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「ラッシュライフ」

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」新潮社

2002年の作品。
仙台を舞台に、奇妙な事件が連鎖していくのを描きます。
歩くバラバラ死体があるという都市伝説のような噂。
偶然の出会いと必然的な流れが絡み合い…はたして、真相は?

リストラされた中年男性は、駅前をうろつく野良犬を見かけ、ほっておけなくなります。
ダブル不倫の邪魔者を殺そうともくろむ男女は、車で移動中に事故に遭い…?
教祖的な人物に憧れていた若者は、教祖が変わってしまったのではないかと疑問を持ち、上層部の計画に引き込まれます。
傲岸な画商と同行する女性画家は、これ以外に成功する道はないと思いつつも、セクハラに脅えます。
空き巣を職業として淡々とこなす男・黒沢は、かっての知り合いに出くわし…その人物とは?

時間軸がずれている構成で、時々話が戻り、あっこう繋がるのね!と。
実験的な構成に挑む意欲が感じられます。
怖がらされたり、ぷはっと笑ったり。乗せられてしまいますね。
発行はけっこう前だけど~デビュー後数年目、「ゴールデンスランバー」の数年前という、今から見ると、ちょうど真ん中へんですね。

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コメント

「ラッシュライフ」は、伊坂作品の中では調和的ハッピーエンドというのでしょうか、羽目絵がぴたっとはまる感じも見事で、とても気持ちよく読めました。
気の弱いサッカー選手と女性精神科医とその妻のエピソード、笑えましたね! モデル誰なんでしょう~ でも、なにより、犬がねえ…犬があんなふうに使われるなんて思いもよりませんでした!

marieさん、
おっしゃるとおり~パズルのようにぴたっとはまるのが快感ですね!
気の弱いサッカー選手、おかしいですよね。えっ、モデルありですか…?

哀愁ただよう野良犬がついてきて…
いい味出してましたね!
読後感の良さで「ゴールデンスランバー」を連想しました。

人が殺されたりのシーンより野良犬が〜〜〜危機一髪のシーンに思わず手に汗を握ったむぎこでした。

むぎこさん、
確かに!

この作家さんは動物好きなんだと思いますが~
非道を訴えるために作中で動物がひどい目に遭う可能性って、なきにしもあらずですからねえぇ…
はらはらしました!

てなわけでトラバさせていただきました

むぎこさん、
これ、面白かったですよね!
伊坂幸太郎は基本的にはずれナシの作家さんですが、これは特にいい方だと思います。
一番オススメは「ゴールデン・スランバー」かなあ…

野良犬の行方が確かに~大注目でした!
むぎこさんなら特にそうですよね~

トラバありがとうございます。
本でトラバもらえると嬉しいんです。
こちらからも出来るかどうか、やって見ます…なんかやり方がよくわからないんですよ。

追記:トラックバック、成功しました!…ところが~そちらからのが反映されてません。受け付けるにしてあるのになあ??

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