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「王と最後の魔術師」

エレン・カシュナー、デリア・シャーマン「王と最後の魔術師」ハヤカワ文庫FT

カテゴリーに「エレン・カシュナー」の項目を作ったら、「剣の輪舞」一作しかアップしていなかったので、前に読んだこちらをご紹介しましょう。
2002年の作品。2006年翻訳発行。
「剣の輪舞」の60年後の世界を描いた続編にあたります。
当初はなかった設定を加えて世界を広げ、より色濃くファンタジー的になっています。そのへんが共著者の功績らしい。

18世紀頃のイギリスかヨーロッパを思わせる異世界。
王政は廃され、魔術は禁じられています。
政治を担っているのは貴族たちですが、既に腐敗しているのです。
新進気鋭の大学教授バージル・セント・クラウドは、彼を慕う学生に囲まれていました。
侯爵家の跡取りの美しい青年セロンと運命的に出会い、熱烈な恋に落ちます。
この侯爵家というのが「剣の輪舞」に出てきたアレクの家柄なのですね。

政界も大学も社交界も陰謀が渦巻いており、期待を背負うセロンと、歴史の真実を追究するバージルは、危険に巻き込まれていく…
設定も陰影深くなって波乱の展開ですが、男性同士の恋愛も「剣の輪舞」より描写が多いです。
キャラはなかなか魅力的ですが。いや~外国の女性もこういうのが好きなんでしょうか??

脇役の女性達は、女侯爵に医者に女海賊と気丈!恋するのは男達?
ケルト神話的な要素も含むあたりは魅力的です。
地味な脇役にも、好感の持てるキャラがいます。
どう転ぶか全く予想できないので、わかりやすいとは言えない…「剣の輪舞」のほうがシンプルなので、読んでからのほうが入りやすいかも。
直接の関係はそれほどないんですけどねcoldsweats01

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