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「女王の矢ーヴァルデマール王国年代記1」

マーセデス・ラッキー「女王の矢 ヴェルデマール王国年代記1」中央公論新社

辺境の砦族の少女タリアが主人公。
一夫多妻制の封建社会で、生母はすでになく、父親の第一の妻に厳しくしつけられ、働く毎日。
本を読むことさえままならない暮らしでした。
13歳でもうすぐ結婚と言われ、本で読んだ使徒(ヘラルド)になりたいと夢想したら…
現れたのは白い神馬(コンパニオン)。

美しい馬にそっくりな姿なのですが、ヴァルデマール王が神に祈ったときに現れ、自ら使徒を選ぶ超越的な存在なのでした。
神馬が迷子になったのかと乗ったまま一人で都へ向かい、不安の中、学院に招じ入れられることに。
実は、タリアは神馬ローランの二ヶ月の探索の末に、使徒に選ばれたのです。しかも、女王側近クイーンズオウンとして。

次代を継ぐべき王女エルスペスは、わがままな暴君になってしまい、手がつけられない。
重責を担う女王セレネーも、なぜ教育に失敗したのかと胸を痛めていました。 タリアは小さな弟妹の面倒を見た経験があり、じつはそのあたりは得意。

最初は都会のことや国の成り立ちを何も知らずに、孤立がちで戸惑うタリアでしたが~楽師の才もある老いた使徒ジェイダスと友達になり、少しずつ心を開いていくのです。
すくすくと成長する有様がさわやか。
1987年の作品。

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