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「弥勒の月」

あさのあつこ「弥勒の月」光文社

2006年2月発行。
「バッテリー」の作者が書いた時代物。しだいに幅を広げて行ってるんですね~達者なもんです。

岡っ引きの伊佐治は、北定町廻り同心・木暮信次郎のもとで働いています。
木暮の父の右衛門の代からのつきあいですが、温厚だった父に比べて、つまらない事件は冷たくあしらう若い信次郎にとまどいを感じているのでした。
月の夜、若い女が堅川に身投げするのを目撃されます。
遠野屋の若おかみ・りんとわかりますが、身投げの理由が見あたらない。
遠野屋の若だんなは入り婿でもと武士。評判はよいのですが、あまりに冷静な立ち居振る舞いから並の人間ではなさそう。
同じ年頃の好敵手を得て、妙に絡む信次郎だが…

身投げを目撃した男が殺され、不審な出来事が続きます。
遠野屋の過去に何か因縁が…?
人の良い伊佐治と知が先に立つ信次郎、過去を背負った遠野屋という3人のキャラクターの葛藤と、江戸の闇夜に起こる事件のスリルが眼目かな。
ふっと終わるのはわざとでしょうね。
哀しい余韻が残ります。

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