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「フロスト気質」

R.D.ウィングフィールド「フロスト気質」創元推理文庫

待ってました~のフロスト警部もの。
ジャック・フロスト警部は、相変わらず小汚い格好の仕事中毒、どこでも下ネタを連発、上司のたばこを盗むわ、セクハラもするわの困った親父ぶり。

警察上層部が会合後にまとめて交通事故で入院してしまった!?という異例な事態に、かって確執のあった同僚キャシディが警部代行として派遣されて来ます。
折しもハロウィーンの時期、デントンでは、子ども受難の事件が起こる~7歳の少年の死体が発見され、8歳の少年が行方不明に。
誘拐犯からの連絡を受けて、必死の捜査が続きますが…

今回、フロストとコンビを組むのは、若い女性の部長刑事リズ・モード。
キャリア志向の冷静な彼女、まわりのおっさん達の嬢ちゃん呼ばわりに頭に来つつ、フロストの苦手な面をフォローしてくれるので、けっこう良い組み合わせかも。
フロストのだらしない性格から、捜査も時にはめちゃくちゃになるのですが、混乱しつつもしっかり働くのですね。
そして、インチキはお手の物なので、人情味溢れる采配も。

一方、狂言かと思われた少女誘拐の結末は…?
いやみな上司もたくみに交わし、同僚とはいつの間にか仲よくやっているフロスト警部に、満足な読後感でした。
シリーズ第4弾。1996年の作品。2008年7月発行。
作者が亡くなったのは惜しまれます。まだ3冊未訳が残っている?!

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コメント

フロスト警部って、はじめはすんごくイヤな奴だったと記憶しているんですが……推理も全部的外れだし、みんなからも嫌われていて、でも本人は平気のへいざという。それが、この作品ではけっこういい奴になっていて、拍子抜け(笑)一生懸命事件に立ち向かってるじゃありませんか。
まあ、子供相手の卑劣な事件ですから、さすがのフロストも真剣にならざるを得ないのでしょう。
わたしが一番好きなのは、「フロスト日和」ですね。

marieさん、
フロスト警部、前は確かにまわりに嫌われていましたね?
でもけっこう、何だかんだ言いつつ働いていたから~イヤミな上司よりは認められるようになったんでしょうか。
「フロスト日和」面白かったですよね!
えーと…もっとも、私はどれがどれだか正確には区別がつきません…

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