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「シートン(探偵)動物記」

柳広司「シートン(探偵)動物記」光文社

シートン動物記で有名な、あのシートンが探偵役という設定の短編集。
新聞記者である私に、高齢になったシートン先生が知られざるエピソードを語る、という形式になっています。
何となく古きよき時代を思わせる文体で、自然な雰囲気。
じつは動物たちが事件を解決した?!といった趣向になっているのがとても楽しい。

「カランポーの悪魔」はあの狼王ロボが登場、近くの農場で恐れられていて、しかもそこで人が殺され…?!
「銀の星」はホテルでの密室盗難事件。シートン先生がよく知っているカラスの群れが登場。
「森の旗」は、貧しい家に飼われていたリスが関わった…
ネタばれになるので書けませんけど。

読みやすく、ポイントを押さえてあって、なかなかいい感じです。
2006年5月発行。
「シートン動物記」は子どもの頃に熱心に読みましたが、じつは内容をほとんど覚えていません。
哀しい部分が多いので~どうも記憶から抹殺してしまったようなんですね。

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コメント

読まれたんですね


シートン動物記は、かなり覚えている麦子です。
そしてこれが単なるおとぎ話ではない、生きていく厳しさがあるなあと感じた記憶があります
でも子供心には哀しくて腹立たしかった気持もあります。

むぎこはこのカランポーの話で
語り手が「何故、ロボを倒したのか・・・。」と思ったと言う話を聞いて同じ事を自分も昔おもったので驚きました。

気高さからするとロボでなく人の方が死ぬべきなのに・・と当時思ったものです

むぎこさん、
むぎこさんの記事を読んで、面白そうだ!と思って読みました~
なんだか文章も懐かしいような落ち着いた感じで読みやすかったです。

むぎこさんは良く覚えてらっしゃるんですね!
確かに、生半可でない、生きていく厳しさですよね…
中学の時に読み返そうとして、あ、これは死んじゃうんだ…と気づいて途中でやめたことが。
理不尽さに気づいたりすることも意味はあるんですけどね。
動物の方が高貴なものをもっているような気がすることがありますね…

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