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2008年11月

NHK杯、終わります

男子フリー、終わりました。
織田くんが優勝!
4回転ジャンプの着氷でぐらつき、他も2回ほど不安定でしたが。
力強く、のびやかな動きで、大きく見え、成長した感がありました。
衣装も、SPと両方ともバランスが良かったです。

ジョニー・ウィアーが2位。
やや勢いに欠ける印象がありましたが、十分に魅力的。
表彰台へ向かうときに投げキッス、祝福に登場した伊藤みどりをぎゅっと抱きしめ、技術審判の女性とも一人だけハグしてました。まあそうでしょう!?

いろいろな選手が見られて、個性があるなあと。
食事の支度などでばたばたしていて、全部は見ていなかったのですが、男子もこれまで放映が少なかったので、生殺しが高じていたみたい~とりあえず満足coldsweats01

[追記]…エキシの感想を追記にするつもりでいましたが…
…BShiの録画に失敗していることに気づいて、絶句してるところ…crying

巻き戻して確認しないとダメね~ぜんぜん、そんな暇ない時期だったので…いつからだ?!
うわ、男子もだ~見ながらこまめに一部カットした苦労はいったい何だったの?
でもたぶん自分が何か設定を間違えただけだから人のせいにも出来ないし。女子は総合だったので録画できてるけど、テープがまだら。がく~。
…どうもアイスダンスも失敗してた模様。BS1の放映にかけますわbearing

[さらに追記]男子フリーとエキシは総合で録画しました。ふぅぅ。

今年のエキシの真央ちゃん、衣装も振り付けも似合っていますね。
鈴木さんのも新鮮でした!大人っぽい~。
友加里ちゃんのも初めて見たし。ウエストサイドストーリーとは目の付け所が良いですね。
ジョニー・ウィアーの「アベ・マリア」にうっとり。男子でこれだけ柔らかさを出して優美というのは驚きです。
フランスのポンセロ、フランス男はおしゃれだなあ!
織田君はトスカでした。なるほど。がんばりが伝わってきますよ。

NHK杯、続いてます

女子は真央ちゃん、優勝!
完成度の高いトリプルアクセルを決め、つづいてトリプルアクセルのコンビネーションにも挑戦。これが認められたら女子で史上初だったんだけど、回転が足りないという判定で惜しかった。
のびのびと弾むような滑りで、大きく動き続けるプログラムをこなし、満面の笑顔。
最後にちょっとぐらついたのも~明るい笑いを取って終わったのが真央ちゃんらしい?

中野友加里ちゃん、足が調子悪いのかなと心配してましたが、意地を見せてクールな出来、可愛らしいジゼルなのですが、かっこよかった~。
トリプルアクセルを封印しただけで、ほぼパーフェクト。
ファイナル出場を決め順当なメンバーとなりました。

鈴木明子さんも2位で表彰台へ。
見応えのある華やかな演技で、解説の荒川さんも言ってたとおり、スケートを愛している気持ちの強さ、滑ることが出来て本当に嬉しいという喜びが溢れ出ていた演技でした。

ワグナーもレピストも良いところあったんですよ~。
見ていて楽しい演技だったのですが、一部にジャンプミスがあったのね。

ペアは中国組が優勝。
井上玲奈&ボールドウィン組が2位。4年ぶりの出場で意外や初表彰台だそうです。ショートヘアにしたのが似合って、スタイルも良くなったみたいな玲奈さんでした。

アイスダンスも見ることが出来て、良かったです!
カナダ1番手が欠場、じつは世界のトップクラスは来てないんだけど。
若々しいメンツが目新しく、プログラムも新鮮みがあって良かったです。
オリジナルはスイングで楽しいのが多く、日本からのリード姉弟もイメチェンで面白いプログラム。
フリーも2位がサーカスのイメージだったり、演劇的というのでしょうか、どこも工夫を凝らしてました。
優勝はイタリアのファイエラ&スカリ。月光の曲で白いピエロの哀しい恋を演じて気合いが入ってましたよ。

「家守奇譚」

梨木香歩「家守奇譚」新潮文庫

売れない小説家・綿貫征四郎が、亡くなった友人の実家の家守を頼まれ、仕事を辞めて、引っ越してきます。
庭は草木が生い茂るままで、短い各章のタイトルはそうした身近な花の名前がほとんどで、親しみやすい。
時代は明治?らしい。
表記は現代かなづかいですが、どことなしに古風で、静かな世界にふっと誘い込まれます。

湖でボートを漕いでいて行方不明になり亡くなったはずの友人・高堂だが、雨の日に掛け軸の中からボートを漕ぐ音がして、ふと登場します。
「どうした、高堂」と対する征四郎に「なに、雨に紛れて漕いできたのだ」と答える高堂。粋ですねえ。
河童のお皿や抜け殻、狸や狐も登場。
居着いた犬のゴローもなにやら異界に通じている模様…

私にはすごく読みやすかったです~ほとんど、デジャビュ。いつかどこかで掛け軸のあたりででも~すれ違ってたのかしら?

2004年の作品。
作者は1959年生まれ、英国留学で児童文学者に師事とのこと。

NHK杯、始まってます

先々週のフランス大会で登場した真央ちゃん、新しいプログラムが見られて嬉しかったんですが。意外なことにジャンプが不調で、2位。
1位のロシェットはまた、出来が良かったのよね~。キャロライン・ジャンが3位。
男子は小塚くんが2位、ファイナル出場を決めました。
優勝はパトリック・チャン。
アイスダンスはデロベル&シェーンフェルダー優勝だったようです。

先週のロシア大会では、女子はコストナーが優勝、フラット2位。
村主さんが3位。シズニー4位。
男子はジュベール優勝、ヴェルナー2位、プレオベール3位。…って男子の放映ってありましたっけ?記憶にない…
アイスダンスはホフロワ&ノヴィツキーの優勝だったようです。

そして、NHK杯!
30周年だそうで、記念番組もやっていたのですが、録画する気力がなくてパス。
でもやっぱり、こういうのは録画すべきだった!と今頃後悔…あうぅ。

今日はBShiの放映まで見ました!といっても最初の方は欠けちゃったけどね。
女子SP、真央ちゃんはジャンプ成功!
少し痩せたかな?シャープな動きで、立て直してきましたよ~~!

アメリカの元気娘アシュリー・ワグナーがピンクのグラデのロマンチックな衣装で、柔らかな表情を見せ、一段階成長したところを見せていました。2位。
フィンランドのレピストが3位につけています。

中野友加里ちゃんはロマンスという曲に変えて、衣装も少し薄い藤色に。ジャンプがちょっと2回転になってしまった所などで点が伸びませんでした。
5位になってしまいましたが、綺麗なスケートでしたよ。
あまり有名でない鈴木明子さんは病気で大きな大会には長らく出られなかった人。23歳らしい優雅なスケートが素敵でした。今のところ4位です。

今シーズン初めて見た織田君もいい出来でした!よかった、よかった…
かるがると1位。
ジョニー・ウィアーが2位。
ジャンプの両足着地が響きましたが、当然のようになめらかな滑りは優雅で見応えがありました。当然ながらファンが多いようで~花束が大量に飛んでましたね。
フランスのポンセロが3位。

シニア初登場の無良くんもパーフェクトで、とても良かったの。目が覚めるような18歳。4位につけました。
高橋君の欠場で急に出た南里くんも、疲れがたまっているらしかったけど、3回転の連続を決めて、上手くまとめていました。8位。

高橋君は怪我で手術だそうだし、武田奈也ちゃんも欠場してたし。
アイスダンスのリード組は怪我で欠場から今回復帰。
みんな、大変なんですねえ…
とはいえ、明日が楽しみです。

カシスのムース

Vfsh6292出先でほっと一息。
モンブランが売り切れだったので、ではと…最近食べてなかったタイプのを。
飲み物は珍しくコーヒーにしてみました。
これが合っていて、美味しかったです!
コーヒーも意外と身体にいいそうで~特に肝臓にいいとか。
お酒はほとんど飲まないので関係ないように思っていましたけど、じつはコレステロールって肝臓で作られるんですよ!というのを思い出してねwink
ちょっとダイエット中ですが~ゆっくりダイエットなので、ケーキも連日でなければオッケーという感じです。
小田急ハルク地下のトロワグロで。

「悪魔の薔薇」

タニス・リー「悪魔の薔薇」河出書房新社

怖くて妖しく美しい~タニス・リーの世界です。
巻頭は83年の作品「別離」吸血鬼譚。
カッコイイ男性の吸血鬼が血を吸う話ではなく、いわば逆パターン。
孤独に暮らしている二人。女性の吸血鬼はさすがに老いのかげりが見えるが際だった気品を持ち、彼女に仕えることを無上の喜びとする男性が命の終わりを予期し、次の役割を果たす若者を探す…

「彼女は三(死の女神)」は84年世界幻想文学短編賞受賞作。
この頃非常に充実した作品を発表していたので、主にこの前後の作品からセレクトしたとか。
「魔女の二人の恋人」は、優雅な貴族社会での恋の行き違いをうっとりと哀しげに描いた作品。
つやつやと色彩豊かで、するすると物語世界に吸い込まれます。
重厚というのではないんだが、何でしょうね…
とっぷりと濃い。
ルーマニア風であったり、アラビア風であったり~と趣向を変えつつ展開する~日本で編まれた中短編集。

「評伝 長谷川時雨」

岩橋邦枝「評伝 長谷川時雨」筑摩書房

明治末年に女流劇作家として成功した草分けで、樋口一葉に次ぐ小説家、編集者、一時は女優でもあった長谷川時雨の評伝。

昭和初期に「女人藝術」という文芸雑誌を発行、当時の名だたる女性達が一度は寄稿した雑誌で多くの催しも行い、話題になっていたそうです。
財政難と時勢の変化で廃刊、のちに「輝ク」という会員制の薄い雑誌をほとんど独力で発行。
「青鞜」の発刊にも名を連ねています。
ほっそりした美人で、江戸っ子で気前が良く、こまやかで高級品好み。世話好きのために作家としては大成しきらなかった面もあるらしい。

子どもの頃に母に本を取り上げられたことや最初の結婚の悲惨さが、後に女性達を応援する原動力になったのではと思わせます。
六代目菊五郎とは、終生の親友だったとか。
年下の夫の三上於菟吉を大衆小説の人気作家に押し上げたんですね。
夫は「雪之丞変化」の作者(タッキーがやったやつですね)、直木賞の直木三十五と同い年の友人だとか。
林芙美子がデビューしたのも「女人藝術」で、三上の推薦だったそうです。

時雨は明治12(1879)年生まれ。
著者は1935年生まれ。この世代でも時雨のことはよく知らないで育ったそうです。
戦時中の兵士への積極的な慰問が、晩節を汚したと戦後は思われるようになったためではないかと。軍国主義という様子はないので、世話好きがあだとなったのかも知れません。

「パワー」

アーシュラ・K・ル=グウィン「パワー(西のはての年代記3)」河出書房新社

三部作の完結編ということです。
奴隷として育った少年ガヴの運命の転変を丁寧に描いて、何とも読み応えのある書きっぷり。

西のはての都市国家エトラ。
水郷の民から幼いときにさらわれて、アルカマンドという裕福な一家の奴隷となった姉のサロと弟のガヴィア。
家族的なあたたかい暮らしの中で教育も受け、奴隷制には疑問を持たずに暮らしていましたが、幻を見る力があることだけはひた隠しにしていました。
戦争が起きて、そういう際には閉じこめられる奴隷の扱いに、悩み始めます。
美しく気だてのいい姉は、一家の長男ヤヴンのギフトガールとなり、幸せそうだったのですが、事実上の妻ではあっても身分は奴隷。若者達に連れ出されて理不尽な急死を遂げます。
ガヴは衝撃を受けて、館を出奔、さすらうのでした。

やがて、森での自由民の暮らしに加わります。
そこは、逃亡奴隷の築いた一種の理想郷でした。学問のある若者として期待されますが、しだいにそこにもあった権力の暴虐さに気づかされます。
お洒落をして気楽に遊んでいるように見えた女達も、実はさらわれた身。権力を持つ中心人物バーナに逆らうことは出来なかったのです。
そのバーナと問題が起きて、逃げ出す羽目になり、出身地の水郷の里へ。

ガヴは、親族を見いだします。
そこは、男村と女村に別れて暮らすという~穏やかだが、それなりに掟のある独特な暮らしでした。
おばの幻視で追っ手がかかっていることを知り、また出て行くことに。
それぞれの世界の描写が要所々々を押さえて書き込まれ、みごとです。

森で再会した少女メルを連れての逃避行のはて、河を越えて、ついに奴隷のいない国ウルディーレへ。
一作目の切なさや、二作目のダイナミックさを兼ね備えて、人生と世界を感じさせます。
2007年の作品、2008年8月、翻訳発行。

本を眺めるひととき

Vfsh6295お気に入りのお人形さんの優雅な読書タイムです。
ヴィクトリア朝の服を着ているというふれこみのバービーさん。
ドレスっぽいけど~実はこれで部屋着みたいなんです。
テディベアを抱けるように、腕は曲がったままの形になってます。
Vfsh6298これを撮りたかったんですよ。
ピンクの羽のついた優雅な豆本、似合うでしょう~?

Vfsh6300こちらは中がヴェネツィアの写真集になっています。
Vfsh6301ほら~見てくださいな。

Vfsh6303他にもあるんですよ~紐で結んだ青い本も素敵でしょ?
小さめの本もサイズぴったりで可愛いの。
フィレンツェの柄ですよね。
追加で、いただいてしまった物です。
櫻子さん、ありがとう~!

「日本の名詩、英語でおどる」

アーサー・ビナード「日本の名詩・英語でおどる」みすず書房

英語に翻訳されると、意外に平易でわかりやすかったりしますね。
下手な人が訳したら無味乾燥になりかねないところでしょう。
そこはビナードさん、ニュアンスと感動を伝える工夫があって、新鮮な風景が見えてきます。

朔太郎の「旅上」という詩で、「ふらんすへ行きたしと思えども/ふらんすはあまりに遠し」という~ふらんすをひらがなで表記したニュアンスがどうしても出せないとか。
中也の「サーカス」という詩で「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」というのが、その音を英語で表記しても何のことか全くわからないし、空中ブランコの雰囲気もないんだそうです。
苦労してseesawに似た感じで訳してました。な、なるほど…

全く知らない単語ももちろん出てくるし、予想外の訳しかたになっている場合もあります。
「やぎさん ゆうびん」の「仕方がないので」のところは、のんびりとした雰囲気を出した意訳になってました。

「君死にたまふことなかれ」は、Don't Lay Down Your Life
日本語にはyouの訳語として「あなた、君、おまえ、お宅、貴様」などいろいろあり、特に君というのは区別が難しかったそうで。
この詩で、「君」という言葉の新たなニュアンスを知ったそうです。

単語力から何から英語力の不足は承知していたものの、しまいに日本語の鑑賞力にも自信がなくなってきました…
とはいえ、面白かったです。
日本の詩人のこともよく知らないので、作者紹介も熱心に読み込みました。
26人の詩人たちの選び抜かれた詩のラインナップにひたすら感心。
2007年発行の本です。

「時の彼方の王冠」

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「時の彼方の王冠」創元推理文庫

デイルマーク王国史・四部作の完結編。
ミット、モリル、キアラン、ヒルディの父ネイヴィス、モリルの兄ダグナー、呪文の織り手センノレスなど3作の登場人物が集結。
しかも、現代の少女メイウェンが、過去に飛びます。

少年ミットは船で北へわたって、アベラス女公爵の庇護の元、親衛隊の訓練を受けていましたが、ノレスを暗殺するように命じられます。
18歳の娘ノレスは、「唯一の者」つまり神を父とすると公言していて、王位につくために立ち上がろうとしている噂があるのでした。
前作ではぱっとしなかったネイヴィスが意外に能力を発揮して活躍しています。
ネイヴィスの娘ヒルディは、つんとした娘になってしまって、あれれ?という感じなのですが。若気の至り?辛口な描写がジョーンズらしい。
いやみな女公爵の夫アルクがもと弁護士で発明家という現代に通じるキャラ設定で、実直な人柄を見せます。

一方、現代のデイルマーク王国。
13歳になったメイウェン・シンガーは、両親が離婚して以来初めて、父親に会いに行きます。
タンノレス宮殿の館長となっている父は、歴史的建造物の最上階に住んでいるのでした。
メイウェンは助手のウェンドによって過去へ連れ去られ、行方不明になったノレスの身代わりに。血を引いているのか、そっくりなんですね。
思いがけないところで懐かしいような人物が登場、おやっと思わせます。
大胆な構成、ダイナミックな展開、さすが細部まで入念に考え尽くされていましたよ。

人にはいろいろな面があるという見方は辛口だが、メイウェンの初恋物語としてはロマンチックな部分も。
響き合う物語~カルテットと名付けたわけがわかりました。
1993年の作品。この本は2005年発行。

PCストレス

しばらく前に、ある日突然、電話が使えなくなっていましたshock
ネットは出来るのです。
ふだん電話機としてはほとんど使っていない回線なので、いつどうなったのか、はっきりとはわかりませんでした。
インターネット・エクスプローラーのバージョンアップをしたぐらいしか心当たりはなく、本来そんなのは関係ないはず…??

回線を確認するために、まず物の移動と掃除から始まり~その段階で何度も挫折しそうになって中断しつつweepほこりを取り、平らに置き、何度もしっかり接続し直し!
電話機も初期化…ぶあついマニュアルと首っ引きであれこれやってみるが…
どうもダメらしいので、プロバイダに電話するが、例によってすぐには繋がらず。こちらもちょうど忙しい時期で、待っているうちに時間切れになってしまうんですわ。
今日、ようやく繋がって、あちこち確認、途中で変なこともありつつ??モデムを初期化して、何とか無事に開通!!happy02
一時的不具合としかわかんないんですけど。(…落雷の影響??)
あ~~、よかった…(うれし涙)

ところがその後。
ポイント交換のためにログインしようとしたら、パスワードを認識しない。
再確認の手続きをとったが、間違ってないんですよ…それでもダメ。
CapsLockキーを押すなと画面に出ますけど!パスワードに大文字があるのがそもそもまずいんじゃないのかしら…
でも、そっちが決めたパスワードなのよ??どう見ても大文字だし、試しに小文字にしてもダメ、コピペでもあかん。
憤死しそうになりました…

まあこれは…緊急の用があるわけじゃないので~しばらく頭を冷やしてから考えますわ~(涙)

[追記]その後に試したときにも出来ず、電話も繋がらず諦めるという時期がありました。
その間、たまったポイントが一部、無効になるということも起きていました。
今度、ココログへの接続がパスワードでのみに変更になるので、いったいどうなるのだろうとストレスが溜まっていたのですが…
案ずるより産むがやすし、かも…とさっき、試したら。
なぜか無事にログイン!~よかった~~!!!
…Why?

猫のつきあい

Vfsh5760お人形の写真をせっせと撮っていると、
カーテンの影でなにやらむにゃむにゃいう声が~
Vfsh5756「僕、さっきからここにいるんだよ」
って言ってるみたい?
Vfsh5757眠そうです。
それに、まぶしそう?

「日本語ぽこりぽこり」

アーサー・ビナード「日本語ぽこりぽこり」小学館

日本語で書かれた達者な文章に驚きますが~フツーの日本人より、言葉に関心と才能があるんだから、当たり前!?
内容も鋭く、知性とユーモアに満ちています。

芭蕉の句の翻訳が妙だったという指摘など、笑えます。
How silence!がしずかさや、っていうのもなかなか目の付け所はいい訳だと思うのですが…難しいもんですね?

ぽこりぽこりというのは、漱石の残した手紙の中にある言葉で、ぼこりぼこりという異説があると知って、著者は驚いたんですね。
けっこう句のイメージが違ってしまうのだが、原文が残っていないため(達筆すぎてわかりにくかったのか?)確定できないという…

マーク・トウェーンゆかりの地を訪ねての旅行記なども面白いです。
ラニヤップという「おまけ」を意味する表現とか。
ヴェネツィアとアメリカ南部に共通する中庭文化とか、ねえ~様々な切り口のエッセイが楽しいですよ。

作者は1967年、米国ミシガン州生まれ。卒論で日本語に出会い、魅了されて来日。日本語での詩作と翻訳を始めたとか。
2001年、詩集「釣り上げては」で中原中也賞を受賞。
Web日本語に連載中。
この内容は2000~2004年に書かれたもの。2005年発行。

「薪の結婚」

ジョナサン・キャロル「薪の結婚」創元推理文庫

幻想小説で定評のあるキャロルの1999年の作品、日本では2008年4月発行。

ヒロインは、珍しい古書の販売に才能を発揮しているミランダ。
知的で魅力もあり、享楽的な人生を謳歌していました。
旧友と一緒に、再会を楽しみに同窓会に出かけたところ、高校時代の恋人ジェームズがすでに事故死していたことを知り、衝撃を受けます。
ところが幽霊なのか?ジェームズの姿を見かけ、ついには話しかけられるのです。

一方、魅力的な中年男性ヒューとの出会いがあり、どうしようもなく惹かれつつ、妻子持ちなので無理と自制しようとしますが、相手はまさかの本気に。
二人で暮らそうとクレインズ・ビューで探した家で、まだ生まれていない子供の幻影を見ます。
二人の間に生まれる子供がきっとここで育つのだろうと、ついに結婚に踏み切ろうとするのですが…
かってジェームズが扱って問題を起こした画家の絵を、仕事で紹介された高齢の女性フランシスのところで発見、などと因縁めいたふしぎな出来事が増えていきます。
もうこのあたりは真骨頂ですね。

登場人物の複雑なつながり、ついに自分の真実を知ったとき…彼女の決断は?!
入りやすい作品で、生き生きした女性の視点で語られるスリリングな展開、背後に重厚な設定を秘めた、感動のある結末。
おすすめできます。

「こころの格差社会」

海原純子「こころの格差社会ーぬけがけと嫉妬の現代日本人」角川書店

格差社会に問題を感じて、何か読まねばと思って探してみたら、これが面白そうだったので。
なかなか目ウロコ本でしたよ!

経済格差が広がる世の中、勝ち組は自分自身の努力の結果だと思いこみ、恵まれていた部分の「透明な底上げ」が見えないという。
そのために、恵まれなかった人との間にコミュニケーション不全が起こってしまうのだそうです。
結果が出なかったのはその人がそれだけ努力しなかったからだ、と解釈するんですね。
アメリカでは国全体がそう思う傾向があり、自分もいつかは金持ちになれると思っているという指摘が面白い。

一方、負け組は、勝ち組の運の良さをうらやみ時にはねたむが、自分で「見えない天井」を決めてしまっていることがある…
それは子どもの頃から言われてきたことに縛られて、やる前にあきらめているせいもあるとか。

心が満たされるのには、何が必要か?
結局それが問題なわけです。
まずは生きて行くに必要な食べ物、安心感、愛情といったものから社会的承認、そして40過ぎたら内面的な充実感へと成長していくもの。
内面的に充実するためには、自分と向き合う瞑想的な時間が必要だそうです。

生きるために働くうちに人間関係の基礎が身に付くはずが、生まれたときから食べる心配がない子どもの置かれた環境が、引きこもりの一因ではないかと。
現代では子どもの暮らしも忙しいので、静かに自分と向き合うことを望んでいるのかも知れない、とか…
ただ引きこもっていても、テレビやゲームやネットで刺激を受け続けていては、瞑想的な効果は得られないということです。

日本人が何気なく身につけていた自然との一体感が失われたことなど、うなずける指摘も多い。
うつになる人は、してはいけないと自分で束縛してしまう気持ちが強い場合もあるそうで。
本当になりたい自分になるには、外の価値観に縛られずに内側を見つめること。それは勝ち負けの問題ではない!ってわけです。
世の中の移り変わりを示す具体的な資料が多く、わかりやすい。

2006年発行。
作者は1976年慈恵医大卒の医学博士。クリニック経営、大学教授、ライブ活動も。

りんごとキャラメルのスイーツ

Vfsh6276アフタヌーンティー・ティールームの季節のケーキセット。
ケーキはハーフサイズが3種類選べます。
ひさびさにアップルパイがいいかなあと。まずこれ、決定。
崩れてますが、写真の右上です。どうも焼いてる途中だったらしく、待たされました。
それから手前の大きいのが季節のショートケーキ。苺がのっていて、なんか他にも少し入っていたような…生クリームたっぷりです。
左上のは、バランス的に…軽そうなバナナトフィーケーキにしてみました。バナナはほとんどそのまんまで、糖蜜がかかっているという感じです。

Vfsh6273飲み物は、季節のアレンジティーを選びました。
ローズマリーと、ドライのラズベリー?と、軽く煮たのか蒸したのかなと思われるサイコロ状の林檎が入っていて、風味が濃く、美味しかったですよ。
添えてある薄いミルク?がキャラメル風味というのも面白く、これがじゃまにならずに引き立てあうのですdelicious

「浴室」

ジャン・フィリップ・トゥーサン「浴室」集英社

85年フランスで発行のデビュー作。当時28歳。
88年には映画化されているそうです。作者はベルギー出身。

ある日、浴室に入ったまま動かなくなった青年。
同居している恋人のエドモンドソンが困ってついに彼の母親を呼びますが、ケーキを持ってきた母もどうしようもない。自分でケーキを食べるだけという。
といっても、何日もそのまま引きこもりというわけではないんですね。

壁を塗りに来た業者の青年と奇妙な会話をしたり、突然ヴェネツィアへ行って、なぜかテニスをしようとしたり。
後書きにもあるとおり、もったいないような恋人もなぜかいるわけで。
悩んでいるのかも知れないけれど、それはあまり具体的には書かれていません。
普通の仕事には収まらない、才能あふれる人の感性の爆発でしょうか…?

行き当たりばったりで、出くわす人とのやりとりがどことなくおかしいのは、たまたま続けて読んだ「くっすん大黒」とも共通しています。
くっすんの方はどろっと濃い感じでこってり、こちらのほうがとんでもなさ度はやや低く(そんな言い方あり?)~透明で淡々とした印象がありますが。
装丁もすっきりしてますしね。
わかりやすいとはいえないが軽みがあるので、この作者の本はまた読んでもいいかな~…

「くっすん大黒」

町田康「くっすん大黒」文藝春秋

デビュー作。
主人公の楠木は妻に出て行かれた後、家にある不格好な大黒様を捨てようとうろうろするのですが、これが大きすぎて捨てにくい~大笑いの顛末となります。
3年もごろごろ暮らしていたあげくのことで、鏡を見ると若い頃に美形だったのとは別人のように、むくみきった顔に気づく…
饒舌な語りが独特で、どんどん話を転がしていきます。

実体験も相当入っていそうな感じですね~。
行き当たりばったりの生活で、バイトの口がかかればすぐに乗るため、つぎつぎ奇妙なことに巻き込まれますが、破滅型というのとちょっと違う?笑えます。
作者は1962年、大阪生まれ。高校時代より音楽活動、82年詩集発行。
95年、この作品で芥川賞候補に。
平成12年(2000年)上半期「きれぎれ」で、芥川賞受賞。

庭の小菊

Vfsh6246白い小菊が花盛りになってきました。
うっそうと生え放題の緑の中で、けっこう背も高いので、なかなか綺麗です。
Vfsh6251オレンジのは夏に咲いていたキンセンカと似ているけど…ちょっと色が濃いような…??
…よく、わかりませ~んcoldsweats01

「イスタンブールの群狼」

ジェイソン・グッドウィン「イスタンブールの群狼」ハヤカワ・ミステリ文庫

2006年に発表のデビュー作。
MWA長篇賞(アメリカのミステリでは最高の賞)を受賞。
ビザンツ帝国の研究者で、歴史著述家としてはとうにベテランだそうです。

1836年、舞台はオスマントルコの首都イスタンブール。
白人の宦官ヤシムは、知恵者で後宮にも出入りしていました。
士官4人が行方不明となり、一人が無惨な死体で発見されるという事件が起こり、捜査を依頼されます。
すでに母国を失って老朽化した大使館に住んでいるポーランドの大使や、街のコサック舞踊手で女装のブーリン、たまたま出会って友人となった荷車引きなどの協力を得ながら、謎を追い続けるのでした。
この時代の15年前にイェニチェリが鎮圧された事件があり、その残党が動いているのではと思われてきます。

イェニチェリとは、トルコ皇帝がキリスト教徒の人質を教育して特異な軍団に育て上げたもの。
100年ほど前は力があり、広場にある鈴掛の巨木「イェニチェリの木」につどって政敵を血祭りに上げ、民衆の味方となって皇帝をも廃する勢いでした。次第に腐敗し、近代的な砲兵隊の導入で掃討されて終わったのです。

よく知らない世界なので推理は出来ないけれど、華やかな描き方で面白くなっています。
皇帝の母后(フランス出身)やロシア大使の妻など美女も登場、ポチョムキンなど歴史上に名のある人物が意外なところでちらつき、興味が尽きません。
トルコに興味があるか~歴史好きな人ならオススメ!

父の誕生日

Vfsh6283ささやかながら家族でお祝いの食卓です。
最近はめったにとらなくなった~美味しいお店のお寿司。
(お値段もいいけど、高齢者はこんなに量を食べられなくなったから)
メニューを一新したのが届いたばかりで、朝から親がいつもの握りがなくなってしまったと騒いでいたの…
つるつるしたページがピッタリ重なって最初の所が隠れていただけ…ありがち?
Vfsh6284付け合わせ、写真の上の方のカラフルなのは父自身の新作。
里芋とにんじんを煮たのへ、パプリカと枝豆を軽く炒めたのを乗せた物。これが案外、いける?!
私が作ったおみそ汁は、ネタ切れ?でほとんどふだんと同じ~白菜でちょっと季節感を出し、紫蘇でご馳走っぽくしました。
酢の物もとりあえず作った定番のを。
Vfsh6286ケーキは兄夫婦のおみやげ。
ここまで高齢になると、ろうそくも嬉しいものかも?
正確には年齢を表せないけど~華やいだ雰囲気になりましたbleah

展示会で目の保養

Vfsh6254着物の展示会をのぞいてきました~。
最近は着てないので、これといって、目当てもなかったんですが…
こーゆー着こなしは好きです。

Vfsh6255これは何かマハラジャ風とかいう…
芸術品ですね!

Vfsh6268こちらになると、かなり実用的~目にとまった帯。
名古屋帯は3万円から…割安ではあるのですが、気に入った気持ちとなかなかお値段が釣り合わないので、どれもお持ち帰りはナシ。
Vfsh6272これは巻いて貰った物で…椅子に座っている膝を自分で上から撮ったところ。
はからずもモノスゴク気に入ってしまい、煩悶!ごめんなさいして帰宅後も悩んだので消耗してしまった…
もう数万安かったらキヨブタしたかも…coldsweats01

中国大会やってますね

予定より遅く出先から帰り、ばたばたと晩ご飯を作っていたら、中国大会の放映がもう30分ほどたっていました。きゃああ!
キムヨナのSPの途中からだったので、みきちゃんのは見れなかったけど~ジャンプだけは後でまたやったので、アメリカ大会よりは良かったようですね。

今シーズンのプログラムと衣装がまだ目新しいので、女子は楽しいですね。
キムヨナは強い!
本人は100%な出来ではないんだろうなという点など凌駕してしまう~トータルなまとまり方がすごいハイレベル!

みきちゃんは衣装もいいし、ジャンプも切れがあるし、腕の動きもなめらかだし、なかなかの出来。
すべて悪くはないんだけど、これ以上を狙うには、もう一つ迫力とか芸術性とか作品としてのまとまりが…
大変なんだろうけどなあ…

フィンランドからベテランのポイキオと若手のレピストが出場、似たタイプで正統派のスケーティング。
レピストが綺麗になったなあと思っていたら、3位に入りました。

ぐっと大人っぽい衣装にしてきたワグナー。
柔軟な身体を生かしたハッカーなど、アメリカの若手も存在感ありました。

男子はまだSPで、アメリカのアボットがリードしてます。
日本からは、中庭君が出ているようですね。
アメリカ、カナダとざっと見ても、ほとんど違うメンバーが出ているような印象。大混戦時代なんですね!

アイスダンスのここまでの結果を見たら、アメリカ大会はフランスのベテラン、デロベル&シェーンフェルダー組が優勝。
カナダ大会は、アメリカのデイヴィス&ホワイト組が優勝。
中国大会は、ロシアのドムニナ&シャバリン組が制したようです。
優勝はないものの~ベルビン&アゴストは2回、2位をとっているので、ファイナル出場しそうですね。

「高円寺純情商店街」

ねじめ正一「高円寺純情商店街新潮社

作者自身が育った商店街をモデルに、昭和の時代ならどこにでもありそうな町での出来事が、中学生の男の子の目を通して、とても丁寧に描かれていて、好感が持てます。

江州屋乾物店は、商店街の中程にありました。
毎朝早くから、母がかつを節の汚れを落として並べ、祖母が絶妙なタイミングでふかし、起きてきた父がそれを削る。
一人息子の正一は、30分程ふるいに入れてかき回し、粉かつを一日分を作ってから、学校へ行くのです。

地道な暮らしがいかにも好ましいが、実は父親は俳句が好きで~商売には不熱心。息子もその血をひいた面があったのかな?
父親が持病で熱を出したときの様子など、父と息子の関係がほほえましい。
向かいの火事に(ふだんは仲の悪い人も含めて)町内が協力する有様、隣に出来た美容院の仮店舗の若い女の子達や景気の良い様が、町の空気をかき混ぜて行く様子など、面白いです。
純情商店街って、この本が出てからそう名前を変えたんですね。

作者は1948年生まれ、ねじめ民芸店を経営しながら詩人として活躍。
これが初の小説で、直木賞受賞。

「バルザックと小さな中国のお針子」

ダイ・シージエ「バルザックと小さな中国のお針子」早川書房

2000年の作品。
フランスに留学して映画監督となった中国人によって、フランス語で書かれた小説です。

1966~76年の中国では文革の時代、知識階級のエリートとその子どもは農村へ送られて再教育を受けました。
医者の息子で親友同士の羅(ルオ)と僕、それにメガネというあだ名の男の子3人は、鳳凰山という苛酷な地で、辛い労働をさせられることになります。

バイオリンを取り上げられそうになって、とっさにモーツァルトの曲を毛主席をたたえる歌として弾き、映画のあらすじを村長に語って聞かせるために見に行くことが出来たりと、意外な楽しみも。
メガネが密かに持ち込んだバルザックの本を回し読みし、仕立屋の娘の美しい少女・小裁縫(シャオツァイフォン)に話して聞かせるのでした。

いつ親元に戻れるかわからない、とくに羅は親が高名な医者で毛主席について口走ったことがあったため、一生戻れない可能性すらあったのです。
猛烈にきびしい暮らしでも、10代の若さが清新で、現実とかけ離れた本の内容に夢中になる様子や意外な展開で面白く読ませます。
お針子仲間で本を回すのかと思っていたら、それは違って、お針子は一人。
その地方に仕立屋は一人しかいないので、村を滞在して回る有名人。そこの箱入り娘に何とか近づこうと男の子達は画策するのですね。

「モンテ・クリスト伯」を村人に9晩かけて語ったというのは実話だそうです。
面白い作品というのは、誰にでも面白いんだなあ…!

作者は1954年生まれ、医師の両親の息子として生まれる。71~74年、下放政策により四川省の山岳地帯で再教育を受ける。
84年にパリ留学、のち映画監督に。この作品は初の小説で、フランスで40万部のヒット。
2002年、この作品を自ら映画化。

「肩ごしの恋人」

唯川恵「肩ごしの恋人」集英社文庫

126回直木賞受賞作品だったんですね。
ドラマ化されたのを見たので、読みました。

5歳からの幼なじみのるり子と萌。
綺麗だが相当わがままな青木るり子の3度目の結婚から始まります。
恋愛体質で、男に惚れられなければ意味がないという主義のるり子は、結婚したとたんにつまらなくなってしまうらしい。
早坂萌は、恋愛にも仕事にものめり込めないたちで、るり子には呆れてます。何しろ今度の結婚相手は、萌の元彼の信之なんですから。でもなぜかるり子のことは憎めない。
披露宴で同席した柿崎が、るり子と付き合った時期があると知っていた萌は、その場の勢いで柿崎と付き合い始めます。

さばさばしているが親切な萌と、ある意味あっぱれなるり子。
なかなか魅力的らしい柿崎や、転がり込んできた家出少年・崇、ゲイのマスターの文ちゃんと美青年リョウなどと絡み合いながら軽やかに展開。
ドラマがほとんど原作に忠実なのにはちょっと驚きました。配役も上手いし…それだけテンポ良く書かれているってことかな。
年齢は27歳、ドラマではもう少し上だった気がするけど。その方が合っているような気がします。
27なら怖いものなしでしょう!?
萌もかなり奔放で、結婚したがらない以外は~対照的な性格というほどでもない気がしますね。

数年の違いでも、時代の雰囲気は変わってるかな…
女性の生き方はより選択肢が増えて流動的にはなってると思うんだけど…今の時代には、軽やかな生き方は逆に珍しくなってるかも知れませんね。

「バスルームから気合いを込めて」

ジャネット・イヴァノヴィッチ「バスルームから気合いを込めて」集英社文庫

シリーズ11作目。
集英社文庫に変わって2冊目。
ステファニーがバウンティハンターの仕事で、保釈されて逃亡中の犯罪人を追いかけてゴミまみれになり、仕事を辞める決意をするのが発端。
バイトを転々とする顛末が、大いに笑えます。

恋人モレリとはいつものけんか?で同棲を中止しているステファニー。
妙な脅迫状が舞い込み、強気を装いつつも、だんだんと不安に。
結局、凄腕の危険な男レンジャーのもとでバイトをすることになり、それがまた微妙な緊張を生むわけです。

盛大に計画されている姉の結婚式も迫り来る中、花嫁も花婿も緊張しすぎてマリッジブルー。
もとは美人で優等生だったこの姉ですが、離婚してからは乱調気味で、今や花嫁衣装が似合わないほど~ふくらんじゃってるんだそうで。

家庭内の騒動をまじえながら、にぎやかに展開。
ミステリ色は薄いのかなと思っていると、おおっと…
全体として、楽しく読み終えられます。

アメリカ大会、カナダ大会

フィギュアスケートのグランプリ・シリーズが始まっています。
まだ新しいプログラムが見れて、嬉しいなってぐらいで。
先週録画を見切れなくて、書く暇もなかったんですよ…簡単に、印象的なところをメモしておきますね。

先週はアメリカ大会で、男子で小塚くん、GP初優勝!という嬉しいスタートでした。
なめらかなスケーティングで、着実に実力をつけてきて、成長している姿が頼もしかったですね~。
ライサチェク、ウィアー、という地元の強者二人を抜いたんですから。
ジョニー・ウィアーも悪くなかったですよ。
ちょっと~男子の衣装は、黒が多すぎますね。ひき締まって見えるのはわかるけど…少なくとも肩の辺りを明るくするとか、ラインを入れるとか、変化をつけてくれないと、ブラックホールのように光を吸い込んでしまって、見づらい。
ウィアーくんはその辺、心得てますね。

女子は、キム・ヨナが順当に優勝。
細長い手足を存分に生かし、大人っぽい表情とシャープな滑りで個性もうまく生かしてました。

日本からはみきちゃんと中野ちゃんが出て、中野友加里ちゃんが2位だったのに、3位のみきちゃんのほうが話題に。
友加里ちゃんはSPがさゆりで女らしく、前よりも動きが大きくなった感じ。
フリーはジゼル。村娘の恋そのまんまで可愛らしく、クラシックバレエの振り付けも使って、好感度高かったですね。
とても丁寧な動きで~ぶれがないのね。

まあ、みきちゃんのほうが世界ランクは上だろうし、話題性もあるけどね…
みきちゃんの衣装はとても良かったです。SPはピンクの花をつけて片身だけ鮮やかな群青色の上着と華やか、フリーは白いレースに青とイメチェンで。
曲が友加里ちゃんともろかぶりってのは、スケート連盟としてはどうなの?
手先の動きなどはいいんですが、所々まだ完成されていないのね。ジゼルらしさを演出するには、もっとやりようはある気はしました。
それと、肩も完治しないということで、体力・精神力がシーズン後半持つかどうかが心配。
マスコミは、あまり4回転のことばかり言わないで欲しい。やらなかったとわかっている時点での放映であれはちょっとなあ…

しかし、アイスダンスもペアも放映しないのにはがっくり。
いくらなんでも…同じことばかり繰り返すのは、視聴者を馬鹿にしてると思う。
同じやり方で盛り上げようとするだけでは、飽きてしまいますよ~。
もう少し他の選手を放映した方が、選手の今後のためにもなるんじゃありませんか?

今日夕方放映していたのは、カナダ大会。
女子はロシェットが圧勝。男子もカナダ勢だったらしい。
村主さん、コーチを変えた甲斐あって、ジャンプも成功、衣装も綺麗~バランスのいい出来でした。
最近メタメタだったアリッサ・シズニーのいい演技を久々に見られたのも良かった。

もう終わったのかと思ったら、他の結果だけやってて…録画し損ないましたよ。やれやれ。
ネットで調べれば、結果はわかるけどね~‥

ようつべで、ペアの川口スミルノフ組をけっこういい映像で見ることが出来ました!
アイスダンスは~~?まだ見足りない‥‥coldsweats01

秋のケーキセット

Vfsh61593種類のケーキを選べるアフタヌーン・ティーのセットです。
むかって右が、くるみのタルト。
手前が季節のショートケーキ。栗とバナナだったかな…
上がチョコレートジンジャーブラウニー。
Vfsh6164紅茶はウバにしてみました。
美味しかったです~happy02

「猫にかまけて」

町田康「猫にかまけて」講談社

猫好きなら、とてもよくわかる内容。
平成12~14年「猫の手帖」、14~16年「フラウ」に連載したもの。
著者夫妻の撮った愛猫写真も多数、うちにもいるような普通の猫たちが可愛い。

ココアは、気の強い女王様タイプの長寿猫。
ぎゃあぎゃあと朝っぱらから鳴いて起こすんですね。
「馬鹿じゃないの」と言わんばかりのココアに叱られる作者がおかしい。
弟分のゲンゾーは、ご飯を食べるときには卑屈なのだが、なぜか寝場所には独占欲が強く、姉様のココアを追い出す。
いろんな個性があるもんですね~。
ココアは奥さんが結婚前から飼っていた猫だそうで、だから作者の方が新参扱いなんですね。

路上に捨てられたのか?弱りきった子猫が足下によろよろとやってきたのを拾い、病気があるので仕事場で飼ういきさつ。
身体の弱い子猫をヘッケと名付けます。
ヘッケの無邪気さ、闘病と十分なことがしてやれなかったと思う後悔。その後、生まれ変わりのようにそっくりな猫を拾い、奈奈と名付け…
泣けます。

うちにも昔、足下に寄ってきたのを拾って1年足らずで急死した猫がいて…うんと小さい頃に捨てられてしまうと内臓が育ちきらないことがあるそうで、元々身体が弱かったのだろうとは言われましたけど。たまらないものです。
その猫もヘッケみたいに、疑うことを知らない子で、とっても気だてが良かったんですよ。

猫を飼ったことがあれば、ほんとに身につまされます。
飼ったことはない猫好きの人には、普通はここまで大変じゃないですよ~楽しいことが多いですよ~!とは言っておきましょう。
私はこれまでにのべ十数匹と付き合いがありましたが~ココアほどいばってる猫はまだ飼ったことがないし、ゲンゾーほど服をぼろぼろにする猫もいなかったから。
ありうる、ってのはすごくよくわかるんです…
手間がかかるのも暮らしを豊かにしてくれますけどね。

作者は62年大阪府生まれ。
96年「くっすん大黒」でデビュー、2000年「きれぎれ」で芥川賞。
文体は知っていましたが、本一冊読んだのはこれが初めて。
がぜん印象が良くなったので、正解だったかも。

くだらないことにあくせくしていると、猫が気づかせてくれる…
猫の方が人間より、魂が仏様に近い存在なんじゃないか。そんな思いを込めて猫と暮らしているそうです。

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