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「タルト・タタンの夢」

近藤史恵「タルト・タタンの夢」東京創元社

フランス料理の店で起きるささやかな事件を描いた短編集。
ビストロ・パ・マルは、下町の片隅にある~カウンター7席テーブル5という小さなお店だが、味自慢!
料理長の三舟はフランスで10年以上修行して、名字とその風貌からサムライとあだ名されていました。
料理人の志村、ソムリエの金子ゆき。
ギャルソンは僕こと高築智行だけ。つまり、彼が語り手です。

豚足とレンズ豆の煮込み、シュークルート、ブイヤベースなど気どらない料理が主なお店。
こんなお店が近くにあったらなあ!happy01

パティシエはいないのでデザートはよそからも仕込み、料理長や料理人も作ることがありました。
常連の西田が、婚約者と食事をした後に体調を崩したというそのわけは?
その時に出たというデザートのタルト・タタンから、料理長が謎を解きます。

好き嫌いの多いお客と、その愛人の顛末は?
志村とその妻で歌手の麻美のフランス時代の思い出、ガレット・デ・ロワなど。 妻がフランスから買ってきたジャムを人にあげたら、妻が出て行ってしまったという、それほど怒った理由は?等々。

こういうのは、すごく楽しいですね~。
2007年10月発行。

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コメント

これもおいしそうなお話ですねぇ。豚足と豆の煮こみって、カスレのことかしら。
先日、以前こちらでご紹介のあった「至福の味」の作者バルビエリの「優雅なハリネズミ」を読んだのですが、これまた美味しい物満載で。
主人公のところに毎日のようにお茶を飲みに来る友人がお菓子の名人で、毎回美味しいお菓子を持ってくるのが、またhappy02


そうそう、「見知らぬ場所」、わたしも先週読み終えました。
sanaさんの紹介を読んで、あ、そういえば買ったけどまだだった、と(毎度こんな事言ってますね)。
ジュンパ・ラヒリって、ほんとにうまいなぁ。
これまでに長編は1つだけですが、短編のひとつひとつが、短くてもその物語の語られていない部分も語ってしまうようなすばらしさで、長編を読んだような読後感があります。

しあんさん、
そうそう、カスレってあったと思いますよ!
これは図書館で借りたのですが、いずれ買うつもり。
こういうのって読み返すにも楽しいですよね。
わりと有名な料理を題材にしてるようなので、しあんさんは知ってるのばかりじゃないかな。

あ、「優雅なハリネズミ」!
まだ紹介してませんが、つい最近読みました~happy01
美味しいもの、出てきましたねえ…
主人公の友達が家政婦さんなんだけど、しっかりした女性でお菓子作り名人で、精神的に貴族と主人公が思ってるのね。
一回でいいから、作ってきて下さい!てお願いしたいわ。

「見知らぬ場所」読みました~?happy02
もうあきれるぐらい、上手いしね~どういう頭してるんだろうとか思っちゃう。
短編名人の作品て、感心しつつも疲れる場合もあるけど、彼女の場合はそれもないし。
モチーフが女性的なのと、流れがいいからかしらね。

「美味しいミステリー」特集を組むとしたら、最近のヒットはこのシリーズにしたいと思います。

続編『ヴァン・ショーをあなたに』も読みました。
とかく続編ではマンネリ感が出たりするものですが、これは一作目よりもさらにおもしろくなっていました。

ところで、日記をブログに引っ越したので、もしお手数でなければ、リンクは新ブログの方へつなげていただけるとありがたいです。
ブログ形式になって、読んだ本の紹介なども気楽にしていきたいと思っているのですが、なかなか実行にうつせないでいます。

無幾庵さん、
こんにちは!
続編もお読みになったんですね! よかったですか~happy01
これ、とっても気に入りましたよ~。
続けてくれたら嬉しいなあ。

お気に入りリンクの方も、さっそく変更しておきましたからね~wink

早速のお気に入りリンク変更、ありがとうございます。

ビストロのシリーズ続編は、シェフのフランス修行時代を垣間見せるようなお話もありました。
3冊目にも続きそうな印象でしたね。

図書館で借りたので、文庫版が出たら買いたいと思っていますが、東京創元社は文庫に入れる基準がいまひとつ判りません。

美味しそうなのに、ミステリなのですか・・・。
残念。
先日、テレビでやっていた「ダ・ヴィンチ・コード」を途中からうっかり見てしまい、
トイレに行けない日々を過ごしていたりします。
ついでに西洋史概論を落として留年~とかいう悪夢にもうなされて散々です。
ちなみに概論は必修だったのに、試験を受けるのは履修開始年度の2回生よりも、
2回生以上の人数の方が多いという恐怖の科目でした。

無幾庵さん、ご無沙汰しています。
無幾庵さんも、ついにブログ移行ですか。
未だに自分のページを持っていない私はブログの方が使いやすいとか、そういうのがイマイチよく分からないのでした。

わたしもググってみて、2冊目は「ヴァン・ショー・・」か~~、なるほど~~と思ったところでした。
ヴァン・ショーは、お鍋で沸かすので、お酒の飲めない人でも楽しめる、香り豊かな飲み物です。ノエルにはつきものですね。風邪引いたときなんかも飲むようなので、まぁ、フランス版卵酒ともいえるかな(タンパク質は入っていませんけど)。体の温まるスパイスが入るので、卵酒よりも風邪には効きそうです。肉桂や丁字って、風邪薬っぽいでしょ?
他にはどんなおいしいものが登場するんでしょう。

櫻子さん
ググってみたところでは、この本に殺人事件はなさそうですよ?
日常に紛れ込んだちょっとした謎解き、って感じらしいです。だから、怖くないと思うよ。

>櫻子さん、
そ、そりゃあ「ダ・ヴィンチ・コード」は櫻子さんには向かないわ!特に映画は…
原作はミステリとしてはあっさりした描写なんですけどね。
でも連続殺人には違いない~bearing

「タルト・タタン…」は、しあんさんおっしゃるとおり~日常の謎系なので、大丈夫ですよ!

>しあんさん、
ヴァンショーは一作目のほうにも時々シェフのお薦めで出ていました。
せっかくレストランに来たのにおなかこわしてる人とかに出してましたね。
風邪にも良さそうですね~confident

ブログもいろんな機能のがあるので、使いやすいかは人によっても違うと思います。
「さるさる日記」だと写真のアップが面倒くさいってのはありますね。
ブログは一般に楽…
でも、たまたま~説明がその人にとってわかりにくいとか~そういうのもありますよねcoldsweats01

あら、殺人なしですか!
それは読まなくちゃ。
って、読めるのはいつ・・・って話ですが。
最近、ずっと積読本だった、三浦しをんの直木賞受賞作を読んだというテイタラクです。

「ダ・ヴィンチ・コード」は、皆がそんなに怖くないよ~とか言っていたのをおぼろげに覚えていて、うっかり見てしまいました。
一度見始めてしまったので、皆の嘘つき!と泣きながら見ましたよ。
こういうとき、吹き替えだと目をつぶっていても大丈夫なんだということも再確認しました。
夜中に一人でトイレに行くのが、まだちょっと怖かったりもします。

櫻子さん、
三浦しをんは、エッセイが爆笑もんで面白いです!
受賞作もほどほどに上手くまとまってますけどね。

「ダ・ヴィンチ・コード」はそれほど怖くない…
そ、それは原作の方だと思います~。
それも、連続殺人にしては、だったと思います~あまり書き込んでないのでweep

内容的にはダヴィンチだったり、美術や有名な史跡が出てきたりで、読まないの惜しい面もあるんですよね。
映画も見所あるんですけど。スリル満点の部分が、エンタテインメントなんだけど~ちょっと恐いですよね…coldsweats01

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