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「最高の銀行強盗のための47ヶ条」

トロイ・クック「最高の銀行強盗のための47ヶ条」東京創元社

2008年9月発行。
元気のいいデビュー作です。

銀行強盗の父親に、9歳から仕込まれたタラ。
父のワイアット・エバンズはとんでもない男だったが、犯罪者としてはそれなりに賢く、47ヶ条の規則を作り上げていました。
ずっと捕まらずにコンビで仕事をしつつ、タラは22歳になり、覆面の下は美しい娘に。
しかし、普通の恋愛などは望みようもなく…

一方、田舎町の元不良少年マックス・ウィリアムズは21歳。
母亡き後は保安官の父に育てられ、必要以上に厳しく当たられる毎日。
これがタラに一目惚れ!
車を盗んで追いかけ、彼女と一緒にいるためならとコンビニ強盗もやらかす。
犯罪者と警官なのに、強圧的な父親が妙に似ているのに驚く二人でありました。

ワイアット逮捕の誤報にいさんだ昔の仲間が隠し財産を持ち逃げし、怒り狂うワイアットは警官の手を振り切って、追いまくります。
かたやFBIの真面目なドーキンズ捜査官は、覆面強盗の真実にいち早く気づき、やっかいな上司ストラットンをいなしながら、捜査を続けていました。
このストラットンというのが、父親が上院議員なので昇進したというやつで、実は血を好む異常者…
という~とんでもない登場人物達。
さらに、もとベトナム従軍医のクリスピンは、獣医を表看板に違法な治療で儲けた金で、いざというときのため地下道を造り、ノアの箱船のように動物のつがいを飼っているという~すんごい変わり者。
クリスピンは幼い頃から知るタラに好意を持ち、タラとマックスを助けようとするのですが…?!

登場人物のいかれっぷりとスピード感は、カール・ハイアセンを思わせます。
フロリダの空気じゃないところが違うけど。
「驚異の新人が送るノンストップ青春+強盗小説」という紹介はぴったり。
若い人は、決して真似しちゃいけませんよ!?

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