フォト

おすすめ本

« おてんばは卒業? | トップページ | 「赤毛のアンの翻訳物語」 »

「あかね色の風」

あさのあつこ「あかね色の風/ラブ・レター」幻冬舎文庫

94年の「あかね色の風」と98年の「ラブ・レター」2本を収録した文庫。2007年刊。

北川遠子は12歳。
走るのが純粋に好きだったのですが、陸上部で不本意ないきさつで怪我をしてからすっかりヤケ気味。
そこへ、転校生の千絵がやってきました。
色白でふっくらして~家庭の事情もあるのに屈託のない千絵は、長身でとんがった色黒の遠子とは対照的。
一つしかない6年生のクラスではろくに口もきかなったのですが、化石が好きだという千絵にふと近づいて、遺跡の発掘現場へ遠出をすることになります。
反抗的で人付き合いの苦手な遠子は、「バッテリー」の巧の原型のようです。

「ラブ・レター」は高校生の姉の恋を見守りながら、自分も初めて好きな男の子に手紙を書こうとする話。
文章を書くことに目覚め始めたときめきが、作者の少女時代を思わせます。
2編とも、自然な語り口。本当にどこかにいそうな女の子を描いて、さりげなく充実した内容。

« おてんばは卒業? | トップページ | 「赤毛のアンの翻訳物語」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「あかね色の風」:

« おてんばは卒業? | トップページ | 「赤毛のアンの翻訳物語」 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

無料ブログはココログ

最近のトラックバック