フォト

おすすめ本

« 「美しきカサンドラ」 | トップページ | 世界選手権、始まってます »

「夏のくじら」

大崎梢「夏のくじら」文藝春秋

大学に入って、地元の祭りに参加することになった若者の夏。
丁寧にわかりやすいエピソードが重ねられ、今時珍しいさわやかさがあって、なかなかよかったですよ。

高知で大学に入って、祖父母の元から通うことにした篤史。
東京育ちなのにと驚かれますが…
中学3年の時に一度だけ参加したことがある、8月のよさこい祭りに、鯨井町のチームのスタッフとして参加することになります。
従兄弟の多郎に押し切られたような形でしたが、実は4年前に出会った年上の女性のことがずっと気にかかっていたのもあって。

チームのテーマは元気な~恋するくじら。
篤志は、サイトを作る係になり、プロのダンサー・カジから踊りの特訓も受けます。
協調性のない性格で、衝突もするのですが…
大がかりな行事は知らないことばかり。みんなで作り上げていく熱気が楽しい。
うちの近所のお祭りにも、よさこい踊りのチームが来ること、あるんですよ。こういうののセミプロの人だったのかなあ?

篤志が初恋の人を探しているという噂がだんだん広がり、皆が協力してくれます。
それぞれの人生が、ちょっとだけ動いていく時期でもありました。
春から夏にかけて読むのにピッタリですね。

2008年8月発行。
作者は2006年「配達あかずきん」でデビュー。

« 「美しきカサンドラ」 | トップページ | 世界選手権、始まってます »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145558/44221958

この記事へのトラックバック一覧です: 「夏のくじら」:

« 「美しきカサンドラ」 | トップページ | 世界選手権、始まってます »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック