったクラスメイト・ミサキがまだ一緒にいるふりをして偲んだのがきっかけらしい。
状況を変えようと、様々な試みもなされていると知りますが…?

謎めいた少女の雰囲気が、余計に盛り上げます。
かって合宿をおこなったことで食い止めたことがあると聞き、担任の三神先生と第二図書室の司書・千曳の引率で、合宿することになるのですが…
なかなか怖かったです~。

やたらと死ぬ人数が多いのが気になるけど、あまりリアルではなく、過去の新聞記事のよう。
子供にとっては死とは遠くに感じられて、たまにぞくっとする程度のあっさりしたものなのかもね~。
1000枚、677ページという大作ですが、読みやすいですよ。

ミルクティーパーティーさんの細部

Vfsh0214新入りmomokoさんの写真です。
良くできてるんですよ~happy01

Vfsh0212髪を横から見た所。
ちょっと、ラファエル前派風?

Vfsh0217コートの後ろはこんなです~。
チェックのコート、私も欲しいな…

Vfsh0224ワンピの裾も綺麗~
チュールの下は、フリルの付いたスカートなんですね。内側にもチュールが!
Vfsh0226ワンピの後ろも丁寧な仕上がり!

自分で作れそうにない物は、満足度高いです~wink

「ラウィーニア」

アーシュラ・K・ル=グウィン「ラウィーニア」河出書房新社

ル=グウィンの新作です。これは読まなくちゃ!というわけで~
古代ローマで、英雄アエネーアスの妻となったラウィーニアを主人公にした物語。
2009年度ローカス賞(ファンタジー長篇部門)受賞作。
少女の視点で始まり、女性の一代記となっているため、ル=グウィンにしては、わかりやすい方でしょう。
様々な要素があり、当時の女性の生活ぶりがありありと描かれていて、親しみの感じられるトーン。とても面白かったです。
完成度が高く、最高傑作の声すらあるというのもうなずけます。

ラウィーニアは、イタリアのラティウムの王の一人娘。
従兄トゥルヌスに求婚されていましたが…
母のアマータは幼い息子を失って以来、様子がおかしいのですが、温厚な父はそれを認めようとしません。
母は甥のトゥルヌスがお気に入りで、強力に勧めていますが、傲慢なトゥルヌスをラウィーニアは好きになれませんでした。

直系の娘として、ラウィーニアは巫女的な存在でもありました。
一族の聖地アルブネアの森の中で祈っていたときに、ラウィーニアは時空を越えて、後代の詩人ウェルギリウスに出会い、英雄アエネーアスの妻になると教えられるのです。

軍団を率いてやって来たアエネーアスは、この地にとどまることを望み、ラウィーニアに求婚。
トロイアから流れて来たよそ者に対してトゥルネスらが反発し、戦争になってしまいます。が、終息した後には、ラウィーニアは年上の誠実なアエネーアスと幸福な結婚をします。
ただし、それも長くは続きませんでした。
アエネーアスの先妻の息子は、跡継ぎとしては人柄にやや問題があり、人望に欠けます。
幼い息子を取り上げられそうになって、ラウィーニアは故郷に戻り…

詩人ウェルギリウスの書いた英雄叙事詩「アエネーイス」はいぜんは欧米人なら共通して知っている物語だったのだとか。
トロイ戦争で炎上したトロイアから逃れた王の甥アエネーアスが生き延びて、流浪の果てにローマの地にたどり着いた…
古代ローマ帝国の由来に繋がるような物語で、ウェルギリウスがアウグストゥスに捧げた物。
当時流布していた伝説がいくらか元になっているのでしょうが、つまりは創作された建国神話というわけですね。

ラウィーニアは、自分が創作された詩の登場人物と知り、複雑な気持ちに…
え?ってこっちも~思いますよ。
そこまでもすごく実在感があるので、事実のまんまを見ているようにしか思えないのです。
ラウィーニアが時空を越えて、ル=グィンに生身の感情を伝えてきたのでしょうか。

ビーフシチューのセット

100112_155342ちょっと、牛肉でも食べて元気を出さなくちゃぁ…と
ビーフシチューのセットにしました。
こぎれいなセットで、半端な時間に食べるランチにちょうどいい量。
サラダも美味しいんですよ。
100112_155326お肉はよく味がしみて~期待通りの柔らかさ!

なんか色が妙に赤いわ…少し修正したはずなんですけど…出来てなかったのかも?coldsweats01
お店は、コロンバンです。

最近の暑いほうの日じゃなくて、寒かった日に食べたもの。
今年はお天気めちゃくちゃですよね~。

今年は母が車椅子の生活になり、何かと介護負担が増えて、1月半ばに父がぎっくり腰に。
一人で介助していた私も、1月末に腰をやりました。
急遽、身体介助にヘルパーさんに毎日入って貰うようにしました。
今も朝夕短時間来て貰ってますが、他にも1、2時間ごとに1日数回は移動があるので、けっこう大変です~。
母の調子が良くない日は、ほとんどつきっきり。
私は週に一度だけ、午後は出かけているんで、その時のランチなんです。
気分転換&買い出し前のスタミナ補給sun

「学問」

山田詠美「学問」新潮社

地方都市で育つ少女の成長と、仲間達との交流を描いた作品。
高度成長期の日本という懐かしいような時代を背景に、生と性の輝きが展開します。
山田詠美の作品でも、広く読まれそうな~一般に馴染みやすい方だと思います。
意外な人生の顛末を、ところどころに差し挟んである距離感がまた上手いです。

小学生の香坂仁美は、父親の転勤で、地方都市に転校します。
みんなに一目置かれている男の子・テンちゃんこと後藤心太と、裏山で偶然に出会い、どんどん親しくなります。
同じ社宅の女の子で、身体が弱くてすぐ眠り込んでしまう千穂。
病院長の息子で大食いのムリョ(無量)と、4人グループで良く行動するようになりました。
裏山に基地を掘ったり、蓮華草で花綱を作ったり、ちょっとしたことで嫉妬したり…
親分子分のような関係から、次第に異性を意識するようにもなりますが…

都会から来た女の子と、地元に暮らす人々の違い。
母が出て行った後、祖父母に育てられている心太は、塾に行くお金を出して貰えません。
奥手気味の少女がぼんやりと意識し出す自分の身体のことが、恋愛や夫婦のこととだんだん結びついていくリアルさ。
このへんは独壇場ともいえますね。中高校生も読んだら?いいんじゃないかな~。
ムリョといずれ結婚したいと言い出した女の子・素子も、完全な仲間ではないけれど、時々参加するようになります。
仁美が通っていた英語教室の先生の助力で、勉強を続けていく心太でした。

長いスパンで描かれる人の縁…
特別な幼なじみだけれど、それゆえか?なかなか恋人同士にはならない二人の関係。
作者のセンスが光ります。
登場人物の訃報がところどころに挟まれて、その後の人生がかいま見えるのですが、それもまた味わい深く、じわじわと満足感がありました。

5月の花

Vfsh0355母の日に買ってきて生けたお花に、庭の紫蘭を足した物。
カーネーション、よくもっているほうでしょ?
10円玉を入れるといいと聞いて、入れてあるんです。
紫蘭は庭の隅でなにげに増えて、切りやすいので、便利ですね。
Vfsh0354
兄夫婦が庭の花を切って持ってきてくれました。
蔓性の薔薇は枝が短いので、選ぶのが難しいとか。
花びらが細かいタイプで、可愛いですね~。
Vfsh0351
小さい白いのはカオリウツギとか。
確かに~いい香りでしたhappy01

誕生日のごちそう

Vfsh0334私のお誕生日がありました~happy01
何をとろうか悩んだあげく、一番シンプルな物に。

今週は疲れが溜まったのか肩こりがひどくて、食事の直前まで寝ていたので、添え物の料理はナシ。
みそ汁だけ、作りました~従兄が送ってくれたウルイが入ってます~あとは、えのきと豆腐。

Vfsh0345ケーキがいいでしょ~~。
立川のティーコジーというお店だとか。
当日に貰うってのは少ないから、ちょっと嬉しい。
Vfsh0349上はシブーストに見えます。
下は苺がたっぷり!
下に少しチーズクリーム入り?
Vfsh0350シブーストってどういう定義なんですかね?
とにかく、すっごく美味しかったですdelicious

年が増えるのは、内心嬉しいだけではないものもありますが…
先日、出先で鏡に映った姿を見て、うわっ中年~身も心も~~…‥と思ったのですが、次の瞬間「良くここまで生きたわ!がんばった~」と思ったのでした。
ゴム毬反射的ポジティヴシンキング…flair
‥おばさん的たくましさとも言う?coldsweats01

「ウィークエンド」

ピーター・キャメロン「ウィークエンド」筑摩書房

「最終目的地」がよかったので、遡って前の作品を読みました。
どこかオシャレな雰囲気、魅力的な登場人物、繊細なまなざしに共通性があります。

週末に集まってくる人々。
絵画の評論家で辛辣な講演を行っていたライルは、画家を目指している若いロバートと知り合います。
上手くいきそうで嬉しくなり、週末に行くことになっていた友達夫婦の家へ彼を伴います。

実は、ライルは1年前に恋人トニーを亡くしていました。
トニーの異父兄であるジョンとマリアン夫婦が友達なのです。田舎にある美しいその家は、彼を看取った思い出深い場所でもありました。
命日なのに、新しい恋人をいきなり連れてきたライルに戸惑うマリアン。

マリアンは、やっと出来た子供の発育が遅いようなのを心配していました。本来は繊細な女性らしいのですが、幾つかのことが重なってぴりぴりとして微妙に嫌な面が出てくる。
ライルのことは気に入っているのですが、それで余計に嫉妬混じりなのかも?

亡くなった人の存在の大きさを思い知る状況で、ライルは新しい彼氏ロバートに問われて「好きだ、楽しく過ごしている、でもこれは愛情という程のものじゃない、君を愛してはいない」と厳密に言ってしまうのでした。
そこまで言わなくても良いのにねえ…
素直なロバートが気の毒。

一方、マリアンにディナーに招かれた金持ちの中年女性ローラ。
娘ニーナが女優で近くで撮影しているためにイタリアからやってきているのですが、撮影の都合で会うのは延び延びになっていました。
ディナーの招待を受けた後に娘が恋人を連れてきて、気まずくなり‥
ニーナのわがままさと輝くような若さ。母の方にも悪気はないけれど、我が子より他のことを優先してきた歴史もある様子。

言わなくていいことを言ってしまい、言った方がいいことには気づかない。
人生のある面の受け止めがたい重さ。ぎこちなくて、もの哀しいけれど、それを包み込むようなユーモアも。
どことなしに心地良い雰囲気があって、読ませます。
「最終目的地」の方がさすがに練れているというか~読後感はいいですけどね。

ミルクティーパーティーさん参入

Vfsh0197新しいmomokoさんです~誰でしょう?

Vfsh0199ミルクティーパーティーさんです。
発売もかなり最近…昨年ですが。
うちでは一番若い?お嬢様。
予想よりちょっと地味めかな。
あ、髪がまだ押さえられてるせいか…
Vfsh0203ふわぁっと腕を広げて~
最初の写真を見たときから好みだと思ってましたの。
Vfsh0216コートも可愛いデザインでしょ。
ご紹介するにはちょっと時期が遅かったかな…

中は袖無しのドレスです。
Vfsh0218ドレスが綺麗~!

「龍神の雨」

道尾秀介「龍神の雨」新潮社

実の親を亡くし、残された子供二人が義理の親と一緒に暮らすことになった二つの家庭。
嵐の夜、龍が空を飛ぶのを見たように思う子供達。
奇しくも運命が交錯する…
雨が降らなければ、犯罪は起きなかったかも知れないのに?

母を亡くして大学進学を諦め、コンビニで働く蓮。
義父は飲んだくれて部屋にこもってばかりいて頼りにならず、蓮は自分が妹の楓だけは守ろうと思っていました。
楓を高校進学させるのも難しいのですが…
義父の態度に思い詰めた蓮は、妹を守ろうとある決心をします。

一方、辰也と圭介の家は。
母が海で死んだ後に父が再婚し、若い義母に馴染みきれないでいるうちに、その父も病死してしまったのです。
残された男の子二人と若い義母がぎこちなく暮らしているのでした。

辰也は中学2年と感じやすい年頃。万引きをしては義母に見せつけたり、義母が母を殺したのだと言い放ち、小学生の弟の圭介は、胸を痛めていました。
辰也が圭介にも万引きを強要、それは蓮の勤めるコンビニでした。
しかも辰也は、楓と同じ中学で…?

子供がこんな危機に巻き込まれるのは哀しいのですが…しかも誤解が!?
この雰囲気も、意外な展開も、道尾さんならでは。
ミステリというよりホラー的な気配がありますね。
臨場感のあるリアルな描写、独特なムードでぐいぐい読ませます。
2009年5月発行の作品。

母の日のケーキ

Vfsh0311母の日に買ってきたケーキです。
ぱあっと明るい感じがいいかな、と。
コージーコーナーのケーキです。
Vfsh0310カーネーションの造花とチョコレートのプレートがついていて、ピンクも可愛らしい。
母の好きな桃のケーキも味が変化ついていいのでは~と、足しました。
去年はプレゼントを買ったんだけど、今回は余裕がなくて、花とケーキで~coldsweats01
夜はお刺身にしました。

急に暑くなったのでぼーっとしちゃってましたけど、また少し冷え気味…?
調節が難しいですねえ!

「剣の名誉」

エレン・カシュナー「剣の名誉」ハヤカワ文庫FT

歴史物風ファンタジー。
「剣の輪舞」「王と最後の魔術師」に続く3作目。
年代は違いますが、同じ侯爵家が登場します。

18世紀頃のイギリスかヨーロッパを思わせる異世界。
狂公爵とあだ名されるトレモンテーヌと、その妹一家は、財産争いを続けていました。
妹一家は、田舎の領地でぎりぎりの暮らしだったのです。
姪のキャザリンがなぜか突然、侯爵に呼び出され、半年の間、剣客になるための修行を続ければ財産を継がせると言い渡されます。

キャザリンの~都でパーティに出られるのかもという娘らしいほのかな期待は裏切られ、男装で一人、剣の練習をする羽目に。
聞きしにまさる風変わりで退廃的な伯父というのが、「剣の輪舞」の彼。
キャザリンは伯父に振り回されつつ、剣の修行は意外に気に入り、往年の剣客セント・ヴァイヤーにも密かに師事するのでした。

キャザリンとは対照的なお嬢様アルテミシアや、従僕のマーカスと友達になるのですが、それがまた波乱の幕開けに。
アルテミシアの結婚話と、その意外ななりゆきに関わることになります。
難しい立場でややこしい苦難をいかにクリアするか?
あるこだわりを持った女性層には受けそうかも。
今回は、元気な女の子が主役の成長物で、1冊でまとまっています。

2007年、世界幻想文学大賞、ノベル賞受賞。

「あなたの苦手な彼女について」

橋本治「あなたの苦手な彼女について」ちくま新書

主に男性向け?
苦手なタイプの女性とは…

男にとって「女」とは、自分の恋愛対象になる存在、という指摘はもっともなんでしょう。
それ以外の女性はまあ、どうでもいい存在なんだそうで。
女性の権利などもまあ、どうでもいい存在の話ならまあ、好きにして、といういい加減な流れで来たんじゃないか、という。
この指摘は、女性向けに書かれているような気もしますね。

大卒女子が企業に採用されないのが問題視された時代がありました。
それが徐々に変わったのは、社会が豊かになったから。
(え、それだけ?)
専業主婦というものは労働を軽減され、ある意味では労働を奪われた存在だと。
一人の人間に対して一人の人間が尽くすという制度には無理があるとか(…指摘は理解できますが。子供のいない専業主婦は辛くなる人多いもの。
そりゃ場合によってだいぶ違うと思いますが…一人が大勢に奉仕していたり重労働を担っている家庭も有りだし)

教育ママが出てきたのはエネルギーのはけ口。
(ああ、これはまあ…そうですね。というか、家庭の全責任を負わされたのよね)

女性が社会に参加するというのが、勤めることを意味するのはなぜか。店や家業を手伝っているおかみさんは社会参加していないのか?
(…うんうん)

「あなたには自分がないのね」と女性になじられる場合、その意味は?
裏切り者という意味だという指摘は面白い。
会社人間としての自分もない場合、上司に「自分はないのか?」と聞かれる場合も、というのがおかしい。
「男社会」という言葉が出てきた時期。その考えによって、女性は個として生きることを意識した…等々。
戦後の戸籍改正によって家はすでに崩壊していたのに、皆それに気づかない??

繰り返しも多いし、理屈のための理屈のように思える部分もありますが、珍しい角度から光を当ててあるのが面白い。
え~と、つまりだから何なんでしょう…
個人として生きているとまわりにも合わせなくていいと思うようになるので、女性はすごくわがままになる場合があるって事?

ご近所の花たち

ご近所を歩くと、花盛り!
Vfsh0240もっこう薔薇が綺麗です~。

うちにはないんですが、育ちやすいんですってね。
Vfsh0239_2たくさんあって、見事です!

Vfsh0228白いのも…

Vfsh0230藤はもう少ししか残ってません。

Vfsh0237これは何だっけ…Vfsh0238ウツギ?
こういう小さな花、大好き!

ツツジもずいぶん咲いてますね。
Vfsh0235久留米ツツジかな。
オオムラツツジは去年より遅いみたいですね。

ダンボール箱チェック

Vfsh0142新しいダンボール箱を床に置いたら~
さっそく、うちの猫・みゅんが入りました。
チェックしないとね!
くんくん…
Vfsh0141このへんもくんくん…

Vfsh0139このへんは特に念入りに~
誰か触ったな?
…一人はお姉ちゃんだな~…

Vfsh0143なぬ?

カメラもチェックされてしまいましたぁ~flair

アフタヌーンのケーキ

100427_155424ちょっと久しぶりのアフタヌーン・ティールーム。
ハーフサイズのケーキ3つのセットです。
100427_155503三つ選ぶのに迷うんですよね~。
まずは季節のショートケーキ。
カスタードレモンだったかな、酸味があるのが新鮮。
100427_155512チーズケーキに、ラズベリーとチョコレートという組み合わせがいいでしょ。
好みでした。
100427_155523それからロールケーキ!
なんか楽しいんですよね、ロールケーキって。
消化良すぎて、すぐ反映してくれちゃうのが玉に瑕だけど…
美味しかったです。
100427_155654お茶は、マスカットティーにしたんです…これは正直、ハズレでした。
あまりにも薄くて。いい匂いのする、まずくはないお湯。
オマケについてくるならいいけど、お値段がねえ…??

「蛇の形」

ミネット・ウォルターズ「蛇の形」創元推理文庫

大好きな作家、ウォルターズの傑作です。
いぜんに読んだ物なのでアップしてなかったんですが、作家名のカテゴリを作ったことだし、これはご紹介しておかなければと。
ミネット・ウォルターズは現在、イギリス・ミステリの女王といってもいいでしょうね。
92年に「氷の家」でCWA(イギリス推理作家協会賞)の新人賞をとり、94年には「鉄の枷」でゴールドダガー(最優秀長編賞)、2003年には「病める狐」で再び受賞しているのですから。なかなかそういう人はいないんですよ~。
「鉄の枷」が一番のお気に入り。

この作品は構成が凝っていて、筆さばきが見事で、読み応えがあります。
ヒロインのミセス・ラニラは、ごく普通の教師で、のほほんと暮らしていた若妻でした。
たまたま近所に住んでいた黒人の老女が、ミセス・ラニラの家のそばまで来て亡くなった事に不審を抱き、まわりの無理解に妨害を受けながら、こつこつと調べ続けます。
海外赴任を経ながらも、何と20年も!

いったい、何が起きたのか。
そして、彼女はなぜそこまでして?調べ続けたのか…
特に親しくもなかった女性のことで、交通事故死と片づけられたのに。
手紙などを積み重ねて、次第に解ってくる全貌もすごいものがあります。
別に連続殺人とか、国家の陰謀とか~そういう大がかりなものでは決してないんですが。
人間の醜さ、愚かさ、邪悪さが次々にえぐり出されていくのです。
怠惰、偏見、不倫、嘘、無知、盗み、嫌がらせ、家庭内暴力…と新手の十戒のようです。
…気軽にちょいちょい読み返すってわけにはいかないかもcoldsweats01

けれども、それを調べ抜くミセス・ラニラがすばらしいのです。
一筋に光る意志の強さに感動!
崩壊しかけた家庭を築き直し、しだいに味方も見つけて。
夫も引き連れて証拠を突きつけ、大きくなった息子二人に「ママ、すごい!」と言われるなんて、ちょっといいでしょう。
ラストの手紙も哀切で…胸に残りました。

パーティーガールさんの細部

Vfsh9165パーティーガールさんのお顔のアップです。
意外に血色がいいんですね。
Vfsh0156横から見た所。
髪は、内側で束ねてありました。
Vfsh0154_2この上着が好きなんですよ~。
短めの黒いジャケット。
ビロード風です。
Vfsh0157さて、
パーティーから帰ってきた所、という雰囲気で。
Vfsh0161上着を脱いだ後ろ姿。
あれっ、貰ったメモ、落としたかしら?みたいな♪

「猫を抱いて象と泳ぐ」

小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」

繊細な言葉でつづられたイメージ豊かな作品です。
デパートの屋上に、象インディラがいた時代。
貧しい家庭に生まれた男の子は、生まれたときには口が開かない状態だったために手術が必要でした。
大きくなりすぎて屋上から降りられなくなってしまった象のインディラ。その運命に思いを馳せる~多感な少年に育ちます。
廃車になったバスを改造して暮らす巨漢のマスターに出会ったことから、チェスの才能が目覚めるのです。
チェスの名人アリューヒンの再来、リトル・アリューヒンと呼ばれることに。

マスターのチェス盤の下に入り込み、マスターの飼い猫を抱いて、練習を積みます。
チェス盤を見ないことで感性が研ぎ澄まされるけれど、普通の試合には出られない彼。
ホテルの地下にあるチェス倶楽部で、アリューヒンを模した精巧な人形の中に入って、チェスをすることに。
家具職人の祖父と見習いの弟が、一生懸命仕上げをしてくれるのでした。

手品師の娘が、父を喪ってホテルに取り残されたため、彼の付き添い役となります。
少年は彼女をある理由からミイラと呼び、彼女も理由は知らずに優しくそれを受け入れます。言葉少ない付き合いで、密かな絆が生まれてゆくのでした。
ホテルのオーナーの老令嬢も、好敵手に。
そしてリトル・アリューヒンが、ある決心をしたとき…

からくり人形のように精緻な言葉遣い。
荒々しい世の中に立ち向かう難しさも感じさせる、もの悲しいトーンですが。
個性的な登場人物は、規格からはみ出してしまうようでも、どこか、凛としています。
きらりと光る描写や心の交流を紡ぎ出す美しい文章に、夢見るようにうっとりしました。

海鮮のぶっかけ

100406_154836いぜんの北海道展の時に食べたもの。
函館から出店のお店のカウンターでした。
ひととき、旅行気分happy01
その時、ちょうど、こういうのが食べたかったのよ~!

100406_154848酢飯ではなくて、普通の白飯にのっているのが「ぶっかけ」なのかな?
正確な言い方は忘れましたが…
美味しくて~満足でしたhappy02

「拮抗」

ディック・フランシス、フェリックス・フランシス「拮抗」早川書房

大好きな作家・フランシスの新作です。
惜しくも亡くなってしまわれましたが…
これは息子のフェリックスと共著という名義になって「祝宴」「審判」に続く3作目。内容的には「再起」から4作目なのかな。
フェリックスのみの新作に引き継がれるのでしょうか。

主人公ネッド・タルボットは、ブックメーカーという競馬の賭け屋。
祖父から受け継いだ仕事で、アスコットにもいい売り場を占めています。
個人営業ですが、アシスタントのルカが有能で、コンピュータの扱いはほとんど任せるようになっていました。

賭け率が日本とは違うんですよね。
どんどん変動するので、いぜんは芸術といわれたやりとりも、現在はコンピュータでかなりの部分が制御され、大損はしないようになっているという。
ところが、出走直前に5分間ネットがダウン。
最初は、偶然の事故と思われるが…?

ネッドに両親はなく、祖父母に育てられましたが、ある日売り場に現れた男が父だと名乗ります。
しかも、その夕暮れ、何者かに襲われて目の前で刺されてしまう。
交通事故で死んだと聞かされていた自分の親は、どういう人間だったのか?
1歳の自分を捨てたとは。父は母の死に関係していた?
しだいに明らかになる真実。そして、ネッドの身に迫る脅迫…?!

一方、ネッドの家庭は…
愛し合って結婚した妻ソフィは、10年も躁鬱病で入退院を繰り返しているのでした。
今は、5ヶ月の入院中。
妻の両親には、賭け屋という職業のために強く結婚を反対され、結婚後も悪く言われ続けているのが、発病の要因らしいのです。
両親以外の家族とは仲良くしているソフィなのですが、味方になってくれている妹も、親には逆らいきれない。
家族とは何か、ちょっと考えさせられます。

人生を揺るがす大事件に、忍耐強い主人公がやがて孤独な戦いを挑み、中盤の暗さを一掃!
フランシスらしい要素を揃えてあります。嫌われ者の賭け屋の実情も面白い。
やや説明部分が多くなっていて、面白く引き込まれそうな所をもっと強く書いたほうが傑作になったのでは。
エピローグもあり、結末の読後感は、なかなかいいですよ~。

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