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「ブラックペアン1988」

海堂尊「ブラックペアン1988」講談社

ストレートな医療物という印象。
天才外科医や医者同士の権力争いという基本?のモチーフで、すっきりと読めます。
1988年といえば…
バブル景気が頂点を迎え、誰もそれが急に終わるとは予想していなかった時代だったんですね!?
東城大学病院の外科研修医・世良の視点で描かれます。

外科を支配する佐伯教授と、一匹狼だが凄腕の渡海医師との過去の因縁がしだいにあきらかに。
世良が指導することになった大学生3人が初めて手術を見学、血がかかって気絶するのが若き日の田口(後に愚痴外来のグッチー)というわけ。
後に立派だが少々癖のある病院長となる高階が、権威のある大学から移籍したばかりで、風雲を巻き起こす新鋭講師という役どころ。

2007年の作品。
「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」「螺鈿迷宮」「ジェネラル・ルージュの凱旋」この「ブラックペアン1988」医療物ではない「夢見る黄金地球儀」…もう4、5冊あるかな…
デビューしたのが2006年?とは思えないほど~多作ですね!
チームバチスタとジェネラルルージュはお薦めできます。他も登場人物がリンクしている楽しさがあるし、読めちゃうことは読めちゃいます。
たっぷり筆に墨を含ませて書きたいことを書きまくってるっていうような勢いがありますよね~。

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外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。 [続きを読む]

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