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映画「マリー・アントワネット」

映画「マリー・アントワネット」

ポップでキュートなおしゃれな映画~といった宣伝をされていたソフィア・コッポラ監督の映画。
マリー・アントワネットの結婚の日から、主に十代に焦点を当て、はなやかなヴェルサイユでの日々が描かれていきます。
お菓子が好きで、愛犬をかわいがり、友達とお喋りしたりトランプをやったりしながらフランスの国境まで来た少女。
こんな普通の女のコが、王太子妃になっちゃったんですよ~っていう。

広大なヴェルサイユでは、外の世界など全く遠く感じられたというのが実感としてわかります。
王の食事などの日常は国民にも公開され、着替えのときには貴族が服を渡すのが特権という奇怪なしきたり…環境不適応を起こしそうですね。
周囲の注目を集めながら、世継ぎが出来ないどころか、夫とは婚姻が成就しない屈辱。
日本人とくに女性なら知ってる人も多いけど〜フランスでは彼女は悪役イメージらしいから、世界的には、意外に新鮮な切り口だったのか?

つぎつぎに繰り出される衣装は、カラフルでお見事。
これを見るだけでも、じゅうぶん見る価値はあります
もともとロココは優美で華やかで、とくにアントワネットは遊び心があった人だから~史実とそうは違わないと思います。
ストレス解消の賭博や取り巻きへの散財などで借金を増やしてしまったアントワネットですが、借金はルイ14世の頃からだし、絶対王政の限界が来ていた時期に居合わせてしまったのでしょう。

子供が生まれてからは良き母になったのか?
後半の人生を駆け足で描き、それも革命が起きてパリへ連れて行かれるその日までなので、ある意味やっと一人前の女王になったところ~最期に臨んだあたりは出てきません。

フェルゼンが普通に恋する男以上でも以下でもないのは、まるで浮気みたいに軽すぎて、ちょっと気の毒でした。
命がけで救出しようとしたのに、映画がヴェルサイユを離れるところまでだから、その後のいきさつはいっさい出て来ないのです。
別れるときは馬で去っていく後ろ姿をアントワネットが見送るという、ひとときの恋の喜びも終わり…っていう印象でしたね。
そういうことも~普通の女性にあっておかしくないこと、というとらえ方なのかな?

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コメント

思い出した!
この映画、上司(女性)によかったわよ~!と強く勧められたんでした。さっそく貸しビデオ店に行かなくっちゃ! 
ラストについては、やっぱり拍子抜けしたと言ってましたね。わたしたちの意識ではマリー・アントワネットは断頭台の露と消えた女王ですから…

marieさん、
ご覧になってなかったですか?~意外!
これ、面白いですよ。綺麗だし、見る甲斐あります。
映画館になかなか行けなくなった時期の公開だったので、今年やっとDVDで見ました。
ただ、「ベルばら」を熟読した人間にとっては、こっちの方が詳しいぞってぐらい、歴史上の出来事にはあまり触れられてません。
そっちまで描くとものすごく長くなっちゃうでしょうけどね…

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