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「ノーサンガー・アベイ」

ジェイン・オースティン「ノーサンガー・アベイ」キネマ旬報社

ジェイン・オースティンの初期の小説。
23歳の時に書き始めたもので、最初に出版される予定だったのが、なぜか買った出版社がいつまでも出さないままにしていたんだそうで。
のちに買い戻して発行したそうです。

ヒロインのキャサリン・モーランドは、田舎育ちで、子だくさんな家庭の長女。
小説好きで夢見がちな17歳の乙女です。
村の名士アレン夫妻にバースへ連れて行って貰い、都会の社交界を知ります。
話し上手で親切な若者ヘンリー・ティルニーと出会い、好感を持ちます。

一方、兄ジェイムズの友達の陽気なソープ兄妹とも出会って、そちらの付き合いが優先されるので、なかなか思うようには進展しないのでした。
明るく綺麗なイザベラ・ソープとはとても仲良くなり、兄のジェイムズと親友イザベラの婚約を喜ぶキャサリン。
ところがイザベラは、口では上手いことを言いながら、結婚に際して貰えるお金が少ないことに不満を示し、ヘンリーの兄とも急速に親しくなり始めます。

キャサリンは、ヘンリーの父・ティルニー将軍に思いがけなく自邸ノーサンガー・アベイに招待されます。
感じの良い妹エリナーとは楽しく過ごしますが‥
謎めいた古い屋敷に想像力を刺激されたキャサリンは、将軍の妻の死に疑いを抱いて、閉ざされた部屋に入り込もうとしてヘンリーに見とがめられ…?

広大なお屋敷の名前がアベイというのは、昔は修道院だったから。
そういう時代からの名門ということになるようです。
当時流行の小説のパロディ的要素を含むため、出版するタイミングが難しくなったらしいですね。
夢見るヒロインの妄想がコミカルで、楽しく読めます。
やっぱりオースティンは、ロマンス小説の王道ですね!

ドラマ化された物もDVDをレンタルして見ましたが、要領よくまとまっていて、面白かったですよ~。

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