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2008年9月

浴衣のお片づけ

3人娘は、浴衣を着替え中です。
Vfsh5991「…ねえ、これ、どうすんの?」まきちゃん、大弱り。
「あのね、えっと…思い出せない~」
Vfsh5999「う~んと、ちょっと待ってね」
真剣な春海ちゃんです。
(じつは私も忘れてました)

さて、一方~こちらは隣室のフローラさん。
Vfsh6012「ふ~、帯もいちおう片づいたし」

Vfsh6016「髪留めも変えちゃった~うふ」

「そっちはどうぉ?片づいた~?」
Vfsh6004「あっ…ま、まぁね~」

Vfsh6043「‥これ?」
「……なんか違ったかなー・‥」と内心ちょっと不安な春海ちゃん。
Vfsh6048「いいよねえ?」と、のんきなのは、まきちゃん。
「……そうね、いいんじゃない。いいことにしておこう~」

皺になるから、あんまり小さく~たたまなくてもねっ(^^)

チョコバナナケーキ

Vfsh5692ちょっと、正確な名前は忘れましたが~
ふとチョコレートが不足しているような気がして。
秋から冬は季節ですよねえ…
アンテノールのオーソドックスなケーキです(^^)

「闇の守人」

上橋菜穂子「闇の守人」新潮文庫

「精霊の守人」に続くシリーズ2作目。
いろいろな版がありますが、これは2007年発行の文庫。最初の発表は99年かな。
女用心棒バルサが25年ぶりに故郷カンバル王国へ帰る話。
主人公が大人の女性なので、わりと大人向きですから~これ1冊だけでもオススメです。

シリーズ1作目では、女用心棒のバルサは、幼い王子の身を守るために仕事をしていました。
私はこれをだいぶ前にハードカバーで買って読んだきりになっておりました。

2作目では、養父ジグロを看取ったバルサが、故郷を訪れる話になるわけです。
養父ジグロは親友だったバルサの父に頼まれ、幼いバルサの命を守るために、すべてを捨てて出奔してまで育ててくれた人。
追っ手を討ち果たしながら生き延びる過酷な人生でした。
(抜け忍みたいなものですね…って違)
追っ手をかけた王は既に亡くなっていますが、はたして安全かどうかも定かではないまま…

ジグロの弟ヨグロは、家に代々伝わる槍舞いを継承し、今では王の右腕たる「王の槍」として国の実権を握っていました。
ジグロは想像以上の汚名を着せられたままだったことを、バルサは知ります。
父の妹ユーカに再会、さらに、陰謀がうごめく現場へと導かれるバルサ。
おりしも、カンバル王が山の王から青金石ルイシャを得る儀式が35年ぶりに行われます。
アジア的な生活の描写が面白く、意外な展開に本格的なファンタジーの醍醐味があります。
闇の守人ヒョウルとは。すべての真相は…

親族の元気な男の子カッサとおてんばな妹ジナも活躍。
牧童やオコジョを狩る小さなティティ・ランなどもいい味わい。
さすがに有名なシリーズだけあって、しっかり構成された、読み応えのある作品ですね。

浴衣の帯

Vfsh5951お人形の帯は作り帯です~(脇でスナップ留め)
半幅帯の文庫結び。
momoko(春海ちゃん)の赤い帯は、古典的な一文字文庫結びです。
Vfsh5953文庫っていうのは本のことで、横から見るとこう…
これが本みたいだという見立て。

フローラの帯はその変形で、下に下げたもの。
若向きのアレンジなので~(着付け教室でそう習いましたよ)
お人形の帯はこれが一番多いんじゃないかしら?

Vfsh5952たまきの帯はさらに変形でリボン風に~
古風に言えば、二枚羽根文庫だけど~ほとんど、ちょうちょ結びかな?
縞の部分と小鳥の柄がある布なので、柄を生かせるように考えました。
この布は夢二というシリーズで~竹久夢二の図案らしいです。小さい端布をぎりぎり使いました。
この柄の着物もあるので、今度着せますね~。

「ちびの聖者」

ジョルジュ・シムノン「ちびの聖者」河出書房新社

シムノンの最高傑作ともいわれる、半ば自伝的な作品。
パリの貧しい家庭に育って~後に画家となったルイ・キュシャの半生を描きます。

小柄でおだやかで、あるがままに周りを見ている風変わりな男の子でした。
突き飛ばされても怒らないのでけんかにならず、先生にも言いつけなかったために、ちびの聖者というあだ名がつくのです。
天才の独特な視点の描き方が、なんともいえない感動を呼びます。

手押し車で野菜を売っている母親は明るくて美人だが、シーツで区切ったベッドの向こうにたいてい男を引っ張り込んでいるのです。
シーツの穴からそれをのぞいている兄と姉といった暮らし。
何人もいる兄弟は、どうも父親が違うらしいのでした。
気の強い長兄は見るたびに荒んでいき、万引きを繰り返した双子の男の子たちは家出して後には海外へ。
綺麗だった姉は早く結婚し、母と仲が良くて一番長くそばにいたルイも、やがてアトリエを借ります。
母の男友達や画商や娼婦など、個性的な登場人物のそれぞれの姿が、光や空気や匂いの向こうにありありと浮かび上がります。
1965年の作品。

メグレ警部シリーズで有名なシムノンは、1903年生まれ~1989年没。
ベルギーの貧しい家庭に生まれ、15歳で学校をやめ、パン屋や本屋などで働き、新聞記者となり、18歳で小説デビュー。
結婚してパリに移り住み、舞台となった界隈で暮らし、この近辺に集った有名な画家達を間近に見ていたこともあるそうです。

メグレ警部シリーズは好きで、以前にまとめて刊行されたときに出た作品は読みました。他に「フェルショーの兄弟」とかもよかったなあ。
ミステリ以外でも評価が高く、映画にもなった「離愁」「仕立て屋の恋」「雪は汚れていた」など、あれもこれもシムノンだったのね…
300作以上の小説を書いて、世界中で5億冊も作品が発行されているそうです。すごいですね~!

北海蕎麦

Vfsh5862旬のメニュー、北海そばです。
鮭のそぼろとイクラがご飯にあって美味しい。
蟹のあしの天ぷらが嬉しいかも。
…歳三丼にちょっと似てるわね~北海道にちなんでるからhappy01

「朱烏の星」

菅野雪虫「天山の巫女ソニン3 朱烏の星」講談社

巨山(コザン)、沙維(サイ)、江南(カンナム)の三国が並び立つ半島を舞台の歴史物風ファンタジー。
児童向けのハードカバーですが、大人でも読める良質な作品だと思います。
沙維の国には天山という山に巫女が住んで修行していて、主人公のソニンは幼いときに素質を見いだされて山に入りますが、落ちこぼれて里に返された身。
夢見の素質はあるのですが、自分でコントロールできないのでした。

慣れない庶民の暮らしに戻り、現実に直面しますが、良い友達もできます。
末の王子イウォルと出会い、口のきけない王子の気持ちがわかることから、宮殿の侍女となっての活躍が1巻目。
2巻目では、南の江南へ招待され、3巻目の今度は共に巨山へ。

国境に住む森の民が巨山で捕らえられ、王族が引き取りに来れば返すという条件をつけられたため、イウォルが引き受けます。
王子が頼りにしていた乳母と、王子の母である亡き王妃が、ともに森の民だったことを初めて知るソニン。

巨山にはカリスマ性のある王と、気の強いイェラ王女15歳がいました。
星座表を見て違いに気づく13歳の利発なソニンに、イェラは興味を持ちます。
一人娘のせいか?意識の高さがイウォル王子達とは違うようですよ。
全く違う国の制度に触れて、噂とは違うものだと感じるソニン。
国交の途絶えていた国との、緊張感ただよう訪問の結果は…?

頼りなかった王子もいつの間にかしっかりしてきたようで、ちょっと末が楽しみ。
もっと泣いたり笑ったり怒ったりすることが自分の考えを持つことに繋がるという~成長期のソニンとイウォルなのでした。
三部作のようなふれこみでスタートしたような気がしますが、まだまだ続きそうですね。
2008年2月発行。

遊ぼうね

Vfsh5600 縫い物やお人形のことをしていると、猫はよく出窓に来て様子を見ています。
カーテンの影でうにゃうにゃと小さく文句を言っているような声がするので、あけてみると…
眠りながら「ボクとも遊んで~」と言っている様子。
Vfsh5603じゃあ、ほらっ、遊ぼうねっとヌイグルミを動かすと、ご機嫌でじゃれついてきました。
Vfsh5599ふ~…
…満足…
Vfsh5607…したみたいだねconfident

「切羽へ」

井上荒野「切羽へ」新潮社

08年夏、直木賞を受賞したばかり。
「ベーコン」がよかったので~受賞しそうな気がしてました、と後から言う。

生まれ育った島で、小学校の養護教諭をしている麻生セイ。
画家の夫も生まれは同じ島で、再会して結婚してから二人でもどることにし、なごやかな暮らしが続いていました。
かっては炭坑で栄えた九州の島はのんびりと落ち着いているが、どことなしにさびしげでもあるような。
セイの父親の診療所がなくなったように。
セイが見舞いに通う、しずかさんが年老いていくように。

新任教師に石和聡という30歳ぐらいの男性が赴任してきて、俳優のようと噂されます。
セイと同じかちょっと下ぐらいの彼は、島では目立つ存在。
何か事情があって元いた場所を離れて来たらしく、ちくちくと危険なにおいをまき散らし、セイの心を揺らすのです。

同僚の女教師の月江は派手で色っぽく、通称「本土さん」との不倫を公然と続け、島の人も慣れていましたが、これが一時は騒動に。
月江の奔放さとセイの密やかさが対照的。
本の帯のコピーを見て激しい恋愛物のように期待すると違うと思いますが、ひたひたと丁寧に描かれていて、心地よい完成度。
全編にほのかに色っぽい気配が満ちていて、それが生きることだと思わせます。

ちょっと、衣装展

Vfsh5864舞台衣裳の展示をやっていると教えて貰い、出かけてきました。
日比谷シャンテの2階の通路に2点ずつぐらい数カ所に~全部で11…?いえ、12点ですね~ショーガールのを忘れてた!
まず、これだけは舞台も見た「エル・アルコン」主役の衣裳。
そういえば、原作のマンガでもこの形、ありましたよね…濃紺がりりしい。
Vfsh5868女海賊ギルダの衣裳~
女性役でも甘さがないキャラなので独特ですね。
細かいところまで素敵です。

Vfsh5895「赤と黒」のジュリアン・ソレルの黒い服。
水色はレナール夫人か、マチルドかしら?
舞台は見ていないのでわかりませんが。

Vfsh5876これは何かショーガールみたいな?可愛いので目を引きました。

Vfsh5882これは男役さんのショーの衣裳。
宝塚ならでは、ですね!

「スカーレット・ピンパーネル」

バロネス・オルツィ「スカーレット・ピンパーネル」集英社文庫

2008年5月に発行された「紅はこべ」の新訳。
じつはちょっと前に、宝塚で公演すると知ったときに、オルツィの知られざる作品なのかと図書館にリクエストしたのです。
…スカーレットが紅なのね~スカーレットって緋色と思ってたから…ピンパーネルがはこべ…し、知らんかった…coldsweats01

フランス革命末期の1792年が舞台の作品。
ヒロインは、マルグリート・サン=ジュスト。美貌と才知で知られたフランスの女優。(実在の革命家とは無関係)
イギリス貴族パーシー・ブレイクニーと結婚し、ロンドン社交界の花形となります。ハンサムで気のいいパーシー男爵は、頭がいいとは言えず、間の抜けた笑い方をする茫洋とした男。
熱愛されて結婚し、1年たった今も仲良さそうにパーティーなどには出席するものの、じつはうまくいっていない。
それというのも、革命の嵐の中で、かって兄アルマンを痛めつけたサン=シール侯爵のことを口走り、密告した結果になったことが、夫に打ち明けるよりも先に悪い噂となって知られたからでした。

一方、断頭台にかけられそうな貴族をフランスから救い出す義賊・スカーレット・ピンパーネル団のことが、ロンドンでも評判になっていました。
フランス政府の役人ショーヴランは、その正体を突き止めるために、マルグリートに目をつけ、兄アルマンの命と引きかえに、密偵となるよう迫ります。
まさか頭領がのろまな我が夫とは思わず、兄のために行動するマルグリート。
書きっぷりはいささか古めかしいけれども、恋の行き違いと命がけの救出劇が王道~ドラマチックで楽しめます。
悪役ショーヴランもいかにもそれらしい。

原作は1905年。作者は1865年生まれ1947年没。
ハンガリーの貴族に生まれ、小作人の反乱で故郷を追われたという経歴なんですね。
子どもの頃に読んで、紅はこべが変装して活躍するのがなんとも面白く、パーシーの性格や、夫婦の間がうまくいっていないという始まりが不思議だったのを思い出します。

ガールズバンド?

Vfsh5909春海ちゃんが取り出したのは何と…お三味線です。
似合ってる?
食玩でこんなのあるんですねえ!一つ一つ買って当てる根性はとてもなかったのに~いただいてしまったものです。
Vfsh5923「じゃあ、私たちも!」
「ちゃんと弦があるのよねえ」
Vfsh5925「…………」
「どうしたの?まきちゃん」
「ウクレレが持てないの」
Vfsh5935
(…やば!)

Vfsh5945「大丈夫よぉ。私より肘が曲がるじゃないの。当てていれば、カッコつくわよ~」
Vfsh5944「こ、こんな感じ…?」
「そうそう」
Vfsh5943「やったぁ!」
「ガールズバンド、結成?!」
さていったい、どんな音がするんでしょうねえ…?coldsweats01

お人形のパーティ

Vfsh5903ガールズトーク、続いてます。
「ねえねえ、フローラちゃんの髪ってストレートじゃなかった?」
Vfsh5937「これはねえ、1年以上もねじったまま放ったらかしにされてたせいなのよ」
美人なので特別にアップにしてみました~小さいので、撮りにくいんですが…しまい込んでいた罪滅ぼし?
Vfsh5905「お湯パーマみたいで、良いかも」
「それより…春海ちゃん?」
「あ、そろそろ……いってみるぅ?」
Vfsh5907「きゃあ、カッコイイ!」
さて、なんでしょう~?!

なごりの夏の

Vfsh5802サルスベリ~家のは今年、咲くのが遅かったせいか、残暑がぶり返したせいか?まだけっこう咲いていますよ。
Vfsh5799これはいかにも咲き残り~という感じですねcoldsweats01

Vfsh5800これはもともと今頃に咲くのかな…
よくわからない…

Vfsh5801ムクゲは今になって元気いっぱい。
まとまって咲いてくれないので、写真は撮りにくいんですけど。
お隣まで枝を伸ばしているので、毎日のように切って部屋に飾っています。
8月はあまり咲かないで終わるかと思ったのに…暑すぎたんでしょうね。

和三盆のロールケーキ

Vfsh5858立川からのおみやげです。
切り始めてから、あわてて写真を撮りました。
砂糖は和三盆を使ってあるとかで、クリームの甘みが繊細。
Vfsh5860ケーキはふわふわ、クリームはとろとろで、よく巻いて形に出来るなって感じ。
クリームに香ばしいクルミが入っていて、美味しかったです。
お菓子工房ティーコジーのもの。

「人のセックスを笑うな」

山崎ナオコ-ラ「人のセックスを笑うな」河出書房新社

作者は1978年生まれ。
この作品で、2004年第41回文藝賞を受賞。

19歳のオレこと磯貝は、美術の専門学校生。
そこのデッサンの講師で、20歳年上のユリちゃんことサユリにモデルを頼まれます。
39歳といえばそう見える外見だが、生徒をほめるタイプの教師で、若々しい雰囲気のユリ。
ユリの家でモデルをするうちに、付き合うようになります。

ユリの悩みを聞きながら、自分にこだわりすぎではないかと内心思ったりする主人公。そのへんがリアルでちょっと面白かったり。
これが恋なんだろうかと時に自問しつつも、愛しさがわき出るのですね。
楽しい時期が過ぎていくけれど、52歳の夫と家で鉢合わせ…
夫とはもう恋愛ではないと聞いて素直に信じていた若者は、気がついていないはずはない夫に表面は愛想良くされて食事をごちそうになり、おかしなひとときを過ごします。
けれども、その後、ユリの方は態度が変わり始め…

ありそうなディテイルを丁寧に描いていて、そのわりに生々しくはない。
そのあたりのバランスが上手いです。
ユリは平均的というわけではないけれど、こういう女性もいるなって世代的によくわかります。
恋をしないよりも恋をして失った方が良いんだよ、若者!
まあ、こういうことも、あるかもしれないねえ…って感じ。

「ある秘密」

フィリップ・グランベール「ある秘密」新潮社

2004年の作品。
フランスで、「高校生の選ぶゴンクール賞」を受賞。
高校生の判断も意外に正しいというか~隅に置けないらしい。

体格がよく美しい両親の元に生まれた一人っ子の主人公は、ひ弱で青白く不器用。
屋根裏で古いヌイグルミを見つけ、健康でたくましい兄がいると空想し始めますが、しだいにその兄が妙に実在感を持ち始めるのです。
ある時、両親には何か秘密があると気づく…

第二次大戦後すぐの年代設定が暗示するもの。
少年は想像をめぐらしながら、両親のことを昔から知っているマッサージ師に少しずつ話を聞き出し、だんだんと突き止めていった過去のいきさつとは…

作者フィリップ・グランベールの自伝的な作品であるという重さ。
抑えた筆致で書き続けるのは、ずいぶん自制が必要だったことでしょう。
完成度が高いので、哀しみがすうっと胸にしみこむ実感があります。

祝日のごちそう

Vfsh5852敬老の日に家族が集まり~旬の握りというセットを頼みました。
久しぶりだったので、まず掃除を少ししてから、何をするんだったっけ~?とまごまご。無駄に動きながら、料理もだんだん付け足していったりして。
Vfsh5853結果的にはいつもとあまり変わらない内容になりましたcoldsweats01
お寿司はこれ。
本マグロなどの他に、秋刀魚と石垣貝が入っているのが旬らしいです。
Vfsh5854お月見だからウサギよね!と買っておいたおまんじゅう。
榮太楼のもの。丸い経木の器を赤いひもでくくってあるの。
Vfsh5857中は、月を囲むピンクと白のウサギさん~というセット。
日持ちするというだけあって、薄皮が少し堅めだったかな…白いウサギの中身は栗あんで、美味しかったです。

初顔合わせ

Vfsh5829「あ、いらっしゃ~い」
「こんにちは~」待っているmomokoさんのところへ、ジェニーフレンドのフローラが来ました。
おしゃれ着浴衣にVfsh5830レースをあしらった着こなしです。

ジェニーの中ではすっきりと大人っぽい方で、顔も小さいと思ったんだけど…
比べると、目が大きいなあ。
Vfsh5833「バッグをとっかえっこしてみる?」
「あ、それ、いいかも~」

Vfsh5838「そろそろ、来る頃なんだけど…」
「あっ、まきちゃ~ん、こっちよ」
ジェニーフレンドのたまき登場です。
Vfsh5839「遅れてごめんね~」
「ううん、良かった、来てくれて~嬉しい!」
Vfsh5845_2「じゃあ三人で撮りましょう」
「春海ちゃん、髪まっすぐで、とてもきれい~」
「わ~ありがとう!」なんてねhappy01

おめかし中

Vfsh5808_2浴衣を着替えました。
う~ん、と悩んでます。
せっかく自分の草履があるんだけど~
色も合うんだけど~
浴衣だから下駄の方がいいよねえ。
Vfsh5819_2帯、ピンクの方が可愛いかも。
あ、ピンクの草履があるっ?

Vfsh5823_2
わ~ピンクだ、可愛い~。

…はっ、でも草履ですね、これ…プラスチックだけど…

Vfsh5824_2赤い鼻緒の黒い下駄が可愛いかな?
あ、これなら帯も赤い方が~おそろいのバッグもある!
そうすると…

Vfsh5826_2赤い帯にレースを巻いて、髪に赤いピンを刺して~
できあがり!

「ラッシュライフ」

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」新潮社

2002年の作品。
仙台を舞台に、奇妙な事件が連鎖していくのを描きます。
歩くバラバラ死体があるという都市伝説のような噂。
偶然の出会いと必然的な流れが絡み合い…はたして、真相は?

リストラされた中年男性は、駅前をうろつく野良犬を見かけ、ほっておけなくなります。
ダブル不倫の邪魔者を殺そうともくろむ男女は、車で移動中に事故に遭い…?
教祖的な人物に憧れていた若者は、教祖が変わってしまったのではないかと疑問を持ち、上層部の計画に引き込まれます。
傲岸な画商と同行する女性画家は、これ以外に成功する道はないと思いつつも、セクハラに脅えます。
空き巣を職業として淡々とこなす男・黒沢は、かっての知り合いに出くわし…その人物とは?

時間軸がずれている構成で、時々話が戻り、あっこう繋がるのね!と。
実験的な構成に挑む意欲が感じられます。
怖がらされたり、ぷはっと笑ったり。乗せられてしまいますね。
発行はけっこう前だけど~デビュー後数年目、「ゴールデンスランバー」の数年前という、今から見ると、ちょうど真ん中へんですね。

「さいはての島へ ゲド戦記3」

アーシュラ・K.ル=グウィン「さいはての島へ」岩波書店

名作「ゲド戦記」3巻目。
ここでいったんは終了、何年もたってから4巻、そして5巻も書かれましたが。

この世界がおかしくなっている…
魔法が使えない土地がなぜか増え始め、人々の暮らしがゆがんでいくという異常事態になっていました。
王の一人息子アレンは、魔法使いの島ロークの大賢人として名高いゲドのもとへ遣わされます。
すぐにその人柄を尊敬して、ゲドに仕えることを望むのでした。
50代になっているゲドもまた、何を探すかも定かでない探索の旅の連れとして、少年アレンを選びます。

噂をたどりながら世界を旅し、苦難の中でゲドへの信頼に迷いも覚えるアレン。
世界の果ての海で、筏の上だけで暮らす民族に助けられ、共に働く経験を経て、たくましくなっていきます。

人の世界には現れないはずの竜がたびたび目撃され、その行動も異様だという。
この世界では、竜とは人とまったく異質な存在ではなく、大昔にそれぞれの道を選んだ生き物。
ところが、竜が太古から得ていた言葉を失い、しだいに狂気にむしばまれて、あり得ないはずの共食いのような様をさらしていく姿を目の当たりにします。

死んだと言われていた魔法使いクモの仕業が、世界の均衡を崩したらしいと突き止め、生と死の境界を越え…
荒涼たる世界の描写は迫力があります。

あれを再現してくれとまでは言わないけれど…
哲学的な深みと美しさをもう少し何とか、表現して欲しかったなあ…
アレンとホートタウンに行き、人買いにさらわれたアレンを助けたりするあたりは、アニメ映画に近いところがあります。
ただ、映画はほとんどそのあたりで対決して、終わりだもんねえ…
2時間ほどでまとめるのは大変でしょうが、あまりにもスケールが小さい。
原作のアレンは父王を刺したりしないし、そういう話にするならするで、その後どうなったかもちゃんと展開させないと、教育上良くないのでは?

映画は一定の水準には達していると思うけど、原作に比べたら…
ちょいちょいと要素をかいつまんだダイジェストみたいなもんだから~アニメを見た人はぜひ、原作も読んでください!

残暑の浴衣

夏も終わりですが~
お人形さんは浴衣で遊んでます。
着物の着付けが意外に難しいので~
ずっと前にジェニー用に作った浴衣を着せてみました。
たぶん、最初に作ったのが細身だから、合うかな~と。

Vfsh5761お~、いいじゃない?
襟元も袖丈もすんなり合いましたね。

気に入ってるみたいです。

Vfsh5764赤い花柄が金魚みたいにも見えて、夏らしい…
って、季節はずれってこと?!
残暑の日には、違和感ないですけどねえ。

ちょっと帯が大きめかなあ。
…また続けて色がブルー…
でも、きりっとした顔立ちには、これが似合いそう…
あ、髪飾りがブルー系だから、こういう色を着せたくなるのね、きっと。

黄金桃のパフェ

Vfsh5806この夏の桃のスイーツのしめくくり~
ポイントラリーでゲットした無料のパフェです!
とろりと甘い黄金桃、その上には生クリーム。
下には白桃のシャーベット、苺のババロア、桃のゼリー。
美味しかったです~
残暑の日に出かけられて、ちょうど良かったhappy01

「こころげそう」

畠中恵「こころげそう」光文社

「しゃばけ」シリーズではない作品ですが、江戸物です。
主人公の宇多は、江戸橋本町に暮らす下っ引きの若者。岡っ引きの子分ですね。
幼なじみだった兄妹が同じ日に水死した事件を機に、その謎を解きつつ~近所に住む男女9人の恋模様と身のふり方を描きます。
恋愛要素が強いあたりが、この作者としては新機軸で、にぎやかです。
妖怪は出てこないけど、幽霊が出てきます!

口入屋永田屋に奉公する重松はしっかり者で、みんなの信頼を集めています。が、恋は思うに任せないようで…
気ままな野菜のぼて振り・弥太と、大工の娘・お染は恋仲。
大きな小間物屋の千之助と於ふじ兄妹が、川に落ちてしまった事件の主。
宇多は於ふじを想っていたのですが、身分違いなので突き詰めようとはしないでいたんですね。
おてんばなお絹は長次親分の娘で、宇多の妹のような存在。
茶屋で働く色っぽい美人・おまつはもてもてだが、じつは弥太に片思い。
一番の大店の箱入り娘・お品は少し距離があり、様子がおかしいのにまわりが気がつくのは最近になってから…

立場も性格も違う、幼なじみの9人。
さらっと読めますが、宇多が恋愛に疎いためにやや傍観者的な見方になるせいか、娘たちが恋に悩む姿が時々わがままに見えてしまうかなあ?
登場人物が多いので、一人の娘に同情しながら読むわけではないからかな。

こころげそうとは、心化粧と書いて~口には言わないが内心恋いこがれること、だそうで。
はっきり言えない宇多も、内心は恋いこがれていたのでしょう。
2004年から2007にかけて書かれた作品。

「こわれた腕輪 ゲド戦記2」

アーシュラ・K.ル・グウィン「こわれた腕輪 ゲド戦記2」岩波書店

「ゲド戦記」の2巻目。
テナーの少女時代の物語。
映画では、ゲドの昔なじみである農家の女性として登場します。
原作では黒髪です。

テナーは大巫女アルハの生まれかわりとして見いだされ、5歳の時から親元を離れます。古い神殿で一生を送る定めでした。
巫女の見習いの幼い少女達だけが暮らす館で、もう意味のわからなくなった古代語の祈りを捧げ、奉納舞いを習う日々。
大巫女の権威と誇りを教えられるものの、もはや世界は古い神殿を中心に動いてはいないのです。
孤独な生活の中でアルハは次第に成長し、高位の巫女が権力を楽しんでいるだけで信仰心がないことに気づき、衝撃を受けます。

そんな頃、誰も入れないはずの地下墓所に見知らぬ男が入り込んでいることに気づくのでした。
魔法使いとして力を蓄えていた青年期のゲドとの出会い。
男子禁制の神殿の、さらに大巫女以外は入れない迷宮への侵入者。殺さなければならない相手をどうするか~大巫女(といってもまだ若いのです)はなぜか迷い、ゲドとの緊迫したやりとりが続きます。

ゲドは一巻目よりはずっと成長していますが、魔法の使えないところに閉じこめられる危険を冒して、太古の腕輪のために乗り込んでくるとは、ある意味冒険家みたいな。
アルハはこのときはまだ腕輪の意味をよく知らなかったのですが、後に平和をもたらした女性としてたたえられ、大きな展開となったことを知るでしょう。

原題は「アチュアンの墓所」といった意味。
少女の視点なので、「ゲド戦記」の中でも一番感情移入しやすい。
特異な状況をこれだけ描写されると、何とも凄い…ぐっと来ます。

ふだん着物にきがえて

Vfsh5747_2momokoさん、ピンクの着物の下には、半襟のついた肌襦袢風の物を着ていたので、それはそのまま、いぜんジェニー用に縫った着物を着せてみました。
ピンクの縮緬から、ぐっと楽な感じに~
あれ?カーペット(がわりのタオルですが)着物と色合い過ぎ?(…あ、しかもブーツはいたまま!?)

Vfsh5750ふ~ちょっと、落ち着くかな…?
洋布の薔薇の柄をわざと端に寄せて、地紋入りの白っぽい部分を生かした帯なんですけど。
…なんか、半襟が薄いかなあ。

Vfsh5753ではと、別仕立ての半襟をつけてみました。
帯も今頃の季節感なら、これぐらいが可愛いかな~
…な、なんか、半襟だけ、大きすぎる~?
momokoさん、きゃしゃ!
肩のあたりの体型の違いかなぁ…
半襟はもっと薄い素材もあるので、そのうち試してみましょう。

「赤毛のアンの翻訳物語」

松本侑子・鈴木康之「赤毛のアンの翻訳物語」集英社

この春、NHKで赤毛のアンの英語番組を放映していたので、読んでみました。
村岡花子さんの翻訳したものになじんでいるので、松本さんの訳した本は読んだことがないのですが。

私が子どもの頃は、抄訳はあったかと思いますが、シリーズを全部訳されているのは村岡さんしかなかったように思います。
最近はいろいろな絵入りのが出ているようで…ちょっと興味をひかれつつ、村岡さんに義理立てしているような気分もあったりして。
だって、暗記するほど読んだから、もう血肉となっていますもの。

「赤毛のアン」の翻訳を頼まれた松本さんが、当初は訳されていなかった部分に注目し、調べていく過程がつづられています。
当時流行の文学からの引用された部分の意味を解明していくんですね。
深くはまっていく様子に勢いがあって、ぐいぐい読ませます。
現地に飛んで、研究者と親交を深めていくのも面白い。こんな事、やってみれたら~楽しそうですよねえ!

モンゴメリが引用した文献の意味が、16歳のきらめくような若さや幸福はすぐ失われる、といった暗い内容だったという~衝撃の事実。
赤毛のアンの元気でチャーミングな印象からは、かけ離れていますね!
モンゴメリの人生にいろいろあった~思うに任せないことのつらさが、反映している可能性もあります。
でも、アンも悲劇的な詩が好きだったし、うんとロマンチックで泣かされるか爆笑するしかないような小説を書いていたりしました。
そういう美しい文学的なものに憧れる気持ちが、あったのじゃないかしら~。

この本は、ジャンルとしては小説ではありませんが…翻訳小説に興味のある人が読む本かな。
パソコンを使っての調べ物が詳しく書かれ、その点は専門家が別記事でもまとめているので、パソコンの利用法や発展の歴史についての本として読むことも出来ます。

「あかね色の風」

あさのあつこ「あかね色の風/ラブ・レター」幻冬舎文庫

94年の「あかね色の風」と98年の「ラブ・レター」2本を収録した文庫。2007年刊。

北川遠子は12歳。
走るのが純粋に好きだったのですが、陸上部で不本意ないきさつで怪我をしてからすっかりヤケ気味。
そこへ、転校生の千絵がやってきました。
色白でふっくらして~家庭の事情もあるのに屈託のない千絵は、長身でとんがった色黒の遠子とは対照的。
一つしかない6年生のクラスではろくに口もきかなったのですが、化石が好きだという千絵にふと近づいて、遺跡の発掘現場へ遠出をすることになります。
反抗的で人付き合いの苦手な遠子は、「バッテリー」の巧の原型のようです。

「ラブ・レター」は高校生の姉の恋を見守りながら、自分も初めて好きな男の子に手紙を書こうとする話。
文章を書くことに目覚め始めたときめきが、作者の少女時代を思わせます。
2編とも、自然な語り口。本当にどこかにいそうな女の子を描いて、さりげなく充実した内容。

おてんばは卒業?

Vfsh5706おてんばGRADUATIONというのが、このmomokoさんの名前なんです。
卒業式に、おてんばは卒業って意味らしいのね。
こういうふうに決まりやすいように(というか箱の中で崩れないように)右袖には引っかける糸がついていて、左の袂は袴に縫いつけてありました。
Vfsh5714それじゃ~着せ替えできないので、とりました。

ぶ~ん!

Vfsh5721ああ、くたびれた~…っと。

(おいおいっ?)

Vfsh5734袴って、どうなってんのかしら~?
coldsweats01

こんにちは、momokoです

Vfsh5696「こんにちは~」とバービーたちのところへ遊びに来たmomokoちゃん。
(私が初めてお迎えしたmomokoタイプのお人形さんなのです)
Vfsh5718「あら~春海ちゃん、いらっしゃい」と、この瞬間にわが家での名前が決定。
「卒業式用の着物ができたの~どうぉ?」
「とっても、いいわあ」

Vfsh5699「さっそく写真を撮りましょうよ」
バービーのおねえさまたちのほうが大柄。
ちょっとの違いなんだけど…
化粧法が違うのよね!?

momokoさんを買ったのが嬉しくて~
じつは、お人形ブログも始めてしまいました。
左上のHP欄にリンクしてある「小さなアトリエ」というのがそれです。
とっさにつけたタイトルで、今のところ、あまりアトリエって程でもないんですけど。
なぜか写真が見れないという方がいらしたので~ポイントになる画像は全く同じ物をこちらにもアップしておきますねhappy01

黒猫とお茶会

Vfsh5774フラメンコの発表会を見に行く企画で、会場に近いお友達の家へ3人集合。
手作りのサンドイッチ、美味しかったです~。
持ち寄りのスイーツ、チョコレートケーキはもう一人の方のおみやげの、トップスのもの。
Vfsh5775猫ちゃんに初対面。
このブログを始めて間もない頃に拾われた子です。
すごい暴れん坊で、コードをかみ切ってしまう、という噂はかねがね聞いていて、内弁慶そうだったのですが~ちゃんと撫でさせてくれました。
Vfsh57763キロと小柄なので~うちの5キロを超すのに比べると、ふわっと軽くて~おとなしやかでした。
猫かぶってたのかな?wink

「聖なる島々へ」

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「聖なる島々へ」創元推理文庫

デイルマーク王国史の2。
舞台は冷酷な老伯爵ハッドの治める国ホーランド。

少年ミットは、牛を飼い貧しくも平和に暮らしていたのですが~不公平に重くなった税で追いつめられて、家庭はもろくも崩れ去りました。
父親は出稼ぎに行ったまま革命組織に荷担して出奔、残されたミットはいきさつを恨みます。
きれいだが考えなしの母親ミルダは、堅実な鉄砲鍛冶のホービンと再婚したにもかかわらず、復讐の後押しをすることに。
海祭りの日に、ミットは爆弾を抱えて行列に近づくが…

一方、伯爵の三男の娘ヒルディとその弟もまた、祖父のいいなりの窮屈な暮らしの中で脱走を夢見ていました。
父に与えられた美しい帆船「風の道号」で海原に出る…
そこに忍び込んでいたのがミット。
子供3人での航海が聖なる島々への大冒険へ発展することに。
波乱に富んだ航海と意外な展開の広がりが大きくて~面白いです。

王国史というには主人公は庶民の子供。
前半の階級的な問題や銃なども出てくる時代設定と、後半のファンタジーが古代ふうなのがやや違和感あるけど、同時に成り立つのが独特な濃さにも繋がっています。

第一話と直接のつながりはなし。
原題だとデイルマーク・カルテットだからね…四重奏~四部作ってことですかね。
77年の作品、この文庫は2004年の発行。

雪塩ちんすこう

Vfsh5678これが美味しい!と千石さんのブログにあったので~
沖縄のものを売っているコーナーへ行ったら、ありました!
色も白くて、普通のちんすこうとちょっと違う雰囲気。
ほのかな塩味がして、美味しゅうございましたhappy01

「赤朽葉家の伝説」

桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」東京創元社

2006年12月発行。
「このミステリーがすごい」で上位でした。
ミステリーの要素は最後の方に出てきますが、旧家の三代を描いた濃厚で面白い小説です。

山陰は鳥取の紅緑村。
山奥に暮らす漂白の民が、女の子を一人、村に置いて行きます。
その女の子・万葉は昭和18年頃の生まれ。
定住はせず何かあるとたまに村に下りてくる人々は「山の民」「辺境の人」などと呼ばれ、がっしりとした体格で色黒で目が大きく、色白で目が細くのっぺりした顔つきの村人とは違っていました。

村の若夫婦に引き取られて育った万葉は、千里眼があると噂されます。
長じて、製鉄所を経営する大金持ち・赤朽葉家の大奥様・タツに見込まれて、跡取りの嫁となることに。
跡取り息子には愛人もいましたが、万葉の方はよくわからないまま、それほど気にしません。
職工の豊寿と内心、想い合うのですが…互いにそれを口にすることはありませんでした。
何となく自然に信頼し合う関係は、けっこういいなと思うのですが。

最初の子が生まれたときにその死を予知し、誰にも言えずに苦しむ万葉。
優秀な長男でまわりに期待されていたのですが、やがて予感通り早世してしまいます。
長男の泪、その妹の毛毬~すごい名前ですが、これは祖母の直感で名付けたもの。戸籍上は波太、万里と出されたが誰もそう呼ばないという。
長女の毛毬ははっきりした顔立ちの美貌だが、いたって気が荒く~暴走族としてならすのもその時代の流行にちょうど乗ってのこと。
ハイティーンブギやスケバン刑事の時代ですかね?
毛毬はその経験を描いて漫画家となり、一世を風靡します。

その娘でニートぎみの瞳子は、偉大な祖母と母の存在に脅え、生き方に迷うのでした。
それぞれの若き日を中心に、三世代の強烈な人物を脇役までくっきりと描いて読み応えがあります。
高度成長からバブル、その崩壊と、時代を切り取る描き方に躍動感があって、面白い。
ミステリ部分は、瞳子が謎解き役。
これがやや大人しすぎて~それまでの濃さに比べて、ちょっと肩すかしの気分を味わうのですけど、普通の人ってこんなもんかしら?
振り返って~瞳子の一生を圧縮すれば、もっと濃くなるかなとも思うのですが。
透明な視点で見て欲しかったのか、今の若い人は大人しいという実感がこもっているのでしょうか?

8月のケーキ

Vfsh5671先月の終わりに駆け込みで~久々のパティスリーモード。
練馬春日町のパティスリー・キャロリーヌ、江戸川平井のドゥーシュークル、中目黒のパティスリー1904の3店の競演で~6種類ずつ伊勢丹のコーナーに出店していたのです。
全種類はなかったので、それでも迷いに迷って決めた4点+クッキー。
↑まず最初に決めたのはショートケーキ。
ロールになっているのが、可愛いでしょ?
可愛い味でした。
↓こちらはVfsh5676パティスリー・キャロリーヌのチョコレートクッキー(名前は違うかも)

Vfsh5672←パッションとクランベリーのゼリー。
少し暑さが戻ったので、惹かれました。

Vfsh5674←チーズケーキは、右がフロマージュ・キュイ。
ふわっふわで美味しかったです。ここまでが3つともドゥーシュークル。なんか相性良かったのかな?
左はNYチーズケーキ。これはパティスリー1904。
対照的なタイプで、がっちりしたタルト台の上に、こってり濃厚でよく焼いてあり、やや塩味もする…これがまた美味しいのよ~!
ケーキは競演している3店から一つずつは選ぶつもりでいましたが、どっかで間違えてドゥーシュークルから3つ、パティスリー1904から1つ、クッキーがパティスリー・キャロリーヌからということになってました。
クッキーは甘さ控えめでさくっとこわれる軽い口当たり。
ここのケーキもいつか食べなくちゃ~wink

「夢見る黄金地球儀」

海堂尊「夢見る黄金地球儀」東京創元社

「チーム・バチスタの栄光」の海堂尊が書いた医療物以外の作品。
舞台は同じ桜宮市。
桜宮市にも舞い込んだふるさと創生基金。
黄金の地球儀ができたいきさつは、あれは何年前でしたか…黄金のかつおが盗まれた事件を想い出させますね~。

桜宮市の場合、創生基金で作ったのは黄金地球儀。今はさびれた水族館に置かれている黄金地球儀の強奪計画が持ち上がります。
平沼平介は、自称ガラスのジョーこと悪友の譲治に誘い込まれるのです。
それというのも、平沼鉄工所は、深海七千など天才肌の父親の発明であふれていたが、実は赤字経営。
さらに、市役所との契約で、無理難題を突きつけられていたのだ?!

2007年10月発行。
医療物でないと、命がけで血みどろな話にならないのは楽ですが~専門知識に基づくスリルや迫力はやや減るかも知れない?
ボンヤリボヤとかウスボンヤリボヤとかいう~珍しい深海魚の名前の連発には、つい笑ってしまいます。
日本の鉄工所の底力を見せつける?意外に痛快な結末に、元気が出るかも?

もふもふのお披露目

Vfsh5489これは何でしょう?
ちょっと前のことになりますが~こういう写真、何枚も撮っちゃったんですよ…
Vfsh5495あのね。
じつはね。

Vfsh5480ボク~レンちゃんです。
お友達のところの子犬~
トイプードル初めてさわりました!
人見知りもしなくて、可愛かったですよ~happy01

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