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「肩胛骨は翼のなごり」

デイヴィッド・アーモンド「肩胛骨は翼のなごり」東京創元社

印象的なファンタジーです。
一軒家に引っ越してきた男の子・マイケル。
学校は同じなのですが、バス通学で遠くなり、いつもの仲間とはちょっと距離を感じてしまいます。
赤ちゃんの妹は生まれたばかり。
保育器から出たものの、また入院することに。ママは赤ちゃんにかかり切りなのでした。
二人の子を育てるためにと、夢を描いて買った広い敷地の家なのですが。

庭にある古い小屋は、車が2台入るガレージという触れ込みでしたが、中は不要品と埃だらけ。
こっそり入ってみたマイケルは、蜘蛛の巣にまみれて身動きもしないやせこけた小柄な老人を見つけます。
死体?幻?普通の人間ではない‥
「何が望みだ?」と言われる、その声は本当に聞こえたのか。

よく見ると、それほど年をとってはいない様子なのでした。
合っていない服の背中は奇妙に盛り上がり、そこには‥?
ひそかに食べ物を運び、親しくなった隣の女の子ミナと助けようとするのです。
ミナは画家の娘で、親に教育を受け、学校へは行っていない個性的な育ち。

ガレージは取り壊されるので、夜中にミナと空き家へ彼を運びます。
気もそぞろで、好きなサッカーにも調子の出ないマイケル。
今にも死ぬかと思われた彼は…?
不思議な数日間の出来事。

作者は1982年、勤めを辞めて短編を書き始める。
1988年、初めて書いたこの児童小説がヒット、カーネギー賞とウィットブレッド賞を受賞。

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