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「朱烏の星」

菅野雪虫「天山の巫女ソニン3 朱烏の星」講談社

巨山(コザン)、沙維(サイ)、江南(カンナム)の三国が並び立つ半島を舞台の歴史物風ファンタジー。
児童向けのハードカバーですが、大人でも読める良質な作品だと思います。
沙維の国には天山という山に巫女が住んで修行していて、主人公のソニンは幼いときに素質を見いだされて山に入りますが、落ちこぼれて里に返された身。
夢見の素質はあるのですが、自分でコントロールできないのでした。

慣れない庶民の暮らしに戻り、現実に直面しますが、良い友達もできます。
末の王子イウォルと出会い、口のきけない王子の気持ちがわかることから、宮殿の侍女となっての活躍が1巻目。
2巻目では、南の江南へ招待され、3巻目の今度は共に巨山へ。

国境に住む森の民が巨山で捕らえられ、王族が引き取りに来れば返すという条件をつけられたため、イウォルが引き受けます。
王子が頼りにしていた乳母と、王子の母である亡き王妃が、ともに森の民だったことを初めて知るソニン。

巨山にはカリスマ性のある王と、気の強いイェラ王女15歳がいました。
星座表を見て違いに気づく13歳の利発なソニンに、イェラは興味を持ちます。
一人娘のせいか?意識の高さがイウォル王子達とは違うようですよ。
全く違う国の制度に触れて、噂とは違うものだと感じるソニン。
国交の途絶えていた国との、緊張感ただよう訪問の結果は…?

頼りなかった王子もいつの間にかしっかりしてきたようで、ちょっと末が楽しみ。
もっと泣いたり笑ったり怒ったりすることが自分の考えを持つことに繋がるという~成長期のソニンとイウォルなのでした。
三部作のようなふれこみでスタートしたような気がしますが、まだまだ続きそうですね。
2008年2月発行。

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