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海外ドラマ「シタフォードの秘密」

クリスティの原作をイギリスのグラナダTVがドラマ化したもの。
先週やっていて、結末が原作と違うなと思っていたんですが…
実は最初の方を見ていなかったので、見てみたら最初から全然違うのね!
ちょっと改変しすぎじゃないかなあ??

トレヴェリアン大佐は、原作では金持ちで有能だったが金に細かいという程度の設定。
ドラマではチャーチルの跡を継ぐ次期首相候補。軍人仲間でかって大佐に命を助けられた政務官エンダービイが側に付いています。
原作ではバーナビ少佐に相当する役どころ。豪雪の中を2時間かけて大佐の様子を見に行くのです。

原作ではシタフォード荘は大佐が建てた物ですが、ドラマだともっと古い物みたいだな…まあそれはどっちでもいいんだけど。
大佐は人に貸したわけではなく、はっきりしない理由で、偽名でふもとの旅館に泊まるんですね。
そこで旧知の泊まり客のウィリット母娘と共に降霊会に大佐本人も参加、後にベッドで刺されているのが発見されます。
大佐本人もこの母娘も、けっこうとんでもないキャラに変更されてました。
容疑者のジムは甥ではなく血の繋がらない養子という設定に。
近所のパーシハウス夫人(原作だとこの表記、ドラマはパースワースだったかな)は名前だけ使って全然別な設定に。
他に創作された疑わしい脇役も必要ないような気がするんですが…

犯人の動機はクリスティの他の小説にあったと思うので~他の改編もそっちにあった物なのかも知れません。
つまり、二つを合わせたという。でないと、ややこし過ぎるだけという感が。1931年に発表された作品だけど、45年前後の作品のどれかかエジプトに関わりのある作品か…??
容疑者ジム、婚約者エミリー、新聞記者チャールズの個性はほぼ原作通りだけど、筋が違うと内面は違ってきますね。

原作はちょっと地味だし、思い入れもそれほどないので、まあいいけど~。
もっと微妙な改編がされているだけの「動く指」の方が、好きだった作品なので実は気になります

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コメント

TV版シタフォードの犯人は、どうも「ポワロのクリスマス」から借りているようです。 家にあったと思ったんですが、見当たらない「ポワロのクリスマス」…明日あたり本屋で確認してみます。

おクチ様、
え、「ポワロのクリスマス」ですか?持ってますよ~!
というか、クリスティのミステリ作品は全部持ってるんだけど、見つからないのがあって。十数冊チェックしたけど、わからなかったのよね~??

「ポワロのクリスマス」なら好きな作品なんだけど。
見てませんでしたよ…女の子しかハッキリ覚えてないかも。
1938年の作品なのですね。
え~と結末の二転三転する感じは似ていますね。なるほど、これがクリスティっぽさかしら。
エミリーにチャールズが同行する原作にはない成り行きとか、館に集まってきた客達の中の意外な存在で、実は…て、あたり?

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