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「天を映す早瀬」

S.J.ローザン「天を映す早瀬」東京創元社

リディアとビルという探偵二人の交互の視点で語られるシリーズの7作目。
リディア・チン(中国名リン・ワンジュ)はニューヨークの私立探偵。小柄で黒髪で勝ち気な生きのいい女性です。
中国人街の長老格ガオに依頼され、アメリカでなくなった老人ウェイの形見の品と遺骨を届けに、香港へ。

生まれて初めての海外旅行!
中国人ばかりがいて当たり前の地に降り立つことになったのです。
ところが行った先では、スティーヴン・ウェイの幼い息子の誘拐事件が発生していました。
相棒のビルも同行しているのですが、白人の大男はやたらに目立つことに。
形見の翡翠がすり替えられていたという謎もあり、初めて会った人々に不審の目を向けられます。

ウェイ家の顧問弁護士の依頼で、行方不明の子守マリアを探すことになり、慣れない土地を右往左往する二人。
渾然とした熱気が香港の雰囲気を伝えてきます。
香港警察の巡査部長マーク・チュワンと協力しつつ、結社につながる骨董商リーとも大胆に接近します。

チュワンにキスされたりしつつも~相棒のビルとの仲には微妙な進展も。
香港を縦横に駆けめぐり、疾走感の強い展開で読ませます。
観光案内にもなっているかも。
題名は、リディアが占い師に言われた言葉から。
2001年の作品。2006年翻訳発行というのはちょっと遅れた?

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