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「ベンジャミン・バトン」

スコット・フィッツジェラルド「ベンジャミン・バトン」イースト・プレス

寓話的で不思議な味わい。
フィッツジェラルドにこんな作品があったんですねえ。
この本はイラスト入り、行間があいているので、ふうわりと読めてしまいます。

1860年夏のある日、南北戦争後のボルチモア。
名門のバトン夫妻に生まれた待望の子供は、なぜか老人の姿をしていました。
恐怖に脅える病院の人たち。
事実を受け入れかねる父親は、わが息子に着せる服を探し回って、大人がお祭りで着る子供服を買うのです。

そして、なぜか少しずつ若返っていく息子…
だんだんと違和感がなくなり、父親とは友人のようになっていきます。
結婚もするのですが…
美しい妻はいつしか年上に?残酷ね~。
軍役もしたのに、その後さらに若返ってしまいます。
復員軍人会に出席しようと、かっての英雄だと名乗っても、その時の姿はもう少年なので信用されない。最後は幼子に戻り?
SF的とも言えますね。

フィッツジェラルドは1896年生まれ。
大学を中退して陸軍入隊、第一次世界大戦を経験。といっても国内駐留だったそう。
20年に作家デビュー、美しい妻ゼルダと共に、華やかな狂騒の時代を生きるのですが。
29年の世界恐慌、妻ゼルダの統合失調症などに絶望、アルコール中毒に。
この作品は、時代の寵児だった1922年に発表されています。

この本は、2009年1月発行の新装版。
ブラピとケイト・ブランシェットで映画化されてます。ちょっと雰囲気は違うのでしょう。

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