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「ラットマン」

道尾秀介「ラットマン」光文社

2008年1月発行のミステリ。
アマチュアロックバンドを14年続けているメンバーの一人、姫川亮には幼い頃に父と姉を失った過去がありました。
高校時代から付き合ってきたひかりとも、結婚する気にはなれないでいます。ひかりの妹で今はバンドに加わっている桂に、内心惹かれているせいもあるのですが…
ひかりと桂もまた、父が家を出たまま行方不明という欠落感を抱えていました。
長年使っていたスタジオが閉鎖されることが決まり、最後の練習の日、事件が起きる…?!

ラットマンというのは心理学用語というか~人間の顔と並べれば人間に、動物と並べれば鼠とも見えるような絵のことだそうです。確かに、そう見えます!
23年前の事件とリンクして、中盤は絶望的に思えた事情が二転三転する、意外な面白さ!
それが爽快感に繋がり、読後感もなかなかいいです。

作者は1975年生まれ。2004年デビュー。
前に読んだ「シャドウ」で2007年の第7回本格ミステリ大賞受賞していたんですね。
「カラスの親指」で第140回直木賞候補、と順調にキャリアを積み上げているようです。

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