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おすすめ本

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2009年1月

「ブランケット・キャッツ」

重松清「ブランケット・キャッツ」朝日新聞社

2003年掲載作を2008年8月単行本化。
二泊三日で猫をレンタルする店があるという設定。
なじんだ毛布と一緒に貸し出すので、ブランケット・キャッツというわけ。

もちろん、人見知りしない、違う場所へ行ってもパニックにならない、気だての良い猫ばかりのはず…猫でそんなのはめったにいない~私の知ってる猫では、せいぜい1匹ぐらいだけどね。
うちのだったら、店で暴れ、隅っこに隠れて出てこないでしょうね…coldsweats01

子どものいない夫婦が猫を飼おうか迷って、試しに預かってみる話。
助手席に馴染みの大きなメインクーンを乗せては旅に出る女性の、最後の旅。
家を手放す前に家族の思い出を作ろうと、猫を借りる話など。

ぼけかかったおばあちゃんに猫が死んだと言えずに、そっくりな猫を借りる話では、結婚を前にして迷う孫娘の心境がリアルで、なかなか良い味わい。
全体にちょっと哀しいが、どこかひょうひょうとした余裕もあります。
ツボをつついてくれる所もあるので、なかなかいい感じ。

「フロスト気質」

R.D.ウィングフィールド「フロスト気質」創元推理文庫

待ってました~のフロスト警部もの。
ジャック・フロスト警部は、相変わらず小汚い格好の仕事中毒、どこでも下ネタを連発、上司のたばこを盗むわ、セクハラもするわの困った親父ぶり。

警察上層部が会合後にまとめて交通事故で入院してしまった!?という異例な事態に、かって確執のあった同僚キャシディが警部代行として派遣されて来ます。
折しもハロウィーンの時期、デントンでは、子ども受難の事件が起こる~7歳の少年の死体が発見され、8歳の少年が行方不明に。
誘拐犯からの連絡を受けて、必死の捜査が続きますが…

今回、フロストとコンビを組むのは、若い女性の部長刑事リズ・モード。
キャリア志向の冷静な彼女、まわりのおっさん達の嬢ちゃん呼ばわりに頭に来つつ、フロストの苦手な面をフォローしてくれるので、けっこう良い組み合わせかも。
フロストのだらしない性格から、捜査も時にはめちゃくちゃになるのですが、混乱しつつもしっかり働くのですね。
そして、インチキはお手の物なので、人情味溢れる采配も。

一方、狂言かと思われた少女誘拐の結末は…?
いやみな上司もたくみに交わし、同僚とはいつの間にか仲よくやっているフロスト警部に、満足な読後感でした。
シリーズ第4弾。1996年の作品。2008年7月発行。
作者が亡くなったのは惜しまれます。まだ3冊未訳が残っている?!

季節のフルーツのワッフル

食事じゃ多いけど~Vfsh6861小さなケーキでは少し足りないという半端な時に。
ワッフルにクリームが載っているタイプは、ちょっと食べきれないかなぁ?というボリュームなのですが、ハーフサイズがあったので、それに。
もっちりと厚めのワッフルにたっぷりアイスクリームが満足な食べ心地。
季節のフルーツは期待したほどじゃなかったです…千疋屋なのに。ハーフのせいかしら?
普通には美味しかったですdelicious

「上と外」

恩田陸「上と外」幻冬舎

2000年に文庫6冊で書き下ろしされた作品を、2007年上下巻にまとめた新装版。
子どもの視点で書かれているので、子どもにも読みやすいでしょう。

祖父と暮らす中学2年の練と、母と暮らす小学6年の妹・千華子。
両親が離婚した後も、一家4人で年に一度は集まっていました。
この夏も、中米のG国で発掘に携わっている考古学者の父・賢のもとへ。

ところが、どこか異様な緊張がただよっていたのは、母が恋人との再婚を決めていたからでした。
しかし、クーデターに巻き込まれて事態は急転、それどころじゃなくなります。子ども達はヘリからジャングルに放り出されてしまうのです。

密集した木々の上に着地した練と千華子兄妹。
見渡す限り、鬱蒼とした森…
マヤの遺跡を目指して、サバイバルが始まったのです。
異様な轟音の響く巨大な人工の建築にぶつかり、どこからともなく現れた少年ニコに助けられますが…
ジャガーのいる地下洞窟での成人儀式への参加を強要されるのでした。

一方、とらわれの身になりながら、懸命に捜索を続けようとする親たち。
日本でも、ネットや大使館を通じて、さまざまな救出の動きが起きていました。
祖父にもまた意外な人脈があるあたり、頼もしい。
ところが、火山の噴火も始まり…

いったい、話をどう広げるのだろうかと思っていたら、描ききりましたね~映画のような大冒険活劇!
新生G国の登場と、家族それぞれの特技を生かした健闘、子どもが大人になっていく~なかなか夢のある展開で、楽しめましたよ。

「あれも嫌いこれも好き」

佐野洋子「あれも嫌いこれも好き」朝日文庫

詩人で絵本作家の佐野洋子さんによる、おかしくて笑える~どこか果敢で、独特な味わいのあるエッセイ集。
2000年発行。

引き揚げ者なので、子どもの頃家にはなかった重箱が欲しかったのだが、葵の紋の入った豪華な重箱を古道具屋で見つけ、だんだん値が下がるのが怖くなって結局買わずに逃げ帰った思い出とか。
9キロもある巨大な狸のような猫を飼っていて、どうも言葉がわかるんじゃないかと思えるエピソードとか。
森茉莉に憧れつつ~怖い物見たさのように遠巻きにしている感覚とか。
太宰治は身体にこたえる、とか。

前に一部読んだことがあるのですが、やっぱり記憶より面白かったです。

「またの名はグレイス」

マーガレット・アトウッド「またの名はグレイス」岩波書店

カナダを代表する作家の最高傑作といわれる小説。
1843年にカナダで実際にあった有名な殺人事件を元に、実像に迫っていきます。

たぐいまれな美貌の娘グレイス・マークスは、下働きの女中。
家の主人と、その愛人であった女中頭ナンシーを、解雇されたのを恨んだ若者が殺した事件で、若者は死刑。グレイスは共犯として終身刑になったのです。
当初の自白は強要されたという説もあり、三通りの告白があるんだそうです。
一部の記憶を失ったグレイスは、亡き友メアリーの名を名乗ることもあったという。二重人格か憑依か詐称か?
謎めいた事件だったんですね。

たった15歳だったグレイスは、30年服役することになるのですが…
事件から16年後、服役中のグレイスの記憶喪失を治療しようと少壮の医師サイモン・ジョーダンが訪れます。
丁寧に話を聞くサイモンに、やや戸惑いながらも次第に心を開くグレイス。
彼は作者の創作ですが、彼の視点を借りつつ、明らかな史実はそのまま使い、どちらとも言えない部分は独自に想像を交えてまとめています。

グレイスは模範囚で、懲治監でも監長夫人の小間使いのように働いていました。
冷静に見える美しいグレイスは、悪女か犠牲者か?
貧しい生い立ちや女中の厳しい生活ぶりが地道に語られる一方、上流社会にもある様々な人間模様や、グレイスの幻覚のようなイメージも展開、小説技法を駆使して、飽きさせません。

時代は精神医療の走りの頃で、善意もあるけれど偽善的な空気もあり、降霊会がはやる一方、否定する医者ももちろんいて、様々な要素が混在しています。
知識階級で誠意はあるが、弱い面も持ったサイモンの右往左往ぶりも何とも皮肉な描かれようです。
救いはありますが、疑問もまたわくような~余韻のある結末。 
作者は1939年生まれ。1996年の作品。

ちなみに~アトウッドを最初に読むなら「寝盗る女」をおすすめ。
悪女にえらい目にあった3人の女性が会う話で、面白おかしく描かれています。

「虚空の旅人」

上橋菜穂子「虚空の旅人」新潮文庫

守り人シリーズ4作目ですが、守り人という題になっていない~外伝的位置。
子どもにも読める文章になっていますが、リアルで立体的な構成で、大人の鑑賞に堪えるファンタジーです。

新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、サンガル王国の王位継承の祝典に招かれて、星読博士の若いシュガと共に訪れます。
島の多い国サンガルは、王家の娘達が島守りに嫁ぐことで結束を固めていました。
かっての小領主が、今も島守りとして自分の領土を守っているのです。
ところが、大国の回し者が島守りを誘惑…

島守りの元で、漁師と共に育てられたたくましい次男タルサン王子が、何者かに操られ、跡継ぎの兄に向かって銛を投げるという暴挙に。
宮廷は大混乱に…チャグムは、陰謀の渦中へ飛び込んだ形となってしまいます。

ナユーグル・ライタの目という~哀しい運命を背負った幼女も。
皇族は神聖とされる国で育ったチャグムは、深窓の大人しいお坊ちゃんに見えるのですが、そこはバルサと放浪の旅をした経験のある少年。
いざというときに活躍するかっこよさ!
勝ち気なサルーナ王女や「海をただよう民ラッシャロー」の一途な少女スリナァも活躍。
東南アジアの風物がお好きな方にもおすすめです。

お正月の晴れ着で立ちポーズ

Vfsh6965せっかくなので、着替える前に立って撮影してみました。
帯が重いので傾きやすく、支える物によってははまりにくいし、けっこう難しいんですよ。
ゴージャスに見えるかな…?
Vfsh6969このバービーさんの場合は、座っても膝が深くは曲がらないので、それほど意外性ありませんね。
Vfsh6972秋桜さん、とことこと登場。どうでしょう~。

Vfsh6977「お姉さま、よろしくお願いします」

Vfsh6962「まあ、こちらこそ。若いのにちゃんとしてらっしゃるのねえ」なんてね。
可憐なタイプなので、バービーさんと個性の違いが際だつような?
Vfsh6983春海ちゃんも登場です。
「こんにちはっ!」

Vfsh6948「じゃあ、一緒に記念撮影しましょうね」
「きゃ~緊張しちゃう」
秋桜さん、沈んでますよ…

Vfsh6954「秋桜さん、だいじょうぶ、自信持って。スマイルよ」
「そうよぉ、綺麗なんだから」
「わあ、どうしよ~ありがとうございます~」
「これから仲よくしましょうね」

「春を待つ谷間で」

S.J.ローザン「春を待つ谷間で」創元推理文庫

ニューヨークの私立探偵リディア・チンとビル・スミス。
交代の視点で描く趣向のシリーズ・第6弾。
どこまで読んだかわからなくなって~ご無沙汰していました。
今回はビルの視点です。1999年の作品、2005年8月発行。

晩冬、ビルはいつも休暇を過ごすための小さな山小屋を持つ郡へ、初めて仕事をしに出かけます。
仕事を依頼してきた女農場主のイブが、じつは正体を隠している有名な画家だったと知るのでした。
酒場を経営するトニーの家の地下で死体が発見され、トニーの弟で無鉄砲なジミーが疑われます。
トニーとジミーとは長い付き合いで、かってジミーが逮捕された窮地を救ったこともあるビル。
弟のようなジミーのために立ち上がるビルだが…?

石切場も閉鎖されて将来が見えなくなっている田舎町という~暗めの舞台設定で、その割にタイトルは何だか優しすぎるかなぁ?
ジミーにしっかり者のガールフレンドがいたりと、ほほえましい面も。
途中でリディアも参加、イブの用心棒として滞在します。
今まではリディアの知らない世界だったビルの一面がわかり、微妙な二人の距離がまた少し近づいたような~?

リディアの視点の次作がもう刊行されているので、そのうち読むつもり。
どちらかといえばリディア視点の作品の方が、個性的でぴりっとしている気がします。
ビル視点だと割と普通のミステリになるのね~でも感じは悪くない、安全パイですよ。
作者はリディアそっくりらしい。小柄で勝ち気な中国系ってことですね。
大男で無骨だが心優しいビルは、対照的で~だから好みなのか?ある意味アニムスアニマってやつなのかしら? 

早春の玄関

Vfsh6936季節は大寒ですが~
お花は先取りで、早めの春の気分に。
水仙は、早い時期に生けますよね。
香りが良いので、玄関が華やぎます。
フリージアも、白が今頃は綺麗に見えるかな。
Vfsh6941それだけでは寂しいので、ピンク系のお花も入れて。
カーネーションの色が変わっていて、気に入ったんですけど~
ちょっと前に生けたので、褪せ始めてますね…
もっと綺麗だったのに、すいませんcoldsweats01

「ブラックペアン1988」

海堂尊「ブラックペアン1988」講談社

ストレートな医療物という印象。
天才外科医や医者同士の権力争いという基本?のモチーフで、すっきりと読めます。
1988年といえば…
バブル景気が頂点を迎え、誰もそれが急に終わるとは予想していなかった時代だったんですね!?
東城大学病院の外科研修医・世良の視点で描かれます。

外科を支配する佐伯教授と、一匹狼だが凄腕の渡海医師との過去の因縁がしだいにあきらかに。
世良が指導することになった大学生3人が初めて手術を見学、血がかかって気絶するのが若き日の田口(後に愚痴外来のグッチー)というわけ。
後に立派だが少々癖のある病院長となる高階が、権威のある大学から移籍したばかりで、風雲を巻き起こす新鋭講師という役どころ。

2007年の作品。
「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」「螺鈿迷宮」「ジェネラル・ルージュの凱旋」この「ブラックペアン1988」医療物ではない「夢見る黄金地球儀」…もう4、5冊あるかな…
デビューしたのが2006年?とは思えないほど~多作ですね!
チームバチスタとジェネラルルージュはお薦めできます。他も登場人物がリンクしている楽しさがあるし、読めちゃうことは読めちゃいます。
たっぷり筆に墨を含ませて書きたいことを書きまくってるっていうような勢いがありますよね~。

とらふぐの握り

Vfsh6925家にいる母に珍しい物を何か、とうろうろしていて見つけました。
ふぐなんて~1、2回しか食べたことないですよ。
これは色目も綺麗でしょ。
少ないので手が出ないほどでもない~日頃は倹約しているので、たまにはちょっと贅沢delicious
なかなか美味しかったです。
東西有名寿司とうまいもの大会という催事場で。下関のなかおというお店だそうです。

「至福の味」

ミュリエル・バルベリ「至福の味」早川書房

著名な料理評論家を主人公に、死期の迫った彼自身がなぜか気になる味を思い出そうとする回想と、周りの人間達の視点からの語りが交互に描かれていきます。
美食の数々はうらやましい限り、その描写力もデビュー作とは思えない書きっぷりです。
日本の寿司の味わいの複雑さ、職人芸の高さに、感嘆している様子も楽しい。そういう寿司屋には日本人といえども、行ったことないけどねえ…

子どもの頃の思い出など、いかにもフランス的な豊かさがあって、不幸だったとは思えないのに~
美食に一身を捧げた彼は、身近な人間には冷たいエゴイストだったことも、次第に明らかに。
いちおう恋愛結婚だったらしいが、すぐに愛されなくなった妻のアンナ、冷たい父に不満の子ども達や孫、子どもよりは重きを置かれていた使用人、担当医…
犬や猫や置物の視点まで出てくる展開には笑えます。
そして、美食を極めた彼が、最後に食べたかったものとは…?

作者は1969年生まれ。
2000年度の料理小説大賞を受賞。2001年7月翻訳発行。
最近の作「優雅なハリネズミ」が話題なので、遡って読んでみました。

「夢の守り人」

上橋菜穂子「夢の守り人」新潮文庫

守り人シリーズ3作目。
1作目では、幼い皇子チャグムを守って戦ったことのある女用心棒バルサ。
宮廷に戻ったチャグムのことはもう別世界の人と思っていたバルサでしたが。それぞれの運命が交錯、つかの間の再会を果たすのが泣かせます。

ある日、バルサは、奴隷商人に追われていた青年を助けます。
若く見える彼~じつは妖精に魅入られた歌人でした。
一方、村では、バルサの親友タンダの姪カヤが眠ったまま目を覚まさず、魂が抜けている様子。
タンダは師トロガヤに相談しますが…老婆トロガヤには思いがけない過去があったのです。

一方、皇太子として宮廷に暮らすチャグムは、皇帝になりたいと思えず沈んだ気分でいました。
父である皇帝は家族らしい感情のない人で、かって国を守るためとはいえチャグムの命を取ろうとしたこともあるのですから。
そこへ、息子を失った一の妃が眠りから目を覚まさないという事態が…

カヤを助けようとトロガヤの言いつけを破って一人で魂を呼ぼうとしたタンダは、花守りに取り込まれてしまいます。
バルサやチャグム、トロガイら、皆が力を合わせて事態を解決しようと動くのが心地よく、ダイナミックに展開します。
子どもでも読める文章ですが、内容的には~貧しい農家の嫁だったトロガヤの人生や皇帝の立場など、大人の視点も含まれていて重層的になっています。
夢見て眠る世界もたしかな存在感有り、さすがです。

「女たちの真実」

ローラ・リップマン「女たちの真実」ハヤカワ・ミステリ文庫

ミステリの賞を次々に総なめにして12冠だというリップマン。
1997年、テス・モナハン・シリーズでデビューして以来、活躍しています。
タイプの違うミステリを書ける作家だからということもありますね。

これもメリーランド州ボルチモアが舞台なのは同じですが、探偵役は警官~彼らが共通して出てくるシリーズの3作目のようです。
誰が主役という描き方ではなく、ノンシリーズに近い味わいです。

30年前に行方不明になったベサニー姉妹サニーとヘザー。
交通事故を起こした加害者として入院した女性が、あのベサニー姉妹だと名乗り、波紋を呼び起こします。
なぜ今になって名乗り出たのか?なぜ二人一緒にさらわれたのか?もう一人はどうしたのか…?
娘を捜し続けた父親はもう亡くなり、母親はメキシコへ渡っていました。

ハンサムで女好きのインファンテ刑事と上司のレンハート部長刑事が捜査に当たります。
取り巻くのは、身元のはっきりしない彼女を一時引き受けるケースワーカーのケイ、やり手の弁護士グロリア。
事件を追い続けた退職警官ウィロビー、事件後に離婚してメキシコで店をやっている姉妹の母ミリアムなど、関係者の描写がリアルで上手い。

いろいろな時点での話が前後して出てくるのでわかりやすいとは言えませんが、それがまた謎が謎を呼ぶスリリングな展開で、ミステリ好きならオッケーでしょう!
そして、意外性があり、どこか救いもある読後感。いい仕上がりだと思います。
テス・モナハンの頃は整理しきれていない感じもありましたが…達者になったものです。
このシリーズは最初の作品が強烈そうだったので読んでいませんでしたが、遡って読んでいます。

2007年の作品。
2008年のマカヴィティ賞を受賞しています。
マカヴィティ賞とは、1987年にアメリカで設立された国際ミステリ愛好家クラブ(世界最大規模らしい)による推理小説の賞。
対象作品に条件はないようですが、どちらかというとコージー系。
アガサ賞よりは、広範囲な印象。
マカヴィティとは、T.S.エリオットの詩に出てくる暗黒街のボス猫の名前だそうです。
2008年2月翻訳発行は早いですね。

晴れ着の三人目・ピンクのぼかしの秋桜さん

Vfsh6875お正月も過ぎてしまいましたが~
初春の三人目はmomokoの「コスモスの片思い」というお人形。
momokoの二人目というわけです…クリスマスまで我慢して厳選したんですのよ~ほほほcoldsweats01

Vfsh6877秋に春海ちゃんに着せてみた振り袖をお正月バージョンで。
白い半襟に、赤い帯締め。ちょっと緑が入ってるの。

左から~Vfsh6882
大人しい雰囲気なので、淡い色が似合うかな、と。
帯揚げは暗いブルーの目の色に濃さを合わせて紫にしてみました。

Vfsh6879やっと顔が綺麗に撮れたかな~
だいぶポーズも慣れてきたみたいな。

Vfsh6886さて、この娘は、お辞儀できるかな?

Vfsh6887おお、上手上手!
新鮮なアングルの写真だわ~。
春海ちゃんと基本は同じだと思うのですが、微妙に手のひらが腿のあたりにつきやすい感じなんです。

この着物は作ったときに、このブログでバービーさんの一番新しい子(ファッションフィーバーというタイプ)に着せてます。

ガレット・デ・ロワ

Vfsh6922PAULのガレット・デ・ロワです。
薄い層のぱりっとした食感と、中のアーモンドクリームが美味しいの。
ちょっと前に勇んでお店に行ったのですが~
ホールだと、パイはで、でかい…
丸ごとでないと、フェーブはつかないんですよね。考えてみたら当たり前…
残念だけど、6分の1切れを二つにしておきました。
何しろ、その前に六花亭のマルセイバターサンドも買ってたから。
家に帰って食べてみたら、口当たりはそんなに濃厚じゃないので、もうちょっとは食べられるなと…
もっと食べても良い肉体になって~再挑戦したいですわhappy02

2008年に読んだ国内小説の作家

2008年は、日本の小説をたくさん読んだ年だったなあ…というのが一番の特徴だったかも。
最近、海外ミステリで楽しみに読める作品が少なくて…
近頃の日本の作家、思ったより読みやすくて~けっこう好みに合うじゃないのという発見!
伊坂幸太郎や米澤穂信、海堂尊など、一昨年末頃から読み始めた作家をどどどっと行きましたね。
あ、海堂尊は今年からです。しかしデビュー2年ぐらいなんですよね、多作だわ。

冊数は…
米澤穂信7冊。伊坂幸太郎6冊。畠中恵6冊。
米澤穂信は、前半、マイブーム。「クドリャフカの順番」がとても楽しかったので~その楽しさを満喫するために他のも読んでおいて良かったっていう印象。
伊坂幸太郎は、ハズレがないのと、毎回いろいろ工夫してあるのがすごいと思いましたね。なんだろう…凝り性というか~ミステリ好き魂みたいな物を感じます。
中でも痛快だったのが「ゴールデンスランバー」これがベスト本ですね。
しゃばけシリーズの畠中恵は、もう常連というか~楽しいお仲間みたいなhappy01

噂の海堂尊4冊。
最近、ドラマにもなったので~すっかり有名ですね。
なかなかのもんですよね、くっきりした構成で作者の意図もはっきりしていて。趣味に合わない場合もあるけど…あ、一冊はアップしなかったので読んだのは5冊だな。

宮部みゆき、森見登美彦と桜庭一樹が3冊ずつ。
宮部さんは「名もなき毒」と「楽園」と「あやし」やはり、大物感ありますね。「あやし」は「おそろし」を読む前に読んだ方が良いのかと思ったんだけど、短編集だし~独立した話のようです。

森見登美彦は「有頂天家族」楽しかったわぁ。
桜庭一樹は熱っぽい。前にゴシックを一冊読んだだけだったので、化けたなあと感嘆。いや、最初から頭が良さそうな書き込みっぷりだったし、少女漫画的エッセンスは今も生きてますけどね。

2冊は、松井今朝子、林真理子、万城目学、井上荒野、山崎ナオコーラ、今野敏。
「鹿男あをによし」の万城目さん、「鴨川ホルモー」も面白かった。
短編を数えれば角田光代もそうですね。

三浦しをん、恩田陸は1冊ずつ?意外に少ないですね。
三浦しをんは去年のうちに全部読んじゃったんですね。新作が少なかったんだ…最新作はまだなんです~。
恩田陸は多作だし、読んでないのがあるから~今年は読もうっと。
上橋菜穂子さん、アップは一作だけど、12月にもっと読んでます。

前の作品ですが、私は初めて読んだのが森博嗣、笠井潔。
名前だけは知ってましたが、タイプが合わないかと。若いミステリファンにはもう大御所に近い存在かもね~。予想よりはずっと読みやすかった、意外に近いかもですね!

「高円寺純情商店街」や「くっすん大黒」もずっと前に書評で読んで、ほぼ見当はつけていましたが、読んでみて納得!
「ミカドの淑女(おんな)」も一体…どんなんだろうと思ってたんですよ。これは案外、類書がないんじゃないかな。

やはり一作だけだけど~「風車祭(カジマヤー)」の池上永一は濃かったですね~。
ファンになりましたよ~他の作品もゆっくり読みます。
梨木香歩さん、「家守奇譚」とても好きな世界でした。
その後、もう3冊読んじゃってますよ。一番最近のマイブーム、かな~confident

花びら餅

Vfsh6863森八の花びら餅です。
半透明の色合いが可愛いですよね。
耳たぶよりも柔らかいお餅が好き~happy01
Vfsh6862隣はいつも食べているおやつ。
黒ごま煎餅とこんぶ豆~健康的でしょ?
ちょっとしょっぱいのがあるのがまた、良いんですよねdelicious

お正月の花

Vfsh6851アップするのを忘れてましたが~
お正月の花です。
今年は簡単に…と思っていたら、年末に風邪をひいてしまったので、その後に生けたから~気合いが入っていませんcoldsweats01
リビングは省略!ということにしていたら~
Vfsh6855兄夫婦が庭の千両を切って一抱え持ってきてくれたのです。
それをばさっと壺に入れて、前のをとっておいた銀柳で飾って。即席でできあがり~
なんと、千両は勝手に生えたのだそうです~多分、鳥さんが運んできたのでしょう。

2008年に紹介した小説以外の本

2008年に紹介した小説以外の本

「国家の品格」 藤原正彦
「老化は体の乾燥が原因だった!」 石原結實
「あやつられ文楽鑑賞」 三浦しをん
「大河の一滴」 五木寛之
「大河ドラマストーリー篤姫」
「悪女の物語」 藤本ひとみ
「このミステリーがすごい!2008年版」
「クアトロ・ラガッツィ」 若桑みどり
「天璋院篤姫と大奥の女たちの謎」 加来耕三
「絶対音感」 最相葉月
「百年の誤読」 岡野宏文/豊崎由美
「星新一1001話をつくった人」 最相葉月
ここまでが前半。

「歌舞伎のかわいい衣裳図鑑」 君野倫子
「グーグーだって猫である」 大島弓子
「赤毛のアンの翻訳物語」 松本侑子
「断髪のモダンガール」 森まゆみ
「カボチャの冒険」 五十嵐大介
「猫にかまけて」 町田康
「こころの格差社会」 海原純子
「日本語ぽこりぽこり」 アーサー・ビナード
「日本の名詩、英語で踊る」 アーサー・ビナード
「評伝 長谷川時雨」 岩橋邦枝
「感じる着物」 萬田久子
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 米原万里

少ないので、月は分けませんでした。
見落としがあるかも知れませんが~24冊かな?
読んだけどアップしてないのもあるはずです。もちろん、コミックはもっと読んでますし~ダイエット本とか?!

一番、印象が強かったのは、「クアトロ・ラガッツィ」かな。天正少年使節の苦難の旅の話です。
「星新一1001話をつくった人」力作でした!
「嘘つきアーニャ」も面白かったです~。

海外小説、国内小説、小説以外の本、全部足すと…192作品。
2007年は107冊紹介していたらしいので、ずいぶん増えました。
他のことがいかに出来ない状況だったか!?というのも要因の一つではありますが~coldsweats01

「sanaの本棚」の方は、昨年1月6日に395冊だったのが…
今日の時点では738冊に達してます。年はじめだと5冊少ないぐらいかな。にしても、およよ~
あっちは、映画やコミックも含んでますが。オドロキ!
これからペース的には多分、もう少しは他のこともする分だけ落ちるかな…?と思いますけど…
今年も面白い本を読んで、紹介していきたいです。

読みに来て下さる方のおかげで続いてますので~
よろしくお願いいたしますhappy01

[追記]コミックでは、「エル・アルコン」「銀流砂宮殿」「HAPPY AGE」も取り上げていました!どれもずいぶん前の作品ですけどねwink

2008年に紹介した国内小説

2008年1月
「吉原手引草」 松井今朝子
「うそうそ」 畠中恵
「制服捜査」 佐々木譲
「春期限定いちごタルト事件」 米澤穂信
「夏期限定トロピカルパフェ事件」 米澤穂信

2月
「名もなき毒」 宮部みゆき
「朝日のようにさわやかに」 恩田陸
「似せ者」 松井今朝子
「映画篇」 金城一紀
「とっても不幸な幸運」 畠中恵
「終末のフール」 伊坂幸太郎
「天璋院篤姫」 宮尾登美子
「信長の棺」 加藤廣

3月
「コキュ伯爵夫人の艶事」 藤本ひとみ
「オーデュポンの祈り」 伊坂幸太郎
「れんげ野原のまんなかで」 森谷明子
「着物をめぐる物語」 林真理子

4月
「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊
「太陽の塔」 森見登美彦
「私の男」 桜庭一樹
「街の灯」 北村薫
「サクリファイス」 近藤史恵
「楽園」 宮部みゆき

5月
「中庭の出来事」 恩田陸
「ちんぷんかん」 畠中恵
「この本が、世界に存在することに」 角田光代
「Teen Age」 角田光代、瀬尾まいこ、川上弘美ほか
「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂尊

6月
「ベーコン」 井上荒野
「まんまこと」 畠中恵
「重力ピエロ」 伊坂幸太郎
「仏果を得ず」 三浦しをん
「ボトルネック」 米澤穂信
「鴨川ホルモー」 万城目学
「クドリャフカの順番」 米澤穂信
ここまで計35冊…かな?

7月
「グラスホッパー」 伊坂幸太郎
「さよなら妖精」 米澤穂信
「きつねのはなし」 森見登美彦
「ナイチンゲールの沈黙」 海堂尊
「シャドウ」 道尾秀介
「つくもがみ貸します」 畠中恵
「氷菓」 米澤穂信
「カツラ美容室別室」 山崎ナオコーラ
「愚者のエンドロール」 米澤穂信

8月
「あめふらし」 長野まゆみ
「カシオペアの丘で」 重松清
「インシテミル」 米澤穂信
「隠蔽捜査」 今野敏
「果断」 今野敏
「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎
「ワンちゃん」 楊逸
「イギリス海岸」 木村紅美
「鹿男あをによし」 万城目学
「夏の約束」 藤野千夜

9月
「夢見る黄金地球儀」 海堂尊
「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹
「あかね色の風」 あさのあつこ
「こころげそう」 畠中恵
「ラッシュタイフ」 伊坂幸太郎
「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ
「切羽へ」 井上荒野
「朱烏の星」 菅野雪虫
「闇の守り人」 上橋菜穂子

10月
「名短編ここにあり」 半村良ほか/北村薫・宮部みゆき編
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹
「弥勒の月」 あさのあつこ
「オイディプス症候群」 笠井潔
「女王国の城」 有栖川有栖
「すべてがFになる」 森博嗣
「有頂天家族」 森見登美彦
「あやし」 宮部みゆき
「ミカドの淑女」 林真理子

11月
「肩ごしの恋人」 唯川恵
「高円寺純情商店街」 ねじめ正一
「くっすん大黒」 町田康
「家守奇譚」 梨木香歩

12月
「風車祭(カジマヤー)」 池上永一
「小袖日記」 柴田よしき
「荒野」 桜庭一樹
「鼓笛隊の襲来」 三崎亜記
「八日目の蝉」 角田光代
後半46冊で合計81冊…たぶん。

昨年読んだ国内小説は、39冊だったようです。倍増してますね~。
確かにそうかも…
前々から気になっていた本をずいぶん読めて、どんな話かわかってスッキリ!というのがたくさんありました!
ベスト本は「ゴールデンスランバー」かな。
詳しくはまた後日?

2008年に紹介した海外小説

2008年1月
「双生児」 クリストファー・プリースト
「幼き子らよ、我がもとへ」 ピーター・トレメイン
「数学的にありえない」 アダム・ファウアー
「ギフト」 アーシュラ・K.ル=グウィン
「赤き死の訪れ」 ポール・ドハティ
「飛ぶのがフライ」 ジル・チャーチル
「祝宴」 ディック・フランシス

2月
「殺しはノンカロリー」 コリン・ホルト・ソウヤー
「竜と竪琴師」 アン・マキャフリイ
「水底の骨」 アーロン・エルキンズ
「ガラスの宮殿」 アミタヴ・ゴーシュ
「でかした、ジーヴス!」 P.G.ウッドハウス
「贖罪」 イアン・マキューアン
「幸運は誰に?」 カール・ハイアセン

3月
「略奪」 アーロン・エルキンズ
「ヴォイス」 アーシュラ・K.ル=グウィン
「ジェイン・オースティンの読書会」 カレン・ジョイ・ファウラー
「奇跡の自転車」 ロン・マクラーティ
「ジェイミーの墓標」 ダイアナ・ガバルドン

4月
「病める狐」 ミネット・ウォルターズ
「骨の島」 アーロン・エルキンズ
「ウォッチメイカー」 ジェフリー・ディーヴァー
「黄金の羅針盤」 フィリップ・プルマン
「時の彼方の再会」 ダイアナ・ガバルドン
「Y氏の終わり」 スカーレット・トマス
「終決者たち」 マイクル・コナリー
「骨の城」 アーロン・エルキンズ

5月
「マンスフィールド・パーク」 ジェーン・オースティン
「白い犬とブランコ」 莫言
「パイレーティカ」 タニス・リー
「リヴァイアサン号殺人事件」 ボリス・アクーニン
「大鴉の啼く冬」 アン・クリーヴス
「説きふせられて」 ジェーン・オースティン

6月
「血染めのエッグコージイ事件」 ジェームズ・アンダースン
「竜の挑戦」 アン・マキャフリイ
「物しか書けなかった物書き」 ロバート・トゥーイ
「死体にもカバーを」 エレイン・ヴィエッツ
「オドの魔法学校」 パトリシア・A・マキリップ
「狡猾なる死神よ」 サラ・スチュアート・テイラー
「切り裂かれたミンクコート事件」 ジェームズ・アンダースン
「愛は売るもの」 ジル・チャーチル
「シタフォードの秘密」 アガサ・クリスティ
ここまで42冊

7月
「アキレス将軍暗殺事件」 ボリス・アクーニン
「動く指」 アガサ・クリスティ
「殺人作家同盟」 ピーター・ラヴゼイ
「影の棲む城」 ロイス・マクマスター・ビジョルド
「ブランディングズ城の夏の稲妻」 P.G.ウッドハウス
「復讐はお好き?」 カール・ハイアセン
「スリーピング・マーダー」 アガサ・クリスティ
「教会の悪魔」 ポール・ドハティ
「スーラ」 トニ・モリスン
「ダルジールの死」 レジナルド・ヒル

8月
「紳士たちの遊戯」 ジョアン・ハリス
「分別と多感」 ジェーン・オースティン
「目くらましの道」 ヘニング・マンケル
「親指のうずき」 アガサ・クリスティ
「カスに向かって撃て」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
「剣の輪舞」 エレン・カシュナー
「詩人たちの旅」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「影との戦い」 アーシュラ・K.ル=グウィン

9月
「聖なる島々へ」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「こわれた指輪」 アーシュラ・K.ル=グウィン
「さいはての島へ」 アーシュラ・K.ル=グウィン
「ある秘密」 フィリップ・グランベール
「スカーレット・ピンパーネル」 バロネス・オルツィ
「ちびの聖者」 ジョルジュ・シムノン

10月
「夜明けのフロスト」 R.D.ウィングフィールド
「コレラの時代の愛」 ガブリエル・ガルシア=マルケス
「呪文の織り手」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「エヴァ・トラウト」 エリザベス・ボウエン
「ママ、決心したよ!」  ベイリー・ホワイト
「グレースと公爵」 グレース・エリオット
「密林の骨」 アーロン・エルキンズ
「ハートシェイプトボックス」 ジョー・ヒル

11月
「バスルームから気合いを込めて」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
「バルザックと小さな中国のお針子」 ダイ・シージエ
「イスタンブールの群狼」 ジェイソン・グッドウィン
「浴室」  ジャン・フィリップ・トゥーサン
「薪の結婚」 ジョナサン・キャロル
「時の彼方の王冠」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「悪魔の薔薇」 タニス・リー
「パワー」 アーシュラ・K.ル=グウィン

12月
「ジーヴスと朝のよろこび」 P.G.ウッドハウス
「塵よりよみがえり」 レイ・ブラッドベリ
「白い果実」 ジェフリー・フォード
「チェンジリング・シー」 パトリシア・A.マキリップ
「20世紀の幽霊たち」 ジョー・ヒル

後半45冊・計87冊…たぶん。
読んだ冊数が一番多いのは、ル=グウィンで、6冊ですね。
「ギフト」から始まった「西のはての年代記」がとても良くて。
改めて読み直した「ゲド戦記」も、今読むとこう感じるのかと感慨しきり。

ダイアナ・ガバルドンは2作ですが、これも上中下で6冊です。
アーロン・エルキンズが5冊。
ジェイン・オースティンが再読含めて4冊かな。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズも4冊。
クリスティも4冊~どれも再読ですが。

初めて読んだ作家で、重量級のが印象に残っています。
前半ベストは「ガラスの宮殿」ですね。「贖罪」と迷うところだけど。
後半は…う~ん…「パワー」かな。
「コレラの時代の愛」も面白かったです。

ミステリなら…前半「ウォッチメイカー」後半「ダルジールの死」かなあ~。
「狡猾なる死神よ」「薪の結婚」もよかった。
ジョー・ヒル登場の年!でもありますね。

あと紹介しなかったけど、大問題作「乱鴉の饗宴」も発行された年でした!
期待のシリーズですが、ここで翻訳者が変わって、訳語を大幅に変更したため、大混乱に~
それはともかく感想をアップするつもりだったのですが、何と読み終わったら~お気に入りが出てこないで終わったために面白くなかったので、やる気をなくして対象外に。
読みにくかったせいもあるだろうけど…coldsweats01

こんなにたくさんの本を買って所持しているわけではございませんよ。
ほとんど図書館利用~一部、古本も有りです。
でも「乱鴉」は買ったのよー!
おまけに、文庫版ではおそらく改訂されるので、そっちも買うかも。
シリーズ全体は評価しているし、多分この後は面白くなると思うので!

「食べてやせる人 食べないで太る人」

マイケル・F・ロイゼン/メフメト・C・オズ「食べてやせる人 食べないで太る人」東京書籍

肥満のメカニズムを説き明かした本。
消化と吸収がいかに行われるか、というのが面白いです。
人類は長い間、飢える危険というストレスにさらされていたため、ストレスがあると食べたくなるんだとか。
ダイエットとは、美味しい物とあなたの戦いではなく、満腹したというホルモンと、もっと食べようとせっつくホルモンの戦いだ!という説明は初めて聞いたような気がします。なかなか説得力あるわ。
身体にいいものを食べると満腹感につながるが、そうでないと、身体の中では悪循環が…等々。

実例を挙げて笑わせながら語るのが、いかにもアメリカ流。
こちらは、ふだん食べていないこってりした料理名に、ちょっと興味がそそられてしまうけど。
ダイエットに失敗したとすぐヤケになって食べまくるのが良くないだけ、という指針は、極端な肥満が多いアメリカならではでしょうか。

私としては一番気になっているコレステロールについても記述がありました。
HDLが低すぎなければLDLが高くても心配いらないとのこと。特に女性と高齢男性は。
死亡率の表を見せられると、確かにそう。
…え?いきなり、無罪放免~?

身体にいい食事は緑茶に大豆… それなら食べてるけど!
ダイエットにはまず、軽くウォーキングすることを習慣づけることというのは正しい指摘かも。
それから食事療法にかかる…
最後にある理想の食事は、精製した炭水化物や動物性脂肪追放!
なので、けっこうキビシイ~!
が、完璧にやる必要はないと前半で繰り返し書かれているので、まあつまりは程度問題…?

とろけるシブースト

Vfsh6804立川からのおみやげです。
シブーストって…こんなんじゃあ、なかったような…
Vfsh6805え~と、上の方が茶色っぽくまだらになってたりしませんでした?
でも「とろけるシブースト」ですからね?
確かに~生クリームとカスタードで、とろけました!

「警官の血」

佐々木譲「警官の血」新潮社

三世代にわたる警官一家の歴史を淡々と書ききった大作。
戦後すぐに警官となった安城清二が一代目。
上野界隈が浮浪者で溢れていた時代から、次第に復興していく有様が描かれます。
今から考えると想像を絶するようで、歴史的な興味がわきます。
軍隊帰りの清二は、民主主義の時代に希望を抱いて、息子には民衆の英雄という意味で民雄と名付けます。
民雄って古くさい響きだけど、そういう意味だとは…

清二は穏やかな家庭を築き、人情味のある駐在として人望を集めますが、天王寺の火災の時になぜかその場を離れ、鉄道事故で死亡。
現場を離れたのが不審に思われて自殺説も出たほどで、殉職扱いにはされなかったのでした。

息子の民雄はその時、8歳。父と同期の「血の繋がらないおじ達」の援助で高校を出、警官に。
父のような駐在になりたかったのですが、心ならずも公安の仕事を任ぜられます。北大に入学してまで学生運動のスパイに入り、やがて神経を病むようになってしまう。内ゲバの始まりそうな時代、学生運動に潜入する様子はスリリングです。
父の死の謎を解くのが警官になった目的の一つでしたが、それもなかなか果たせません。
やっと願いがかなって駐在になった民雄は、人が変わったように穏やかに。
ところが、人質を取った強盗事件で、殉職となります。

民雄の息子・和也は、子どもの頃は母を殴ることがあった父に反発していましたが、後にはやはり警官に。
意外にも上司の内偵を命じられ…
祖父と父の扱っていた事件を密かに捜査し、不審な死の謎を追います。
その時代の特徴を表す事件や警察組織の変容が描かれていて、面白かったですよ。
かねてからの知り合いと所帯を持った清二、療養中に知り合った娘と結婚する民雄、救急救命士と恋愛する和也、とお相手にも時代が現れています。

全体として事実関係がわかりやすく捌かれていて、特別な濃厚さや甘さはないんですね。大人の男性の目には社会はこう映っているのだろうなあと感じました。
2007年9月発行。

「わたしの美しい娘」

ドナ・ジョー・ナポリ「わたしの美しい娘」

童話の「ラプンツェル」を題材にした再話。
舞台は、16世紀半ばのスイス。
ツェル(ラプンツェルの愛称)は、ゆたかな金髪で濃い眉のチャーミングな娘。
母と二人きり睦まじく、山の斜面の牧草地でヤギを飼い、暮らしていました。
13歳の誕生日を前に街の市へ行って、伯爵の息子コンラッドと出会います。

鍛冶屋でコンラッドの馬が脅えていたのを優しくなだめることの出来た少女ツェルと、少女へのお礼に鴨の卵を一生懸命探すコンラッド。
一方、娘の誕生日のお祝いに心づくしの紙やインクを買い、美しい服を縫っていた母親でしたが…

母親は娘を隠すために命を狙われていると嘘をつき、人里離れた塔に閉じこめてしまいます。母を頼りにしながらも、次第に疑い出す娘。
貴族の息子コンラッドの方でも、縁談を断り、たった一度会っただけのツェルを捜し続けていました。

かって魂を売り渡してまで隣家の赤ちゃんを我がものにし、独りで育て上げた母の心も哀しく、愚かでも痛ましい。
時代は違うけれど「八日目の蝉」をちょっと思い出しました。
ラプンツェルって、レタスのことだったんですね!…そういえば、童話はそんな話だったかなあ…
(隣家の若妻がレタスがどうしても欲しくて盗んでしまい、赤ちゃんを奪われるという)
童話のように簡潔に絞られた文章に深みがあり、移りゆく運命と共に流れゆく情景が詩のように魅力的です。

ヘンゼルとグレーテルが題材の「逃れの森の魔女」も良かった作者。
言語学の教授だそうで、5人の子の母でもあり、幅広い著作があるとか。なんとも才とエネルギーに恵まれた人のようです。
もっと翻訳してもらえれば~嬉しい限り。
これは2008年9月発行。1996年の作品。

お正月の二人目

ゆうべは七草がゆを食べましたよ。
急がないと、松の内も終わっちゃいますね!
Vfsh6834お正月に撮影した着物姿です。
バービーお姉様の振り袖を借りた春海ちゃん。
背景がごちゃごちゃしていたので、ちょっと変えました。
サイズはVfsh6837 大きめですが~袖はゆったりしている方が好き。
ピンクの髪飾りは人間用のを短くカットして使ってます。
身頃は多分ジェニー用のほうが合うはずですが、余裕がないと裾が割れやすいし…
これは人間の着付けなみに脇でひだを取って着せてます。
Vfsh6840首のラインが違うので、半襟がなかなか決まりにくい。違う仕立ての方が良いかなあ…
帯はお気に入りのふくら雀!
年頃はピッタリなんじゃないかと思いますが~ちょっと、大きいかなぁ?

Vfsh6841「春海ならお辞儀だって、もっと上手に出来るわよ~!」
と春海ちゃんトライ。
「…あれ?…手が…あれぇ?」
手のひらを膝に当てるところまではいかないようです。
Vfsh6842肘が曲がるので
「いや~ん、困っちゃう」
てなポーズは出来るんですけど!?happy02

去年と今年の目標…

今年のモットーは
「気持ちは焦らず、身体はこまめに動かす」
目的は、肩こりと痛みを取ること。
何よりも健康第一、健康のためには努力を惜しまない!
具体的には…昨年増えてしまった腹回りを一昨年夏のサイズに戻すことcoldsweats01

ちなみに~1年前に書いていた記事にはこうありました。
「今年の目標は
1 無理しない、疲れを溜めない、寝込まない
去年は平穏な生活の割に、風邪ひきましたから~たまに油断があったかなと。

2 毎日、笑って歌って踊って過ごす。
想像して、笑って下さい(^^;
病気を寄せ付けない身体になるには、これが良いんだそうですよ。

3 作業しやすい部屋にして、ヨガの出来るスペースも作り、良い仕事をする。
要は片付け続行!てことですね(^^;」

…なるほど。スペース?出来てません!ええと、今年も続行……

去年だって何かしらで笑ってはいたと思いますが~
少ししか歌っていない…思い出すと猫に歌って聞かせていたのですけど。
まして踊ってはいないですね、ほとんど。
今年は美容のために腰を振るダンスでもやろうかしら?

「仕事が出来るぐらいの健康体になって、一人前に良い仕事をする」
ほんとはこれが一番大事かな?
なかなかそこまで行きそうにもないと思ってしまう現状だから…

現実には、料理などで、自分と家族の健康に気を配ることだけはしていましたが。これはここ数年の基本です。
家事と介護で手が痛くなってしまうんですよね。
何も思いつかないコンディションでも、台所に立てばいつの間にか晩ご飯を作り終わってました。
言うに言われぬ大変なこともありましたが~
気がつけばそれなりに生活は続いているし、楽しいこともある。
暮れになって気づいたのですが~いろいろな人や物が好きな気持ちは意外に変わっていないことにちょっと驚きました。
多くの出会いに感謝!したい気持ちでいっぱいになりましたよconfident

あ、倹約と節電はけっこう頑張りました。
一昨年、ダイエットに頑張ったのと同じぐらいかな~。

秋にお人形ブログも始めたし、いずれは販売もしてみたいかなと。
お人形のものつくりがとにかく、もう少しやりたいですね!

楽しい目標としては
「玉三郎を2回見る」「タカラヅカにも1度以上行く」「着物を3回は着る」「DVDレコーダーを買う」ぐらいかなあhappy01

やっと初詣

Vfsh6825昨日やっと、行ってきました。
夕方だったので、ぼんやりしてますが~
初詣はいいですね。
清新な気がただよっているようで、こちらの気分も何かスッキリ。
いぜんは大きなお札をお願いしていたのですが、今はやめているので、せめて小さな護摩木に家内安全など書き込んできました。
お店も主な所はもう閉まっているぐらいでしたが…
Vfsh6827提灯などでライティングされているので、それなりに綺麗。

和やかな空気がただよっていて、そこかしこで笑い声も聞こえ、けっこう人混みなのに、きびしい世相を忘れそうでした。
問題解決のめどが立つような~
いい年になりますようにconfident

お人形の初春

Vfsh6830うちのメインモデルのバービーさん、お正月らしいお着物で。
やっと、撮影しました。
…4日にもなってると、ちょっとめでたすぎますかね、背景が…coldsweats01

Vfsh6814ちょっとレトロな柄がお気に入り~
1年前に仕立てた物で、去年のお正月にもアップしてますが~一番似合うみたいなので。

去年とは、帯と背景を変えて。髪飾りもつけました。どうでしょう?
な、なんかお風呂屋の客寄せみたい??
Vfsh6809左側から撮ると、こう~

「今年もよろしくお願いいたします」
Vfsh6821 …バービーさん、手が前に来ないし、帯が邪魔でかがめない…
お辞儀は無理だったわねweep

Vfsh6818ま、いいでしょう~振り袖みたいに、晴れやかにね!
赤は吉を呼ぶと言いますから~
「いい年になりますように!」

お正月のごちそう

Vfsh6797まずは、おみやげの蟹と、30日に一日がかりでゆっくり作った力作のなます。Vfsh6796

蟹は既にこのように取り分けた後なので、少ないです…
おとそ代わりにワインとシャンメリー(お子様シャンパン)で。
左は三の重。
てきとうに作ったお煮染めと、茨城の親戚からのわかさぎなど。

これはVfsh6799一の重~かまぼこは、仙台の親戚から。
黒豆ときんとんは、生協に注文しておいた物。
田作りは自作~一番簡単なやり方にしたので、数分で出来ました!

Vfsh6798二の重は、鮎屋の昆布巻きや、自作のスコッチエッグ。
あ、お雑煮は撮るの忘れました…会津風の大根雑煮です。

Vfsh6801お料理の締めくくりは、いただきものの、かぶら寿司。
紅白が綺麗~happy01

Vfsh6803切ると、こんな感じです~。
しっかり麹の味のしみた蕪と、イキイキした感覚が残るぶりが美味しかったです~!delicious

今年もよろしく

Vfsh6595_2あけましておめでとうございます。

Vfsh6617寒いですねえ。
寒い時はぬくぬくするのが一番ですよ。

Vfsh6605え、忙しくて猫の手も借りたい?

Vfsh6607猫のしっぽでも借りたい?

Vfsh6604猫の額でも欲しい?
Vfsh6596ふあ~まあまあ、そう焦らずに…

Vfsh6602手ぐらいだったら、ちょっと貸しましょうか?
まず、きれいにしてから、と…

Vfsh6600_2のんびりまったり~
今年もよろしくお願いします~cat

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