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「氷菓」

米澤穂信「氷菓」角川書店

米澤穂信のデビュー作。
古典部シリーズ一作目ということになります。
「クドリャフカの順番」を先に読んで、厚さにびっくりしていたんですが、今度は薄さにびっくり。
でも中身は結構あります。処女作には全てがある、と言われるとおりですね。

神山高校に入学した折木奉太郎は、省エネがモットーという~だるい16歳。
当然、帰宅部を決め込む予定が、海外旅行中の姉からの手紙で、姉が在籍した古典部が廃部になるのを食い止めるために入部するように指令されます。
世界を股にかける活発な姉に頭が上がらないらしいんですね。地味な生き方を選んでいるのもそのせいかな?
形だけのつもりで部室を訪れた所、先客が。
すらりとした美少女・千反田えるは、地元の豪農のお嬢様。いっけん大人しそうだが好奇心の塊で、ホータローは何かと動かされる羽目になるのだった…

中学時代からの好敵手・福部里志も面白がって入部。ソフトな外見で、データベースを自認する博識だけど、興味が赴くままに行動するので授業には身が入らない。
もう一人、ホータローとは幼なじみの摩耶花も~里志を好きなので追っかけて入部してきます。こっちは小柄だけど気が強い女の子。
里志は手芸部、摩耶花は漫研との兼部です。
先輩がいないので、何をやるのかわからない古典部に、こうして集うことになった4人。

えるの伯父が行方不明になっており、かって古典部在籍中に何かがあったらしい。幼い頃に伯父に話を聞いた時に泣いた理由がはっきりしないことを気にして入部した彼女のために、断片的な記憶からみんなで推理することになるのでした。
個性的なメンバーの集まり方が新鮮。軽快に読めて、なかなかユニーク~面白かったです。

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