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「ジーン・ワルツ」

海堂尊「ジーンワルツ」新潮社

チーム・バチスタと同じ世界を舞台にした小説ですが。
現役医師として産婦人科の問題について提言というか~ずばずばと断言してあります。
一気呵成に書かれたようで、一気に読めます。

クール・ウィッチとあだ名される女医・曾根崎理恵。
帝華大学で発生学の講師をしている新鋭の医師です。
組織からははみ出し気味ですが、講義ぶりも大胆で小気味よい。
直接の上司である清川准教授にたしなめられながら、逆にだんだん主導権を握っていくような…?

理恵は、マリアクリニックという所でも産婦人科の医師として勤めているのですが、そこは閉院の危機に瀕していました。
原因は、何よりも小手先の医療改革のあおり。
たまたま北海道で産科医療の重責を担っていた息子が訴えられるという事件が起き、こちらでは、その母である院長が重い病気になるという悲運が重なります。

閉院まで決して見捨てずに仕事を続けると断言する理恵。
残った患者数人はそれぞれ年代も事情も違い、ある意味テストケースのよう。
50代の女性は代理出産ではないかと清川は疑うのですが…

問題解決は…理恵が離れ技を演じて、やったね!という物語になりますが~一般化できないような特殊ケースなので…
意見ははっきりわかっていいかもしれないが~小説として、もう少しふくらみが欲しい気も?
作者は1961年生まれ。
2008年3月発行。

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