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「ママは決心したよ!」

ベイリー・ホワイト「ママは決心したよ!」白水社

評判がよかったと思い出して図書館にリクエスト。
タイトルでは内容の想像がつかなかったけど、作者のママっていうのが傑物なんですね。

夫が出て行った後、農場で3人の子を育てたユニークなおっかさん。
ひいおばあさんが亡くなる前に釘にかけたコートがそのままとか、何十年も前の物がおいたままになっている古い家に住んでいるが、料理の腕は確か。
鳥類学者が調査しに来たのを窓から望遠鏡で見物していて、参加するように誘われて仲良くなり、夏中、船に乗っていたという。
ママがお客を招いてしまったので娘二人が必死で掃除したら、みごとに白骨化したネズミを発見したり。
1930年代のタイプライターを捨てようとしたら修理に出して、ママが夜中に使っていたり。
19世紀末に作られた客用ベッドの怪とか。

作者は語り手と同じ~高齢の母親と暮らしている小学校の先生。
小説というよりエッセイなのかな?ラジオ局での自作朗読で国民的人気だそうです。
どこまで事実かわからないけど、案外ものすごい部分が事実のような気がする…
ワニに話しかけて懐かせるおばさんとか。
ねずみ取りには薬よりも蛇という母親、作者も平気で?でもないけど、子ども達に見せるために蛇を学校に持って行ったり。
ジョージアっていう土地柄は、どこかこんな途方もなさの生まれる風土があるのかな。
この楽しさなら持っていても良いかも。98年発行。

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コメント

これ、私も大好きです!
15年から10年位前、アメリカ現代文学ってやつをあびるほど読みましたけど、本当に面白いなと思ったのは何冊もありませんでした。そのうちの1冊です。
最近本をかなり処分したけど、これはまだ持っています(続のほうは手放してしまいましたが)。
久しぶりに読み返してみようかな。

千石さん、
ですよね!
どっかで褒めてるのを見たときに、たしか千石さんも紹介してらしたなあ…と思ってたんです

アメリカ現代文学をそんなに!
…本当に面白いのは何冊もない、た、たしかに……
この本は、切れ味が良くて、おかしくてたまらなくて、でも味わい深くて、オススメ出来ますよね~

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